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●とりあえず、雑記。

2011.06.27 Mon

▼現実逃避したいのだ:

 人間、色々と忙しくなると、現実から逃避したくなる。

 これは人間の本能に刻まれた行動なので、いかんともしがたいことだ。

 だが妻よ、私を追うな。地球は丸いゆえ、逃げに逃げればいつかお前の元に戻る日もあろう。

 一角獣を追い北欧の森林に消えた詩人 ランドルフ・F.ラーラシュタイナーの妻への書簡より。


 ……とかいう松本零士風の「ウソ偉人のウソ名言」フォーマットで書くと、何となく説得力が出る気はしないか。なあ、鉄郎。


▼最近のトランスフォーマー:

 デバスター復刻するってね。

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 っつーかオイラは、こないだヤフーチャイナモール経由で、「何か緑色っぽい建設車が6体くらい入った玩具」を買って(送料込み1500円弱)、無事に届いたばかりだという(※結構な確率で、通関できないと聞いた)。

 この微妙なタイミングのかみ合わせに、いわく言い難い表情になるオイラであった。うぬ。

 ブッチャケ、デバスターって、なかなか再版されてないし、パチモンは割と潤沢に供給されてるので(チャイナ製とかクロスロボとか)、パチモンを買ってそれなりに満足してた層って、割といると思うのよね。

 でも、やっぱデバスターっていう一種のマイルストーンな玩具は「オフィシャル」なソレで欲しいわけで。

 割とオイラみてぇに割と最近にパチモン買っちゃって、微妙な顔をしてる人はいるのではないか、とか勝手に思ってみる。

 つかまあ、この「ヤフーチャイナモールでアレなヤツを買う」こと自体、ふたばちゃんねるのトランスフォーマースレで紹介されてたのに便乗したわけで、オイラのような「やなタイミングでヤフーチャイナモールで買った人」は結構いるんでしょうなぁ、と。

 いやまあ、買うけど。


▼最近のプラモ:

 こう、こないだの大野安之プチブームの余波で、唯一持ってない単行本を買おうと思った。

 ネットで検索かけたら、「駿河屋」というショップに在庫があった。310円。正確には駿河屋の楽天支店だが、どうでもいいですね。

 この駿河屋ってのが、昨年ぐらいから「アオシマのプラモデルが無駄に大量入荷してる&それらを常軌を逸した値引きで売ってる」ことで、アオシママニヤの間では有名な店でな。

 例えば(俺が買った時点では)、アニメスケールのガルボ・ジックとかザンザ・ルブが1個11円。アニメスケールは定価300円だから……97%引き。つか10個買っても缶ジュースよりまだ安い。

 主役メカである1/600スケールのイデオンは、A~Cメカに波導ガンつけた一式が、だいたい120円。これも缶ジュース1本程度。

 1/600ギド・マックも1個38円から。「ギド・マック・ドゥ」を実現しても80円。

 超巨大戦艦バイラル・ジンですら27円。60円出せば「バイラル・ジン・ドゥ(<ねぇよ)」もできるぜ。


 ま、そんな感じの値段だもんで、2ちゃんねるの「イデオンプラモ」スレとかでは、ダンボールで購入する勇者が続出しててな。

 オイラもいつか機会があれば買い込みたいなぁ、と思ってた所で。

 でー、その時ゃ深夜で変なテンションだったんで、「うし、俺も送料無料になるまでイデオンプラモを買おう」とか思った(思わなきゃいいのに)。

 駿河屋楽天支店は3500円の買い物で送料無料なんで、大野安之の単行本の値段さっ引いて、約3200円分ぐらい買ってみた。

※駿河屋本店は2000円の買い物で送料無料になるので、初心者はこっちで買おう。


 でー。


 届いた。よりによって1/600ガルボ・ジック(無駄にデカイ)用の巨大ダンボールで。



 比較。ユニクロン様がこの小ささ。



 開けた。



 積んだ。総額3300円くらいで、50個くらい来た。平均したら1個70円以下って……。ちなみに20個くらいは「アオシマプラモ福袋」(800円くらい)とかいう代物の中身。福袋ん中にイデオンの「A~Cメカ+波導ガン」が入っていると予想して買ったみたら、Cメカしか入ってなかった。しかも中途半端にアクロバンチのメカ(胴体と片足だけ)も入ってやがって、なんかもう、微妙な敗北感が。安いし、いらないモンは人にあげるからいいんですが。



 ためしに、一番デカい箱の「ジャンボ合体ダイオージャ」を開けてみた。マーベル・レジェンド版ジャガーノートさんが、まるで3.75インチや。



 そしてこれが発端となった単行本。あえて中身には触れぬ(成人マンガなんよ)。



 以上。もう一生アオシマのアニメプラモは買うまい。

 とりあえず、作りたい分は作って、作りたくないのは会社の忘年会の景品とかに出したりしようと思う。

 ちなみにオイラの一番好きな重機動メカはアディゴ。次点がジョング(<どっちも重機動メカじゃねぇ!)。
  
  
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●最新のロブ、の巻。

2011.06.14 Tue

▼ロブ大好き! な日々:

 えーと、DC9月のリランチの残り(スーサイド・スカッド、ブルービートル、スーパーマン関連誌)を紹介せねばならんのですが、ちょっとこう、仕事が忙しくなってきて、こっちの方に振り分けるリソース減り気味でね。

 いや、『スーサイド・スカッド』『ブルービートル』は大好きなんで、色々目処が立ったら、きちんと個別にエントリを立てて、希望とか妄想とかを語るぜ、うおー(適当な気合い)。

 ……とかいってる間に、DCが正式に9月分の新刊のアナウンスをしてやがりますが。

 うーわ、ものの見事に創刊号しか並んでないねー。当たり前だけど。


 ま、それはそれとして。


 でー今回は、DCのリランチ絡みで、レジェンダリー スーパースター コミックス アーティスト特集というか、数日前のニューザラマに掲載されてたロブ・ライフェルドのインタビューを、適当に訳したものを貼り付けたく思う。

 ていうかスマン、オイラの中で「リソースを振り分ける優先度」としては、「ロブ>スーサイド・スカッド>ブルービートル」の順になってしまうんだよ! ロブだからしょうがないんだよ!


