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●久々にマーヴルの邦訳が、な日々。

2009.06.30 Tue

▼『ウルヴァリン:ジ・オリジン』が邦訳されるってさ。

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X-MEN ウルヴァリン:オリジン (SHO-PRO BOOKS)光岡三ツ子

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star映画公開記念 誕生譚
starウルヴァリン誕生秘話

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 小学館集英社プロダクションのアメリカン・コミックス出版が頑張ってるようですね、と言う具合で、9月公開(先は長いね)の映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に合わせて、8月21日に『ウルヴァリン:オリジン』の邦訳コミックスを出すよ、というハナシ。

 マーヴルの邦訳って、実は『アルティメット・スパイダーマン』以来、5年ぶり? ……あ、劇場版『ファンタスティック・フォー』のDVDボックス付属の単行本だの、劇場版『ブレイド』DVDコンプリートボックス付属のペラい奴があったか(あと劇場版『スパイダーマン』DVDパックにも付いてた気がするけど、あれは邦訳されてたんだっけか)。

 全204ページってことは、多分、下のTPB(全200ページ)を底本に、解説+前書きなぞを各2ページ分程足した感じでしょうか(ていうかどちらも何故に196ページにしない<どうでもいい)。

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star…だとしても〜?驚くゎん♪
starウルヴァリンの正体
starWolverine出生の秘密.

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 ご存じない方のために、基礎的な情報を書いときますと、この『ウルヴァリン:オリジン』は、その名の通り、マーヴル・コミックス社の看板キャラクターの1人、ウルヴァリンの「真のオリジン」を描いた全6話のミニシリーズ(元々のタイトルは単に『オリジン』もしくは、『オリジン:ザ・トゥルー・スートリー・オブ・ウルヴァリン』だったような気もするが、原本ないので未確認)。

 ミもフタもないことを言えば「劇場版『X-メン』がヒットしたし、『X-メン』系で話題をブチ挙げて、売り上げに繋げようぜ!」的な話題先行の企画っつーか、
 当時のマーヴル・コミックスの社長のビル・ジェーマスが、「ウルヴァリンの過去はこれまで明らかになってない? じゃ、その彼の真の過去を明かすコミックを出したら、とても売れるじゃないか!」的な思いつきで企画を進めさせたミニシリーズで、内容的にもそれ以上でもそれ以下でもないというか、
 さらにブッチャケれば、登場人物の誰が“後のウルヴァリン”なのかが明かされる第2号ラスト以降はいらなくね? とかいう感じな。
  
  
 編注:この後30行に渡り、「なんでジェイマスがクリエイター気取りで『ウルヴァリン:オリジン』のライターに名を連ねてるねん」「ウルヴァリンのオリジンという、マーヴル史上に残る作品を送り出し、あまつさえクレジットに名前をネジ込むことで、歴史に名を残したかっただけとちゃうか」「ベテラン・ライター、ピーター・ディヴィッドに対し、『キミのコミックは、僕の意見を容れればもっと面白くなるよ』とか臆面もなく言い切って、それでディヴィッドが怒ったら、自分がライターを担当するコミック雑誌を社長権限で創刊させて『キミより読者の評判が良かったら、ボクの勝ちね!』とかいうくらい、“クリエイター気取り”ですからね、ジェイマス大先生は(苦笑)」等々のビル・ジェイマスへの誹謗中傷が書き連ねられ、もはや『ウルヴァリン:オリジン』とは関係なくなってきたので削除しました(そろそろこの「削除しました」ネタは封印しようかと思う<知らんがな)。
  
  
 こう、個人的な印象としては、「コミック史に残る作品」ってよりは、「『X-メン』のキャラクター史に残る作品」っつー感じなので、

「ファンが買えばいい」

「『キャラクターへの愛<値段』な感じの人は無理せんでええよ」

「でもウルヴァリン・ファンならこいつと邦訳版『ウェポンX』を揃えて、映画を楽しみに待とうぜ! お祭り! お祭り!」

 とかいう感じ。
  
  
 あ、オイラは「ウルヴァリン大好き、デッドプールさんはもっと好き♪」なミーハーなファンなので、無論1も2もなく買いますが。

 最近Amazon.co.jpで『ウルヴァリン:テールズ・オブ・ウェポンX』(※)の予約もしたしな!


(※)『ウルヴァリン:テールズ・オブ・ウェポンX』:ウルヴァリンさんとウェポンXな人々絡みの話をまとめたアンソロジー。多分(ヲイ)。『ウルヴァリン:ファースト・クラス』第1-2号、『ウェポンX:ファースト・クラス』第1-3号、『ウルヴァリン&パワーパック』第2号を収録。デッドプールさんが登場する『ウェポンX:ファースト・クラス』第3号を買いのがして涙目の俺的に必須なソレ。でも9月末日発売なので待ち遠しい。
  
  
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タグ:邦訳コミック デッドプール

●プレビューズっぽい日々@9月

2009.06.29 Mon

▼最近のプレビューズ的な:

