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●最近の呪詛。

2010.04.30 Fri

▼最近の呪い:

「コミックス・コンテュニューム」(コミックのニュースサイトね)の本日のトップの画像が、『アンキャニー・X-メン』第524号のプレビューからの1コマ……っていうか、「セカンド・カミング」のもの凄いネタバレ画像(あのX-マンが死ぬのかよ!)で、開いた瞬間アゴを外す。

 あの画像をチョイスした担当者に呪いあれ。こう、楽しみにしてた映画のオチを、キレ返せない立場の人間にバラされるとかいう感じで。
  
  

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●適当なるプレビューズ@7月。

2010.04.22 Thu

▼DC7月のプレビューズだぜ、の巻:

 まぁ、いつものDC7月の新刊案内を眺めつつ、ダラリとひとくさりなソレ。
  
  
 まずはイベント関連。

『ブライテスト・ディ』第5、6号は、「デッドマンがホワイトランタン結成の真実を知るぜ! 蘇った面々も、その代償の高さを知るぜ」とかいう具合。

 オイラ個人としては、ようやくショップから『ブラッケストナイト』第8号を含む荷を「発送したよ」メールが来たというのに、「ラストであいつらが生き返った」ことが前提で、どんどん話が進んでるのには、正直「ウヌレ」という感じですが。まぁ、それはそれで。


「ブライテスト・ディ」タイインで、『ブライテスト・ディ:ジ・アトム・スペシャル』ワンショットが。アトム(レイ・パルマー)さんのオリジンをリトールドしつつ、話は次回の『アドベンチャー・コミックス』に続くよ、と。ライターは気鋭の作家ジェフ・レミーレ<Jeff Lemire>(※カタカナ表記自信なし)。

 レミーレはヴァーティゴとかで作・画双方を担当したりして描いてる作家ですが、ヒーローものコミックスも指向してたのね(さすがにこちらではアートは担当しないけど)。
 とりあえず買って、琴線に触れるものがあったら同氏がヴァーティゴで出した『ザ・ノーバディ』あたりを読んでみようと思った。
  
  
 で、今月も当然のように「ブライテスト・ディ」タイインな『グリーンランタン』。夏から第3のオンゴイーング・シリーズ『グリーンランタン:エメラルド・ナイツ』(ライターはピーター・トマシ)が始動するとかで、正に絶好調。
『グリーンランタン』第56号が、脱走したヘクター・ハモンドがラフリーズを狙ったり、ハルが失踪したパララックスの手がかりをつかんだりとか。『グリーンランタン・コーズ』第50号は、サイボーグ・スーパーマンが帰還するぜ! ナフセイド! あとガンセットがアトロシウスと裏取引を? とかなんとか。まぁ、面白いだろうから、楽しみに待つ。


 あと「ブライテスト・ディ」タイインは、
・『グリーンアロー』第2号:『クライ・フォー・ジャスティス』の爆心地がホワイトリングのパワーで巨大な森林に?(なんだそれは)

・『ジャスティスリーグ:ジェネレーション・ロスト』第5、6号:謎の悪人を追ってロシアに行った旧JLIの面々は、ロケットレッド・ブリゲイドと再会するぜ!

・『ジャスティスソサエティ・オブ・アメリカ』第41号&『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』第47号:まぁ、例のアラン&ジェイドさんとスターハート絡みのクロスオーバーの第2、3話。

・『バーズ・オブ・プレイ』第3号:メンバーの1人が死にかけるよ! あとペンギンは表紙でも頑張ってるよ!

・『フラッシュ』第4号:オリジナルのキャプテン・ブーメランが帰ってきたぜ!(それに引き替え2代目のあの扱いは……)

・『タイタンズ』第25号:デスストロークvs.オシリス!<接点ないなぁ。


「バットマン」フランチャイズは、『バットマン』第701号でモリソンが「『バットマン:R.I.P』と『ファイナル・クライシス』の間に起きた、ブルース・ウェインの秘話だよ!」とかいう話をやるのと、ニール・アダムス作・画の『バットマン:オデュッセイ』が、個人的に気になるかなぁ、と(……アダムスが帰ってきても、ジョルダーノは……とか思ってちょっとションボリしてみる)。

 あとはまぁ、『バットマン&ロビン』と『レッドフード:ロスト・ディズ』と『レッドロビン』(レッドロビンvs.ロビン!)買うかね、と。

 あー、『アズラエル』はもうライター変わるのね。人気とかどうなんだろ(<あまり売上げランキングとか見ない人)。前シリーズでデニス・オニールが1人で100話書くとかいう、「そんなに抱え込みたいのか、お前は」なソレも、それはそれでアレですが。やっぱり1、2年は同じライターでじっくり掘り下げて欲しいと思うのですよ。


「スーパーマン」フランチャイズは、前回もいったけど『スーパーマン』誌の新ライターにJ.マイケル・ストラジンスキーが。
「ウォー・オブ・スーパーメン」のショッキングな出来事のあと、スーパーマンの自由と正義とアメリカンウェイのための戦いはどうなる?」とかいわれましても、「ウォー・オブ・スーパーメン」がまだ出てないがな、とか思いつつ。

『アクション・コミックス』第891号の方は、こちらも新ライター、ポール・コーネルを迎えて、レックス・ルーサー@オレンジランタン絡みのおハナシ。ポール・コーネルって『キャプテン・ブリテン&MI-13』の人か。評判とかどないやろ。

 あとは『スーパーガール』も新体制でやってるよ! とか、『スーパーマン/バットマン』はポール・レーヴィッツのライトが継続、とか、『アドベンチャー・コミックス』はナンバリングを前のオンゴーイング・シリーズ(※第503号で休刊)からの通し番号にして、今回から第516号だよ! とか。
 個人的に、「前のシリーズからナンバーを継続」って手法はあんま好きじゃないなぁ(※シリーズの流れを把握するのに面倒なので)、とかいう適当な感想を抱きつつ。

 でー、その『アドベンチャー・コミックス』の方は、先述のジェフ・レミーレの「アトム」が今号から連載開始で、「リージョン」とダブル連載に。『アドベンチャー・コミックス』が、伝統的に「複数のヒーローのコミックが連載されてる雑誌」だったのを継承してるのかしら。

『アドベンチャー』の方の「リージョン」は、リージョンの創始者であるR.J.ブランドの遺書絡みの話。『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』本誌の方は、アースマンの野郎がリージョンに加入だと? メンバーの反発は? とか。


 以下はレギュラータイトルとか。

 ミニシリーズ『DCユニバース・レガシーズ』第3号は、シルバーエイジが到来。ゴールデンエイジのヒーローらが引退する一方、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンが登場して新たな時代が幕を開けるよ! あと、チャレンジャーズ・オブ・ジ・アンノウンとシーデビルズら、非メタヒューマンの人々も頑張るよ! って感じ。第3号でもうシルバーエイジってことは、モダンエイジまでの流れをきちんと描いてくれるのかしら。

 こう、個人的には、『インフィナイト・クライシス』以来、明言はされたものの描写はロクになくて、実際のトコどんな具合になってるのかが不明だった「ワンダーウーマンはスーパーマン、バットマンらと同時期にデビューしていた」設定を、レン・ウェインがきちんと折り合いを付けてくれることを祈りつつ。


『ザ・シールド』『ウェブ』が打ち切られた「レッド・サークル」レーベルは、チームもの『マイティ・クルセイダーズ』を新オンゴーイング・シリーズとして始動。ピンで駄目なら束ねて売り出せ、というしょうもない戦略に思えるのは気のせいでしょうか。
 とりあえず、政府麾下のヒーローチームらしいので、「政府のスーパーヒーローチーム」(スーサイド・スカッドとかヤングブラッドとか)が大好きなオイラ的には買わざるを得ぬ。得ぬのか、本当に。……TPBでいいか?(腰が引けやがった)


『ブースターゴールド』の前ライター、ダン・ジャーゲンスによる、リップ・ハンター主役のミニシリーズ『タイム・マスターズ:バニシング・ポイント』(全6号)が開始。
「バニシング・ポイントに異常が発生した! 時空間がバラバラになる危機を救うには、時空流のいずこかにいるブルース・ウェインを探し出すしかない!」とかいうハッタリの効いたストーリー。
 バットマンが物語の核で、ゲストとしてスーパーマン、グリーンランタン、ブースターゴールドを用意してるあたり、「リップ・ハンターだけじゃ売れないので、ゲストで補強します」って感じですね。いい割り切りだと思います。

 一方でギフェンの『ブースターゴールド』の方では、「『ジャスティスリーグ:ジェネレーション・ロスト』での間違いを正すために、過去に旅立つよ!」とかいう泥縄っぽい展開に。
 ゲストは“マトモだった頃の”マクスウェル・ロードと、“生きてる頃の”ブルービートルと、“その当時の”ブースターゴールド当人。ケヴィン・マグワイアの描いてる表紙イラストを見ると凄く、こう、言い知れぬ感情がわき上がってくるなぁ。

『パワーガール』の方も『ジェネレーション・ロスト』タイインで、まぁ、マクスウェル・ロードの残した陰謀で、パワーガールさんが大変になるよ、と。

『JSA:オールスターズ』は、表紙がカッコいい。でもこの表紙に出てる人らは、『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』とのクロスオーバーには参加せんのだろうな、と考えると微妙な気分になりますね。
 とりあえず、ドラッグ・ディーラーを退治しにジャングルに行ったら神様に出会ったよ! とかいう話な模様。どうでもいいけど、バックアップはまだアワーマン&リバティ・ベル+アイシクル&ティグレスの話が続いてるのか。いいけど。

『シークレット・シックス』第23号(もうすぐ2周年や)では、再びジョン・オストランダーがゲスト・ライター。絶海の孤島におびき寄せられ、ハンターたちに追われることとなったシークレット・シックスの面子が逆襲するぜ! 的なソレ。今回で完結かしら。


 あとは、
・『レベルス』第18号の「ブレイニアック1vs.ブレイニアック2vs.ブレイニアック3!」な展開が気になるぜ。

・『ワンダーウーマン』第601号は、新展開なのはいいけど全くどういう話かわからねぇぞ、オイ。

・7月の「ショーケース・プレゼンツ」は『ドゥーム・パトロール』。「初代パトロール全滅!」の回も見られるヨ!

・今月は『ザ・ブレーブ&ザ・ボールド』出ねぇの?

・「『タイニー・タイタンズ』第30号はカーリーヘアー特集号だよ!」 ……このセンスは嫌いではない。

・『ビリー・バットソン&ザ・マジック・オブ・シャザム』のアーティストが割と安定してきてるけど、本誌自体売れてるのかしら?

