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▼適当なる日々:

 こう、浅ましくアフィリエイトリンクをはっつけたエントリを、いつまでも巻頭に置いとくのもなんなんで、適当な小ネタをいくつか書きタラして日記的なナニカにしてしまおうと思った。

 したら、小ネタの1つ、『アズラエル』ミニシリーズの感想が割と長くなったので、これ単体でエントリにすりゃいいや、という結論に。

 そんな感じ。
  
  
▼ 『アズラエル:デスズ・ダークナイト』ミニシリーズを読んだ。

 読んだねん。

 今度のアズラエルは、秘密結社「オーダー・オブ・ピュリティ」(元々アズラエルを従えていた聖デュマ教団の分派)の庇護を受ける黒人の元ゴッサム市警官マイケル・ワシントン・レーンさん。
 この人、元々は『バットマン』本誌(モリソンの頃だったか)で、ゴッサム市警と軍が共同で行った「バットマンの後継者を作ってみよう」実験だかの候補者の1人(通称バット・ゴースト)。
 家族を次々に失う不幸で、精神的にグダグダになってたマイケルさんは、ピュリティの有志から伝説のヨロイ「スーツ・オブ・ソロー」(これも『デテクティブ』誌が初出だったはず)と炎の剣「ソード・オブ・シン」を与えられ、バットマンなきゴッサムシティに正義の執行者アズラエルとして降臨するのだぜー。一方、バット・ゴーストのコスチュームが何者かに盗まれ……とか何とか言うハナシ。

 こう、『バットマン』本誌からの設定のスピンオフで、設定的には力が入ってるっぽいアズラエルさんですが。
 ミニシリーズ自体は、なんつーか、「これまでの設定のまとめと、秋から始まる『アズラエル』新オンゴーイング・シリーズへの導入」って感じで、これ単体で物語の盛り上がりに欠けてる&提示されたヒキに何一つケリが付いてないのがなんだかなぁ、という感じ。

 個人的には、もっとこう、チャンチャンバラリンなハナシを期待してたのに、物語は終始ダラリと地味で。クライマックスもあの人の乱入で、「よし、チャンバラだぁ!」とか思うも、「地味にシノギを削りつつ会話→なんとなく誤解が解けたので互いに剣を引く」とかいう、アンチ・クライマックスにも程があるソレでションボリ。頼むから見せ場を作ってくれ。

 っつーか、アズラエルさんのデザインが、単なる西洋鎧と変な覆面っつー、地味極まるソレなのも、このミニシリーズのダウナーさに拍車をかけててね(表紙のカッコいいペイント画のアズラエルさんにダマされてはいけません。本編では非常に変な顔です)。
 最盛期のジョー・ケゼーダのケレン味溢れるデザイン(ディティールの集中する上半身を肥大気味にして、下半身はホッソリ・スッキリという配分がたまらぬ)な先代アズラエルは、実に素晴らしいものだったのだなぁと、遠い目をしてみる。

 なんだろ、ストーリー、アート、キャラデザイン全てが暗くて地味なのですが、アズラエルをこんな地味なキャラクターとして再生させることに深い意図でもあるのでしょうか。

 ブッチャケ、『レッドロビン』『アズラエル』『バットガール』の3つの新生バットマン・フランチャイズのうちでは、この『アズラエル』が真っ先に玉砕するんじゃないかなぁ、とか思ってみたり(つかそもそも、こいつら3誌は『ロビン』『ナイトウイング』『バーズ・オブ・プレイ』の3誌の部数を超えられるのかなぁ、という疑問も)。
  
  


▼『ウルヴァリン:ジ・オリジン』が邦訳されるってさ。

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 小学館集英社プロダクションのアメリカン・コミックス出版が頑張ってるようですね、と言う具合で、9月公開(先は長いね)の映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に合わせて、8月21日に『ウルヴァリン:オリジン』の邦訳コミックスを出すよ、というハナシ。