 ええと、DCの9月の新刊が発表されましたね。かなり前に。すみません、このネタ書こうと思ったら、先に記事にしときたいネタが3日連続で舞い込んできまして。

 イベント的なソレとしては、今月も「ブラッケスト・ナイト」タイイン真っ盛りで、各タイインのミニシリーズ2話目がでるのだぜ、と。
 ――でもって『ファイナル・クライシス・アフターマス』のミニシリーズ群もまだ5号目なので、コイツらの刊行が重なってる8~10月はミニシリーズ貧乏で死ねる、という感じですね(買わなきゃええがな)。
  
  
「バットマン」フランチャイズは、こう、その辺の人気作家にシリーズなりミニシリーズなり持たせて好き勝手に描かせてる感がありますが、だったら『バットマン・コンフィデンシャル』いらなくね? とか思ってみたり(あと『コンフィデンシャル』無駄に紙質豪華じゃね? とか)。

 わたくし個人としてはウィニックが書いてる『バットマン』と、あと『バットマン&ロビン』と『レッドロビン』の3誌だけ買おうかね、と。
 ポール・ディニ系は予算的に切りで。
 ケヴィン・スミスは一瞥だにしねぇ(キミは本当にスミスが嫌いだね<『デアデビル』と『グリーンアロー』でウンザリする話を読まされた上に、再近作『バットマン:カコフォニー』で何らライターとしての技術を向上させてないことが解ったからじゃ、ボケェ)。
  
  
 一方で、「スーパーマン」フランチャイズは全部買う気でいる俺ですが(いや、『スーパーマン/バットマン』のみ買わぬ)。ジェームス・ロビンソンとジェフ・ジョーンズの2人がしっかりと手綱握って物語を進めてます、な感じが好きやねん。
  
 そんな「スーパーマン」フランチャイズの方では、今月から全6号のミニシリーズ『スーパーマン:シークレット・オリジン』が開始。

 ライターはジェフ・ジョーンズで、スーパーマンのオリジンのリトールド。多分今まで微妙にボカされてた少年時代の頃の冒険や、リージョンとの関わりについてもフォローされるんだろうなぁ、と。
『スーパーマン:マン・オブ・スティール』『スーパーマン:バースライト』に続く3度目のドラスティックなオリジン変更になるわけですが、こう、『JSA』『グリーンランタン』『ザ・フラッシュ』と、着々と拡大してる「ジェフ・ジョーンズ・ユニバース」的なソレが、遂に「スーパーマン」にも来たか、という感じですな。

 ただ個人的には、こう、ジョーンズの作品は好きだけど、ジョーンズという作家の世界観が、ここまで拡大してくことにはあんまり肯定できないな、と思ったりも。
 なんつーか、複数の作家の世界観が溶け合うことなく、しかし入り交じり、不可思議なモザイク模様を描きだす様が、シェアード・ユニバースというモノの醍醐味だと思うんよ。
「他人のコンティニュティなぞ知らぬ」とかいう横暴な作家の打ち出した勝手な設定をも包み込み、関連づけ、「そうあれかし」とばかりにユニバースの一隅にハメ込むそのフトコロの深さみてぇなモンがね、好きなのですよ。

 そういうわけで、ジェフ・ジョーンズと同格のパワーを持つ新人カモン(<結論が飛躍しすぎだ)。
  
 閑話休題。

 あと9月は『スーパーガール』のアニュアルが出るけど、こう、ボリュームのある増刊号を折々に挟んで物語を進めるのが最近の「スーパーマン」フランチャイズのお得意な手法ですな。
 ていうかようやく、「実は毎月アニュアル買わされてね?」とかいうことに気付きました。良いお客さんだな、俺め。
  
  
 グリーンランタン&ビッグ2以外のネタだと、先月のイベント「レッド・サークル」からスピンオフして『ウェブ』と『ザ・シールド』がオンゴーイング・シリーズとして始動――でもストラジンスキーがライターをやんないのはどうなのか。
 それぞれ巻末には「ハングマン」と「インフェルノ」の短編も掲載され、「インフェルノ」にはグリーンアロー&ブラックキャナリーがゲスト出演……って、このシリーズ、DCユニバースが舞台だったのかよ! とりあえず、様子見に「ザ・シールド」だけ買う。
  
  
 あと、『マゴグ』のオンゴーイング・シリーズのライターを(『ドゥーム・パトロール』に続き)キース・ギフェンが担当しますが。どうなるんでしょうね。
 なんつーか、俺的にギフェン先生ってのは、ジェフ・ジョーンズ・ユニバースの対極に位置するような印象でね。
 こう、『ドゥーム・パトロール』みてぇなメイン・ユニバースから半歩ずれたトコにいるような奴らなら、まぁ、それなりに適任ではあるかと思うのですが、マゴグみてぇな『JSA』スピンオフの、ジェフ・ジョーンズ・ユニバースど真ん中の作品を書くってのは、どうなんだろ。
 なことを言いつつ買うのですが、内心は「『ドゥーム・パトロール』より先に打ちきられるか、ライター降板するんだろうなぁ」とか、非常に失礼なことを考えてます。あと多分、第1話はマゴグさんの読者をケムに巻くようなモノローグが延々と続くんだろうなぁ、とか。
  