・ヴァーティゴの『ローザーズ』のTPB第2巻480ページってぶ厚いなオイ。

・DCダイレクトの「DCコミックス75周年アニバーサリー:スーパーデラックス・キューブリックセット」って、既存のキューブリックの微妙なリデコ×10体で100ドルっていい商売だなメディコム。

 とかなんとか。
  
  
 以下、オマケでマーヴル&ダークホース関連適当に。

・オリジナル版「マーベルマン」のリプリントが出るけど、年代順に刊行してくハードカヴァー版は、まぁ付き合ってられないのでパス(買うにしてもソフトカバーで)。とりあえず、傑作選の『マーベルマン・ファミリーズ・ファイネスト』全6話を買って様子見。
 どうでもいいけど、表紙で騙されて買って、中身のあまりにも牧歌的な絵柄に驚愕する人とか出そうな気がする。出ないか。……いや、ビニールパックされてて中身が解らなかったら買うかもよ(どうでもいい)。

・今月のデッドプールさん関連タイトルは、
『デッドプール』第25号
『デッドプール:ウェイド・ウィルソンズ・ウォー』ミニシリーズ第3号(全4号)
『デッドプール・チームアップ』第891号
『デッドプール:マーク・ウィズ・マウス』第13号(最終号・いつの間にか全13号のミニシリーズになってやがった)
『デッドプール・コーズ』第4号
『レディ・デッドプール』ワンショット
『X-メン・オリジンズ:デッドプール』ワンショット
 の全7誌(乾いた笑いを浮かべつつ)。まぁ、『マーク・ウィズ・マウス』も終わるし、きっと来月、再来月あたりからは3誌程度になる……と思いたい。

・こう、スティーブが復活するのをライブで追いかけたくて『キャプテン・アメリカ』を買ってたオイラですが、そろそろTPBでの購入に切り替えるかなぁ、と思った。
 なので、『スティーブ・ロジャース:スーパーソルジャー』ミニシリーズも見送りで。……でもキャップがゲスト出演する『シークレット・ウォリアーズ』第18号は欲しいなぁ。

・『X-メン:フェニックス・フォース・ハンドブック』は、「歴代のフェニックス・フォースの持ち主や関係者のオフィシャル・ハンドブックだよ! もちろん、みんなの注目してるホープ・サマーズちゃんの情報も載ってるよ!」って、ミもフタもなくね? いや、既にホープがフェニックス・フォースとどうにかなるのは、さんざネタ振りされてたけどさ。でも、もう少し奥ゆかしさってモンがあっても良くね?

・『X-ウィメン』ワンショットは万難を排してでも買う。

・ジム・シューターの『ドクター・ソーラー』新シリーズはオンゴーイングか。とりあえず、最初のストーリーアークまでは付き合う。9月に出る『ドクター・スペクター』のハードカバーも気になる……けど買わないだろうな。

・『エンパワード』第6巻出るよ!

・『スターウォーズ:レガシー』が第50号で完結。いや、読んでたワケじゃないけど、ジョン・オストランダーがライターだったんで気にしてた。
 オストランダー、DCでオンゴーイング持ってくれな……いや、いいか。近年のオストランダーは割と無造作にコンティニュイティを上書きするし。いや、オストランダー版含む過去設定を根底から覆した『マンハンター』の設定を、再度オストランダーに覆させるとかいう起用法なら……(※以下延々と妄想が続くので略)。
  
  
 ま、そんな感じで。
  
  
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タグ:プレビューズ

●祝! デッドプールさん『vs,カプコン3』出演。

2010.04.21 Wed

▼超必殺技とかを考えてワクワクする日々が始まるぜ、の巻:

 『マーヴルvs.カプコン3』が出るそうで(詳細は面倒くさいので「marvel vs. capcom 3」でググれ)。

 予告画像&映像(詳細は面倒くさいので略)にはアイアンマンとかハルクとかリュウとかモリガンとか、メジャーどころ+登場確定キャラっぽいのがシルエットで登場してますが、そのシルエットの中に「背中に日本刀2本差しの丸い頭の人」がいて「どう見てもデッドプールじゃねぇか」と話題になってるのだぜ。

 あと、「画体がよくて耳がとがってて頭が丸くて肩がカミシモみたいになってて右手がゴツい」「どうみてもスーパースクラル」なシルエットも出てて。見える……菅野さんが狂喜乱舞してる様が見える……。

 発売は2011年春とかで、丸1年先ですが、今から
「マイナーキャラ枠はなにかしら」とか
「全キャラ“スクラル”と“ゾンビ”のコスチュームが用意されてたらやだなぁ」とか
「タスクマスターを! タスクマスターを!」とか
「プーさんのヒーリングファクターは取り入れられるのかしら」とか
「プーさん、ウルヴァリンとあと1人で“ウェポンX”結成するんだ」とか
「コスチュームチェンジでスクラルプーさんとかハルクプーさんとかソープーさんとかゾンビプーさんを!(<もはやコスチュームチェンジどころじゃねぇ)」とか
「超必殺技はケーブルを召還して2人でライフェルド銃を乱射するのかしら、それとも日本刀でシルバーサムライ風に前方をスパスパスパ~っと連続で切り付けるのかしら。あの映画みたいに、日本刀を回転さして飛び道具をはじき返しつつ前方突進とかだったらやだなぁ」とか
 ヘヴンな妄想が止まらないぜ。
  
  
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タグ:デッドプール

●どうでも良き日常:

2010.04.20 Tue

▼どうでも良き雑記:

 まぁ、いつもの、身の回りのコミック絡みのネタを適当に書いてく雑記。
  
  
▼最近の神保町:

 先週、久々に中野書店に行ったら、なんや1950年代のDCとチャールトンのコミックスがボチボチあった。しかも315~525円という破格値で。

 表紙に「PX」なんたらと書かれたハンコが押してあったりするのを見るだに、刊行当時、米軍駐屯地で流通してた品なのかね。

 チャールトンの『ホット・ロッズ』が結構あったけど、まぁジャンル外なので買わず。

 俺的な守備範囲である所の『アドベンチャー・コミックス』第217、218号(巻頭はスーパーボーイ、後半にアクアマン、グリーンアロー)とスタースパングルド・コミックス第115号(表紙はトマホーク、後半にロビンの単独連載)の3冊を購入。DCの戦争ものコミックスやSFコミックスもあったけど、そちらは悩んだ末に買わず。
  
  
▼最近のシークレット:

 部屋の掃除をしてたら出てきた『シークレット・ウォーズ』をなぜか読み出した今日この頃。

 でー、今は第3話(の途中)まで読んだとこですが。
 ライターがジム・スターリンシューター(間違えた!)なんで、複数のヒーロー・ヴィランらが個性的に活躍する話なんかと思ったら、割と空気っぽい人というか、「死にキャラ」が結構いるなぁ、と思った(まぁ現時点では<フォロー)。

 ていうか、今んトコは真正面からの本格大バトル的なソレが起きる前で、ヒーローたちはどいつもこいつも口を開けば「地球に帰りたい・恋人に会いたい」だのいいやがってる「タメ」な期間なんで、もう少し読み進まないとヒーロー側は盛り上がらんかもしれぬなと思った。

 そんな中で、マーヴルの悪役の中でも、ある種別格であるマグニートとドクター・ドゥームの2人が、クロスオーバーのゴール地点を無視する形で独自の行動を取ってやがるのがイカスなぁ、と。
 ていうか、こいつら以外の登場人物が、ビヨンダーの提示したルールに案外素直に順応してるせいで、この2人が事態をかき回さないと物語が面白く転がらなくなってる感があるですが。

 無理矢理拉致してきたワスプと数ページ後には微笑ましく語り合っているのはおろか、気付けば濃厚なキスをしてたりするマグさんのフリーダムぶりがパネェ。

 あと、クロスオーバーの舞台設定ガン無視で「争ってる場合か! むしろ我さまの案に従い、必要とあらばヒーローとも手を組むのであるあるある(独裁者的残響音)」とか言い出すドゥームさんのネバー・リード・空気ブリは最強にして無類でありアニキ惚れたぜな所存。面倒くさいからとりあえずドゥームさんに話を合わせるアブソービングマンさんらの身の程をワキマえた空気リーディング能力もすばらしいで候。

 他方、アッサリ順応した上に、リーダーにまで選ばれて「このまま戦い続ければ、我々が勝利できるだろう」とか、冷静に戦況を分析してるキャプテン・アメリカの無闇な前向きさは、これはこれで偉大だと思う。

 あと、廊下をジェットローラースケートで走ってるローディさん(この当時のアイアンマンの中身はローディさん)がカワイイ(割と空気だけど)。

 それとプロフェッサーXが、やばい所を見ちゃったスパイダーマンの記憶を改ざんしてるシーンとかは、今の若い子に見せると「この頃から腹黒ハゲか!」とか、面白おかしく突っ込まれそうだなと思った。
  
  
▼最近のAmazonと意地汚い性根:

 こう、オイラがマーケットプレイスに出してる商品を、さりげなくウチのブログで紹介すれば、マーケットプレイスの売上げに加えて、アフィリエイトの紹介料も入るじゃん、ということに(イマサラ)気付く。

 ま、俺が売り飛ばそうと思ってる本を、ここで「みんな読め」とか書くのはどうかと思うのでやらないですが。

 ……間違って2冊買ったTPBを処分したいときとか、「アルティメット・コレクション」が出るので旧版のTPBを売りたいときなどに使うならいいのか。

 っつーワケで、その内『ケーブル&デッドプール』のレビューなぞを……(ウソです)。
  
  
▼最近のタケダ・サナ:

『ミズ・マーヴル』第7巻がようやく届いた。

 エロい。(<他にいうことはないのか)

 昨日のうちのブログの閲覧者数が通常の3倍くらいになってたけど、そのことごとくが「タケダ・サナ」の検索ワードでウチに来てて吹く(2ちゃんまとめサイトあたりでタケダ・サナのミズ・マーヴルの画像が貼られてたらしい)。そんなにエロスが好きか。

 もしかしたらアフィリエイト経由でタケダ・サナのTPBとか買ってった人でもいないかなと、淡い期待を抱くも……まぁ人生そんなには甘くないわな。
  
  
▼最近のトランスフォーマー:

