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●『スター・ウォーズ』の本が出るよ、な日々。

2015.11.26 Thu

 特に更新するネタがないので、ステマでもしようかという日々(堂々と)。

▼『スター・ウォーズ』の本が出るよ、な日々:

 その、本日、パイ・インターナショナルから発売された『スター・ウォーズ アート:ポスターズ』という本がございまして。

 まあ、その名の通り、『スター・ウォーズ』エピソード1~6までの劇場用ポスターを中心に、イベントや美術展なんか用に描かれた、「ポスター」類を中心にまとめた画集ですな。

 要するに、コレ。

スター・ウォーズ アート:ポスターズ
スター・ウォーズ アート:ポスターズルーカスフィルム

パイインターナショナル 2015-11-26
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 その、この本の本文を、例によって小池なんとかさんが、翻訳したみたいよ、と。

 なのでまあ、なんとなく、この本が、金銭に、もとい、琴線に触れた方は、すかさず上のアフィリエイト・リンクをクリックして、この本を買うといいです。さあ。

 特に触れなかった人も、とりあえず、上のアフィリエイト・リンク経由でAmazonで買い物すると、俺が得するのでそうしましょう。しましょう(もはやステマというより居直り強盗)。


「まあ、翻訳といっても画集なんで、そんなにテキストは多くないのですが」

 おや、これは、ゲストの小池なんとかさん。

「作業的なメインは、巻頭の序文と、巻末のアーティスト・プロフィールでしたね」

 左様ですか。

「ちなみに、ポスターの作品データで『ジェダイの復讐』と『ジェダイの帰還』の2つの表記が混在してますが、原文ママで訳しております」

 ほう。

「おそらく原文では、エピソード6の製作初期に描かれたイラストについては『Revenge of the Jedi』表記で、公開前後に描かれたものは『Return of the Jedi』表記にして、使い分けてたっぽいので、まあ、ママで訳しました」

 ……ディズニーの監修で、全部『帰還』に統一させられてたりして。

「それは、まあ、ディズニーさまの意向ですので(まだ見本誌が手元にないので、実物でどうなっているのか解らないのです)」

 その他、何かございますか。

「今回の本は、様々な国のアーティストの作品が集まってる画集なので、“各アーティストのカナ表記”に一番気を使った感じですね」

 ほほう。

「とりあえず、世界中の人名だの地名だのを現地の人が発音してくれる、howtopronounce.comというサイトが非常にありがたかったです。このサイトがなければ、名詞類のカナ表記の精度はかなりションボリなことになっていたと思います」

 インターネット万々歳ですね。

「まさしく」

「あと、収録作家の1人にLouisさんって人がいましてね」

 はい。

「当初は深く考えずに英語風に“ルイス”と表記してたのですが、その後プロフィールのテキストを訳した折に、“この人、フランス系カナダ人だ”と、気付きまして、カナ表記をフランス語風の“ルイ”に修正した、とかいうこともありました」

 気付いてよかったですね。

「はい。ギアッチョさんに怒られるところでした」

 解りにくいボケはやめて下さい。

※ギアッチョ:『ジョジョの奇妙な冒険』第5部に登場するキャラクター。Parisはフランス語の発音に倣って「パリ」と呼ばれるのに、Veneziaはイタリア語の「ヴェネツィア」ではなく英語表記のVeniceに従って「ベニス」と呼ばれることに怒っていることで有名。


 では最後に一言。

「『スター・ウォーズ』関連の書籍に関われたことは、ファンとして法外の喜びでした」

 公開順ですか? エピソード順ですか?

「断じて公開順です」

 ありがとうございました。



「……画集ってガイマン賞にノミネートするかしら」

 そのネタはもういいです。
  
  
<適当に完>
  
  
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●最近の邦訳アメリカン・コミックス2015。

2015.10.09 Fri

▼どうでもよき宣伝:

 いつの間にやら、Amazon.co.jpで、『デッドプール・キラストレイテッド/デッドプール・キルズ・デッドプール』の予約注文が出来るようになっておりますね(棒読み)。

デッドプール・キラストレイテッド/デッドプール・キルズ・デッドプール
デッドプール・キラストレイテッド/デッドプール・キルズ・デッドプールカレン・バン マテオ・ロリ