  
 気付けば『ティーン・タイタンズ』が第75号。新ライター(またTVドラマ畑の人材みたいね)を迎えて、ガシガシ行くよ! とかいう感じですが。
 ……ここ数ヶ月ぐらい『ティーン・タイタンズ』は読んでなかったんですが、ロビンが抜けて、『テラー・タイタンズ』に登場してたスタティックやアクアガールが加入してたりして、陣容が、その、また、一段と、「華」が無くなってる、気が(<失敬だな、チミは)。ていうか、リーダーであるワンダーガールさん自体が、もうコスチュームからして華が無(以下略)
 ……ま、近年のDCってば、新規のティーンヒーローがあんまりパッとしないという背景もありますが。なんかスーパーボーイとかキッド・フラッシュとかスポイラーとかバットガールとか、古参ティーンの掘り起こし&色々と事情があるのでタイタンズに参加できねぇ面子ばっかが元気な気が。
『ブルービートル』みてぇに、『ファイナル・クライシス』や『ブラッケスト・ナイト』から無理くりにでもティーン・ヒーローをスピンオフしてくんないかなぁ、と思ってみたり(『ファイナル・クライシス・アフターマス:ダンス』のジャパニーズ・ティーン・ヒーローチーム? うん、あのミニシリーズだけで消えそうだよね<ヒデェ)。
  
  
 あと個人的なニュースとしては、ワイルドストームの方で、チャック・ディクソンの『STORMING PARADISE』ミニシリーズがTPBで出るね、と。
 この話は、第2次世界大戦末期を舞台にした仮想戦記なコミックでな。オッペンハイマーさんたちが原爆の開発に失敗して(ていうか、実験の爆発に巻き込まれて死によった)、終戦の切り札を失ったアメリカ軍がオリンピック作戦を発動、九州に泥沼の上陸作戦を決行する、というソレ。
 帝国軍人の命令で、女子供が上陸したアメリカ軍に「シネ アメコウ!」とか叫びながら竹槍で突っ込んでったり、特攻機がアメリカの空母に突っ込んだりっつー、日本人ならゲンナリするような描写もある、それなりにキチンとした戦争もののコミック(少なくとも俺の読んだ範囲では。<いきなり後半からSFになってる可能性もなくはないぜ!<いや、ないだろ)。
 オイラは第2号までしか読んでないんですが、第3号以降を買わずに、TPBで買っちゃおうかなぁ、とか思案中。
  
  
 いじょう、とりとめなく。
  
  
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タグ:プレビューズ

●最近の神保町:散在喜悦編。

2009.06.28 Sun

▼神保町でお買い物、の巻:

 っつーわけで、ヒマだし給料も出たしで、タマの土曜日に神保町の古本アメコミ屋巡りなぞをしたよ、という。

 まずは@ワンダー。微妙に在庫増えてたけど、まぁオレの欲しいものなし。適当に冷やかすだけで去る。

 続いて、おなじみ中野書店。在庫がまたぞろ増えてた。っつーか、店側でも在庫を持て余しぎみで、全部の商品を棚に並べられてない模様。

 こないだ行った時は、棚にマーヴル+その他の出版社の本しか並べられてなかったけど、今日はDC+その他の出版社が並んでた。もしかして、日替わりでDCとマーヴルが入れ替わってるのか?



 てなワケで戦利品。DCの今年1~3月頃に出た新刊ボチボチ(各210円)と、『スチームパンク』創刊号クロミウム・エディション、それに『バトルチェイサーズ』第6号アダム・ウォーレン カバー版、「ウィザード」限定ウォーレン直筆サイン入りエディション!(各300円)
 『スチームパンク』は、なんつーか、俺が『バトルチェイサーズ』『デンジャーガールズ』『クリムゾン』の各創刊号のクロミウム・エディションを持ってるんで、なんとなく買ってみた。

 っつーか、ついにアダム・ウォーレンのサイン入りのコミックを手に入れたのぜよ。
  
  
 んでもって、高岡書店なぞを冷やかしつつ(はは、『ビリー・バット』売ってらぁ)、続いて行ったのが実は本日の目玉、小宮山書店

 なんかね、こちらのお店のブログによると、1950~1960年代のコミックブックが3000冊入荷したそうですよ、奥さん。

 てなわけで、「いかほどのものがありやがるのだ! そして値段はどの程度なのだ!」とか、鼻息も荒く入店。入ってすぐ左に状態微妙なコミック(でもきっちり1950~60年代だぜ)が3冊500円で置いてて、いきなりクラクラしつつも、本陣の2階のアメコミ売り場に乗り込む。

 感想:スゴかった。

凄さの余り錯乱して「俺はゴッドだ!」とか叫ぶたけうちの図。

 どう凄いかって、とにかく凄いんだよ。

 なんつーか、ああも無造作に『ショウケース』だの『ブレーブ&ボールド』だの『マイ・グレーテスト・アドベンチャー』だの『ミステリー・イン・スペース』だのが積まれてたり、ECの怪奇・犯罪コミックが転がってたり、フォーセットの西部劇や『キャプテン・マーヴェル』だの、アトラスの『パッツィ・ウォーカー』他のロマンス・コミックスだのが山と積まれてる、あんな景色、日本で見れるとは思わなかった。正直。

 しかも状態は結構いいのに、1冊1000円からだぜ? そらもう、「スゴい」としか形容できねぇよ(もしくは、1990年代風に言うなら「はいはい 激ヤバだよー 激レアだよー」)

 首都圏在住の人でこの時代のコミックブックに興味のある人間は、ぜひ行け、そしてあのワケのわからない高揚感を体験せよ。
 

 っつーワケで、オレの今回の成果。

 フォーセットの『マーヴェル・ファミリー』、『キャプテン・マーヴェル・アドベンチャーズ』各1000円(あと『マスター・コミックス』も3、4冊あったけど、こっちは1冊2500円だったので買わず)。

 そしてナショナルの『オールスター・コミックス』第53号(2000円)! 無論、掲載作品はオリジナルのジャスティスソサエティ・オブ・アメリカ!

