Home>2010年05月  TotalPages1

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

●適当なるプレビューズ@8月。

2010.05.26 Wed

▼まぁ、いつもの:

 いつものDCの8月の新刊予告をサカナにひとくさり、という月1回のソレ。


 今月の目玉としては、J.マイケル・ストラジンスキー&シェーン・デーヴィスによる『スーパーマン:アース1』のハードカバー版が出ますが、まぁ、俺個人は「評判がよければソフトカバー版で」という逃げの姿勢で。

 一応、書いておくとこの『スーパーマン:アース1』を皮切りに刊行されていく『アース1』シリーズは、「気鋭のクリエイターたちが全く新しい設定で、DCのトップヒーローらを再創造していく」とかいう感じな企画。それぞれ、単体で読むことのできるグラフィック・ノベルを出してくぜ、とかいうコンセプト。

 マーヴルの『アルティメット』レーベルに似てる感じだけど、むこうみたいに月刊のオンゴーイングで見切り発車するよりは、こういう単行本書き下ろし形式の方が、いわゆる「単行本派」の増えた現状にあっているのではないかしら、と思った。


『ブライテスト・ディ』関連は、こんな感じでー。

『ブライテスト・ディ』第7、8号:デッドマンがホワイトランタン・リングをチャージしようとしたら、何かが起きるよ! 一方、ロニーはファイヤーストームになれなくなるかも? マーシャン・マンハンターの連続殺人事件の捜査は新たな手がかりが! アクアマンは海の生存のための探索に出たり、ホークマンらは謎の島「ホークワールド」に行ったりだよ! ……『ブライテスト・ディ』第0号しか読んでないこちとらには、あらすじ書いてもさっぱり状況が解らんわ!

『グリーンランタン』第57号:プレデターの正体が明らかになるよ!(※プレデター:スターサファイアとその母体であるザマロン人に関わりのある男性人格の精神寄生体で、一時期はキャロル・フェリスの中に潜んでたりした……的な設定だたと思ったが、ジェフ・ジョーンズ版だとどんな設定になるのかしら) あと、意外なヒーローにホワイトランタンの人が助けられるよ、とか。

『グリーンランタン・コーズ』第51号:カイル&ジョン&ガンセットのピンチを、パワーリングを使いたがらないコーズ隊員のハンヌーさんが救うかもよ? でも敵はサイボーグ・スーパーマンに支配された惑星だぜ? どうすんの? あと、クワード人が何か企んでるぜ! とか。……たいそうなアラスジの割には、表紙の絵がコーズの身内でドツき合ってる感じなのは、いいのか。

『グリーンランタン:エメラルド・ウォリアーズ』第1号:ガイ・ガードナーさんを主役の迎えて、『グリーンランタン』第3のオンゴーイング・シリーズが創刊。当然のように『ブライテスト・ディ』タイイン。レッドランタンのアトロシウス絡みの秘密任務で、ガイさんがキロウォグ、アリシアを伴って不明のセクターに探索に赴く感じ。あら、地球が舞台じゃないのね。

『グリーンアロー』第3号:グリーンアローさんが根城としてるスターシティの大森林に何者かが近づいてるぜ! 敵かな? 味方かな? とか。……表紙でグリーンアローさんの刺さっちゃいけない箇所に矢が刺さってますが……。しかもホワイトランタン・インシグニアが血で描かれてるし。大丈夫か、オリーさん。

『ジャスティスリーグ:ジェネレーション・ロスト』第7、8号:再結成したジャスティスリーグ・インターナショナルが、マクスウェル・ロードのチェックメイト秘密基地に乗り込むぜ、でもマックスには秘策が……とかいう感じ。あぁ、やっぱマックスはこっちの方で敵として出てくるのか。ま、マックスだけと1年戦うのは微妙だろうから、後々色々黒幕とか出てくるんじゃないかしら、とか予想。