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 あと、版元のヴィレッジブックスの新刊案内にも、いつのまにやら紹介ページができてましたね。同日発売の『オールスター・スーパーマン』の紹介ページだけしか掲載されてなかった数日前は、「あれ、もしかして延期になる?」とか微妙にドキドキしてましたが。


 まあ、そんなワケで、2年前に出ました『デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベル・ユニバース』収録の『デッドプール・キルズ・マーベル・ユニバース』の続編であるところの『デッドプール・キラストレイテッド』と、その更に続編の『デッドプール・キルズ・デッドプール』をひとまとめにした邦訳アメリカン・コミックスが出る感じで。

 すなわちライターのカレン・バンによる「デッドプール・キルズ~」な三部作、通称「デッドプール・キルロジー」が全部邦訳されるワケでありますな。

 個人的には、この3部作は、通しで読むことで、なんつーか、「3シリーズも手を変え品を変えバカを貫いた」というその事実に、何とはなしに心を揺さぶられる感じの作品かなぁ、と思う次第で、こう、前作『デッドプール・キルズ・マーベル・ユニバース』に何がしか捨てがたきものを感じたアナタには、「まあ、最後まで付き合ってみ?」とか、オススメしたく。どうでしょ。


 とりあえず、なんか感想とかありますか、本単行本の翻訳と解説を担当したゲストの小池なんとかさん(<このギミックまだやるんだ)。

「『キラストレイテッド』は登場人物が多くて、しかもその大半が古典文学に由来するキャラクターぞろいなので、セリフを訳す前に、図書館へ行って、原典をチェックする、ということから始めることになりまして、まあ、割と面白い体験でした」

 ほう。

「一方の、『キルズ・デッドプール』は、登場人物が全員デッドプールなおかげで、セリフが多くて、しかも脈絡なく映画だのポップミュージックだのからセリフを引用してたりもするので、これはこれで楽しかったです」

 ほうほう。

「今回のような翻訳&解説の双方を担当するというのは、翻訳の際にセリフの元ネタを調べつつ、その結果を解説冊子のテキストに反映できるのがいいですね」

 さいですか。

「あと、うっかりしておりまして、デッドプールのセリフを訳すにあたり、“オレちゃん”という1人称を1度も使いませんでした」

 2年前と同じこといってんじゃねぇ。

「一応、『キラストレイテッド』の方は、ホームズ・パスティーシュでもあるので、シャーロキアンのお友達を騙して買わせるといいでしょう」

 そうですか。

「やはり、ホームズの一人称は“僕”ですね」

 そうですね。

「ガイマン賞の投票をよろしく頼みます」

 Captain Yかお前は! ていうか10月下旬発売の本はノミネートしてねぇよ!

「……こんな感じでオチでいいですか」

 はい。


<完>

 Captain Yさんごめんなさい(伝統的事後承諾)。
  
  

●最近の脊髄反射。

2014.08.08 Fri

 ジム・リーが海外マンガフェスタに来るそうですね。

 とりあえず、「オレのコレクションの中で、何を差し出したら一番ジム・リーを苦笑いさせられるか」をシミュレートしてみて(ヲイ)、とりあえず、『デスメイト:ブラック』を差し出すのはどうかと思った。


※『デスメイト』:イメージ・コミックス創業当初に行われた会社間クロスオーバー。当時人気のピークにあったヴァリアント・コミックス社のスーパーヒーロー・ユニバースと、出来たばかりのイメージ・ユニバースのキャラクターたちがクロスオーバーした。
 全6冊のミニシリーズで、通常のコミックブック程度の厚さの『デスメイト:プロローグ』と『デスメイト:エピローグ』、それに『デスメイト:レッド』『デスメイト:ブラック』『デスメイト:イエロー』『デスメイト:ブルー』の4冊のプリスティージ・フォーマット(表紙は各タイトルの色が箔押しされてる豪華仕様)で構成される。
 なんや知らんけどイメージ・ユニバースとヴァリアント・ユニバースが合体しちゃって、双方のユニバースのキャラクターが入り乱れて悪と戦うぜ的なハナシで、まあ、内容はなきに等しい。
 ヴァリアント側が『ブルー』『イエロー』、イメージ側が『レッド』『ブラック』を出す予定だったが、イメージ側の2冊が締め切りを大幅にブッチギったおかげで読者の興味が失われて大失敗に終わった。
 ちなみにジム・リー率いるワイルドストーム・スタジオとマーク・シルベストリ、ウィル・ポーテシオらが『ブラック』を担当。ロブ・ライフェルド率いるエクストリーム・スタジオが『レッド』を担当。なお『レッド』のスクリプトは「コミコンの度にライセンスものコミックをディスるマン」ことエリック・スティーブンソン。
 でもって、当時のヴァリアントの総編集長だったボブ・レイトンは、ロブ・ライフェルドが『デスメイト:プロローグ』掲載の短編の原稿を一向に上げないのに業を煮やし、ライフェルドの仕事場のあるロサンゼルスまで飛行機で赴き、ライフェルドを仕事場に缶詰にし、原稿を受け取った後はホテルに籠もって自らインキングを行った(その間ヴァリアントの業務は停滞しまくった)。
 ……ちなみにライフェルドは本編である『デスメイト:レッド』の締め切りも、卸売業者が本気で怒るレベルでブッチギった。