 Amazon.co.jpで『オール・ヘイル・メガトロン』のTPBを購入したので、この機会にIDWの「トランスフォーマーズ」のコミックを読み始めようと思った。

 とりあえず、世界観がどんなモンかを知るために、英語版のWikipediaで検索かけて、IDW版『トランスフォーマーズ』の流れについて学ぶ。

 ……OK、大体理解した。ドリームウェーブ版は忘れていいのね。

 ていうか『オール・ヘイル・メガトロン』って、独立したエルスワールズ作品じゃなくて、IDW版『トランスフォーマーズ』のコンティニュイティ内に位置づけられてるのか。ま、気にせず読むが。

 ていうか、ファーマンの作品世界ガイドである所の『トランスフォーマー:アルティメット・ガイド』を買わなかった(理由:米語版で買ってたので)ことを今さら後悔する。ま、米語版も今や入手困難ぽいけど。今度実家に帰った時に回収してこよう。
  
  
▼最近のフラッシュ:

 特に意味もなく『フラッシュ』第137号(新旧フラッシュがヴァンダル・サヴェイジと戦う話ね)が読みたくなった。

 とりあえず、Amazon.co.jpで『ショーケース・プレゼンツ:フラッシュ』第2巻を注文。

 でも「お届けまで2週間かかるよ!」とかいわれて、まだ届いてねぇ。

 そしてミルミル「読みたい」という初期衝動が小さくなってきてる現在。キャンセルしちゃおうかしら。
  
  
▼最近のホークマン:

 旧ホームページの「ホークマンの歴史」のテキストをアップデートしようかと思った。

 が、オイラには『JSA』第25号以降の「最近のホークマン」についての知識が欠けてることに気付く。

 とりあえず、wikipedia英語版を見たら、いつの間にやら4代目ホークマンが登場してたりしてて驚く(いやオイラ、「あの人」が4代目ホークマンを名乗ってた時期の『ホークマン』を読んでなくて、単にあの人を「帰ってきたゴールデンなんとかさん」としてしか認識してなかったねん)。ていうか、『ホークマン』誌上でアニマルマンが「鷹のアバタール」について言及してたりもしたのか。いかん、『ホークマン』をきちんと読もう。
(※ここでいう『ホークマン』は、数年前まで続いていたオンゴーイング・シリーズで、第50号から『ホークガール』に改称したアレね)

 ま、いつものごとく「その1」とか銘打って、『ゼロ・アワー』までのホークマンの歴史を紹介する手もあるけどな(ただ、この手は、ややもすると続きを書く気力が削がれる弱点があるのですが<弱点じゃなくてお前が悪い)。

 余談:この記事を書くために旧ホームページの記事をネットで検索して、reocities.com(※消えたジオシティーズのホームページのアーカイヴ的なページ)の存在を知ったけど、こう、旧ホームページの日記とかが最後に更新したままで永遠にネット上に残されるのはイヤかもしれぬ。
  
  
▼最近のWikipedia:

 日本版WikipediaでDC Comics社を「DCコミック」、Marvel Comics社を「マーベル・コミック」と表記してるのが気になってしょうがねぇが、直し方が解らぬ(すすんで直す気もないけど)。

 こう、映画のタイトルとかで解りやすさ優先で、複数形を省略するのは解らないでもないですが、「辞典」で正確な表記をしないのはどうなのかしら、と(<「corps」の正しくないカナ表記をカタクナに使い続けてる人間が何をいうか)。
  
  
 オワル。
  
  
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タグ:古本 Amazon

●どうでも良きドカベン。

2010.04.16 Fri

▼適当な前書き:

 秋田書店のマンガ雑誌についてのエントリを書いてたら、『ドカベン』関連のテキストが長くなったので、独立エントリにしてみた(そして元のエントリは、完成させる前に話題の旬が過ぎたのでボツにした)。そんな感じ。

 読み返すと、思いついたことを次々に盛り込んでったトリトメのない文章になってて、「駄目だ、これは」と思うも、まぁ、いつものことなので諦めた。

 とりあえず、現行の秋田書店について思う所は、
「『ケルベロス』って、毎週毎週、無駄にエロスに力を入れた1コマがあるのがすばらしいよねー。先週だかのお姉ちゃんが胸元に汗かいて土下座してるコマとか」
 とか、
「『バビル2世』のリメイク版、も少し宣伝に力を入れるべきじゃね?(いや、連載第1回の際に、電車の中吊り広告入れたのが秋田の営業の精一杯なのかもしれないけど)」
 とか、
「雨宮 淳&プレイコミックっていう、絶好の舞台を用意しておきながらヌードの1枚も描かない『ワイルドキャット』には絶望した」
 とか、
「月刊チャンピオンが、最近付録をつけてるせいでコンビニで立ち読みできなくて困る」
 とか、そんな感じ。

 このブログもその内、毎週「週刊少年チャンピオン」のレビューを書くブログに移行しようと思う(こいつ、割と目が本気だ……)。
  
  
▼適当な導入:

 コンビニ行ったら廉価版単行本の『大甲子園』第1巻が売ってたので、思わず購入する。まあ、『大甲子園』単行本は全巻持っているのですが、実家に置きっぱなしなのでな(<誰に言い訳してるんだか)。

 あとこの第1巻は、個人的に『大甲子園』名試合ベスト3な「明訓vs.白新」を完全収録なので、久々に読んで心を燃え立たそうかと思った。

 ……ちなみにベスト3の残りの2つは、「明訓vs.室戸学習塾」と「青田vs.クリーンハイスクール」。この廉価版単行本シリーズが続くとしたら、続く第2巻、第3巻あたりに収録されるので、多分、買い続けるのだろうな。

 ていうか、「vs.白新」編の10回裏の殿馬のセリフ「よォ火の玉ボールづらぜ」の誤植――セリフ自体に問題はないけどフォントが間違ってる(アンチGじゃない)――が、いまだに直ってないのな。愛蔵版、文庫版と、版型を変えつつ版を重ねてるのに、誰も気付いてないのか。


 こう、自分の人生をふと省みるに、『大甲子園』の「vs.巨人学園」戦以降の展開が読みたくて、歯医者や公民館で「週刊少年チャンピオン」を見つけては読んでたことが、チャンピオンという得体の知れぬ少年誌を積極的に読むようになった導入であったと気付く。

 ……してみると「ドカベン・バキ・浦安」という超ベテラン連載陣は、やはり新規読者層の獲得に貢献しているのであろうな、多分。


▼適当な本題:

 ちなみにオイラは、昔1度、『ドカベン』絡みの仕事をしたことがあってな。まあ、『ドカベン スーパースターズ編』単行本第1巻の巻末に収録されてる、選手プロフィールのページなのですが(今出てる文庫版には収録されてるのかしら)。

 こう、アメリカのヒーローものコミックスが大好きなオイラ的に「十数年にわたるコンティニュイティを持つキャラクターのプロフィールを、設定上の矛盾等に折り合いを付けつつ適切にプロフィールとしてまとめる」感じのお仕事は大好きな部類でして、非常に楽しんで仕事をさせて頂きました。

 ちなみに、テキストに関しては水島プロからは特に修正もなく、スムーズに進んだのですが、……ただ1箇所、「このキャラクターはコンティニュイティ上のミスを抱えているので、そのミスに関連した記述を削ってくれ」とかいう要請があったけどな。

 まあ、チョロリと文章を書き換えるだけで済んだので、ホイホイ応じましたが。

 むしろ水島プロが自作のコンティニュイティの矛盾に自覚的なのだな、ということに驚いた(まぁ、水島御大はどうかは知りませんが)。


 その、ぶっちゃけ、各キャラクターのプロフィールをまとめてるとね、やはり諸々のコンティニュイティ上の矛盾は散見されるのですよ。
 特に『ドカベン』における南海ホークスの犬飼小次郎と、『ドカベン プロ野球編』のダイエーホークスの犬飼小次郎のプロデビュー当初の描写が、微妙に齟齬があった……気がする(<スマン、今やうろ覚えだ)。

 あの当時に出した結論としては、「『大甲子園』が水島マンガにおける『クライシス・オン・インフィニット・アーシズ』であり、あれ以降、水島ユニバースが変質したのだろう」という感じでな。
(※このネタは多分、旧ホームページでも話題にしてた気がするけど、まぁ、覚えてる人間はいないだろうし、オイラ自身も忘れてるので、気にせず続ける)。

 こう、甲子園って、いわば水島マンガにおける「宇宙の中心」いやさ「マルチバースの中心」じゃないですか。その特異点たる甲子園に、マルチバースの垣根を越えて、各世界の闘士(ムアコック風に「チャンピオン」とルビを振ること)らが集って、バトルロイヤルを繰り広げる。これをクライシスと呼ばずして何というか。

 こう、『極道くん』ユニバースのヒーローによく似たキャラクターが揃った青森りんご農園高校(スコードロン・スプリームみたいなモンやね)や、弁慶高校のリメイクである紫義塾が参戦したり、あと「明訓vs.巨人学園」「里中vs.荒木」といった、「ヒーローチームvs.平行世界における鏡像」的な定番イベントもあるしな。

 それから水島ユニバースの「アース2」ともいえる『男どアホウ甲子園』ユニバース(※)のチャンピオンであった藤村甲子園の「その後」が言及されるのも、ユニバース統合における、あるべきイベントだとは思わぬか。

(※)つまり『一球さん』は水島版『インファニティ・インク』なのであるな。

 でー、このユニバースを混交してのバトルロイヤルの結果、『ドカベン』ユニバースが最強のユニバースとして君臨することとなってな(おそらく紫義塾の存在は、このバトルロイヤルの裏で陰謀を巡らしていた何者かが、対明訓の切り札として召還した「平行世界の弁慶高校」)。

 その結果として、以降、統合・再編成された水島ユニバースは、『ドカベン』をセントラル・ユニバースに据えつつ、各ユニバースが緩やかにリンクする世界観になったのだろう、と。

 まあ、おかげで中西球道の2年春の甲子園大会優勝が、現行ユニバースのコンティニュイティ上では不確かなものになるという弊害も生じたりしたけどな!(なにせ現ユニバースでは、その年の春の大会で優勝したのが明訓なのは揺るがせないですから)

 一方で、この戦いに参加しなかった『あぶさん』ユニバースは、セントラル・ユニバースから独立した、いわばヴァーティゴ的な「大人向け」ユニバースとして位置づけられた、と。

 ――『あぶさん』ユニバースは、初期は、あぶさんが『男どアホウ甲子園』にゲスト出演したり、水島ユニバースにおける英雄の介添人・岩田鉄五郎が顕現したりと、他の水島ユニバースとの接点があったのですが、独自の重厚なコンティニュイティを獲得した結果、セントラル・ユニバースから乖離した、という点においてヴァーティゴっぽいと思うがどうか(って、今調べたら2008年度の『あぶさん』に岩田鉄五郎出てたのか。『JSA』にダニエルが出るようなモンだな!<強引にまとめた)。