 マーヴルの邦訳って、実は『アルティメット・スパイダーマン』以来、5年ぶり? ……あ、劇場版『ファンタスティック・フォー』のDVDボックス付属の単行本だの、劇場版『ブレイド』DVDコンプリートボックス付属のペラい奴があったか(あと劇場版『スパイダーマン』DVDパックにも付いてた気がするけど、あれは邦訳されてたんだっけか)。

 全204ページってことは、多分、下のTPB(全200ページ)を底本に、解説+前書きなぞを各2ページ分程足した感じでしょうか(ていうかどちらも何故に196ページにしない<どうでもいい)。

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 ご存じない方のために、基礎的な情報を書いときますと、この『ウルヴァリン:オリジン』は、その名の通り、マーヴル・コミックス社の看板キャラクターの1人、ウルヴァリンの「真のオリジン」を描いた全6話のミニシリーズ(元々のタイトルは単に『オリジン』もしくは、『オリジン:ザ・トゥルー・スートリー・オブ・ウルヴァリン』だったような気もするが、原本ないので未確認)。

 ミもフタもないことを言えば「劇場版『X-メン』がヒットしたし、『X-メン』系で話題をブチ挙げて、売り上げに繋げようぜ!」的な話題先行の企画っつーか、
 当時のマーヴル・コミックスの社長のビル・ジェーマスが、「ウルヴァリンの過去はこれまで明らかになってない? じゃ、その彼の真の過去を明かすコミックを出したら、とても売れるじゃないか!」的な思いつきで企画を進めさせたミニシリーズで、内容的にもそれ以上でもそれ以下でもないというか、
 さらにブッチャケれば、登場人物の誰が“後のウルヴァリン”なのかが明かされる第2号ラスト以降はいらなくね? とかいう感じな。
  
  
 編注:この後30行に渡り、「なんでジェイマスがクリエイター気取りで『ウルヴァリン:オリジン』のライターに名を連ねてるねん」「ウルヴァリンのオリジンという、マーヴル史上に残る作品を送り出し、あまつさえクレジットに名前をネジ込むことで、歴史に名を残したかっただけとちゃうか」「ベテラン・ライター、ピーター・ディヴィッドに対し、『キミのコミックは、僕の意見を容れればもっと面白くなるよ』とか臆面もなく言い切って、それでディヴィッドが怒ったら、自分がライターを担当するコミック雑誌を社長権限で創刊させて『キミより読者の評判が良かったら、ボクの勝ちね!』とかいうくらい、“クリエイター気取り”ですからね、ジェイマス大先生は(苦笑)」等々のビル・ジェイマスへの誹謗中傷が書き連ねられ、もはや『ウルヴァリン:オリジン』とは関係なくなってきたので削除しました(そろそろこの「削除しました」ネタは封印しようかと思う<知らんがな)。
  
  
 こう、個人的な印象としては、「コミック史に残る作品」ってよりは、「『X-メン』のキャラクター史に残る作品」っつー感じなので、

「ファンが買えばいい」

「『キャラクターへの愛<値段』な感じの人は無理せんでええよ」

「でもウルヴァリン・ファンならこいつと邦訳版『ウェポンX』を揃えて、映画を楽しみに待とうぜ! お祭り! お祭り!」

 とかいう感じ。
  
  
 あ、オイラは「ウルヴァリン大好き、デッドプールさんはもっと好き♪」なミーハーなファンなので、無論1も2もなく買いますが。

 最近Amazon.co.jpで『ウルヴァリン:テールズ・オブ・ウェポンX』(※)の予約もしたしな!