 ……しかし、ロブのインタビューって、「グレート」とか「リアリー」とか「ブラスト」とかいう、カッコいいけど具体性に欠ける語彙が山盛りで、「すげぇロブらしい」ですね。訳してる間中、「あの笑顔」で微笑むロブの顔がちらついて、こちらも笑顔になっていました。


 なお、インタビュー中のロブの発言の語尾に「(笑)」が入っている箇所がありますが、これは原文には一切ないです。「俺の中のロブは、このタイミングで微笑んでるんだ!」とかいう箇所に、筆者が勝手に入れ込みました。ついでに「俺の中のロブは、このタイミングでどや顔してるんだ!」とかいう語尾には「!」も増やしてます(原文には「!」は結構あるけど、更に増やしています)。

 ……なんつーか『週刊プロレス』とか『BURRN!』あたりに載ってそうな「ノリと雰囲気」重視のインタビュー的な方向で、訳しました。

 っつーわけで。






※冒頭に「今回は新『ホーク&ダヴ』を手がけるスーパースター・アーティスト、ロブ・ライフェルドにインタビューを~」云々の前書きがありましたが、スッ飛ばしました。


ニューザラマ:まずはロブ、あなたは一体何に惹かれてDCのリランチ政策に関わることになったのですか?

ロブ・ライフェルド:うーん、DCユニバースに惹かれない奴なんているのかい? 僕はDCのキャラクターを愛しているのさ……永遠にね! そもそも僕の最初のコミックブックは『スーパーボーイ&リージョン』だったんだぜ?
 そうさ、僕は常にマーベルとDCを等しく愛してきた。でもね、DCが僕にオリジナルの『ホーク&ダヴ』ミニシリーズ(※)を与えてくれなきゃ、今の僕のキャリアはなかったんだよ。

(※)1989年のミニシリーズ。ライターはカール・ケセル&バーバラ・ケセル。ロブ・ライフェルドの出世作になった。またこのミニシリーズには、女性の2代目ダヴが初登場している。

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ニューザラマ:あなたがDCのキャラクターを手がけるのも久しぶりですし、『ホーク&ダヴ』を手がけるのはさらに久しぶりになりますね。何があなたをそれらから遠ざけていたのでしょうか? そしてなぜ今戻ってこようと思ったのですか?

ライフェルド:ま、しなくちゃならないその他の仕事のおかげでね、今になるまでDCの方に手を回せなかったんだよ。

(戻ってきた理由を)手短にいおう。2010年の春、ジェフ・ジョーンズがDCの西海岸での業務用の新オフィスのお披露目に僕を呼んでくれたんだ。僕らは一緒にランチに行って、コミックスについて数時間話しあった。
 ジェフは僕が手がけていた全ての『デッドプール』を読んでくれていたんだ! そして彼は、僕が新『ホーク&ダヴ』のシリーズに──彼らが『ブライテストディ』終了後に計画している新シリーズに、参加すべきだといってくれたんだ。
 そのとき彼は、このシリーズが始動するのが、少なくとも1年先、『フラッシュポイント』の後になるだろうと注意してくれた。けど僕はね、そう、「すぐサインさせろ!」って感じだったよ(笑)。


ニューザラマ:『ホーク&ダヴ』のどのあたりが、あなたのスタイルと合致して、今回の起用に繋がったと思いますか?

ライフェルド:僕は、彼ら2人の対照的なところを愛しているんだ。デカくて粗暴なホークと、スラリとして活動的なダヴ、これは偉大なコントラストだ。
 そもそも僕は、バーバラ&カール・ケセルと共に今のダヴ(ドーン)を生みだしたんだぜ? 以来、僕は、彼女が登場するいかなる冒険も常に追いかけてきた。――ジェフ・ジョーンズが彼女を気に入ってくれて、彼のメガ・イベント『ブラッケストナイト』と『ブライテストディ』の双方で、彼女を凄く良く扱ってくれたことに、超超興奮したもんさ!

 僕らはホークをデカくて、大きな存在感を持つ奴に戻した。彼はより暗くなる、文字通りにさ。ジム・リーの(コスチュームの)リデザインのおかげでね。彼はディッコ(※)の描くような――いうなればスパイダーマン/デアデビルっぽい体格ではなくなり、デカく凶暴になる――まあバットマン以上にだ、でもハルクってほどじゃない。彼は獰猛で、押さえのきかないキャラとして機能する。

(※)ディッコ:『ホーク&ダヴ』のオリジナルのクリエイター、スティーブ・ディッコのこと。

 ダヴは彼のバランスを取る、精神的にも、肉体的にもね。ダヴはスラッとしてて、女性的で、身のこなしが軽い。かれらはどのページでもすばらしいコントラストを描く。こいつは適切で効果的な化学反応を見せてくれるんだ。僕はそうしたページを、いや、全てのページを描くのが楽しくてたまらないんだ!


