●最近のマンガとか。
2011.02.09 Wed
▼最近のマンガ:
こう、不意打ちのように『バットマン』(つか、ジョーカー)絡みの邦訳単行本が2冊出る昨今ですが。
それとは全く関係なく、ネットを徘徊してて見つけた近刊のマンガの単行本について思ったことを書きたらすエントリ(しかもマンガの内容については触れないという)。
何度も書くけどAmazonのG-Toolsサービスは、書影が登録されてない単行本の書影覧を「No Image」とか表示してくれ、頼む。
追記:書影が登録されたので、貼り直したのぜ。
ストーリーは、こんな感じ(公式サイトからまんまコピペ):お嬢様高校の新米教師・真鍋エリは、生徒に処女とバカにされ理想と現実に打ちひしがれる毎日。
そんなある日、温かい光を放つ石を拾ったエリは、石の力で町を守るスーパーヒーロー「ミス・マーベリック」に変身! 悪い子には「おしおきっ」! 変身したら実はすごい! ナイスバディー女教師の教育的指導です!
ここで第1話が読める感じ。
ご存じの方も多いかと思いますが、作画の榊原瑞紀さんは、マーベル・コミックスでもいくつか作品を発表なされてる方。
なんていうか、ヒーローものコミックを描いた経験のある作家さんを呼んで「ヒーローものっぽいコミックを描いてよ!」って依頼するのは、ある意味でコロンブスの卵ではないか、と思った。原作の環 望さんは、そういえば「アメコミ新潮」にかかわっておられましたね。
(どうでもいいけど、「アメコミ新潮」のデザインを担当してたデザイナーさんは、神楽坂の新潮社から5分も歩けばつく場所に仕事場があってな。そのことを知ったとき、「距離でデザイナー選んだんじゃあるまいな」とか思ったのを、たった今思い出した)
なんつーか、「日本人がヒーローもののコミックっぽいソレを描く」という行為には、アニメとかで「ヘーイ! ジャパニーズ! ミーとレッツ勝負ネー!」とかいう大塚芳忠の声のニセアメリカーナを見ている時のような、微妙な居心地の悪さを感じてしまうオイラですが。
この本の場合、「居心地の悪い思いをするやもしれぬが、絵を描いているのは間違いなくメリケンのヒーローものコミックの作家」という二重構造なのがね、面白ぇなぁ、と思った。とりあえず、オイラがこの本を購入する動機にはなった。
どうでもいいけど、ジャパンにおいて戯画化されたメリケン人の一人称が「ミー」で定着してるのって、ヤポネーゼのカルチャーにおける重大事ではあるが、歴史的背景とかを知らぬフォーリナーにとっては、えらくどうでもいいどころか、「その用法は間違いです」って、冷静に突っ込まれるだけという、やはり面白さと居心地の悪さの同居するソレであるなと、ふと思った。
あと、一人称「ミー」の発明者ってだれなのだろうなと思ったので、今度調べてみようかと思った(トニー谷かしら)。
と、全くアサッテくんな方向に話題がそれたところで、今日はこの辺で。
・編集後記:本当は冒頭の邦訳予定の2冊のうち「アレな方」についてのザックリとした感想を書いてたり、「日本人がアメリカン・コミックスを描く」という行為の対極としての新堂エル、とかいう話を書いてましたが、読み返してあまりにナニだったのでカットしました。
・教訓:高熱の出てる時にテキストを書きタラすもんじゃねぇ。
オマケ:"Sakakibara Mizuki"作のTPBとか。
『エグザイルズ』をそのうち通しで読もうと思ってはや数年……。
こう、不意打ちのように『バットマン』(つか、ジョーカー)絡みの邦訳単行本が2冊出る昨今ですが。
それとは全く関係なく、ネットを徘徊してて見つけた近刊のマンガの単行本について思ったことを書きたらすエントリ(しかもマンガの内容については触れないという)。
ミス・マーベリックにはさからうな | |
榊原 瑞紀 角川グループパブリッシング 2011-03-10 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
何度も書くけどAmazonのG-Toolsサービスは、書影が登録されてない単行本の書影覧を「No Image」とか表示してくれ、頼む。
追記:書影が登録されたので、貼り直したのぜ。
ストーリーは、こんな感じ(公式サイトからまんまコピペ):お嬢様高校の新米教師・真鍋エリは、生徒に処女とバカにされ理想と現実に打ちひしがれる毎日。
そんなある日、温かい光を放つ石を拾ったエリは、石の力で町を守るスーパーヒーロー「ミス・マーベリック」に変身! 悪い子には「おしおきっ」! 変身したら実はすごい! ナイスバディー女教師の教育的指導です!
ここで第1話が読める感じ。
ご存じの方も多いかと思いますが、作画の榊原瑞紀さんは、マーベル・コミックスでもいくつか作品を発表なされてる方。
なんていうか、ヒーローものコミックを描いた経験のある作家さんを呼んで「ヒーローものっぽいコミックを描いてよ!」って依頼するのは、ある意味でコロンブスの卵ではないか、と思った。原作の環 望さんは、そういえば「アメコミ新潮」にかかわっておられましたね。
(どうでもいいけど、「アメコミ新潮」のデザインを担当してたデザイナーさんは、神楽坂の新潮社から5分も歩けばつく場所に仕事場があってな。そのことを知ったとき、「距離でデザイナー選んだんじゃあるまいな」とか思ったのを、たった今思い出した)
なんつーか、「日本人がヒーローもののコミックっぽいソレを描く」という行為には、アニメとかで「ヘーイ! ジャパニーズ! ミーとレッツ勝負ネー!」とかいう大塚芳忠の声のニセアメリカーナを見ている時のような、微妙な居心地の悪さを感じてしまうオイラですが。
この本の場合、「居心地の悪い思いをするやもしれぬが、絵を描いているのは間違いなくメリケンのヒーローものコミックの作家」という二重構造なのがね、面白ぇなぁ、と思った。とりあえず、オイラがこの本を購入する動機にはなった。
どうでもいいけど、ジャパンにおいて戯画化されたメリケン人の一人称が「ミー」で定着してるのって、ヤポネーゼのカルチャーにおける重大事ではあるが、歴史的背景とかを知らぬフォーリナーにとっては、えらくどうでもいいどころか、「その用法は間違いです」って、冷静に突っ込まれるだけという、やはり面白さと居心地の悪さの同居するソレであるなと、ふと思った。
あと、一人称「ミー」の発明者ってだれなのだろうなと思ったので、今度調べてみようかと思った(トニー谷かしら)。
と、全くアサッテくんな方向に話題がそれたところで、今日はこの辺で。
・編集後記:本当は冒頭の邦訳予定の2冊のうち「アレな方」についてのザックリとした感想を書いてたり、「日本人がアメリカン・コミックスを描く」という行為の対極としての新堂エル、とかいう話を書いてましたが、読み返してあまりにナニだったのでカットしました。
・教訓:高熱の出てる時にテキストを書きタラすもんじゃねぇ。
オマケ:"Sakakibara Mizuki"作のTPBとか。
『エグザイルズ』をそのうち通しで読もうと思ってはや数年……。
- 関連記事
-
- ●地震メモ。 (2011/03/11)
- ●最近のマンガとか。 (2011/02/09)
- ●全くどうでもいい雑記。 (2011/02/03)
スポンサーサイト
タグ:アメリカのマンガ