 でー、『ドカベン プロ野球編』以降の水島ユニバースにおいて、旧来の『ドカベン』ユニバースと微妙に齟齬のある設定――高校から野球を始めたはずの犬飼知三郎が、中学時代にキャッチャーだったことが判明したり、『大甲子園』で剛速球投手だった星王が、スローボールしか投げられなくなってたり――が語られるのは、やはりこのユニバース統合の影響で、設定が「ポスト・クライシス」になったのだろう、と。

 また、『大甲子園』で言及された「山田のロッテ入り」とか「里中と荒木兄弟疑惑」とか「岩鬼がストライクを打てる」とか「影丸、いきなり剣道に転向」とか「中西、突然スコープドッグに変身」とか諸々の「忘れ去られたり、適当に流された伏線」は、ユニバースが混淆した副産物として浮上したものの、時空間の統合の結果、消失した「ありうべき可能性」と考えることはできまいか。

 ――あるいは、このバトルロイヤルの「黒幕」が、明訓を混乱させ、あわよくば彼の側に引き込まんとして、時空流を操作して生み出した「山田たちの潜在的な願望を具現化した“あるべき”平行世界」なのやもしれぬ(だから誰だよ「黒幕」って)。
  
  
 余談ながら、『ドカベン』『球道くん』両作の重要なサブキャラクターである所の土井垣と中西大介(いずれも闘士ではなく、闘士のそばで剣を振るった戦士)が、日ハムの選手食堂(闘争からかけ離れた地、いわばタネローン)でドカベンvs.球道のユニバースの衝突を見守るシーンは、このクロスオーバー・ユニバースの世界観に深みを与える演出として、重要であると思うのであるが、どうか。


 以上、毎度トリトメなく。
  
  
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タグ:チャンピオン

●ションボリ、な日。

2010.04.14 Wed

 ディック・ジョルダーノが先月末に亡くなっていた、ということを、ついさっき知った。

 己の不明を恥じつつ、半月遅れの黙祷を捧げてみる。
  
  
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タグ:編集者

●デル・レイ、「マーヴル・マンガ」をキャンセル。

2010.04.13 Tue

▼デル・レイ、「マーヴル・マンガ」続刊をキャンセル。ライターらはションボリ:

 うちのブログで2度ほど取り上げた、デル・レイとマーヴル・コミックスの共同プロジェクトな「マンガ風X-メン」なソレ(『X-メン:ミスフィッツ』と『ウルヴァリン:プロディガル・サン』。いずれも単行本第1巻が発売中)が、どうも「続刊が出ない」ことになった模様。

 こちらのブログの記事[Deb's Manga Blog]に詳細な経緯が書かれてますが。

 大まかな流れとしては、以下のような具合。
  
  
 先週末にニューヨーク市で行われたMuseum of Cartoon and Comic Art Festivalに『X-メン:ミスフィッツ』のライター、ライナ・テルゲメイアーが参加。ファンの1人が「『ミスフィッツ』の続刊って、いつ出るの?」と、素朴な質問をぶつける。
  ↓
 テルゲメイアー「すぐには出ないわよ、ていうか、もしかしたら出ないかもね」とぶっちゃける。
  ↓
 で、そのファンが
「『X-メン:ミスフィッツ』を救って! 第2巻(最終巻)が書かれる前にデル・レイにキャンセルされたの!」
 てなことをツイッターに発信。
  ↓
 件のブログの筆者 Deb Aokiが、ツイッター経由でテルゲメイアーとデーブ・ローマン(テルゲメイアーの夫で『ミスフィッツ』の共同執筆者)に「これ本当?」と質問する。
  ↓
 ローマン、ツイッターで単行本刊行キャンセルの事実を肯定する。
「2部作として書かれていたのに、(キャンセルされてしまっては)読者にアンフェアだ」
「僕らも先週知ったばかりなんで、ライセンス料と収益が見合わなかったこと以上の事情は知らない」
「数ヶ月前の時点で、アーティストのアンズは第2巻のペンシルを20ページほど進めていた。もっと進んでいただろうに」
(余談:ローマンが『ミスフィッツ』を“Most successful non-success”と形容してるけど、これ、訳しにくいけど面白い表現だなぁ、と)
  ↓
 その後、テルゲメイアーも肯定のコメントと「後でもっと言いたいことがある」等の発言をツイッターにて発信。
  ↓
 実際、ブログの筆者がAmazon.comやランダム・ハウス(大手出版社。デル・レイはその1部門)のウェブサイトを調べてみたら、『X-メン:ミスフィッツ』第2巻と『ウルヴァリン:プロディガル・サン』第2巻は「発売日未定」になってた。
  ↓
『ウルヴァリン:プロディガル・サン』のライター、アンソニー・ジョンストンも自身のブログで『プロディガル・サン』第2巻がキャンセルされた旨を明かす。こっちも第2巻で物語が完結する予定だった模様。
 いわく、出ないのは恥ずべきことだ、自分は第2巻の出来に非常に満足していたのに。アートも第1巻から更に良くなっていた……云々。
 ジョンストン「理由はシンプルで、充分な売上げがなかったからだ。読者に好評を持って迎えられたし、図書館から注文もあった、ニューヨーク・タイムスのベストセラーリストにも載った、しかし、デル・レイと我々の編集者の最善の努力にも関わらす、コスト(ライセンス料)に見合った売上げに至らなかった。哀しいことだが、君らが思ってるよりもこの業界では良くあることだよ」とかなんとか。
  ↓
 とりあえず、デル・レイかマーヴルが、この件に関して今週中に声明を出す模様。
  
  
 以上。
  
  
 まぁ、なんつーか、OELマンガのブームが収まりかけてた時期に、“手堅いが大ヒットはしなさそう”な『ウルヴァリン:プロディガル・サン』を出した時点で、「下手したら2巻が出ないだろうなぁ」的な予測をしてましたが、まさか的中しちゃうとは思いも……いや、割と思ってた。ただ、もう少し原稿が進んだ時点で「出さない」とアナウンスするのかと思ってた。

 こーいうのは長い目で見て、赤字でも出し続けることで「文化」になるだろうに、とかいうのは現場を知らないシロウトのキレイごとですが、にしても見切るの速ぇなぁ。ビジネスとしてはこの見切りが正解なのでしょうか。

 っつーか、この失敗で損を被るのはデル・レイ(+作家)だけで、マーヴル側はそれなりに高いライセンス料をフトコロに入れてホクホクなのかしら。だとしたらいやーね(なぜかオカマ口調)。
  
  
 てか、こないだのコミックス・コード絡みのエントリを書いた時にも感じたけど、ツイッターというメディアのミもフタもなさは異常。

 利用してない人間からしてみると、発信した情報の質がモノスゴい勢いで変化して、一方で送り手と受け手の距離もリアルタイムで変化してく、あの場には恐怖しか感じねぇ。
  
  
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タグ:アメリカのマンガ

●最近の(やや遅いか)ロビンソン。

2010.04.09 Fri

▼ロビンソン@ワンダーコンな日々:

 先週だかにサンフランシスコで開かれてたコンベンション、「ワンダーコン」で、『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』誌の現行のライターに就任したジェームズ・ロビンソンと、同誌の担当編集者のエディ・ベルガンサ<Eddie Berganza>のパネルがあったとかで。

 ニュースサイトに掲載されてた各発言を、適当に訳してまとめてみた。そんなエントリでございます。
  
  
※話の流れの都合上、こないだ完結した『ジャスティスリーグ:クライ・フォー・ジャスティス』のクライマックスのネタバレが含まれますので、全話を読んでない人は注意。
  
  
・ロビンソンがミニシリーズ『ジャスティスリーグ:クライ・フォー・ジャスティス』を手がけた経緯&『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』本誌のライターに就任した経緯:

 元々ロビンソンは『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』誌のスピンオフなオンゴイーング・シリーズの企画をDCに投げていた。これは、悪人たちが活動してから対応に当たる従来のリーグに対し、悪人たちが活動する前にこれを鎮圧する攻性な新リーグの物語となる予定だった。

 が、ロビンソンがスケジュール的にオンゴーイング・シリーズを書けなくなり、ベルガンサの提案で最初のストーリーアークをミニシリーズとして送り出すこととなった(これが『クライ・フォー・ジャスティス』)。

 このプロジェクトが進んでいく過程で、『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』誌のライターの降板が決定。この頃のロビンソンはスケジュール的に余裕のある身体になっていたので、後任のライターになることを了承した。
 まぁ、流れるままにというか、場当たり的に決まった感がないでもない。
  
  
・『クライ・フォー・ジャスティス』裏話とか:

 このミニシリーズの最終話では、DCのフィクショナルな都市、スターシティ(グリーンアローの故郷)が、悪人の仕掛けた破壊兵器によって壊滅、9万人が死亡する。

 なお、DCの編集部(ベルガンサよりも上の人間でしょうな)は、スターシティのみならず、DCのほとんどのフィクショナルな都市(まぁ、メトロポリスとかゴッサムは除く)を壊滅させることを望んでいた。が、それらの都市の存在こそが、DCユニバースを特徴づけるものだとしたロビンソンは要請を拒否した。

 ていうか、オイラ的には単なるミニシリーズのオチに「DCUのアメリカの複数の大都市壊滅」とかいうのを持ってくるのって、バランス悪くね? と思うのですが。

 ちなみにベルガンサ的には、スターシティはシアトルのコピーみたいなもんで、メトロポリスやオパールシティほどにユニークではない(ハブシティも似たようなモン)。で、グリーンアローをキャラクターとして大きく発達させたかった彼らの結論としては、スターシティも同様に大きな変革をもたらすべきだ、として、街を壊滅させたと。

 ……グリーンアローのキャラクターに大きな改革をもたらすために、『インフィナイト・クライシス』後の「ワンイヤーズ・レーター」展開で、スターシティの1/3位が壊滅してたんですがね……。いや、それでも人気が回復せずに打ち切られましたが……。

 まあ、ワンダーコンの別のパネルでは、ジェフ・ジョーンズが「新『グリーンアロー』の第1号は最高の出来だよ!」とか太鼓判を押してたんで、『グリーンアロー』はしばらく買ってみようと思った。

 ロビンソンによれば『クライ・フォー・ジャスティス』で死んだと思われたキャラクターのうち1人が、実は生きているとか。オンゴーイングシリーズの方でスターマンとコンゴリラがその事実を知り、探索に出る予定。ロビンソン曰く「ライアンじゃないよ!」(ションボリ)。