ニューザラマ:スターリング・ゲイツ(※新シリーズのライター)のような有望なライターと共に仕事をするのはどんな具合ですか?

ライフェルド:いいかい僕はね、スターリングのことは何年も前から知っていて、彼の大ファンでもあるんだ。読者は知らないかも知れないけど、彼とジェフはここ数年スタジオをシェアしあっている――そこで僕は彼と出会ったのさ。
(本作を始めるにあたり)ジェフが彼を起用したがって、僕も彼を求めた。そして何より大事なことに、スターリング自身がやりたがってくれたんだ。

 彼の『スーパーガール』と『スーパーマン』のコミックスを読んだことのある人ならわかるだろうけど、彼はファンタスティックなライターだ。僕らは作業上で強い関係を結んでいる。
 DCとスターリングは寛容にも僕にシリーズについて口出しをすることを許してくれている。僕らお互いのアイデアを『ホーク&ダヴ』に組み込んでいくのは非常に楽しい時間だったよ。そうさ、スターリング・ゲイツは僕らみんなをブッ飛ばしてくれるぜ!


ニューザラマ:新シリーズにフィットするように、あなたのスタイルを調整などはしましたか? 新たな読者の興味を惹くための上からの指示などの影響はありましたか?

ライフェルド:昨年夏に僕らがこの新『ホーク&ダヴ』の計画を始めたときから、僕らは常に、本作を新規読者が飛び込んでこれるような作品になるよう、気をつけて取り組んでいたよ。
 そうだ、皮肉なことにね、旧『ホーク&ダヴ』での僕の仕事が空中分解したとき、僕を(マーベルに)引き抜いたのは、(DCの現在の総編集長)ボブ・ハラスその人だったんだ(※)。以来、僕は『ホーク&ダヴ』の伝説に関わることも、更なる貢献もできなかった。

(※)ミニシリーズ終了の数ヶ月後、『ホーク&ダヴ』のオンゴーイング・シリーズがスタートしたが、その時にはライフェルドはマーベルに移っていて、ボブ・ハラス編集のタイトルほかにアートを提供していた。ライフェルドの発言からするに、諸事情でオンゴーイング・シリーズのペンシラーになれず、マーベルに移ったのではなかろうか。

「化身(Avatar)(※)」というアイデアは常に僕の興味を惹いてきた。僕はすごく沢山のアイデアを持っていて、スターリングと僕は非常にクールでエキサイティングな新たな化身たる闘士たちを生みだした。彼らは敵として、あるいは味方としてホーク&ダヴに関わってくる。ああ、僕らは第1号から全開で行くぜ! こいつは僕が子供の頃から大好きだったコミックスを思い出させてくれるんだ――ドキドキハラハラのラストページ、最高の楽しさってわけさ!

(※)『ホーク&ダヴ』ミニシリーズで提示された設定。ホーク&ダヴは、実はそれぞれ混沌の大公と秩序の大公に加護を受ける存在(化身/アバター)であった、というもの。
 ……なお、これらは1990年代の『ホークマン』の方に登場した「アニマル・アヴァター」の設定とは関係ないので念のため。


 アートは非常にクリーンで、とてもダイナミックだ。こいつは僕の「25年もののスタイル」さ。25年間に渡り、コミックブックを送り出していく“戦争”で磨き上げられた、ね! より成熟して、より効果的で――そのいくらかはとても興味深いビジュアルを提示できてると、僕は信じているよ!


ニューザラマ:『ホーク&ダヴ』の新キャラクターのデザインなどは手がけていますか? あるいは、懐かしい顔ぶれなどは新作に登場しますか?

ライフェルド:沢山の、そう、沢山の新キャラクターとゲストキャラクターが準備中だよ。新たな化身についてはもう話したよね。それと僕が1989年にX-メン編集部を去って以来暖めてきた構想(※)もある。それ以上はいえないな(笑)。

(※)ロブ・ライフェルドのファンならおなじみの発言。
例:「DCを去って以来、暖めてきた『ティーン・タイタンズ』の構想」→『ヤングブラッド』
  「『ヒーローズ・リボーン』編集部を去って以来、暖めてきた構想」→『ファイティング・アメリカン』



ニューザラマ:月刊誌のシメキリについて思うことはありますか?

ライフェルド:おいおい、2010年2月から2011年1月までの間、僕が10冊の『デッドプール』のコミックスを、シメキリ通り、毎月、落とすことなく送り出したことを指摘しなきゃならないかい?

 僕はもはやシメキリ破りのロブじゃないさ。まあ、変な言い方かも知れないけど、なんであれ1つのことを1万時間も続けてれば、自分のペースってのを見つけられるもんだよ。
 僕は常にもっと仕事をしたかった……でも妨害されたり、やる気が出なかったりしてきた。しかし、もはやそうしたもろもろは、全て過去のことだよ。


ニューザラマ:正に今のあなたは、これまでになく多数の作品を送り出しているように見えます。

ライフェルド:そうとも! この2年間、僕は生産性を爆発させてきたんだ! 僕は毎月50ページ以上描くことを目指している。僕は週6日間、1日10~12時間描いてるよ。そうさ、僕は仕事を愛してるのさ!