 ……と、『デスメイト』の解説をダラリと書いたところで、「うん、イマサラ『デスメイト:ブラック』を差しだしたら、例のジム・リー・スマイルを浮かべたまま無言で破かれるな」という結論に至りましたので、無難に『ワイルドキャッツ/X-MEN』日本語版を差し出そう、と、思いました。

 小学館プロダクション版『X-MEN』1巻でもいいのですが、あれだとまんがの森渋谷店でいつまでも売れ残ってた「ジム・リーサイン入り『X-MEN アンコール』第1巻」を思い出して哀しい気分になるのでヤメ(末期は表紙のジム・リーのサインがカスレてたような記憶があるが、ウケ狙いの捏造された記憶やもしれぬ)。

 以上、ジム・リー来日にかこつけた、単なる1990年代バナシでした。
  
  

●最近の邦訳アメリカン・コミックス。

2013.11.28 Thu

▼最近の小芝居:

 あれえ、いつの間にかAmazon.co.jpで『デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベル・ユニバース』が予約できるようになっているなぁ(棒読み)。

 デッドプールさんは大人気だから、一刻もはやく予約しなきゃ。

 おや、こんなところに商品への直接リンクがあるぞ。これはいい、さっそく予約しに行くとしよう(棒読み)。

デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバース
デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバース (MARVEL)カレン・バン ガース・エニス ダリバー・タラジッチ

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 その、日本においては「メタ」なキャラクターであることが、押し出されているデッドプールさんですが、本単行本収録の『デッドプール・キルズ・ザ・マーベルユニバース』は、そういう「メタ」な部分がメインな内容となっていますので、そのようなデッドプールさんを求めるファンにはオススメな1冊かと思います。

 あと、同様に、日本でパニシャーさんの話題になるときに、俎上にあげられがちな『パニシャー・キルズ・ザ・マーベルユニバース』も、ついに現物を日本語で読めるときが来ましたので、正に無敵の1冊といえるでしょう。


 あとは対象としているであろう若い読者層が、「2,625円」という価格に対して、いかなるリアクションをするか、というのが気がかりではあるのですが、まあ、オイラが心配してもどうにもならないですね(投げた)。


 今気づいたのだけれど、邦訳タイトルは『~キルズ・マーベル・ユニバース』で、定冠詞がないのですね。


 ……他に何かいいたいことはありますか、本単行本の翻訳と解説を担当した小池なんとかさん。

「すみません、わたくしうっかりしておりまして、デッドプールのセリフを訳すにあたり、“オレちゃん”という1人称を1度も使いませんでした」

 ははは、うっかりさんですね。

「ええ、うっかりです」

 2度いうと嘘くさいです。

「正直なところ、“セリフを考えるのはライターの仕事であり、翻訳側で安易にアイデアを上乗せしてしまうと、ライターの仕事を台無しにしてしまいかねない”と考えまして、原文以上にハシャいだセリフ回しにしないよう心がけてみました。“オレちゃん”という1人称を採用しなかったのもその一環ですね」

 なるほど、そうでしたか(適当な相槌)。

「その代わり、“オレさん”という新たな1人称を編み出してみましたがどうでしょう」

 すごく……駄目だと思います。

「ともあれ、デッドプールの主役作品と、ガース・エニスの作品の邦訳に携われたことを名誉に思います」

 ありがとうございました(<なんか普通のインタビュー原稿のシメみたいになってるぞ)。


 以上、そんな感じで。
  
  

●"I am Baytor!"な、日々。

2013.06.01 Sat

▼『ヒットマン』が、邦訳されるって?