『ジャスティスソサエティ・オブ・アメリカ』第42号&『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』第48号:クロスオーバーのパート4と最終話。スターハートさん大暴れだぜ、この強大なる光に対抗できるのは、そう、闇の紳士シェイドさんだ! しかし、真の敵は他のメンバーの中にいたのだった! とかいう感じ。『ジャスティスリーグ』のバックアップには、今回の外伝っぽい感じで、スターハートの狂気を逃れつつサイボーグさんがレッドトルネードのボディを回収するぜ、とか。……ここ最近のトルネードさんは気を抜くとバラバラになってるのは、なんとかならぬものか。

『バーズ・オブ・プレイ』第4号:最初のストーリーラインが完結。時間が刻々と過ぎ去っていく中、バーズの面々は、果たしてスーパーヒーロー・コミュニティを守ることができるのか? ていうかブラックキャナリーvs.ホワイトキャナリーの勝負の行方は? とか。ホワイトキャナリーという、清々しく直球なネーミングには拍手を送りたい。

『ザ・フラッシュ』第5号:キャプテン・ブーメランとリバース・フラッシュ(よく考えたらこの2人、血は繋がってないけど親類同士なんだよな)が怪しげな実験をするぜ! とか、ローグスvs.レネゲイズ(25世紀版ローグス)の戦いにフラッシュが巻き込まれるぜ、とか。表紙ではコールドvs.コールドとか、大概、同じ能力同士で戦ってるのに、1人だけ25世紀版トップと戦ってるミラーマスターがなんか可哀想(いや、25世紀版ミラーマスターが創刊号で死んじゃってるからしょうがないんだけどさ)。

『タイタンズ』第26号:『ライズ・オブ・アーセナル』から話が直結してるとか。デスストローク&チェシャらのタイタンズが、子供達を奴隷にしてる悪党どもと戦うにあたり、アーセナルも協力するぜ、的な話。そういやチェシャさんは『シークレット・シックス』の方でも、キャットマンとの間に生まれた息子がアレな目に遭ってるわけですが、その辺の話は、まぁ面倒くさいからこっちではフォローされないのかしら。


 バットマン・フランチャイズは……8月の『バットマン』第702号もグラント・モリソンが引き続き過去話を書くのかよ! あと『バットマン&ロビン』第15号(「バットマン・マスト・ダイ」最終話)と『リターン・オブ・ブルース・ウェイン』第5号(過去のゴッサムで私立探偵だぜ)もモリソンが担当。しゃぁない、買い続けるか。

 あとオイラ的には『レッドロビン』『レッドフード』を買うといういつもの感じで。


 スーパーマン・フランチャイズは、『スーパーマン:ザ・ラスト・ファミリー・オブ・クリプトン』ミニシリーズが開始。新たなクリプトン絡みのシリーズかと思ったら、「クリプトン星の爆発時、カル・エルだけでなく、ジョー・エル&ララ・エル夫婦も一緒に地球に来たら?」とかいうエルスワールズものなのでパス。

 今月の注目は『アクション・コミックス』かね。巻頭ではレックスvs.デスストローク。バックアップのスーパーボーイの短編は、『スーパーボーイ』新オンゴーイングシリーズのプレリュードだよ、な感じ。新オンゴーイングのライターは、7月から『アトム』を書いてるジェフ・レミーレ。まぁ、7月の『アトム』を読んで、お手並み拝見かね。

『スーパーマン/バットマン』は75号記念で、ポール・レーヴィッツ、ジョー・ケリー、デヴィッド・フィンチ、スティーブン・T.シーゲル、ジェリー・オードウェイ、アダム・ヒューズ、フランシス・マナプル、ダンカン・ローレル他が参加という豪華布陣。ポール・レーヴィッツの話ではワールド・ファイネスト+リージョン・オブ・スーパーヒーローズの競演を書くぜ! と。あと、ジョー・ケリーらがこれまでのバットマン&スーパーマンの歴史を振り返るみたい。あとアダム・ヒューズがスーパーガール&バットガールの話を描く(ライトも)ようで、わきまえてるな! あとはスーパーボーイ&レッドロビンとかエース&クリプトとか、そんな感じの競演話がエクストラバガンザってる感じで。