 若い頃の僕は何年もの時間を無駄にしてきた。今の僕はそうした無駄な時間を取り戻しつつあるね。これに関しては(現マーベル総編集長)アクセル・アロンソに感謝を述べたい。彼は僕を信じてくれて、2年前に機会を与えてくれ、そして僕に10号分の『デッドプール』を描かせてくれた。これらの仕事がなければ、ロバート・カークマンとの『インフィニット』やDCとスターリングとの『ホーク&ダヴ』も実現しなかっただろう。

 ショップの人らは確認できるだろうけど、その、僕は全ての『デッドプール』のコミックを毎月予定どおりに出してたんだぜ? 同様のことはこの先だってできると思っててくれよ(笑)。
 ……そう、90年代後半、2000年代初頭のロブはスッポリと霧に包まれてたさ。けど、今の僕は燃えてて、興奮しまくってるのさ!


ニューザラマ:『ホーク&ダヴ』以外の現在のお仕事の予定は?

ライフェルド:まず『インフィニット』、こいつは最終号の第4号にかかってる。それに、まだ発表されてない、マーベルでの仕事がいくらか。


ニューザラマ:では最後に、あなたのファンに新作『ホーク&ダヴ』についていいたいことはありますか?

ライフェルド:こいつはDCリランチの中でも、爆発的で、素晴らしい贈り物になるよ。要するにこいつは、コミックブックの歴史においてもっともガッツある行い(the ballsiest move in the history of comic books)って奴さ!
  
  



 以上。

 正に「ロブらしさ」に貫かれたインタビューだと思う。

 ロブの偉大なところは、こうした発言を全部本気でいってて、インタビューを読む限りでは「そうか、頼むぜ、ロブ!」とか、こちらも思わされてしまう「ブレなさ」、何も、誰も追いつけない「誠実さ」だと思う。

 そう、ロブは絵が下手なんじゃない、彼の技量が、彼の真摯な発言に追いつけてないだけなんだよ!
  
  

『X-フォース』ってハードカバー版で単行本化されてる&続刊予定とか今知ったぜ。
 ――ソフトカバー版……でねぇかな……(ヲイ)。

  
  
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●これからのDCコミックス・疾風怒濤編

2011.06.10 Fri

▼今日も今日とて、な日々:

 世の中、NHKのBSだかのアメリカン・コミックス特集番組がどうのと盛り上がってるようですが、うちにはテレビがないので、よく解りません(いや、マジでないのよ)。

 しかし、こう、「夜中に帰宅したら新しいシリーズのアナウンスが出てる」「それを確認しつつ適当にテキスト書いたり書かなかったりして寝る」「翌日の昼休みにメシ喰いながらテキスト整える」「予約投稿昨日で夕方くらいにアップ(エントリの日付が17時17分17秒とか、フザケた数字になってるのが予約投稿のシルシ)、とかいうのが日課になってやがるですな。まあ、あと数日で全52タイトル揃うので、この日課からも解放されますが。


 っつーわけで、今回リリースは「なんかエッジの効いた奴ら」の新シリーズ。……とか書いてる間に更に2冊ほど新情報もでてますが、それは次のエントリで。


・『ストームウォッチ』
 作:ポール・コーネル、画:ミグエル・セプルベーダ。旧ワイルドストームの「ユニバースの柱」ともいうべきチーム、ストームウォッチがまさかのDCユニバース入り。旧作は国連旗下のメタヒューマン特務部隊ストームウォッチの活躍を描くシリーズでしたが、まあ、本作でもその辺踏襲されてるんじゃないでしょうか(新シリーズは国連旗下なのかしら)。

 1号目のお話としてはジャック・ホークスムーアとマーシャン・マンハンターらストームウォッチの面々が、新メンバーとしてアポロ&ミッドナイターをリクルートしようとかいう話らしい。「驚きの新メンバーも!」とか書いてあるところを見ると、マーシャン・マンハンター以外にもDCユニバース出身のキャラがストームウォッチに参加してるのかね。……ていうか、表紙に描かれてるアポロ&ミッドナイターの新コスチュームが果てしなくオイラの肌に合わない。本当にジム・リーと相性悪いな、俺。

 ちなみに、ワイルドストーム作品でも比較的知名度の高い『オーソリティ』は、元はこの『ストームウォッチ』からスピンオフしたシリーズなのですよ……とかいう基本は説明しといたほうがいいかしら。

 オーソリティの中核メンバー、アポロ&ミッドナイター(「同性愛者のヒーローデュオ」として変に有名)も、元々はストームウォッチの秘密部隊ストームウォッチ・ブラックのメンバー(でも戦死したと思われてた)として、ウォーレン・エリスがライターだった『ストームウォッチ(vol. 2)』誌に初登場してますし。

 後に『ストームウォッチ(vol. 2)』が休刊して、スピンオフの『オーソリティ』が(やはりエリスがライターで)創刊された際、アポロ&ミッドナイターはオーソリティに参加し、メジャーなキャラクターとなるわけですが。あ、新シリーズのあらすじに出てくるジャックも、ストームウォッチ・ブラックの元メンバーで『オーソリティ』にて主要メンバーになった1人ですな。

 とりあえず、新シリーズは、設定的にはエリスがライターを務めていた時期のものがベースになってるんだろうけど、個人的にはエリス以前の「割と普通なヒーローチーム」だった頃の『ストームウォッチ』も好きなんだよねー(この後、新シリーズに全く関係ない、年寄りの思い出話が20行に渡り続きますがカットしました)。