 ……日本語でいうと、『ヒットマン』が、邦訳されるって?

 説明ゼリフ的にいうと、ガース・エニスがライターを勤めてた頃の『ザ・デーモン』のアニュアル2号に「新ヒーロー」として登場させ、ほどほどに好評を博したがゆえに『ザ・デーモン』本誌にも登場し、季刊誌『バットマン・クロニクル』でチョロっと露出を経た後、なぜだかオンゴーイング・シリーズを獲得してしまった(しかもガース・エニス&ジョン・マックルアという『ザ・デーモン』の作・画がそのまま再登板)『ヒットマン』が、その後、連載は第60号(あと、第100万号も出た<1990年代のコミックスを語るとき、いちいちこれとか「第0号も出た」っていわなきゃならないのが面倒くさいよな)まで5年に渡り継続し、最終的に大団円に終わった快作であり、同時期の『プリーチャー』と並ぶガース・エニスの「デタラメなドンパチングですげぇ人は死ぬけど、その割に読後感が爽やかで、最終話を読み終えた後に空を仰いで微笑みたくなる」感じな、『ヒットマン』が、邦訳されるって?(長ぇよ)

 わぁい『ヒットマン』 あかり『ヒットマン』大好き(中学1年生以下の感想)。

 こう、こないだの『JLA』2冊とか、今回の『HITMAN』とか、1990年代後半の名作(しかもライターがイギリス人)の邦訳ブームが来てる感じですかね。

 ……つまりはモリソンの『アズテック』とか『インビジブルズ』とか、エリスの『トランスメトロポリタン』とか『プラネッテリー』とか、エニスの『プリーチャー』とか『エネミー・エース:ウォー・イン・ヘヴン』とかもじきに訳されるというわけですな! あるいは、アラン・ムーアの『ウォーチャイルド』とか!(<せめて『スプリーム』にしとけよ!)

※『エネミー・エース:ウォー・イン・ヘヴン』は1990年代後半ではないけど(2001年)、多分、誰も気づかないだろうから名前を挙げてみた。なぜならオイラが大好きな作品だからだ!(いばるな)


 とりあえず、訳者の海法紀光さんのツイッターでの呟きによると現在DCコミックス社から出ている単行本(全7巻)が底本となっていて、今回の日本版は原書の第1、2巻をまとめた感じらしいですね。第1巻が144ページで、第2巻が176ページなんで、300ページ強の本になりそうね、と。

 底本っつーても、リンク先のツイートを読んでくと、オリジナルの単行本では、第7巻だかに収録されてた『ヒットマン/LOBO』が追加で収録されてるそうで、完全に同じ内容じゃないみたいですが。

 ……つか、底本にしてる『ヒットマン』の単行本自体、第1~3巻までは144~176ページだったのが、第4巻で196ページに増えたと思ったら、第5巻では352ページと一気に倍に増えて、第6、7巻も300ページ台で出されるという、訳のわからないつくりですんで、アレを踏襲するわけにもいきませんがね。

※きちんと確認したわけじゃないけど、多分、記憶が確かなら『ヒットマン』の単行本は1990年代に刊行されてたのが前半の第3巻か4巻で止まってて、その後、TPBでシリーズ全話出すということが一般化した2009~2012年にかけて、従来のTPBの出し直しと、シリーズ後半部のTPB化が行われた影響で、こういうマチマチなページ数になったんだ、と思う。


 ……追加収録の分、元々の収録話数が減ってたらどうしよう(ないない)。

 いや、第2巻の最後に収録されてる第8号(「ファイナル・ナイト」タイイン)が、オイラの大好きな話でね。個人的にはあの話が翻訳されることが、今回の『ヒットマン』第1巻の刊行における、もっとも嬉しきことですんで(割と真顔)。「『ヒットマン/LOBO』を収録したから、第8号は2巻でね!」とかいうことになりますれば、血涙流してエンターブレインに「なぜかまた初台に移転してしまう」呪詛を飛ばしますんで。