 あと『クライ・フォー・ジャスティス』に登場したコンゴリラは、「感情が高ぶると巨大化する」能力を発言させているが、これは『クライ・フォー・ジャスティス』のアーティストが、場面によってコンゴリラの身長をえらく異なるサイズで描いてたことから生まれんだとか。


・ロビンソンによる『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』誌のメンバーについて:

 現行のシリーズに登場してるメンバーは当初発表されていたメンバーから結構変わっているのですが、その件についてはロビンソンは「(初期構想のメンバーは)失敗だった」と言及。

 当初ロビンソンは『クライ・フォー・ジャスティス』に出たメンバーや、ディックら『タイタンズ』を“卒業”したメンバー、それに旧リーグからのメンバーといった具合に、思いつくままにメンバーを盛り込んでいった。

 ……で、気付けばメンバー数がロビンソンの手に余るほどになっていた。

「俺はジェフ(・ジョーンズ)が『JSA』でやっていたようにはできない」とロビンソン。

 結局、ロビンソン的に「ビッグ7」と見なす小規模のメンバーに絞ることにして軌道を修正。

 ――まあ、当初加わるはずのメンバーが、他誌の展開を受けて地球を去ったり(マン・エル)、別のチームに参加したり(スターファイア)、『ブライテスト・ディ』で忙しかったり(ハル・ジョーダン)と、他の編集部の事情故にリーグに参加できなくなったメンバーもいたそうですが。

 この辺は、近代の(※1986年の『クライシス』完結以降の)『ジャスティスリーグ』という雑誌につきものの悩みよね、と。オブシディアンとかニュークロンとかブルーデビルが参加しないだけマシよね、と。

 最終的なラインナップはバットマン(ディック)、スーパーガール、ドナ・トロイ、ジェイド(まぁ、生き返るんでしょう)、スターマン(マイカール)、コンゴリラ、ジェシー・クイックの7人。一応、この先2年分ぐらいの構想はあって、少なくともその間はメンバーを変える予定はない、とか。

 ただしリーグの戦略担当なディックは、必要とあらばヨソからの協力を募ることも辞さない人なので、ゲストなどで他のヒーローらが登場する予定もあり。


※追記:今、自分ちのブログのバックナンバーを検索したら、昨年10月末に「プレビューズ」等で発表されてたロビンソンの「初期構想の」メンバーは、バットマン(ディック)、グリーンランタン(ハル)、アトム(レイ)、グリーンアロー(オリバー)、ドナ・トロイ、ガーディアン、サイボーグ(ビクター)、マン・エル、スターファイア、ドクター・ライト(キミヨ)、コンゴリラの、総勢11人(多いよ)。

 で、ここから最終ラインナップに残ったのはバットマン、ドナ・トロイ、コンゴリラの3人。エラく変わったもんだな、おい。

  
  
・新メンバーについての詳細:

 ロビンソン的には、バットマン(ディック)&スーパーガールが新ワールズ・ファイネストになる模様。ディックがキャラのお兄さん的な存在になって「ウォー・オブ・スーパーメン」で色々大変なことになった彼女を導くんだとか。

 ジェイドは6月から始まる『JLA』&『JSA』誌のクロスオーバーを期に加入。ジェイドとグリーンランタン(アラン)のパワーの源であるスターハートは、『ブライテスト・ディ』環境下のDCユニバースで大きな役割を果たすんだとか。

 なおロビンソンはジェイドを「俺の新しいジャック・ナイトだよ」というほどにお気に入りな模様。あとジェイドとドナはサンフランシスコで共同生活を初めて、カメラマンとして活躍するとか(奇しくもどっちもカイルの元恋人ですな)。まぁ、近年は「アランの娘」「カイルの恋人」以上のパーソナリティを持てなかったジェイドさん(アウトサイダーズのリーダー、ってのがあったけど、あんまり目立った活躍してないんでこれも微妙)が、ロビンソンの手腕で再評価されることを希望したく。

 ロビンソン的には、ドナ・トロイのオリジン(※ジョン・バーンその他の作家のせいでホークマン並にグダグダになってる)にはノータッチで行く模様。単に「悲劇的な過去により、夫と息子を失った女性、アマゾン族のパワーを得たアメリカ女性」として書くとのこと。

 あと、ドナは第44号(エトリガン・ザ・デーモンがゲスト)からワンダーウーマンとは異なるパワーを持つ魔法の投げ縄を得るとか。

 異色のメンバーであるスターマンとコンゴリラはDCユニバースの新たな“ブルー&ゴールド”になるだろうと、ロビンソン。
(ブルー&ゴールドは、無論、ブルービートル&ブースターゴールドを指してますが、「ブルー&ゴールド」って言葉それ自体で「最良の組み合わせ」的な意味が含まれてたような気がした。……気がしてググったりネット上の辞書を確認したけど、それらしい記述が見つけられなかったので、もしかしたら勘違いやもしれぬ。スマヌ)

 なおロビンソンはコンゴリラをスコットランド出身にしたいそうで。「想像してみたまえよ、巨大な黄金のゴリラが、ショーン・コネリー風のアクセントでしゃべるのを」だと。ちなみにロビンソンの中では、コンゴリラは1898年生まれで、かつてはIRAにも所属、親父は猟場の番人が仕事……とかいった設定ができあがっている模様。

 現在はJSAのメンバーであるジェシー・クイックは、JSAとのクロスオーバー後に加入。彼女をメンバーに加えた理由は、ロビンソンがジョニー・クイック(ジェシーの父親)のファンだったから。とりあえずロビンソンは、ジェシーとアワーマンの結婚生活が危機を迎えるようなチープな展開はしないことを約束している。

 ……ていうか、「ジャスティスリーグにはスピードスターが必要だぜ!」的に、『フラッシュ』の編集部に打診したけど、ジェシーしか貸してもらえなかったんじゃ……(※筆者の邪推です)。

 当初リーガーとしてアナウンスされながら、最終メンバーから漏れたジプシーとドクター・ライト(2)は再登場の予定がある模様。

 ちなみにヴィクセンがリーグを去った理由は、『クライ・フォー・ジャスティス』でアフリカのヒーローであるフリーダム・ビーストが死亡したから、という背景があるんだとか(この話は第41号で語られる予定だったけど、今後に回されたんだって)。

 今後ヴィクセンは故国アフリカの守護者となり、彼女自身のJLA(ジャスティスリーグ・オブ・アフリカ)を創設する模様。既にロビンソンはこのチームのメンバー構成も考えていて、彼らはJSAのクロスオーバー後に登場するとか。
  
  
・JSAとのクロスオーバーについて:

『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』第44、45号は、JSAとのクロスオーバーの前日譚になるとか。クロスオーバーは、『ジャスティスリーグ』の方で3話(第46~48話)、『ジャスティスソサエティ』の方で2話の計5話。

 ちなみに、マーク・バグリーが5話全部を描く(※バグリーは本気を出せば週刊連載も可能なくらい手が速い作家)。

 さすがに第49号はバグリーはお休みするけど、ダブルサイズになる第50号から復帰(休んでるヒマはなさそうだな、おい)。
  
  
・『スターマン』関連の話:

 とりあえず、ロビンソンはジャック・ナイトを復帰させるつもりはない。復活するとなれば、それは大きなイベントになるだろう。こないだの『ブラッケストナイト』タイインみたいな“オマケの1話”みたいなものにはならないだろう。だって。

 ついでにいえば、『Leave It to Chance』も新作の予定は全くない。

 一方で、ロビンソンは『シェイド』のリミテッド・シリーズを計画中。一応、全12号を考えているが、読者からの要望があればもっと続けられるとか(要するに、オンゴーイング・シリーズも見越してると)。

 全12号は、3話完結の話×3で、それぞれの話が終わったら『スターマン』のように「Times Past」編を挿入するスタイルになるとのこと。最初のストーリーアークのアーティストは、今は言えないけどファンの思いもよらぬ人選になるとか。原文には「he can't say who she is」って書いてあるけど、女性アーティストなのかしら。

『シェイド』の最初のストーリーアークには『スターマン』のサブキャラクターであるボボ・ベネッティが登場する予定。ロビンソン的には将来的には「ボボ」のワンショットなどもやりたいとか。
  
  
・その他:

 あとは、ロビンソンは『スーパーマン』のライターを降りるけど、「ウォー・オブ・スーパーメン」の物語は大団円とはいかず、以降の物語に様々な影響を及ぼすんだぜ、とか、ロビンソンが『ジャスティスリーグ』で使い出した"thought boxes"は、バットマン(ディック)のキャラクターを掘り下げる上で便利なことに気付いたぜ、なぜならブルースは、眼前の事件に集中するけど、ディックは色々別のことを考えてるんだぜ、とかそんな感じ。
  
  
ロビンソンのDCでの作品へのリンク:


  
  
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●在庫整理、な日々。

2010.04.08 Thu

▼こないだ読んだアメコミ:

 こう、適当に綴ってたけど、完成してなかったテキストを、適当に完成させてエントリにしてしまうぜという、いつものやつ。

 今回は、「今日読んだアメコミ」カテゴリのテキストで。
  
  
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・『スターマン・オムニバス』

 ジェームス・ロビンソンの名作シリーズ『スターマン』をハードカバーで1巻から収録してくぜ、という感じな単行本。

 今回の第1巻では、『スターマン(vol. 2)』の第0号と第1~16号までを収録。『スターマン』の旧版のTPBで言えば、「Sins of the Father」と「Night and Day」の2冊分が1冊にまとめられてる感じで、結構ボリュームあり。
 ちなみに収録は発表順で、「Times Past」編(今巻収録分では第6、11号)も、きちんと収録(※旧版TPBでは「Times Past」編はワザワザ独立した単行本としてまとめられていた)。

 新規の要素としては、ジェームス・ロビンソンによる書き下ろしの前書き&後書きが掲載。ついでにオリジナルのコミックブックの第0号、第1号の2号に渡って掲載されたロビンソンから読者への挨拶も収録されてるのはポイント高いですね。

 1巻当たり17話分収録っつーことは、オンゴーイングシリーズ全82号+アニュアル2号に加えて、クロスオーバーしている『パワー・オブ・シャザム!』2号分や『シェイド』ミニシリーズ、『スターマン 80ページジャイアント』だのを加えて全6巻くらいかなぁ。