・『ブラックホークス』
 作:マイク・コスタ、画:ケン・ラシュレィ。旧クオリティ・コミックス社の看板ヒーロー『ブラックホーク』が、設定を一新し現代を舞台にした新シリーズとして登場。ちなみに「ブラックホーク」が主人公のコードネームで、「ブラックホークス」が彼の率いる部隊の名前なので注意な(<「DCコミック社」とか表記されるとイラッとするタイプ)。

 個人的には第2次世界大戦を舞台に、漆黒のF5Fスカイロケットを駆って戦うオリジナル・ブラックホークスが見たいのであって、名前だけ踏襲した新チームとか出されてもなぁ、とか思わないでもないのですが。まあ、大人には色々あるんだろうな、とか、よく解らない感想をつぶやきつつ。

 一応、黒髪&アイパッチのレディ・ブラックホークもいるようだし、メンバー構成はオリジナルの『ブラックホーク』を意識してるのかしら。……チビ・デブ・デッパ・弁髪で、やたら包丁を振り回す中国人のメンバー「チョップ・チョップ」はさすがにそのまま出てこないだろうけどな!


・『サージェント・ロック&ザ・メン・オブ・ウォー』
 作:イワン・ブランドン、画:トム・デレニック。DCコミックス社の古典的戦争ものコミック『サージェント・ロック&イージー・カンパニー』が舞台を現代に移した新シリーズとして始動。

 ……まあ、やっぱり「謎の組織の後援を受ける元軍人による秘密部隊がスーパーヴィランに立ち向かうぜ」的な、「タイトルは『サージェント・ロック』でも中身は別物」なソレですが。

 怪奇系のタイトルのアナウンスの時に、「怪奇系もいいけど戦争ものも復権して欲しいなぁ」的な感想は抱いたのですが、こういう形でのリランチは、どうもね。「戦争ものコミック」ではなく「戦争もののタイトルを冠した非戦争ものコミック」でしかないのが、ね。


・『オールスター・ウェスタン』
 作:ジャスティン・グレイ&ジミー・パルミオティ、画:モリタット。元『ジョナ・ヘックス』が、タイトル変えてリランチ。ライターは『ジョナ・ヘックス』から引き続きグレイ&パルミオティ。

 最初のストーリーラインは「ゴッサムシティを訪れたジョナ・ヘックスは、最初期の犯罪心理学者、アマデウス・アーカムと出会う!」とかいう話で、かなり新規読者を狙いに来てる感じですね。オイラもしばらく買おうと思います。


・『デスストローク』
 作:カイル・ヒギンズ、画:ジョー・ベネット&アート・シバート。スレイド・ウィルソンさん、久々のオンゴーイング・シリーズ獲得の巻。

 何か、新コスチュームがバットマンみてぇに腕だの足だのにトゲトゲがついてて、微妙ー(ていうか、基本ソロで活動する傭兵なスレイドさんが、首からドッグ・タグぶら下げてるのって、どうなのよ)。

 とりあえず、前のオンゴーイング・シリーズで培ってきたサブキャラクターは、みんな死んでるんで、「いい感じのサブキャラクター」を作ることが大事なんじゃないかしら。


・『グリフター』
 作:ネイサン・エドモンドソン、画:カフー&ビット(ググりにくいペンネームしやがって)。ワイルドストームからの出向組その3。個人的には、トレードマークのマスクのデザインが変わってなくって安心しました(ジム・リーも多分、コイツのデザインはそんなにいじりたくないんだと思う)。……マテルからアクション・フィギュア化されないかなぁ(<気が早いよ)。

 シリアルキラーの嫌疑をかけられたグリフターが、汚名をそそぐために、人間社会に潜む“彼にしか見えない”化物(デーモナイト?)を狩っていくぜ! 的な話になる模様。――それってなんて『ゼイリブ』?


・『OMAC』
 作:ダン・ディディオ&キース・ギフェン、画:キース・ギフェン&スコット・コビッシュ。来た来た来た! やはりあったぜ「キース・ギフェン枠」! ギフェンだけにカービィ・オマージュ! しかもパブリッシャーのダン・ディディオのおまけ付き! 

 ……昨日の「ライフェルド枠」に続いて、なんでいちいち「オチ」を用意してるねん、DCは。

 あらすじは「無限力を持つブラザー・アイによって、最強の殺人マシーン、オマックに変異させられた男の物語!」的な。

 個人的には、インカーのコビッシュさんに、頑張ってギフェンの奔放なペンシルをうまく受け止めて、かつカービィ風ディテールをきちんと描いて頂きたいなぁ、とか。ギフェンのライトだと、編集者がうまく手綱を握らないと、とか思うけど、共著者がDCのパブリッシャーだと、編集者がきちんと口出しできるのかなぁ、とか、いらぬ心配をしてしまいますが。


 以上。
  
  
 ……関係ないけど、今回の人事に関して「1990年代の作家ばっかかよ!」とかいうツッコミを散見するけど、それはただ単にあなたが、現在の人気作家よりも1990年代の作家の方の知識が深いだけで、そうした作家にしか目が止まっていないだけではないのか、とか思うのですが。いかがか。

 たしかに、1990年代に名をなした作家の名前は見受けられるけど、それは彼らが現時点で「クオリティに定評のあるベテラン作家」の座についてるからであり、「1990年代の作家だから」という、よく解らない基準で起用されているわけではないと、思う次第です。
  