 極めつけは、クオリティの『ポリス・コミックス』第100号(2500円)! ジャック・コールのオリジナルの「プラスチックマン」と、アイズナーの「スピリット」(※新聞連載分の再録)、それにクオリティ版「マンハンター」が掲載されているという、俺さん垂涎の1冊! しかも状態かなり良し! あぁ、このコールの奔放なアートが、描線が、いいのだっ いいのだっ(唐沢なをき風歓喜の表現)。ぜぇぜぇ。

 実に……実に満足ナリ。この巡りあわせをゴッドに感謝。

 なんつーか、ほら、俺ら古本アメコミマニアって、「ブラリと立ち寄った古本屋の奥に、ものスゲェ値打ちモンのコミックブックが山と積まれてて、しかもお手ごろ価格で大狂喜」とかいうを月に1度くらいの割で見るじゃないですか(見ないとは言わせねぇ<脅迫だよ、おい)。その夢が現実になった感じ。

 今後も時々行って、『マーヴェル・ファミリー』の在庫が増えてたら買おうと思う。

 いじょー(遠い目で)。
  
  
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タグ:古本 シャザム!

●『ダークナイト・リターンズ』&『ダークナイト・ストライク・アゲイン』復刻だって。

2009.06.27 Sat

▼最近の復刊:

 フランク・ミラーの『ダークナイト』2部作(※現時点ではな)の邦訳版が復刊ですってよ。

バットマン:ダークナイト
DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト(ケース付)フランク・ミラー(作・画)
リン・ヴァーリイ(彩色)
石川裕人

小学館集英社プロダクション 2009-09-01
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 ……「G-tools(Amazonへのアフィリエイト・リンクを生成してくれるサービス)」で、表紙画像の無い商品へのリンクを貼った時、「×」マークが表示される仕様はなんとかならんかなぁ。

※7月15日追記:やっと書影が登録されたので、張り直し。


『ダークナイト・リターンズ』と『ダークナイト・ストライクス・アゲイン』の2作品収録520ページで3,990円って、破格の値段だと思うの。

 激ヤバ激レア即ゲットは必須ね。
  
  
『ウォッチメン』に続いて、またも「アメコミの最高傑作」とかいうキャッチが付いてるけど……面倒くさいからもう突っ込まねぇ。 安いなぁ、「最高傑作」。

 今度は誰がカッコいいオビの文言を書くのでしょうかね(<そういうソレも「必要なもの」として飲み込む度量を持てよ、お前は)。
  
  
・どうでも良い豆知識:今では忘れ去られているが、『ダークナイト・リターンズ』の本来のタイトルは『バットマン:ザ・ダークナイト』。『バットマン:ダークナイト・リターンズ』のタイトルは、単行本化の際につけられたもの。
 ちなみに、『ダークナイト』は、プリスティージ・フォーマット(Prestige:通常のコミックブックと同じ版型で、表紙が厚紙で、本体が高級紙なアレ)で刊行された初のコミック。
  
  
 ちなみにオイラの一番好きなフランク・ミラー作品は『ロボコップvs.ターミネーター』ですが。
 実はロボコップ=マーフィーこそ、将来的に人類に仇なすアレな感じな存在だったのだ! とかいう掴みは充分な設定から、最終的に時を超えた人間意志の賛歌になるミラーのストーリーがまずもって非常に良い。
 でもって、ウォルター・サイモンソンの円熟してて手抜きのないアート、特にターミネーターや人類らによって、過去の「重要な存在」が抹殺されると、そこを起点に歴史が崩壊・再構成を始めるっていう、ビジュアル的な説得力(正にSFは絵だぜ)が素晴らしいナリ。
 クライマックスのアレな武装をしたT-800軍団とか、『ロボコップ3』に先駆けてロボコップさん(フル武装モード)が空を飛んじゃうのもステキ。
 ……現在じゃ死ぬほど入手困難だけどナー。

 そういや、「フランク・ミラーは『子連れ狼』他の日本のマンガに強い影響を受けてるぜ!」的な紹介をされることがあるけど、実はインタビューとかでは、一貫して“『子連れ狼』の話しかしない”感じで、実は広く日本のマンガに影響を受けてる訳じゃなく、『子連れ狼』にしか影響を受けてないと考える方が自然だと思うぜ。
  
  
 どうでもいいけど『スピリット』がミラー原作とかいう、誤った情報を流布してる映画系ライターは、大事な時に突然クシャミがしたくなるけど、なかなか出なくて居心地悪さMAXな呪いにかかるがいいマ゛ー(呪われし獣の鳴き声)。
  