(※)『ウルヴァリン:テールズ・オブ・ウェポンX』:ウルヴァリンさんとウェポンXな人々絡みの話をまとめたアンソロジー。多分(ヲイ)。『ウルヴァリン:ファースト・クラス』第1-2号、『ウェポンX:ファースト・クラス』第1-3号、『ウルヴァリン&パワーパック』第2号を収録。デッドプールさんが登場する『ウェポンX:ファースト・クラス』第3号を買いのがして涙目の俺的に必須なソレ。でも9月末日発売なので待ち遠しい。
  
  


▼最近のプレビューズ的な:

 ええと、DCの9月の新刊が発表されましたね。かなり前に。すみません、このネタ書こうと思ったら、先に記事にしときたいネタが3日連続で舞い込んできまして。

 イベント的なソレとしては、今月も「ブラッケスト・ナイト」タイイン真っ盛りで、各タイインのミニシリーズ2話目がでるのだぜ、と。
 ――でもって『ファイナル・クライシス・アフターマス』のミニシリーズ群もまだ5号目なので、コイツらの刊行が重なってる8〜10月はミニシリーズ貧乏で死ねる、という感じですね(買わなきゃええがな)。
  
  
「バットマン」フランチャイズは、こう、その辺の人気作家にシリーズなりミニシリーズなり持たせて好き勝手に描かせてる感がありますが、だったら『バットマン・コンフィデンシャル』いらなくね? とか思ってみたり(あと『コンフィデンシャル』無駄に紙質豪華じゃね? とか)。

 わたくし個人としてはウィニックが書いてる『バットマン』と、あと『バットマン&ロビン』と『レッドロビン』の3誌だけ買おうかね、と。
 ポール・ディニ系は予算的に切りで。
 ケヴィン・スミスは一瞥だにしねぇ(キミは本当にスミスが嫌いだね<『デアデビル』と『グリーンアロー』でウンザリする話を読まされた上に、再近作『バットマン:カコフォニー』で何らライターとしての技術を向上させてないことが解ったからじゃ、ボケェ)。
  
  
 一方で、「スーパーマン」フランチャイズは全部買う気でいる俺ですが(いや、『スーパーマン/バットマン』のみ買わぬ)。ジェームス・ロビンソンとジェフ・ジョーンズの2人がしっかりと手綱握って物語を進めてます、な感じが好きやねん。
  
  
 そんな「スーパーマン」フランチャイズの方では、今月から全6号のミニシリーズ『スーパーマン:シークレット・オリジン』が開始。

 ライターはジェフ・ジョーンズで、スーパーマンのオリジンのリトールド。多分今まで微妙にボカされてた少年時代の頃の冒険や、リージョンとの関わりについてもフォローされるんだろうなぁ、と。
『スーパーマン:マン・オブ・スティール』『スーパーマン:バースライト』に続く3度目のドラスティックなオリジン変更になるわけですが、こう、『JSA』『グリーンランタン』『ザ・フラッシュ』と、着々と拡大してる「ジェフ・ジョーンズ・ユニバース」的なソレが、遂に「スーパーマン」にも来たか、という感じですな。

 ただ個人的には、こう、ジョーンズの作品は好きだけど、ジョーンズという作家の世界観が、ここまで拡大してくことにはあんまり肯定できないな、と思ったりも。
 なんつーか、複数の作家の世界観が溶け合うことなく、しかし入り交じり、不可思議なモザイク模様を描きだす様が、シェアード・ユニバースというモノの醍醐味だと思うんよ。
「他人のコンティニュティなぞ知らぬ」とかいう横暴な作家の打ち出した勝手な設定をも包み込み、関連づけ、「そうあれかし」とばかりにユニバースの一隅にハメ込むそのフトコロの深さみてぇなモンがね、好きなのですよ。

 そういうわけで、ジェフ・ジョーンズと同格のパワーを持つ新人カモン(<結論が飛躍しすぎだ)。
  
 閑話休題。

 あと9月は『スーパーガール』のアニュアルが出るけど、こう、ボリュームのある増刊号を折々に挟んで物語を進めるのが最近の「スーパーマン」フランチャイズのお得意な手法ですな。
 ていうかようやく、「実は毎月アニュアル買わされてね?」とかいうことに気付きました。良いお客さんだな、俺め。
  