  
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●これからのDCコミックス・少年活劇編。

2011.06.09 Thu

▼また続報やでー:

 っつーわけで、今回は「ティーンヒーロー」系な新シリーズの情報が出たよ、と。

 ……ていうか「お前がティーン・タイタンズに加入してたのは40年前だろ!」とかいうツッコミをしたくなるNOTヤングな奴もいますが。

 以下、いつもの調子でー。


・『リージョン・ロスト』
『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』のスピンオフタイトル。作:ファビアン・ニシーザ、画:ピート・ロス。「未来のテクノロジーを持ち帰ったら、なんかヒドいことになっちゃったぜ! テヘ♪ とりあえず、宇宙が絶滅する前に何とかしようぜ!」とかいう話。多分、『リージョン』本誌とは平行して「こっちはこっち」で話が進むんじゃないかと思う。

 リージョンのスピンオフで、特異なシチュエーションの話ということもあってか、割と微妙な(失礼)メンバーでチームが編成されてるような。……オイラの主観的な印象だけど、こういうセカンドチームにはワイルドファイヤさんが突っ込まれる率が高いような気がする。

 ちなみに『リージョン・ロスト』というのは、元々はポスト・ゼロ・アワー(リブート期)のリージョン末期、オンゴーイング・シリーズ2誌が打ち切られた後にスタートした全12話のミニシリーズに冠されたタイトル。ストーリーは、銀河連合壊滅の危機を救ったものの、未知の世界に顕現してしまったリージョンの中核メンバーたちが、元の銀河系に帰るために奮闘する話。

 ……ていうか、今月にオリジナルの『リージョン・ロスト』のハードカヴァー版単行本出るのかよ! まさか、この新シリーズとタイミング合わせてたのか?

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 とりあえず、ニシーザとピート・ロスの組み合わせはなかなかにオイラの好みなので買わざるを得ぬ。


・『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』
 作:ポール・レーヴィッツ、画:フランシス・ポーテラ。まあ、レーヴィッツは残留するわな、と。

 あらすじで「7人の最良のメンバーを失い~」とか書いてある上、表紙に創設メンバーがいないあたりに、なんだか嫌な予感がする。

 この「失われた7人」は『リージョン・ロスト』の表紙にいるメンバー7人を指してるのかも知れないけど。

 まあ、現状の『リージョン』買ってるんで(第5号くらいまでしか読めてないけど、引き続き買います。


・『ティーン・タイタンズ』
 作:スコット・ロブデル、画:ブレット・ブース&ノルム・ラプムンド。

 ……なんつーか、表紙が「1990年代後半にDCがジム・リーに『ティーン・タイタンズ』のリバンプを依頼したらアゲられてきた検討用の一枚絵」みてぇ。

 ジム・リーのコスチューム・デザインに、元ワイルドストームのブレット・ブースのペンシル、元エクストリーム・スタジオのノルム・ラプムンドのインクがそれぞれ無駄に個性を発揮して、むせかえるような1990年代臭をかもしだしてるのですが。なにこれ。なにこれ。なにこれ。

 メンツ的には豪華なのに、「ファンが求めてない方」にビジュアルが進化してる気がするのは気のせいでしょうか。あと新メンバーの2人は魔術系&サイボーグ系で、レイヴン&サイボーグに相当する感じですかね。

 ……あれ、ビーストボーイは? ……そうか! ドゥーム・パトロール再始動というこ(<ない)。<噛み気味にツッコミやがった!


・『スタティック・ショック』
 作:ジョン・ロズム&スコット・マクダニエル、画:スコット・マクダニエル&ジョナサン・グラピオン。

 ここで「マイルストーン枠」来ますか。マイルストーンのリバンプがなんか色々モメてポシャったとかいうウワサを聞いてましたが、ティーン・ヒーローの有望株な『スタティック・ショック』はリランチさせますか。

 ていうか、マクダニエル来た! 来たよマクダニエル! しかもマクダニエルはアートだけじゃなく、共著も担当。……割と今回のリランチのテーマの1つに「アーティストにもライティングをさせてみる」的なソレがあると思うのですが。こう、ダン・ディディオとかジェフ・ジョーンズあたりの「ライター上がりの偉い人」や担当編集者がきちんと「監修」して、ライターとしての技量を伸ばす方向で、こう、育てていってみたら、案外、いい方向にいくんじゃね? とか思ってみる。いや、DCの方針に対して、ホイホイ肯定しちゃうオイラのひいき目ではあるんだけどさ。

『スタティック・ショック』オンゴーイング・シリーズは、「これがうまくいったら、他のマイルストーンのヒーローのリバンプも……」的な期待も多少は背負わされてる感じですが、まあ、あまり気負わずに頑張って欲しいですね(<その言い方が既に気負って欲しがってると思うぜ)


・『ホーク&ダヴ』

 作:DC気鋭の若手スターリング・ゲーツ、画:レジェンダリー スーパースター コミックス アーティスト ロブ・ライフェルド。

 もう一度、繰り返す。画:ロブ・ライフェルド。

 繰り返す、画:ロブ・ライフェルド。

 ……何しに来た、お前! お前、そこで、何してる!