  
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タグ:今日読んだアメコミ 豆知識 邦訳コミック

●それすらも、いかんともしがたき日常。

2009.06.26 Fri

▼どうでも良い日々:

 なんか、火曜日にブログの訪問者数が通常の3倍くらいになってたんで、「なんじゃこりゃ」と思う。

 アクセス解析で調べてみたら、9割方「ビリーバット」の検索ワードでウチを訪れた方だった。

 なぜかYahooで「ビリーバット」で検索すると、ウチが一番に出るみたいね。迷惑な。ていうか講談社はなんかこう、特集サイトとか作ってやれよ。

 そういや単行本の第1巻出たんだっけ。つまりは単行本派がイマサラ死んだ子を掘り返しに来たわけですね。

 嫌がらせに(誰への?)、アフィリエイトへのリンクでも貼ってみる。

BILLY BAT 1
BILLY BAT 1 (モーニングKC)浦沢 直樹

おすすめ平均
starsうまくダマされましょう。
stars序章
stars至福
starsとりあえず期待してます
stars必要悪

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なんか、エラく絶賛されてるよ(他人事)。
  
  
▼最近のバルク:

 ジェフ・ロェブの『ハルク』は、伏線をモッタイつけつつ、どうでも良い展開で延々と引っ張る様が、『ビリーバット』の浦沢直樹と共通してね? とかいう短絡的な感想って、前にも書いたっけ?

 っつーワケで、『ハルク』ですが。こないだまでの「ディフェンダーズvs.オフェンダーズ」の「重要登場人物が死んだ! でもゲームなのでリセットボタンでなかったことになった!」「とりあえず、オチを付けるために、本筋とはまるで関係のないキャラクターが死んだ! しかしこれはゲームじゃないので死にっぱなし!」とかいう展開に心底ウンザリした。数ヶ月引っ張った話をそんな風にゼロにリセットしていいのは漫☆画太郎だけやっちゅーねん。

 そんなわけで、「レッドハルクの正体が判明するよ!」とか予告されてる『ハルク』600号で、この雑誌を読むのを辞めよう、と思った(多分、「正体が明かされたんだか明かされてないんだかわからないオチ」「どうでもいい人がレッドハルクの正体とわかるけど、動機とか背後関係が語られないので、全くスッキリしない」のどっちかだと思う)。

 しかし、9月からの『ハルク』の新展開で、デッドプールさんが登場するとかいう話で、買わざるを得ぬ。ウヌレ。なんというツンデレか、俺め。
  
  
▼最近のキチガイ病院:

 ウォーレン・エリスの『サンダーボルツ』TPB第1巻を読み終えて、第2巻を半分くらい読んだ。

 感想:キチガイしか登場しねぇのか、このマンガは。

 俺が読み逃してるニシーザ版『サンダーボルツ』の第3巻以降で、一体なにがあってこんなキチガイ病院みてぇなチームになったんだ、実際。

 第2巻では、キチガイの親玉ことノーマン・オズボーンが、内ゲバばかり起こしてるサンダーボルツにキレ、お薬飲むのも忘れて大暴走。

「結局、全て俺1人が出張らなきゃならんのか! 俺がそのうちメリケンの大統領になっても、手前らのケツ拭いてやるので手一杯ってワケだ! ヒトラーはいいよな! あいつ、命令すればみんながやってくれたもんだぜ!」
とか、ブツブツブツブツ独り言をいいながら、封印してたグリーンゴブリン・スーツを着て出撃。

 サンダーボルツ基地を占拠したナチのスキンヘッドのキチガイ(好きな色は紫色。昔、バァちゃんが言ってた「紫はキチガイが好きな色」という格言は正しかった)をボコボコにしたあげく、
「俺は神だ! そして貴様はブタが咳したらマロビ出たクズ野郎だ!」
などと勝利宣言。

 駄目だコイツ。
  
  
▼業務連絡っぽい何か:

 コミケに通ったよ。参加するよ。

 卓の場所は、コミックマーケット準備会から届いた封筒をなくしたので分かりません。

 来週当たり、部屋を掃除して出てきたら、書きます。

 新刊とかは期待しない方が。前回強気で刷って余った『ボルトロン』本の在庫を減らすために参加する感じで。
  
  
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タグ:今日読んだアメコミ 同人誌

●wikipediaは地獄だぜ、な日々。

2009.06.23 Tue

▼どうでも良い嘆息:

 こう、今回のエントリは、愚にもつかないことをグダグダと書いてたのですが、読み返して実に「愚にもつかねぇなぁ」と思ったので、バッサリカットして事実関係だけを書いてみる。

 実に愚にもつかないので、読んでも面白くないことは先に断っておく(※この後、「ま、このブログの記事は全て愚にもつかないけどな」的な自虐ネタがありましたが、これもカットしました)。


 こないだ『ターミネーター4』見たねん。

 で、なんとなく、歴代のターミネーターの設定とかが気になったんで、日本語版のwikipediaの関連記事とか読んでたりしてたねん。

 したら、コミック版『エイリアンvs.プレデターvs.ターミネーター』の項目があるのに気付いてな。

「へぇ、こんな日本じゃマイナーなコミックの項目もあるのだなぁ。wikipediaの書き手にも熱心なアメリカン・コミックスのファンがいるのだなぁ」とか感慨を抱きつつクリックした。