『スターマン』は、ほぼ全話が(確か)TPBになってるのですが、各巻ごとに装丁が偉く違ってるし、ブッチャケ、初期のTPBはカバーデザインがあんまりカッコ良くないんで(デジタル彩色の黎明期なこともあってか、なんかこう、フォーカスがボケたような絵になってて、塗りも不自然)、個人的には、手持ちのコミックブックと旧TPBを売り飛ばして(買い手があればな!)、デザインの統一されたハードカヴァー版で揃えちまおうと思った。

 あらすじとしては、まぁ、こんな感じか。
「オパール・シティでアンティークショップを経営するジャック・ナイト。彼は先頃引退した初代スターマン(テッド・ナイト)の息子だったが、ヒーローやヴィランの“追っかけっこ”には興味を持たず、趣味のアンティーク雑貨店を経営しつつ、気ままな人生を送っていた。が、新スターマンとなった兄ディヴィッドが、初代スターマンの仇敵ミストとその息子らに倒され、ジャック自身も命を狙われることとなる。半ばヤケっぱちで、父親の開発したコズミック・ロッド(※スターマンの各種超能力の源)を手にしたジャック。その前に、いま1人のスターマンの仇敵、シェイドが現れるが……」
 とかなんとか。うむ、俺の言葉で語るとすごく陳腐。

 なし崩しにオパールシティの新たな守護者となったジャックと、スターマンの伝統に敬意を払わない息子に対して思う所のある父テッドとの関係、スターマンの座を弟に譲った兄ディヴィッドとのシンミリした語らい(エピソードの合間に挿入される「Times Past」は、ディヴィッドとジャックが穏やかに昔話をするという、ヒーローものコミックとしては、むしろ異色な話)とかいった、「家族」とか「伝統」とかを物語の柱に据えつつも、物語自体は、「すっげぇ悪くて強い奴を、ジャックが一生懸命工夫して倒す」といった具合な、王道かつ明快な話を書いてる感じ。

 更に、これまでのコミックではキャラクター像にブレがあった悪役ソロモン・グランディの設定を、イカすワンアイデアで一本化したり、典型的な愉快犯のヴィランであったシェイド(元は初代フラッシュの敵)を、「悪事に飽きた」んでなんとなくジャックに肩入れしてくれる不老不死の紳士として描き直したりといった、過去のキャラクターの再発見ぶりが非常に巧みでな。

 結論としては「面白がれる箇所が色々とある、豊かな作品なのだよ」とかいう陳腐なそれになりますが。すまん、俺にはこの作品の魅力を端的に語ることができん。

 こう、現行のDCユニバースが、ゴールデンエイジ期のヒーローの伝統を重んじるようになってるのは、元をたどればこの『スターマン』での再評価がきっかけなワケで、その意味では、「押さえておくべき古典」(いや、ホンの15年前の作品だけど)として読むがいい、と。


追記:このテキスト自体は『スターマン・オムニバス』第1巻が出た頃の時期(2008年秋頃)に書いたものなんで、第1巻のことにしか触れてませんが。今の所、『スターマン・オムニバス』は第4巻まで発売中。第5巻が今年の10月頃発売予定。テキストでは「全6巻?」とか予想してたけど、実際、全6巻で確定しているようです。収録内容は以下のような具合。

・『スターマン・オムニバス』第1巻:448ページ/『スターマン』第0~16号を収録。

・『スターマン・オムニバス』第2巻:416ページ/『スターマン』第17~29号、『スターマン・アニュアル』第1号、それに『ショーケース'95』第12号と『ショーケース'96』第4、5号に掲載されたシェイド主役の短編(無論、ロビンソンがライト)を収録。

・『スターマン・オムニバス』第3巻:432ページ/『スターマン』第30~38号、『スターマン・アニュアル』第2号、『スターマン シークレット・ファイルス』第1号、『ザ・シェイド』ミニシリーズ全4号を収録。

・『スターマン・オムニバス』第4巻:432ページ/『スターマン』第39~46号、『スターマン80ページ・ジャイアント』第1号、『パワー・オブ・シャザム!』第35、36号、『スターマン:ザ・ミスト』第1号(DCのフィフス・ウィーク・イベント「ガールフレンジー!」の一環で刊行された読み切り)、『バットマン/ヘルボーイ/スターマン』第1、2号(これも収録されるのか!)を収録。

・『スターマン・オムニバス』第5巻:464ページ/『スターマン』第47~60号、『スターマン』第1000000号(イベント『ワンミリオン』のタイイン)、『スターズ&ストライプ』第0号(ジャックがゲスト出演で、ジャックと初代スタースパングルド・キッドとの関わりが開かされる、よく考えたら重要なイシュー)、『オールスター・コミックス80ページジャイアント』(多分、ロビンソン&ディヴィッド・ゴイヤーの書いたジャックとワイルドキャットのボクシング対決の短編10ページのみを収録)、『JSA:オールスターズ』第4号(多分、巻末に掲載されたロビンソン作のテッド・ナイトが主役の8ページの短編のみ収録?)を収録。

 オイラが予想してたあたりに加えて、『スターズ&ストライプ』第0号とか、ロビンソンが諸々の雑誌に書いてた短編も収録してるのがイカス。


  
  
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・『ジ・オーソリティ:プライム』

 2007年に出た同名のミニシリーズ(全6号)の単行本。

 もはやワイルドストーム・ユニバースの現状は追えてない俺ですが、この話はミニシリーズとして完結していて、しかも内容的にわかりやすかった(大雑把な概要:僕らのヒーローチーム、ストームウォッチとオーソリティが、両チームの最大の敵の復活を阻止するよ!)ので、サックリ読めた。

 アラスジ:ストームウォッチの元指揮官ウェザーマンことヘンリー・ベンディックス。彼の本性は狂気の科学者であり、オーソリティのアポロとミッドナイターらを始めとする超人たちの創造者でもあった。現ウェザーマンのウィリアム・ベンディックスは彼の息子であり、父親が残した狂気の遺産を回収することをその生涯の目標としていた。
 ある時ウィリアムは、ヘンリー・ベンディックスの残した秘密基地の所在を発見する。ストームウォッチのリーダー・バタリオンは、直ちにチームを率いて現場に向かうが、そこへオーソリティが現れる。互いにヘンリー・ベンディックスに因縁を持つ両チームは、彼の残した技術が相手チームに渡ることを危惧し、争いとなる。しかし、ヘンリー・ベンディックスの人格を移植された基地の人工知能が起動し、事態は一層の混沌に叩き込まれる。

 感想らしきもの:こう、「2大ヒーローチーム夢の競演(そして最初は戦うヨ!)」「2大チームの最強の敵の復活?」「再生怪人軍団登場!」「味方になったはずのあいつがまさかの裏切り?」「ラスボスが超パワーを入手!」ってな感じの、絵に描いたような「東映まんが祭」的なシチュエーションの話で、ストーリー的には明快で、悪役もイヤらしく、中心となるキャラクターの葛藤などもアリアリで、面白かった。

 ただアーティストが、あまり「ヒーロー同士の乱戦」をカッコいい構図の絵に落とし込む技量がないというか、カッコよくヒーローを描くこと自体が苦手そうで、盛り上がるべきシーンでも絵的に盛り上がらないのが今ひとつだった。

 こう、クライマックスでラスボスに接近し、刀で「死ね!」とか見得を切ったキャラクターが、次のコマの背景にすげぇ小さく、しかも銃で攻撃を加えてる、とかいうアレな構成は、正直、目を疑った。演出で時系列がすっ飛んだか、乱丁でページが飛んだかと思った。
  
  
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・『ショーケース・プレゼンツ:スーサイド・スカッド』

「メタヒューマンによる犯罪活動を危惧する元代議士秘書アマンダ・ウォーラーは、大統領と直々に掛け合い、カウンター・テロ組織タスクフォースXと、その実働部隊スーサイド・スカッドを誕生させる。このスーサイド・スカッドこそは、逮捕されたメタヒューマン犯罪者を、刑期の短縮と引き替えに徴用し、使い捨て同然に危険な任務に送り込む、文字通りの“自殺部隊”であった……!」

 1980年代後半のDCにおける傑作オンゴーイング・シリーズ(個人的には、ギフェン&デマティスの『ジャスティスリーグ・インターナショナル』と並ぶ)、『スーサイド・スカッド』をまとめた分厚いモノクロ単行本。

 こう、『ヴィランズ・アンリミテッド』『シークレット・シックス』などで活躍するデッドショットさんや、『シャドゥパクト』のエンチャントレス、といったキャラクターのパーソナリティは、本作によって初めて掘り下げられたモンなんで、上記のシリーズのファンは、必読ナリ。あと、『チェックメイト』のアマンダ・ウォーラー絡みの話は、『スーサイド・スカッド』を踏まえての話も多いんで(ブロンズタイガーとか、実は生きていたあの人とか)、グレッグ・ルッカのファンも読め。

※編註:オリジナルのテキストは、上記に挙げたコミックが連載中に書いてた模様。なので、微妙に古いシリーズ名が挙げられてます。

 収録作品は、『スーサイド・スカッド』第1~18号に加え、『ジャスティスリーグ・インターナショナル』第13号(『スーサイド・スカッド』第13号とクロスオーバー。命令を無視してロシアに潜入したスカッドを制止するため、ジャスティスリーグが出動する話)、『ドゥーム・パトロール&スーサイド・スカッド スペシャル』(ニカラグアで人質になったホーク&ダヴのホークを救いに行ったスーサイド・スカッドとドゥーム・パトロールが、ロケットレッド・ブリゲイドに虐殺される話)を収録。

 しかし、『スーサイド・スカッド』の事実上の第0話である『シークレット・オリジンズ』第14号が未収録なのは、どうなのか(贅沢いえばスカッドの初登場エピソードである『レジェンズ』も全話入れて欲しいけど)。
 この『シークレット・オリジンズ』第14号は、ゴールデンエイジ~シルバーエイジまでの歴代スーサイド・スカッドの歴史や、ウォーラー自身のオリジンを描きつつ、多様な伏線(中には、本シリーズの第50号になってようやく解消されるものまでも)が含まれてる重要な話なので、入れなきゃ駄目だろと思うのですが。

 っつーか、第2巻(出るとしたら)の収録話数を逆算すると、どう考えても後半に「ヤヌス・ディレクティブ」(『スーサイド・スカッド』第27-30号+『チェックメイト』第15-18号を核に、10数誌に渡って繰り広げられたクロスオーバー)を収録しなければならないんですが、「ヤヌス」を最後まで収録しようとすると、この前に収録して然るべき『デッドショット』ミニシリーズ(オチが『スーサイド・スカッド』第22号のオチに直結してる)が収録できない気が。どうなるんだろ。……『スーサイド・スカッド』だけで単行本化、とかされたらやだなぁ。