アメコム博士(ニセ)「はっはっはっ たけうち君、ロブ・ライフェルドのDCでの出世作は『ホーク&ダヴ』ミニシリーズ。それから考えると、今回『ホーク&ダヴ』の新シリーズのアーティストを任されたのも、当然の流れというものじゃよ」

「いや、当然じゃねぇだろ」


 表紙から放たれる1990年代濃度、いやさロブ濃度がやべぇ。ていうか、ロブにかかっては遠近法とかいう小手先の技術は無意味かつ無力であることを痛感するレイアウトだ。

 これで、『ティーン・タイタンズ』のブレット・ブースとクロスオーバーなんかした日には、究極まで高められた攻撃的ロブパワーが巻き起こすジャイロスコープ効果が極限にまでポテンシャルエネルギーを燃焼させてしまい、その宇宙開闢にも匹敵するエネルギーで、時空が1990年代に巻き戻されてしまうに違いないぜ!(意味不明)

 いや、ロブ・ライフェルド大好きですけどね。エクストリーム・ユニバースを舞台にしたコミックスは「全部」買ってますし。……でも、あくまでネタ的な面白がり方がメインであって、こういう真面目な場所に出てこられると、なんつーか、好きなだけに居心地悪いんだよ!

 あと、ジム・リー先生のホークの新コスチュームの配色が、「黒・赤」というのはいただけない。ダヴとの対比なんだろうけど、「そこまで対比させなくても良くね?」と思う。ベースの色は2人とも白の方が、コンビって感じで好きなんだけどさ。

 ……どうもオイラは、ジム・リーと色彩センスが噛み合わないみたいね。
  
  
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関連記事

●これからのDCコミックス・怪奇編2。

2011.06.08 Wed

▼続きー:

 引き続き、DCが追加発表した怪奇系コミックスの感想とか。


・『スワンプシング』
 作:スコット・スナイダー、画:ヤニック・パッケット。前の『スワンプシング』オンゴーイング・シリーズ(スワンピーの娘が主役の方)終了以来、割と塩漬けにされてたコンテンツであるところのスワンプシングをDCユニバースに帰還させて再生するぜ、な企画。

 まあ、かつてヴァーティゴ・ユニバースを緩やかに形成していた作品群、「スワンプシング」「ドリーミング」「ヘルブレイザー」といった世界が、その後作家性の名の下に明後日の方向に作品世界を拡大して、「ユニバース? なにそれ?」な状態と化してたここ数年を振り返るに。それらのコンテンツが築いてきた「世界観」という資産をDCユニバースに還元するというのは、ビジネスとして非常に正しいことだと思います。

「スワンプシング40周年だよ!」とか銘打ちつつ、スコット・スナイダーに書かせれば、序盤の滑り出しはもらったも同然ですので、後はスワンピーの世界観に重くのしかかる「アラン・ムーアの影」をいかに振り切るかがガンバリどこだと思います。

 っつーか、ヴァーティゴ版の設定は、どの程度還元すんだろ。奥さんとか娘さんとか、出てくるのかしら。


・『ジャスティスリーグ・ダーク』

 作:ピーター・ミリガン、画:マイケル・ジャニン。デッドマン、ジョン・コンスタンティン、マダム・ザナドゥー、シェイド・ザ・チェンジングマンら怪奇系ヒーロー(っつーかヴァーティゴに出向していた面々)による新チーム、ジャスティスリーグ・ダーク(チーム名ダサくね?)の活躍を描く新シリーズ。表紙イラストの中央左にいる女性はザタンナさんかしら。背景にいる緑のフードの女性は、敵キャラ? 緑の怪奇系キャラといえばエンチャントレスかキルケーだけど。むぅ。

 とりあえず、ピーター・ミリガンが、こいつらひと癖もふた癖もあるキャラクターを使ってヒーローものを書く、という時点でワクワクしてますが。……問題は、やはりヴァーティゴ版の設定がどの程度汲まれているのか、だな。

 いや、新規読者にも向けた新創刊タイトルである以上、あまり過去のコンティニュイティに依存しない感じで話を進めるんだろうけど。

 ……っつーか、こいつらがジャスティスリーグに加入するとなると、オイラが密かに進めてる「ジャスティスリーグ全メンバー名鑑」同人誌の新規テキストが無駄に増えることに!(知るか)。


・『アニマルマン』

 作:ジェフ・レミーレ、画:トラベル・フォアマン&ダン・グリーン。おなじみヒーロー兼家庭人なバディ・バーカーさんことアニマルマンの新オンゴーイング・シリーズ。

 表紙イラストが「血管のようなものに絡められてるアニマルマン」ですが、これはヴァーティゴ版『アニマルマン』の頃に提示された「レッド」の設定をイメージしてるのかしら。

 あ、レッドというのは、「世界中の動物たちの潜在意識と繋がってる領域」みてぇなモンで、アニマルマンは、この領域にアクセスすることで動物パワーを引き出すことができるのです。

※アニマルマンのパワーの原理はグラント・モリソンの提示した「自身の肉体の周囲に変異遺伝子力場(Morphogenetic Field)を展開し、フィールド内の動物のパワーにアクセスする」という設定もありますが、どっちの設定が正しいってこともなく、「ライターの都合とか気が向いた方」がその都度選択されるので、深く追求したら負けです。

 こう、スワンプシングが「グリーン」と呼ばれる意識領域を介して世界中の植物たちと交感できるのと同質の能力ですな(てか、パクr……)。ちなみにアクアマンは「クリアー」と呼ばれる領域にアクセスすることで、世界中の水棲動物と意思の疎通ができます(※ピーター・デイヴィッドの『アクアマン』誌上で提示された設定で、ヴァーティゴ版『アニマルマン』の設定を発展させて創出された設定)。