 したらこれが、まるきりの捏造記事で、ウンザリした。

 冒頭に、「この記事は多数の虚構記事を常習的に捏造するという長期荒らしによって立ち上げられた可能性が指摘されています」とかいう注意書きが置かれてたんで微妙に嫌な予感はしてたけど、まさかストーリー紹介が全くのウソとは思わなかった。

 こう「伝聞の伝聞で情報にノイズが混じる」とか「翻訳や解釈の間違いとかで結果的に誤った情報になる」とかでなく、徹頭徹尾間違っているモノを、堂々と書き込んでるというこれは、いったい何なのだろうなぁ。

 単に「ワザとやってる」なら理解できなくもないけど、実は「本人の脳内では、これが正しいモノとして確立している」とかだったらヤだなぁ。
  
  
▼参考・『エイリアンvs.プレデターvs.ターミネーター』の大まかなアラスジ:

・物語は『エイリアン4』の直後が舞台。映画ではウィノナ・ライダーが演じていたアンドロイドのコールが、地球の貧民街に潜み棲むリプリー(の、クローン)を見つけた所から始まる。
・コールは、軍の宇宙ステーションでエイリアンを利用したハイブリッドの超人兵士が開発されていることを告げ、リプリーに共にこの計画を叩こうと持ちかける。
・嫌がるリプリーだけど、まぁ脅されたりして渋々協力するハメに。
・実は超人兵士の開発を担当していたのは、スカイネット(この世界ではかなり昔に滅びてる。でもって人類史から抹殺されてる)が「凄ぇ未来に凄ぇテクノロジーを見つけたら、そいつを利用してターミネーターとスカイネットを復活させるのだぜ」的な命令を与えて人間社会に紛れ込ませていた「クリプト・ターミネーター」の1人。超人兵士はターミネーターとエイリアンを結合させた凄い奴なんだぜ。
・宇宙船で開発拠点に向かったリプリーは、色々あってプレデターの宇宙船に拉致される。→とりあえず、みんなでエイリアン/ターミネーター・ハイブリッドのとこにカチ込もうぜ!
・ラストは夜空にリプリーの笑顔でキメ(ウソ)。
・正直、「『エイリアン4』の後日談」でしかなくて、プレデターとターミネーターがいてもいなくてもいいのはどうかと思う。

 こんな感じ。割とウロ覚えで書いてますが、wikipediaに書いてるストーリー紹介は全くのデタラメであることはご理解頂けますでしょうか(あ、面倒くさいので「むしろ俺がデタラメを書いてる可能性」は考慮しないで頂けますでしょうか)。
  
  
 以上。
  
 追記:『AvPvT』のアラスジを書いてて、「むしろ、wikipediaに書いてある捏造のアラスジの方が面白そうじゃね?」とか思ったのはナイショだ。
  
  
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タグ:AVP 今日読んだアメコミ

●最近の海外通販:イギリス編

2009.06.19 Fri

▼荷物受け取りで自宅警備でござるの巻:

 なんかこう、それぞれ別方面からの通販の荷物が重なって届く。

 基本、宅配便が来る時間帯にゃ自宅にゃ居ないんで、週末まとめて受け取り。朝から『ターミネーター4』でも見に行こうかと思っていたのに。

 Amazon.co.jpで予約注文してた『ショーケース・プレゼンツ:グリーンランタン』第4巻に、Amazonマーケット・プレイスで注文した『ケーブル&デッドプール』第4巻、あとローンスター・コミックスで注文してた『ニュー・サンダーボルツ』第2巻だのウォーレン・エリス期の『サンダーボルツ』だのといったAmazonで扱ってねぇ系のTPB群(+バックナンバー少々)、更にG-MARTから届いた新刊のコミックブックと4便分を受け取って、これで全部……と思いきや、まだあと1便、海外便が届く予定なのに気づく。

 ……ハテ、海外からの便でこの時期受け取るブツってもう無いハズだよなぁ、とか思いつつ、やがて来た宅配便業者から箱を受け取る……なんか軽い。

 開封してみたら、半年前にエゲレスのForbidden Planetに注文してたけど、「在庫無いよ」ってことで送られてこなかったイーグルモスの「ザ・クラシック・マーヴル・フィギュリーン・コレクション」のゴーストライダー特集号が1冊。「前回送れなかった商品が入荷したので送るよ!」とかいう伝票付きで。

 ……そうか、Forbidden Planetはこーいうシステム(=発送時、在庫の無かった商品がキャンセル扱いにならない)だったのか。初めて使うショップの通販のシステムはザッとでも読ンどくべきだったなぁ、と反省。

「ま、メリケンのコミック・ショップと同じようなシステム(=発送時、在庫の無かった商品はキャンセル扱いになる)だろ」的にタカをククってた半年前の俺よ、呪われよ。

 その上、伝票の末に「以下のアイテムはまだ入荷してないんだけど、入荷し次第送るよ!」とかいうメッセージと、前回注文したブツの内、まだ届いてないもの3個がリストアップ。……オノレ俺め。