  
 グリーンランタン&ビッグ2以外のネタだと、先月のイベント「レッド・サークル」からスピンオフして『ウェブ』と『ザ・シールド』がオンゴーイング・シリーズとして始動――でもストラジンスキーがライターをやんないのはどうなのか。
 それぞれ巻末には「ハングマン」と「インフェルノ」の短編も掲載され、「インフェルノ」にはグリーンアロー&ブラックキャナリーがゲスト出演……って、このシリーズ、DCユニバースが舞台だったのかよ! とりあえず、様子見に「ザ・シールド」だけ買う。
  
  
 あと、『マゴグ』のオンゴーイング・シリーズのライターを(『ドゥーム・パトロール』に続き)キース・ギフェンが担当しますが。どうなるんでしょうね。
 なんつーか、俺的にギフェン先生ってのは、ジェフ・ジョーンズ・ユニバースの対極に位置するような印象でね。
 こう、『ドゥーム・パトロール』みてぇなメイン・ユニバースから半歩ずれたトコにいるような奴らなら、まぁ、それなりに適任ではあるかと思うのですが、マゴグみてぇな『JSA』スピンオフの、ジェフ・ジョーンズ・ユニバースど真ん中の作品を書くってのは、どうなんだろ。
 なことを言いつつ買うのですが、内心は「『ドゥーム・パトロール』より先に打ちきられるか、ライター降板するんだろうなぁ」とか、非常に失礼なことを考えてます。あと多分、第1話はマゴグさんの読者をケムに巻くようなモノローグが延々と続くんだろうなぁ、とか。
  
  
 気付けば『ティーン・タイタンズ』が第75号。新ライター(またTVドラマ畑の人材みたいね)を迎えて、ガシガシ行くよ! とかいう感じですが。
 ……ここ数ヶ月ぐらい『ティーン・タイタンズ』は読んでなかったんですが、ロビンが抜けて、『テラー・タイタンズ』に登場してたスタティックやアクアガールが加入してたりして、陣容が、その、また、一段と、「華」が無くなってる、気が(<失敬だな、チミは)。ていうか、リーダーであるワンダーガールさん自体が、もうコスチュームからして華が無(以下略)
 ……ま、近年のDCってば、新規のティーンヒーローがあんまりパッとしないという背景もありますが。なんかスーパーボーイとかキッド・フラッシュとかスポイラーとかバットガールとか、古参ティーンの掘り起こし&色々と事情があるのでタイタンズに参加できねぇ面子ばっかが元気な気が。
『ブルービートル』みてぇに、『ファイナル・クライシス』や『ブラッケスト・ナイト』から無理くりにでもティーン・ヒーローをスピンオフしてくんないかなぁ、と思ってみたり(『ファイナル・クライシス・アフターマス:ダンス』のジャパニーズ・ティーン・ヒーローチーム? うん、あのミニシリーズだけで消えそうだよね<ヒデェ)。
  
  
 あと個人的なニュースとしては、ワイルドストームの方で、チャック・ディクソンの『STORMING PARADISE』ミニシリーズがTPBで出るね、と。
 この話は、第2次世界大戦末期を舞台にした仮想戦記なコミックでな。オッペンハイマーさんたちが原爆の開発に失敗して(ていうか、実験の爆発に巻き込まれて死によった)、終戦の切り札を失ったアメリカ軍がオリンピック作戦を発動、九州に泥沼の上陸作戦を決行する、というソレ。
 帝国軍人の命令で、女子供が上陸したアメリカ軍に「シネ アメコウ!」とか叫びながら竹槍で突っ込んでったり、特攻機がアメリカの空母に突っ込んだりっつー、日本人ならゲンナリするような描写もある、それなりにキチンとした戦争もののコミック(少なくとも俺の読んだ範囲では。<いきなり後半からSFになってる可能性もなくはないぜ!<いや、ないだろ)。
 オイラは第2号までしか読んでないんですが、第3号以降を買わずに、TPBで買っちゃおうかなぁ、とか思案中。
  