 そういや、『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』第4号のアラスジでダークサイドの名前が言及されてるけど、「グレート・ダークネス・サガ」は現行のリージョンのコンティニュイティ内ってことなのかしら。


 その他レギュラーの方では、

『ブースターゴールド』第35号:過去に戻ったブースターが、当時のブースターと間違えられて、ビートルと一緒に宇宙での冒険に出るよ! もちろん、ヒドい運命が待ち受けてるよ! と。B&Bの競演も嬉しいけど、ミスター・ミラクル&ビッグ・バルダがゲスト出演するのもすげぇ嬉しい。ていうかミラクルさんが、あの安心感にあふれた微笑みで、バルダさんによっかかってるシーンとかあったら、多分、オイラは泣く。

『DCユニバース:レガシー』第4号は、ティーン・タイタンズの創設がコアになる模様。あと、非メタヒューマンなキャラクターらが集まってサージェント・ロックさんを振り返ったり。
 ……イマサラ気付いたけど、このシリーズで「ジャスティス・エクスペリメンツ」とかの歴史はフォローされて……ないんだろうな。いいけど。


 TPB関連では、ポール・ディニ&アレックス・ロスの「スーパーマン:ピース・オン・アース」他の「デカい版型で出てた例のアレ」系の作品が、1冊の単行本になるぜ! ってな『ワールズ・グレーテスト・スーパーヒーローズ』が気になるかな。買わんけど。<ヲイ。
World's Greatest Super-heroes Deluxe
World's Greatest Super-heroes DeluxeAlex Ross

DC Comics 2010-09-21
売り上げランキング : 38393


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 あとは、『スターマン・オムニバス』第5巻が出るね。俺個人は、そろそろ第2巻買うかな、といったペースで買ってますが。
Starman Omnibus Vol. 5
Starman Omnibus Vol. 5
DC Comics 2010-10-12
売り上げランキング :


Amazonで詳しく見る
by G-Tools



 以上。

 オマケのマーヴルは、『デッドプール』第1000号が気になりますね。主に「どの作品がリプリントで収録されるのか?」ってトコが(ナゲヤリ)。
  
  
関連記事
スポンサーサイト

タグ:プレビューズ

●フリーマーケットに、でたぞ、の巻。

2010.05.25 Tue

▼イマサラな報告:

 まあ、前回のエントリで書いたように、雑司ヶ谷で開催されたフリーマーケット「みちくさ市」に参加したのだぜ。

 まぁ、そもそも振り返ればゴールデンウィークの頃に、「なんかこう、“フリーマーケットに参加して、手持ちのコミックブックを売る”という行為を試してみたい」と思ったねん。

 でー、タマサカ買った「週刊アスキー」の日記マンガに「古本のフリーマーケット」として「みちくさ市」のことが書いてあって。

 何となく検索かけたら、5月中頃に開催される第6回の追加出店を受け付けるってんっで応募してみた。

 なんか受かってた。けど、前日まで気付かなかった。

 そんな流れ。
  
  
 でー、感想としては、「傾向はつかめた」とかそんな感じ。

 まず、俺が勝手に予想してたほど「古本マニヤ」な人はいないのだなぁ、ということを掴んだ。

 主な客層は、カップル(若者~ジイちゃん&バァちゃんカップルまで、年齢層が幅広い)、オバちゃん(無造作に「これ何?」って聞いてきて「アメリカのマンガです」とか答えると「あらやだ、英語解らないわー」とか、「映画のパンフレットって売れるかしら」とか、ひとくさり思ったままのことをしゃべって去ってく感じ)、お子さんなどがメインね。マニヤはまぁ、時々。アメリカン・コミックスに興味を持つマニヤは更に限定されますね、と。