 なお本シリーズの主人公、アマンダ・ウォーラー(通称・ウォール)は、デブな黒人女性で未亡人という、少年マンガの主役としては空前絶後のキャラクター。しかし己の信じる正義の実現のためには、悪人を使い捨てにすることも厭わない女丈夫で、スカッドの維持のためには上院議員の暗殺も辞さない(まぁ、さすがに少年マンガなんで、この上院議員さんはスカッドを脅迫して再戦を狙う「悪徳政治家」だったりしますが)、その上、あのバットマンと知略で渡り合う、じつに男前な方。

 その彼女を中心に、生真面目で立派なリーダー(きちんとウォーラーの理不尽な命令にも反抗する)だけど、密かに破滅願望を抱えているリック・フラッグ、やはり自殺願望に取り憑かれたニヒルな暗殺者デッドショット、世をスネたロクデナシで他人の足を引っ張ることに生き甲斐を見いだすキャプテン・ブーメラン、強力な黒魔術の使い手だが暗黒面に飲み込まれる危うさを持つエンチャントレスといった、無闇に際だったパーソナリティを持ったキャラクターが、グダグダ絡みつつ、時にアッサリと死亡したりするお話。

 あと、メインキャラクター以外にも、サブキャラクターも割とクセのある人が多くて、スカッドの輸送ヘリのパイロットなんだけど、ヘリに死んだ自分の娘の名前を付けてる人とか、デッドショットに恋してて彼の担当になりたがってる精神科医とかな。


 ちなみに、今巻に収録されてる『スーサイド・スカッド』第17-18号は、中東某国のテロ組織「ジハード」が、マンハッタンでテロ活動を行う話で(タイトルが「バトルグランド・マンハッタン」「マンハッタン・マサカー」)、今読むと非常に気まずいですな。

 ていうか、このシリーズって、レーガン政権当時に連載開始して、その後ペレストロイカ&冷戦終了を経て、「戦争からテロへ」な時代に移りつつあるただ中で連載されてたんでね。初期はキューバやソ連とかを舞台にしてたけど、やがて中東や東欧を舞台にしてくようになるのが、まぁ時代よね、と。
 同時期の『ジャスティスリーグ・ヨーロッパ』でもイラクをモデルにした国家(「クラク」ってあんまりなネーミングだよな)と国連麾下のジャスティスリーグが対立したりしてましたが。

※このテキストは、多分このブログで以前発表した『スーサイド・スカッド』やデッドショット絡みのテキストで部分的に流用してると思うんだが、面倒くさいので特に書き直さない。まぁ、リフレインみたいなもんと思って諦めろ(最悪だ)。
  
  

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タグ:今日読んだアメコミ

●6月のDCのプレビューズ。

2010.04.07 Wed

▼毎月恒例のソレ:

 まあ、いつものDC6月分のプレビューズの私見。


 6月の目玉は、『スーパーマン』第700号、『バットマン』第700号、『ワンダーウーマン』第600号と、ビッグ3各誌でアニバーサリー号だよー。とかいう感じ。

 まあ、『ワンダーウーマン』は1942年創刊~1986年休刊の『ワンダーウーマン(vol. 1)』全329号、1987年創刊~2006年休刊の『ワンダーウーマン(vol. 2)』全228号、2006年創刊の『ワンダーウーマン(vol. 3)』の号数(40号代)を合計して第600号という力業ですが(この手法を使うと、そろそろ『グリーンランタン』が500号になるけど……)。

『スーパーマン』第700号は、現行ライターのジェームズ・ロビンソンの最終回、ゲストライターのダン・ジャーゲンズ、そして新作家陣のJ.マイケル・ストラジンスキー&エディ・バローズの豪華3本立て。

『バットマン』はグラント・モリソンがゲストライターでアートがアンディ・キューバート、トニー・ダニエル、フランク・クイッテリー。内容はブルース・ウェイン、ディック・グレイソン、ダミアン・ウェインの3世代のバットマンの物語だよ! って感じ。モリソンの中では、ダミアンが未来のバットマンになるのは規定事項ですので、まぁ、受け入れましょう。

『ワンダーウーマン』は、ガイル・シモーネに加えて、ジェフ・ジョーンズ、J.マイケル・ストラジンスキー+αがゲストライター、アーティストにはジョージ・ペレズ、フィル・ジメンズという近代『ワンダーウーマン』のアーティストといえばこの方な2人に加えて、ジョー・マドレイラ(何故?)+α。こっちもJ.マイケル・ストラジンスキーが新ライターに就任でそうで。……第601号から、ちょっとだけ買ってみるかな。

 それぞれ56ページ4ドル99セント。全部新作。リプリントはなし(<他意があるなぁ)。


 現行イベントの『ブライテスト・ディ』は、今月は第3、4号。「『ブライテスト・ディ』なのに、なんでブラックランタンのファイヤーストームが?」とかいう、まるきし参考にならないアラスジが。

 例によって『グリーンランタン』第55号と『グリーンランタン・コーズ』第49号が『ブライテスト・ディ』タイイン。『グリーンランタン』はロボvs.アトロシウス、『コーズ』はアルファ・ランタンがジョン、カイル、ガンセットをアルファにしたがってるぞ、とかいう具合。

 一方で『ブライテスト・ディ』とタイインしつつ、『グリーンアロー』が新創刊。……こっちもご祝儀で、最初のストーリーアークぐらい買ってみようか……いや、単行本の第1巻を買うだけにしとくか……。

『ジャスティスリーグ:ジェネレーション・ロスト』第3、4号は、新ブルービートルがチームに加入する模様。まぁ、ハイメくんもオンゴーイング・シリーズ初期はキース・ギフェンがライターだったし、ガイつながりでJLI勢とも面識がある(『ブルービートル:エンドゲーム』を読むのだ)から、自然な流れかなぁと思いつつ、なんとなく不吉な予感を感じるのは俺だけでしょうか。

 一応『ブライテスト・ディ』タイインな『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』は、全5話でJSAとのクロスオーバーが開始。「とあるヒーローの帰還(ワンダーコンでのロビンソンの発言からするに、ジェ……の人)により、アラン・スコットの魔力の源スターハートが解放された!」ってな感じで、翌月の『JSA』第41号に続くー。クロスオーバーしてる号のカバーは全部マーク・バグリーが描いて、全部揃えると1つの絵になる模様。……ちょっとだけ、バグリーが描いた『スパイダーマン』のトレーディングカード(9枚ワンセットで1枚の絵になる)を思い出した。

 やはりタイインをうたってる(どうタイインしてるのかは、『ブライテスト・ディ』自体が出てないので解らないんですが)『バーズ・オブ・プレイ』第2号は、表紙にブラックキャナリー、レディ・ブラックホーク、ハンタレスに加えて、ペンギンの姿が。ペンギンはいつから猛禽類<birds of prey>になったんだ、おい。

 こちらもタイインの『フラッシュ』第3号は、謎のヒーローっぽい一団が登場したり、別のローグスが死んだりするよ、あとフラッシュも死にそうだよ! とかいうアラスジ。もう、ジェフ・ジョーンズなんで、内容なぞを予測せず、素直に来た本を読めって感じですな。

 でもって、グダグダなまま休刊したかと思ってた『タイタンズ』が、『ブライテスト・ディ』タイインで、テコ入れしつつ、第24号がでるぜ、と。先月の『タイタンズ:ヴィランズ・フォー・ハイアー』ワンショットからの続きで、デスストロークさんに率いられた傭兵軍団がジャスティスリーグに続いて、レックス・ルーサーを狙うよ! だそうで。……要するに、『タイタンズ』の名を冠しつつも、実質デスストローク&タイタンズ・イーストが主役で、本家タイタンズは不在のまま話が進んでいくのかしら。


 6月のその他のイベントとしては、アーカム・アサイラムの入院患者読み切りが6冊が出る、「ジョーカーズ・アサイラム」が。まぁ、2008年にも同名のイベント(1ヶ月に複数冊の読み切りを出す点も同じ)があったけど、こういうのはTPBとかになってから読めばいいや。……って、2008年の「ジョーカーズ・アサイラム」って、TPBになってないの?(きちんと調べてないけど、Amazon.co.jpではそれらしきTPBは見あたらず) ……いや、さすがに今回の分と合わせて、何らかの形でTPB化されるはず……と、信じよう。


 バットマン・フランチャイズの方では、先月から始まった、『リターン・オブ・ブルース・ウェイン』第3号が好調に出るよ、と。まぁ、買うけど特に「うぉぉ楽しみだぜっ!」とかいうモンでもないので、「ちゃんと、スケジュール通りに出してね」とか、適当な感想でお茶を濁す。

 それよりも、個人的に6月の注目作は、ミニシリーズ『レッドフード:ロスト・ディズ』ですな(全6号)。タイトル通り、レッドフードことジェイソン・トッドが主役のシリーズ。復活から……約5年くらいですか。その間、カッコいい役割を得そうで、でも内容的に微妙な『カウントダウン』とかに駆り出されちゃったり、レッドロビンのコスチュームをティムに取られちゃったりと、巡り合わせに恵まれてなかったジェイソン・トッドさんが、ようやく、陽の目を見るか……? ライターは近年のジェイソンの育ての親である所のジュド・ウィニック。

 あとは、『バットマン&ロビン』が快調に飛ばしてやがるなモリソンとか、『デテクティブ・コミックス』第866号にゲストとしてデニス・オニールが来るよとか、『バットマン:ストリート・オブ・ゴッサム』に、「無駄にブルース面に整形してるだけの人」ことハッシュさんが帰ってくるよ、とか『レッドロビン』の新ライターにファビアン・ニシーザが就任(※『アズラエル』も引き続きニシーザが担当)だよ、とか。……6月は結構制作陣の入れ替えが激しいな。
  
  
 スーパーマン・フランチャイズの方は、まぁ、なんというか、先月までの無闇な押し相撲が終わって、一息入れてる感じな大人しさ。

『アクション・コミックス』は、6月からマーク・グッゲンヘイム&ピート・ウッズの新体制になるんですって。

 あと、今月は『スーパーマン/バットマン・アニュアル』が出るよ、と。ポール・レーヴィッツがライターで、舞台は『バットマン・ビヨンド』の舞台である近未来。今月から始まる『バットマン・ビヨンド』ミニシリーズとタイインしてる感じ。……個人的には買わなくていいかなぁ。