 まあ、残ってるもの3つとも欲しいモンだし、送料は案外安くて、国内で同等の品を通販で買うのとそんな変わらんので、今後送られてきても喜んで受け取るのぜ、という結論に(負け惜しみとかゆーな)。

 ……にしても、せめて発送時にはメールくらいは送って欲しかったのですが、それもイギリスン式なのでしょうか。
  
  
 とりあえず、『ニュー・サンダーボルツ』と『ケーブル&デッドプール』読んで、ひとりファビアン・ニシーザ祭りを開催。

 ていうか『ニュー・サンダーボルツ』で、いい具合に盛り上がってた話のさなかに突然、「ハウス・オブ・M」にタイインしたのには噴いた。コミックブックで読んでたら、広告とかで薄々気付けてたんだろうけど、単行本で読むと案外に意表を突かれるものであるな。
  
  
 あと、『ショーケース・プレゼンツ:グリーンランタン』第4巻の表紙が、Amazon.co.jpとかに載ってる書影と全然違っててな。

・参考リンク1:DCコミックス公式サイト(※実際の表紙イラストはこちらな)
・参考リンク2:Amazon.co.jpの同商品のページ(※こっちは表紙デザインが完成する前の「仮の表紙」を載せてるのな)

 こう、表紙がまるきり差し替わってること自体は、別に良いのですが(強いて言えば仮の表紙の方がニール・アダムスの絵でカッコいいなと思うけど)。

 けど、第4巻の背表紙上段のカット(※基本的に、表紙の一部をトリミングして流用する)が、なぜか「仮表紙」版の方のイラストをトリミングして使用してて、「なんじゃこりゃ」と思う。表紙イラストを完成版に差し替える段階で、誰か気付かなかったのか。
  
  
 あと、「ザ・クラシック・マーヴル・フィギュリーン・コレクション」のゴーストライダー特集号のコラムを読んだら、オリジナルのゴーストライダー(※1949年初出のマガジン・エンタープライゼス社版「ゴーストライダー」の方な)のネーミングは、ヴィンセント・スリヴァンが当時流行っていたカントリーのヒット曲「ゴーストライダーズ・イン・ザ・スカイ」から、そのマンマ持ってきた、とかいう記述があって「うわ、ミもフタもねぇ」とか思う。

 劇場版『ゴーストライダー』のエンドロールで、スパイダーバイトがカバーした「ゴーストライダーズ・イン・ザ・スカイ」が流れてたのは、あれは原典へのオマージュみてぇなモンだったのか。

 あと、ジョニー・ブレイズという、冷静に考えると、実に適当な名前を考えたのはスタン・リーなんだってさ(ロイ・トーマスいわく「スタンが決めたんじゃ、従うだけだよ」)。
  
  
 どうでもいいけど「Ghost Riders in the Sky Spiderbait」とかでググると、劇場版『ゴーストライダー』の映像にスパイダーバイト版「ゴーストライダーズ・イン・ザ・スカイ」を被せたMADムービーがいくつか引っかかるねん。

 こう、見せ場だけを5分程度にまとめられたのを見ると、「劇場版『ゴーストライダー』って、すげぇカッコ良くね?」とか錯覚させられるよなぁという、更なるミもフタもない感慨を抱きつつ、本日はこの辺で。
  
  

劇場版『ゴーストライダー』DVDとか。
「ゴーストライダー デラックス・コレクターズ・エディション エクステンデッド版 2枚組」(長ぇ)が
マーケットプレイスで500円以下とか、実に正当な評価で泣けてくる。

  
  
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●『グリーンランタン』のTPBとかのハナシ。

2009.06.11 Thu

▼どうでも良いTPBとかのハナシ:

 ふと気付くと「ショーケース・プレゼンツ」のTPBで『グリーンランタン(vol. 2)』の1970年代に入るくらいまでの(具体的には第75号まで、デニス・オニール&ニール・アダムスの『グリーンランタン/グリーンアロー』期が始まる前までの)コミックが全部読めるようになってたことに、何となしに「すげぇぜ」とか思ってみる。

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来週出る最新第4巻。『グリーンランタン(vol. 2)』第60~75号を収録ナリ。

 しかしね、上の第4巻のページ数が400ページ弱(通常は500ページ強)にページ数を削って、あえて第75号までの収録で切ってる(=オニール&アダムス期の開始となる第76号以降を収録してない)のがね、
 こう、「オニール&アダムスの『グリーンランタン/グリーンアロー』はショーケース・プレゼンツでは出しません。フルカラーのTPB全2巻出てるんだからそっち買え」的な方針が透けて見えるようで、ある意味で清々しいですね。

 まあ、俺も『グリーンランタン/グリーンアロー』はカラーで読んだ方が良いと思うんで、特に異議はございませぬ。

 っつーか問題はむしろ、オニール&アダムス期以降の(要するに第90号以降の)『グリーンランタン』誌は「ショーケース・プレゼンツ」で単行本化されんのかなぁ、という。

 こう、ね。振り返って見るに、オニール&アダムス期以降の『グリーンランタン』誌ってば、割合に「色々新路線を模索してみるものの、1、2年経ったら無かったことにする」的な時期でね。