 だから、まぁ、こちとら気合い入れてショートボックス5個くらい持ってったんだけど、そんなに売れないがな、というのが開場5分で気付いた真理。

 ていうか、むしろ在庫があり過ぎると、ブラリと立ち寄った程度のお客はヒイちゃうのね。せいぜい、ショートボックス2個分もあれば充分だと思った。

 あと、面白げな表紙をディスプレイして、お客の目を引いたりするのが大事だろうと思った。ボックスだけデロリと並べてても、この客層だと引く。引かれまくり。
  
  
 でー、出店してる方々も、割とこう「オシャレな絵本と、僕の彼女が作ったオシャレ雑貨と、楽しいミニコミ誌、キッチュな文房具などを売っています」的なソレで。ディスプレイとかもこう、イーゼルとか使ってオシャレさんで。

 こう、古本といえば、「大通りの裏手にある、日の差し込まない店」的なソレをイメージしてったオイラ的に「いかん、まぶしすぎる」と思った。また天気が良くてね。昼寝したくてしょうがなかった。


 でー、まぁ売れたのは結局、「ネット見て来た知り合い」「うちのブログにコメント書いてくれる方」「多分、この人、ネット見てきたんだろうなぁ、ていうかコミケでいつも長々と立ち読みしてく人じゃないのかこの人、いや、気のせいか……」……そんな方々が売上げのメイン。

 むしろ、あの告知期間でよく来てくれたよ(前日夜に、某所でさりげなく「雑司ヶ谷行く?」ってネタ振ってくれた方にも感謝)。

 あとは、「僕たちデザイナー、もしくはアート系の学生です」的な格好をしたカップルの人が、ジャケ買いしてってくれました。うん、この客層だと、オシャレでポップな表紙の本を沢山もってった方が正解なんだろうと思った。

 ……残念ながら、キミらのために用意した『シーハルク』の全裸縄跳びの回は、この2人が買っちゃったけどな!(売る気のない値段付けてたのに……<「安くして」っていわれたら引く気だったの)

 あと、小学生くらいの女子が、『ロイス・レーン』『デアデビル』(ミラー担当期)『チャレンジャーズ・オブ・ジ・アンノウン』という、実にシブいイシューを買ってってな。あの子はきっと、大物になる。


 結論としては「ショートボックス2箱くらいをカートにくくりつけて持ってって、のんびりひなたぼっこしつつ、本を気に入ってくれるお客さんが来てくれたらいいね」くらいの、草食系な感じで参加すべきイベントなのね、と。

 こう、無言でショートボックスをカカカッと見てって、で、「ほう、カール・ケセルの『デアデビル』をまとめ買いときたか」的に、買う品物に意志がある感じな客層を求めてるオイラみたいな売り手は、「うん、お前、もっと別なイベント探せ」という感じですね。

 いや、事前にもう少し告知できてりゃ、上記のような客層もも少し来てただろうけど。それが(イベント的に)いいことかどうかはともかく。

 とりあえず、また、なんか、こう、機会があれば出てみるよ、この手のフリーマーケット。きちんと告知してね。

 できれば今度は、玩具系とかの「その手の客層」がも少し集まる場を選ぼうとは思ってるけどな(でも、そういう場は、そういう客層が集まる分、参加費が高いのよね)。

 以上、もろもろ思案中……。
  
  
関連記事

●フリーマーケットに、でるぞっ! の巻。

2010.05.15 Sat

▼突然な告知:

 とつぜんですが、明日、雑司が谷の鬼子母神通りで開かれる「第6回 鬼子母神通り みちくさ市」に、参加することにしました!

 ていうか、今日までオイラ、「抽選漏れした」ものと思ってたんだが、今さっき準備委員会から連絡が来て、実は当選してたことを知ったんだ! 当選メール来てなかったよ? スパムメールと認識されてた? そんなこたぁ今更どうでもいい、参加できるならするまでさ! たった今、当選メール(当日プリントアウトして受付にもってく)を受け取ったしな!

 ていうか、自己紹介の文章が公式ブログに載ってるよ!(「あめや」って屋号で該当ページを検索だ! 5分で考えた屋号だから、ダサいとかいうな!)