  
 いじょう、とりとめなく。
  
  


▼神保町でお買い物、の巻:

 っつーわけで、ヒマだし給料も出たしで、タマの土曜日に神保町の古本アメコミ屋巡りなぞをしたよ、という。

 まずは@ワンダー。微妙に在庫増えてたけど、まぁ、オレの欲しいものなし。適当に冷やかすだけで去る。

 続いて、おなじみ中野書店。在庫がまたぞろ増えてた。っつーか、店側でも在庫を持て余しぎみで、全部の商品を棚に並べられてない模様。

 こないだ行った時は、棚にマーヴル+その他の出版社の本しか並べられてなかったけど、今日はDC+その他の出版社が並んでた。もしかして、日替わりでDCとマーヴルが入れ替わってるのか?



 てなワケで戦利品。DCの今年1〜3月頃に出た新刊ボチボチ(各210円)と、『スチームパンク』創刊号クロミウム・エディション、それに『バトルチェイサーズ』第6号アダム・ウォーレン カバー版、「ウィザード」限定ウォーレン直筆サイン入りエディション!(各300円)
 『スチームパンク』は、なんつーか、俺が『バトルチェイサーズ』『デンジャーガールズ』『クリムゾン』の各創刊号のクロミウム・エディションを持ってるんで、なんとなく買ってみた。

 っつーか、ついにアダム・ウォーレンのサイン入りのコミックを手に入れたのぜよ。
  
  
 んでもって、高岡書店なぞを冷やかしつつ(はは、『ビリー・バット』売ってらぁ)、続いて行ったのが実は本日の目玉、小宮山書店

 なんかね、こちらのお店のブログによると、1950〜1960年代のコミックブックが3000冊入荷したそうですよ、奥さん。

 てなわけで、「いかほどのものがありやがるのだ! そして値段はどの程度なのだ!」とか、鼻息も荒く入店。入ってすぐ左に状態微妙なコミック(でもきっちり1950〜60年代だぜ)が3冊500円で置いてて、いきなりクラクラしつつも、本陣の2階のアメコミ売り場に乗り込む。

 感想:スゴかった。

凄さの余り錯乱して「俺はゴッドだ!」とか叫ぶたけうちの図。

 どう凄いかって、とにかく凄いんだよ。

 なんつーか、ああも無造作に『ショウケース』だの『ブレーブ&ボールド』だの『マイ・グレーテスト・アドベンチャー』だの『ミステリー・イン・スペース』だのが積まれてたり、ECの怪奇・犯罪コミックが転がってたり、フォーセットの西部劇や『キャプテン・マーヴェル』だの、アトラスの『パッツィ・ウォーカー』他のロマンス・コミックスだのが山と積まれてるだよ。

 あんな景色、日本で見れるとは思わなかった。正直。

 しかも状態結構いいのに、1冊1000円からだぜ? そらもう、「スゴい」としか形容できねぇよ(もしくは、1990年代風に言うなら「はいはい 激ヤバだよー 激レアだよー」)

 首都圏在住の人でこの時代のコミックブックに興味のある人間は、ぜひ行け、そしてあのワケのわからない高揚感を体験せよ。
 

 っつーワケで、オレの今回の成果。

 フォーセットの『マーヴェル・ファミリー』、『キャプテン・マーヴェル・アドベンチャーズ』各1000円(あと『マスター・コミックス』も3、4冊あったけど、こっちは1冊2500円だったので買わず)。

 そしてナショナルの『オールスター・コミックス』第53号(2000円)! 無論、掲載作品はオリジナルのジャスティスソサエティ・オブ・アメリカ!