 こう、新キャラクターのエアウェーブを出したり、グリーンアローとのコンビ路線を継続したりして、チームアップ路線で行くのか……と思ったら2年ほどでソロに戻したり(表紙に「Back at Last in Solo Star-Spanning Action!」とか書いてるのが空々しくて大好き)、ハルがオモチャセールスマンを辞めてトラッカーになったり結局パイロットに戻ったり、キャロルと別れてカーリー・リンボさんと婚約したとおもったら、諸事情により結婚を中止してキャロルとよりを戻したり、ガーディアンズの命令で小惑星基地に単身赴任してコズミックなヒーローに戻ったりと、軸が定まってない印象でな。

 結局、『グリーンランタン』の物語を年表とかにまとめると「あんま特筆することのない時代」として、ザックリ省略されてる時期であるところの、この時代のコミックは、単行本化されないんじゃネーの? という。

 註:上記の文章は、後年にバックナンバーでこの時期の『グリーンランタン』を読んだ人間が、ごく主観的な印象で語ってますので、この当時の『グリーンランタン』誌を読んでいて、かつ好意的に捉えている方などおられましたら、申し訳なく思う次第であります。

 個人的なハナシで言えば、「この辺の時期(大雑把にいえば第90~180号)のイシューはバラで飛び飛びに持ってる感じですが、カケを揃えるのが面倒くさいのでぜひとも単行本で出して頂きたい」とかそんな感じなのですが。

(こんな事書いて、数ヶ月後に普通に第76号以降を収録した第5巻が出たら赤っ恥ですね、しかし)
  
  
●オマケ:『グリーンランタン(vol. 2)』単行本バリエーション

『グリーンランタン(vol. 2)』誌を、第1号から単行本化するぜ(※)、という試みを最初に行ったのは、DCコミックス社のハードカヴァーのレーベル、「アーカイヴス」でして。

※正確には第1号以前のトライアウト連載分(『ショウケース』第22~24号)から単行本化してるんだが、いいじゃねぇか、細けぇことは。


アーカイヴス一覧。全6巻なのでキッチリこのボックスに収まるのぜ。

 1998年9月頃に刊行された第1巻以降、それなりに順調に出ていったこのアーカイヴス版は、2007年1月頃に刊行された第6巻で、今の所刊行が停止している。これは、今のご時世、ハードカヴァーの高級な本はあんま売れない、という感じで、「アーカイヴス」レーベル自体が「忘れた頃に有名タイトルの新刊が1冊出る」程度にまで刊行ペースが落ちているので、まあ、しょうがないっちゃしょうがない。
 アーカイヴス版で収録されたのは『グリーンランタン(vol. 2)』第1~47号まで。今の所「カラーでの再録」という点に置いては最長記録になる。


 続く試みは、近年DCの単行本の編集部が意欲的にリリースしてる「ショーケース・プレゼンツ」レーベル。こちらは、モノクロで紙質もそんなに良くない廉価版な体裁ながら、各巻500ページ前後の大ボリュームが信条。


ショーケース版『グリーンランタン』色々。
なんか知らんがAmazon.co.jpだと同じ単行本が複数ヒットする。
多分書影が見えてるのを買えばいいと思う。


 2005年10月頃に出た第1巻から、1年数ヶ月おきに1冊、程度の刊行ペースながら、そのボリュームを活かし、2009年6月末日の時点で(要するに前述の4巻が出た時点で)『グリーンランタン(vol. 2)』第1~75号までを収録と、アーカイヴス版を大きく引き離す最長記録を達成。まあ、前述のように「これ以降の続刊出るの?」という懸念も無きにしもあらずで、これ以上記録が伸びるのかはDCの「ショーケース・プレゼンツ」担当者の胸先三寸な感じ。


 でー、現在の期待のホープが、DCが最近力を入れ出したソフトカバーの「クロニクルズ」レーベル。各ヒーローのコミックスを発行年代順に単行本化していく、というコンセプトで、紙質普通・フルカラーの体裁。まあブッチャケ、フルカラー&上質紙だけど値段がイヤんなるほど高い「アーカイヴス」と、価格が安くて造本も安い「ショーケース・プレゼンツ」の間を取った商品ね。

 この「クロニクルズ」レーベル、こないだまでは「スーパーマン」「バットマン」のゴールデンエイジ期のハナシのみを出してたですが、最近はシルバーエイジ期の作品も「クロニクルズ」で出すようになりまして、「フラッシュ」と「グリーンランタン」なぞが出ております。

 で、先月出た第1巻が『ショーケース』第22~24号と『グリーンランタン(vol. 2)』第1~3号までを収録。続く第2巻が今年末(12月あたり)に刊行予定と、まぁマイペースで出てますが。ゆくゆくは「アーカイヴス」を追い抜いて欲しいなぁ、と。
 アーカイヴスが各巻200ページ前後なのに対して、こっちは各巻160ページと、ボリューム自体にケッコウな差があるんで、先は長そうですが。

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そんなわけで「クロニクルズ」第1巻。この白を基調としたシンプルな表紙が割とステキ。
 ……ブッチャケ、手間のかからないデザインだよね。

  
  
 以上。
  
  

  
  
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