 出し物は「鬼子母神通りが一日限定の古本街になります」という、みちくさ市のコンセプトに則って、古アメリカン・コミックスなりよ! ていうかそうだ! 今気付いたけど、他の参加者もミニコミとかだす予定ってこたぁ、オイラも自分の同人誌を出せばいいのか! よし、それも、今あるだけ持ってく!

 値段は自己紹介ページにも書いてたけど100円~300円くらい! オイラが一生懸命集めていた1990年代のマーヴル・コミックス社のがメイン! DCはそんなにない! 古本屋で発掘したアメージング・スパイダーマン300号とかも出品しちまうか! ……これはもしかしたら、ちょっと高めな値段つけるかも知れん!

 問題は、現時点で個々の商品に値付けをしてるヒマがない、ということだがな! ……高く売りたいモンだけビニールでパックして、値札つけるか……。

 そんなわけで俺は今これから当日、どうにかして雑司が谷に荷物を届ける手段を調達するために動く! 当日搬入する冊数は、できれば1000冊ぐらい持ち込みたいが、下手をしたらショートボックスを2、3個になるかも知れん!

 んじゃな!

 それから、この記事を読んだ関東圏在住のキミ! 明日こい! もしくは知人に伝えろ! ツイッターでつぶやけなう! mixiに書き込め! 今夜のふたばアメコミスレでさりげなく「明日、雑司が谷行く?」とかネタをふれ!

 なりふりかまってるヒマはねぇんだ! あと15、6時間なんだよ! ていうかあした雨降れ! 順延しろ!(天気予報を検索中……)せいぜい曇りかよ! ダムン!

 じゃ、そういうことで!
  
  
関連記事

タグ:古本

●最近の訃報。

2010.05.13 Thu

▼フラゼッタの訃報に寄せて、そして田亀源五郎:

 フランク・フラゼッタが亡くなりまして。享年82歳。

 ……こう、コミックブックのファンであるところのオイラは、フラゼッタという作家については「ゴールデン・エイジにDC(ナショナル)で『シャイニング・ナイト』他のコミックを描いてた作家」「ヴェロティック・コミックスの『デスディーラー』のイメージソースとなった絵を描いていた作家」とか、そういう程度の認識しかなくて。

 彼の描いたコミックにしても『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』の傑作選とかで読んでる程度で、あまり積極的に追ってはいなくてな。

 でー、彼のメインフィールドであるファンタジー・アートに関しても、テーブルトークRPGのパッケージや、ヘヴィ・メタルのアルバムのジャケットとかで見てはいるのだろうけど、割と「そういう絵」の1つとしてしか目に写ってなくて、あんまり個の作家として認識してなかったなぁ、と。
 むしろ、ポスト・フラゼッタなボリス・バレージョ(このカナ表記でいいのか)の方が、画風として解りやすくて(俺にとってはね)、そっちの方を追ってたな、と。

 要するに、フラゼッタという作家は、「すげぇ作家」という認識はあったけど、それは「ああいう系統の絵の始祖である」という知識を踏まえた上での「すげぇ」であって、「個の作家」として、その絵を見て「すげぇ」って思ってたわけじゃないのだよなぁ、と、気付いた。

 こう、「手塚治虫は神」とか言われてても、俺的には手塚よりもむしろ藤子不二雄を読んで育ってきた世代なので、『まんが道』とかでの描写で「手塚はすげぇ」という知識は刷り込まれていても、あんまりすすんで読まないし、それ故にあんまり実感として「すげぇ」って思ったことはない、ってな感じなのですが。
 フラゼッタに関しても、そんな感じなのであるな、と、一人合点してみた。

 多分、オイラよりも1世代前の1970年代のSF雑誌「スターログ」とか読んでた層の方が、フラゼッタという作家が亡くなったことを重く受け止めているのではないかしら。

 とはいえ、その存在と作品が後世に与えた影響の大きさなどは揺るがぬ功績であり、その業績に敬意を払い追悼の念を送りたく。


 で、フラゼッタ関連の記事を検索してみたところ、マンガ家の田亀源五郎氏のブログ[http://tagame.blogzine.jp/tagameblog/]に、実にすばらしい記事が掲載されていたので、リンクしてみる。この方は正に「スターログ」でフラゼッタを見てた世代ですな。