 とりあえず、第8号のあらすじを大まかにいうと、DCのクロスオーバー・イベント「ファイナル・ナイト」の作中で、太陽がガス状生命体サンイーターに“喰われて”な、地球は氷河期に陥るのですわ。でー、“スーパーガイズ”が事件の収拾にあたる中、一般人に過ぎないモナガンと友人たちは、馴染みのヌーナンズ・バーに集まり、「今度こそ駄目なんじゃねぇかな」的に“世界の終わり”を待ち受けている、と。
 でで、店主のシーン・ヌーナンが、朝鮮戦争当時、今日のような厳寒の夜に38度線で体験した思い出を話したのをきっかけに、モナガンたちは自分たちが“最も死に近づいた瞬間”の話を語り始める……。という具合な、特に派手なドンパチングも、ドッグウェルダーが出るでもない、シンミリとした話なんね。
 このシンミリ具合が、ていうか、エニスがオンゴーイング・シリーズの幕間に書く、こういうシンミリ話が大好きなのよね、オイラ。こう、アイリッシュバーとかアーリントン墓地に集まった古強者たちが、昔の戦場での体験をシンミリ語る系のアレ。『プリーチャー』第50号とか(うろ覚え)。


 あとオイラ的に『ヒットマン』で好きな話は……ベタだけど第34号ですかね。これもやっぱり、アクションとかギャグはなしんこで、偶然、屋上で出会ったスーパーマンと、シンミリと話をするだけの話ですが。

(※)ベタ:この第34号は、1999年度のアイズナー賞「ベスト・シングル・イシュー」を受賞してるぐらい万人の認めた名作なんで、まぁ、「ベタ」よね。

 こう、バットマンに対しては、面と向かって憎まれ口を叩いて汚い台詞を吐きかけるモナガンが、スーパーマンに対しては、さながらボーイスカウトの少年のように背筋を正して敬意を払うという、ゴッサムの一市民を代表している感じの距離感が凄くいいのよね(それだけにこの話の後日談である『JLA/ヒットマン』で、スーパーマンとモナガンの関係が変わっちゃったのはちょいとションボリでしたが)。

 とりあえず結論としては、第34号が邦訳されるまで刊行が継続しますように、という具合ですか。

 いや、無論、最後まで出ることを望みますけど。

 最終エピソードの1個前のエピソードで、突然に世界の命運を背負わされたシックス・パックが、何一つ動じずに成すべきことを成すカッコよさとか、ラストエピソードでそれまでのストーリーラインに登場してきた奴らとその関係者だのが再登場していく王道の流れとか、とある登場人物が最後の最後に漏らす一言とか、唐突に「そういや、ヒットマンって『ブラッドラインズ』クロスオーバーで誕生した新ヒーローだったんだよな」とかいうソレを思い出したりする展開とか。

 あの辺のアレは、なるたけ多くの人々が読んで欲しいわさ、と。

 そして、ラストのモナガンの選択に強くウナズいて、最終巻の表紙を見返して、そして奇妙に爽やかな読後感に包まれたままに、夜空なんかを見上げて、微笑んで欲しいわさ。

 そんな感じで(ナゲヤリ)。


HITMAN 1
HITMAN1ガース・エニス 海法紀光

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▼余談:

 こう、邦訳アメリカン・コミックスという、数千部程度の部数しか出ないジャンルの本が、逆に底の固い商品として、毎月数社から出るようになって結構経ちますが、今だとそれらの本の実売データを材料に「定価は高いですが、それでもコンスタントにこれだけの部数が売れます」って、営業を納得させ易いのかなぁと、思った(適当な想像です)。

 ちなみに、『ザ・デーモン』にヒットマンがゲスト出演してる回(第43、44、45、52、53、54号)はアメリカでも単行本になってないし、そもそもエニス期の『ザ・デーモン』は、コミックショップのバックナンバーでもロクロク見かけない代物だし、デジタル・コミックスですら1冊しか登録されてないので、もしも神龍とかに願い事をしなければならないような事態が生じた方におかれましては、「ギャルのパンティーおくれ」とかいうしょうもない願いはさておいて、エニス期の『ザ・デーモン』がデジタル化されるようお願いしといてください。
  
  
 ほんじゃま、"GOODBYE LADS"
  
  
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