 極めつけは、クオリティの『ポリス・コミックス』第100号(2500円)! ジャック・コールのオリジナルの「プラスチックマン」と、アイズナーの「スピリット」(※新聞連載分の再録)、それにクオリティ版「マンハンター」が掲載されているという、俺さん垂涎の1冊! しかも状態かなり良し! あぁ、このコールの奔放なアートが、描線が、いいのだっ いいのだっ(唐沢なをき風歓喜の表現)。ぜぇぜぇ。

 実に……実に満足ナリ。この巡りあわせをゴッドに感謝。

 なんつーか、ほら、俺ら古本アメコミマニアって、「ブラリと立ち寄った古本屋の奥に、ものスゲェ値打ちモンのコミックブックが山と積まれてて、しかもお手ごろ価格で大狂喜」とかいうを月に1度くらいの割で見るじゃないですか(見ないとは言わせねぇ<脅迫だよ、おい)。その夢が現実になった感じ。

 今後も時々行って、『マーヴェル・ファミリー』の在庫が増えてたら買おうと思う。

 いじょー(遠い目で)。
  
  


▼最近の復刊:

 フランク・ミラーの『ダークナイト』2部作(※現時点ではな)の邦訳版が復刊ですってよ。

DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト
DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト(ケース付)クラウス・ジャンセン(画) リン・ヴァーリイ(彩色) 石川裕人

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 ……「G-tools(Amazonへのアフィリエイト・リンクを生成してくれるサービス)」で、表紙画像の無い商品へのリンクを貼った時、「×」マークが表示される仕様はなんとかならんかなぁ。

『ダークナイト・リターンズ』と『ダークナイト・ストライクス・アゲイン』の2作品収録520ページで3,990円って、破格の値段だと思うの。

 激ヤバ激レア即ゲットは必須ね。
  
  
『ウォッチメン』に続いて、またも「アメコミの最高傑作」とかいうキャッチが付いてるけど……面倒くさいからもう突っ込まねぇ。 安いなぁ、「最高傑作」。

 今度は誰がカッコいいオビの文言を書くのでしょうかね(<そういうソレも「必要なもの」として飲み込む度量を持てよ、お前は)。
  
  
・どうでも良い豆知識:今では忘れ去られているが、『ダークナイト・リターンズ』の本来のタイトルは『バットマン:ザ・ダークナイト』。『バットマン:ダークナイト・リターンズ』のタイトルは、単行本化の際につけられたもの。
 ちなみに、『ダークナイト』は、プリスティージ・フォーマット(Prestige:通常のコミックブックと同じ版型で、表紙が厚紙で、本体が高級紙なアレ)で刊行された初のコミック。
  
  
 ちなみにオイラの一番好きなフランク・ミラー作品は『ロボコップvs.ターミネーター』ですが。
 実はロボコップ=マーフィーこそ、将来的に人類に仇なすアレな感じな存在だったのだ! とかいう掴みは充分な設定から、最終的に時を超えた人間意志の賛歌になるミラーのストーリーがまずもって非常に良い。
 でもって、ウォルター・サイモンソンの円熟してて手抜きのないアート、特にターミネーターや人類らによって、過去の「重要な存在」が抹殺されると、そこを起点に歴史が崩壊・再構成を始めるっていう、ビジュアル的な説得力(正にSFは絵だぜ)が素晴らしいナリ。
 クライマックスのアレな武装をしたT-800軍団とか、『ロボコップ3』に先駆けてロボコップさん(フル武装モード)が空を飛んじゃうのもステキ。
 ……現在じゃ死ぬほど入手困難だけどナー。

 そういや、「フランク・ミラーは『子連れ狼』他の日本のマンガに強い影響を受けてるぜ!」的な紹介をされることがあるけど、実はインタビューとかでは、一貫して“『子連れ狼』の話しかしない”感じで、実は広く日本のマンガに影響を受けてる訳じゃなく、『子連れ狼』にしか影響を受けてないと考える方が自然だと思うぜ。
  
  
 どうでもいいけど『スピリット』がミラー原作とかいう、誤った情報を流布してる映画系ライターは、大事な時に突然クシャミがしたくなるけど、なかなか出なくて居心地悪さMAXな呪いにかかるがいいマ゛ー(呪われし獣の鳴き声)。
  
  



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