※一応、成人向けマンガの作家さんのブログで、そのような話題がふられたり、青年向け作品の書影なども掲載されているので、未成年者が閲覧する場合などは注意してな(ブログ自体にはレーティングとかは敷かれてないのだけれども)。

フランク・フラゼッタ逝去

画集"Conan, The Phenomenon"

 フラゼッタという、自分が大きく影響を受けた作家の死に対しショックを受けつつも、フラゼッタ以前の作家の存在についても触れて、その業績を過度に高いトコにおいてないのが冷静でよいのです。作家の業績は作品で見たほうが早い、とばかりに、定番の画集を紹介しているのもいい。

 ……この手の訃報の記事を書くときって、必要以上に業績をきらびやかに語ろうとするじゃないですか。ややもすると「空前絶後」「最高峰」みたいに、最上級の形容詞の大安売りになって(マンガのオビのダメな推薦文かよ)。心は揺れつつも安易な方に逃げない、というのは大事よね、と。

 ていうか、これらの記事を読んで「Conan, The Phenomenon」が欲しくなったので、その内Amazonで買うことを公言するものである(邦訳コミックラッシュが一息ついてからね)。

 実に取り留めなくオワル。
  
  
関連記事

●最近の日常。

2010.05.10 Mon

▼最近の確認:

 結構前のコンベンション(ワンダーコンかなんか)のDCのパネルで、「DCはデジタルコミックは始めないの?」とかいう質問に、ディディオだかが「ロイヤリティ等をきちんとクリアできたらね」とかいうコメントをしていて。

 このコメントの意味する所に気付いて、何となく調べてみたら、マーヴル・コミックス社が現在行ってる「デジタル・コミックス」って、どうもオリジナルの作家らにロイヤリティを払ってないらしいね(ニュースサイト等の記事しか見てなくて、マーヴルの公式なコメントは見つけてないので、「らしい」で逃げるけど)。

 こう、一般論として「クリエイターに還元すべきだろ」とは思いつつも、安価でデジタル・コミックスを供給していることについては、大きな意義があるとも思うわけで。

 なんつーか、難しいね、と、全く中身のない結論を口にして逃げてみる。
  
  
▼最近の飲み会:

 過日(GW中)、アメコミ野郎ども(平均年齢高し)の飲み会に参加した。

 実に懐かしい面々が出席してて、案の定、1人だけ参加してた若者を置いてけぼりにする回顧トークが横溢。若者も頑張って自分の土俵に持ってこようと、持参したアメコミを手に熱弁をふるう。「頑張れ、若い世代」と、この手の飲み会では、聞き手に回るオイラはナマアタタかく見守ってみる。

 ていうか、若者の持ちネタの1つであろうトランスフォーマーを、「トランスフォーマーの話はするなよー」と、小足払いで出かかりを潰すあの人のテクニックには戦慄せざるを得ぬ。

 でー、生ビールなどを飲みつつ、ふと「アメコミの資料系の同人誌を出そうなどという人間は、俺らで絶えるのであろうな」との思いが脳裏をかすめる。……いや、「最近の若者は」的な論旨でなくて、単純に同人誌なんてぇ面倒くさいメディアよりも、よりお手軽に発信できる方に流れるのだろうな、と。

 まぁ、表現の形なんてどうでもよくて、大事なのは表現し続けることだと思う、というのが、無駄に長いこと駄文を書き続けてきたジジイのいえることかしら。

 ていうかオイラ、1994年あたりのインターネットの黎明期以来――こう、1990年代アメコミブームを受けて、ネット上にファンダムが築かれ出したその当時から、無駄にこの場にとどまり続けて、諸々を見続けてきているんだよな……という現実に気付き、しかし、それ以上そのことを掘り下げるとどうにもアレな結論しか見えてこないので、気付かなかったことにしてビールを飲む。

 オチなどない。
  
  
関連記事

タグ:同人誌

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。