 ポール・レーヴィッツは『アドベンチャー・コミックス』誌のライターにも就任。今月のレーヴィッツは『スーパーマン/バットマン』『スーパーマン/バットマン・アニュアル』『アドベンチャー・コミックス』『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』の5誌を書いてるですが、大丈夫か、クオリティは。

 ちなみに『アドベンチャー・コミックス』第12号の方がスーパーボーイとリージョンの初期の冒険、『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』第2号が現在のリージョンの物語、という感じで2方面からリージョンの歴史を紡いでいく感じなようですね。

 ……そういや、現在のリージョンって、設定上は「グレート・ダークネス・サガ」を経験してはずなんだけど、『ファイナル・クライシス』でニュー・ゴッズの存在が「ああいう具合」になったってことは、「グレート・ダークネス・サガ」に登場するニュー・ゴッズの位置づけってどうなるのかしら。……もっかい『リージョン・オブ・3ワールズ』を読み返すか(多分、ジェフ・ジョーンズのことだからどっかのコマの隅っこに、コッソリ「グレート・ダークネス・サガ」の1シーンなりを描いてると思うので)。
  
  
 レン・ウィーンの『DCユニバース・レガシーズ』ミニシリーズ第2号は、JSAの結成が物語の核になる模様。オリジナルのセブン・ソルジャーズ・オブ・ビクトリーも登場するようですが、面子的には『スターズ&ストライプ』の方に登場したバージョン(ゴールデンエイジ・グリーンアローの替わりにザ・スパイダーが参加してる)なのかなぁ。違ってたら面倒くさいなぁ。
  
  
 その他のレギュラーでは、J.マイケル・ストラジンスキーが書いてる『ブレーブ&ボールド』は、今月はリージョン・オブ・サブスティテュート・ヒーローズ(要はリージョンの2軍というか、自称リージョンというか)と、インフェリオル・ファイブ(要は頭の弱いヒーローらが組んだ、間の抜けたチーム)との夢の競演。やべぇ、読むしかあるまい。

 あとは『ジャスティスリーグ:ライズ・オブ・アーセナル』の表紙で、アーセナルさんが新しい義手でグリーンアローにクロスカウンターを見舞ってますが。案外元気じゃねぇか、ロイさん。

『JSA オールスターズ』第7号は、『ブラッケストナイト』で戦死したダメージさんのお葬式。……正直、今まで出てる『JSA オールスターズ』誌では、平然とダメージさんが活躍してたんで、「じつは『ブラッケストナイト』で死んだダメージさんは、“色々あって”蘇っていた」とかいう淡い期待を抱いていましたが、単純に、現行の『JSA オールスターズ』が時系列的に『ブラッケストナイト』より前なだけでしたね。ションボリ。

『パワーガール』の新ライターにジュド・ウィニックが。ウィニックの書いてる『ジャスティスリーグ:ジェネレーション・ロスト』ともタイインするっぽいよ? とか書かれていると買わざるを得ないじゃないか! 卑怯な!

『シークレット・シックス』第22号は、特筆することはないが、6月も手堅く面白そうだなぁ、とか。
 最近の『シークレット・シックス』は、「こいつ、不意に死ぬんじゃないかなぁ」とかいう不安がないっつーか、これまでチョボチョボ入れ替わってきたメンバーが割と安定しちゃっててな。言うなれば中期の『ワイルド7』っぽいというか(※チーム名とメンバーの数が合ってないのも中期『ワイルド7』っぽい)。
 でも、替わりにメンバー間の人間関係を色々とかき回して(チーム内恋愛ですら不安の種にしか見えないのがこのチームのイカスとこですな)、「いつ誰が離脱しても納得できそう」な匂いを漂わせてるのがうめぇなぁ、と思う。
 ちなみに現行のストーリーラインでは、キャットマンさんが離脱するかも、な感じですが。どんな具合にケリが付くのかしら、と。

 今月はこんなモンで。
  
  

  
  
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タグ:プレビューズ

●俺メモ:タケダ・サナの描いてる『Ms.マーベル』。

2010.04.02 Fri

▼適当なるメモ:

 こう、タケダ・サナの描いてる『Ms.マーベル』のTPBを買おうと思った。

 で、「何号頃からタケダ・サナは描いてて、それはどのTPBに載ってるのよ?」という疑問が生じたので、この際きちんと調べてみた。

 オイラ以外にも日本人アーティストの描いてるアメリカン・コミックスに興味のある人間はいるのでは、と思ったので、エントリとしてまとめてみた。

 そんな感じのエントリ。


▼そーいうわけで:

 タケダ・サナが初めて『Ms.マーベル』を描いたのは『Ms.マーベル』(こないだ休刊したシリーズね)第39号。この号は、表紙はマイク・デオダードだけど、中身は全部タケダ・サナ画。GCDのクレジット見て気付いたのだけど、タケダ・サナってペンシル・インク・カラリングまで全部1人でやっているのね。まぁ、そりゃそうか。あの「塗り」まで含めてタケダ・サナの絵として認識されてるからな。

 続く第40号は、カバーもタケダ・サナ。けど、中身は4割強はルーク・ロス<Luke Ross>が描いている。ちなみにこの号は(というか、このストーリーアークは)ゲストでデッドプールさん、スパイダーマン、ウルヴァリンが出ている。しかしネットに出回ってた、タケダ・サナ担当ページのプレビューを見る限り、タケダ・サナ担当パートにはデッドプールさんらは出ていなさげ。ちぇ。

 でもって第41号は、カバーはタケダ・サナだけど、中身はセルヒオ・アリーニョ<Sergio Arino>が担当。ちなみにこのカバー、タケダ・サナ当人のブログによれば、このカバー、本来は第42号用のカバーだったけど「いろんな事情」で第41号のカバーになったんだとか(なので、本編の内容とは異なりMs.マーベル vs. Ms.マーベルの絵になってる)。何があったんだ……。

 っつーわけで、ここまでのイシューはTPB『Ms. Marvel vol. 7: Dark Reign』に収録。まあ、このTPBが収録してるのは『Ms.マーベル』第35~41号なので、総ページ数に対するタケダ・サナ比率は少ないのですが(全176ページで、タケダ・サナの描いてる本編は30数ページ)。

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 さて、第42号。新ストーリーアーク「ウォー・オブ・ザ・マーベルズ」の第1話であるこの号は、カバー、本編アート共にタケダ・サナ。前述したように、この号のカバーは本来第41号用のものなので、本来は前号までのストーリーアークに登場していたスパイダーマンらが描かれてる。

 続く第43号はカバー(&ヴァリアント・カバー)がタケダ・サナ。本編はセルヒオ・アリーニョ。

 第44号はカバー&本編共にタケダ・サナ。

 ちなみに、この第43、44号は隔週ペースで刊行されており、当人のブログによれば、「隔週で22ページフルカラーを仕上げるのは難しくて」、第43号をアリーニョが担当することになったんだとか。マーベルも無茶しやがるぜ。

 でもって第45号は、タケダ・サナはカバーのみで、本編はフィリップ・ブリオネス<Philippe Briones>が担当。

 第46号は、カバー&本編共にタケダ・サナ。こう編集者側で、作家に無理なく描かせられるペースが把握できたのか、だいたい隔号でタケダ・サナが本編を描くペースになってますね。

 で、この第46号で「ウォー・オブ・ザ・マーベルズ」は完結。単行本も「Ms. Marvel vol. 8: War of the Marvels」のタイトルで、第41~46号までを収録。全120ページ。全5話収録中の3話を丸々タケダ・サナが描いている勘定になりますね。

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TPB版は今年5月発売予定。
  
  
 さて、第47号はカバー、本編共にタケダ・サナはノータッチ。中身は、スパイダーマンとミズ・マーベルの過去話(ピーター・パーカーとマーベルがデートするとか何とか)で、完全に番外編ですね。

※アメリカのヒーローものコミックスでは、アーティストに充分な作業時間を作るために、こんな具合にゲスト・アーティストを招いて、番外編を1話描かせる、といったことがママあります。「作者都合のため休載」とかがしづらいヒーローものコミックスならではの知恵ですね。

 第48号は、カバー&本編共にタケダ・サナ。

 第49号は、カバーがタケダ・サナで、本編も22ページ中16ページを担当。残り6ページがベン・オリバー<Ben Oliver>。

 最終号である所の第50号は、カバーがタケダ・サナ(グラフィック・ノベル『デス・オブ・キャプテン・マーベル』のオマージュ)で、本編22ページ中14ページを担当。残り8ページがベン・オリバー。

 以上で、Ms.マーベルは終了。

 これらは『Ms. Marvel vol. 9: Best You Can Be』TPBに収録予定(今のところ、ハードカバー版しか、Amazonに登録なし)。全112ページ。打ち切られたからしょうがないとはいえ、どんどん薄くなるな。大体半分くらい(本編52ページ)をタケダ・サナが担当。

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こちらは5月に刊行予定のハードカバー版へのリンク。
  
  
 いじょう。

『Ms.マーベル』の連載は、ブライアン・リードが第1巻からずっとライターとして書いてきた話なので、これらのTPBを読んで、気に入るようなら第1巻から買ってみるかなぁ、とか思った。

 あと、ストーリーアークの最終話をきちんとタケダ・サナが描けるように、またTPBになったら必要充分な量だけタケダ・サナが描いてるように、ローテーションを考えてる編集者はお疲れであります、と思った。
  
  
▼余談:

 マーベルの女性作家強化なイベントである所の『ガール・コミックス』にタケダ・サナがシーハルクのイラストを描いてるんですが、これが、ジョン・バーンの『センセーショナル・シーハルク』第40号の「シーハルク全裸で縄跳び(ウソ)」のオマージュで吹いた(きちんと原典通りのデザインの白ビキニを着せてる所が芸が細かいですね)。

 したら、ニューザラマのブログの方で、

「こういう単なるセックスアピールだけの絵をこの本に載せてどういうつもりか」とか、

「縄跳びでこけてるこの無様なシーハルクの姿に、女性の立場についての隠喩が込めているのか?」とか、

「ていうか、右足を左足に描いてるけど(※リンク先に貼られてるシーハルクのイラストの足の指の付き方に注意)、これもまた隠喩か?」とか、

 色々と叩かれてて。

 無論、こちとら「タケダ・サナのああいう画風で、レオタードを着ているヒロインが飛び回ってるところが見たい」的な男性原理を何割か含む形で『Ms.マーベル』のTPBを買おうとしているので、まぁ、なんというか、「申し訳ない」とか思った。誰に対して/何に対して謝っているのかは解らないのですが。
  
  
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タグ:俺メモ アメリカのマンガ

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