 今回の話は、バディさんの娘のマキシンちゃんが謎の超能力を発現させてあら大変とかいう話のようで。「家族的なヒーロー」であるアニマルマンさんの話としては王道なのではないでしょうか。

 ……そういや、ヴァーティゴ版の『アニマルマン』の末期は、マキシンちゃんをご本尊に新興宗教を拓いて、信者と一緒にアメリカ横断とかしてましたっけね(※あくまでヴァーティゴ版『アニマルマン』の話で、DCユニバースのアニマルマンにはそんな事実はないので注意)。


・『デーモン・ナイツ』
 ……なんか中二病っぽいタイトルですね。作:ポール・コーネル、画:ディオゲネス・ネビス&オクレール・アルバート。中世を舞台にエトリガン・ザ・デーモンがチームを編成してキャメロットの陥落に立ち向かうぜ、的な話な模様。

 中世を舞台ってのがどのような具合になるのかが、個人的な注目ポイントですか。DCの中世チャンバラ系ヒーローとかがチームに加わってくれるといいなぁ、とか。


・『フランケンシュタイン:エージェント・オブ・SHADE』
 作:ジェフ・レミーレ、画:アルベルト・ポンティセリ。このところ微妙に露出してきたヤング・フランケンシュタインさんが、ついにオンゴーイング・シリーズを獲得。……大丈夫か、大丈夫なのか? 謎の政府秘密組織SHADEに所属するフランケンシュタインさんが、奇妙な事件に立ち向かうぜ! ……要するにヘルボー(略)

 レミーレだから、きっとなんとかしてくれる、ような気がする。


・『リザレクションマン』
 我々は大事なことを見逃していたのかも知れない! 見たまえ、『リザレクションマン』の表紙を! この表紙には、リザレクションマンのトレードマークである、「帽子」が描かれていない! これはすなわち新シリーズではミッチさんの分身とも言える「帽子」を巡り、ミッチさんと謎の組織が丁々発止の大活劇を繰り広げる話になるのだよ!(タワゴトはそこまでだ!)


・『アイ・ヴァンパイア』
 作:ジョッシュ・フィアルコフ、画:アンドレア・ソレンティーノ。DCのマイナー吸血鬼キャラ、アンドリュー・ベネットさん主役の新シリーズ。

 オリジナルはJ.M.デマティスが怪奇コミックアンソロジー誌『ハウス・オブ・ミステリー』に連載していた吸血鬼もの。16世紀、善良な荘園領主アンドリュー・ベネットさんが吸血鬼になっちゃって。でー、この悲しみを共有すべく恋人も吸血鬼になってくれたのはいいけど、この恋人が中二病に大感染しちゃって「わたしは吸血鬼の女王! メアリー クイーン・オブ・ブラッドよ!」とかいいだして、吸血鬼軍団を編成、ベネットさんは渋々同族殺しの終わりなき旅に出るのだぜ、とかいう話。

 物語的には、『ハウス・オブ・ミステリー』誌での連載分でキレイに完結してたんだけど、後にデマティスの『ドクター・フェイト』誌上で、「最終回で死んでなかったぜ!」とかいう少年マンガ的な展開でベネットさん再登場。しかも今度はベネットさんが中二病をこじらせて「不老不死の我が身が……呪わしい! 死がかなわぬこの身なれば……世界を道連れにしてくれようぞ!」的に、魔法のフルートで世界を滅ぼそうとするヤッカイさんに転身。でも、デマティスお得意の「神の愛」でベネットさんは悟りを開いて昇天しましたとさ。めでたしめでたし。

 が、近年のミニシリーズ『テールズ・オブ・ジ・サスペンス』誌上で、突然ベネットさん大復活。「いや、死なせてあげなさいよ」と古参読者のツッコミをいただいたりしたという。

 長々と書きましたが、まあ、この新シリーズは、オリジナルの話形に復帰して、吸血鬼の女王と化した恋人から人類を救うために孤独な戦いを続けるベネットさんの話になる模様ですね。……わりとありがちっちゃありがちなこの話形が、「吸血鬼もの」のインフレ状態な現状のアメリカン・フィクションにおいて受けるのかしら、とかいう疑問を抱いておりますが。どうだろ。


・『ブードゥー』
 作:ロン・マーズ、画:サミー・バスリ。今は亡きワイルドストームの『ワイルドキャッツ』から何故かスピンオフ。異星人とのハーフであるブードゥーさんの話。なぜブードゥー、しかもなぜロン・マーズといった感じですが。つか、怪奇コミックの枠で紹介していいのか。

 ワイルドストーム系では、『グリフター』も新シリーズを獲得するとかいう、もっともらしいウワサもあるようですが。さて。
  
  
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関連記事

●これからのDCコミックス・怪奇編。

2011.06.08 Wed

▼これからのDCコミックス・怪奇編:<なんか、『夢幻紳士』みてぇ

 DCの公式ブログでさらなる情報が出てるね。

 こう、今のオイラは缶スプレーのサンドイエローをアイアンモンガーにちょっと吹いては乾かし、吹いては乾かしという作業中なので、乾燥待ちついでにエントリを書いてみる。

 本当は1日に2回以上ブログ更新するの好きじゃないんだが、俺の大好きな「あの作品」が復活するとあってはエントリを書かざるを得ぬ。得ぬのだ。


 まずは何より告げねばならないのは、そう、1990年代中ごろのDCコミックスが送り出した『メジャー・バマー』『ヒットマン』『プリーチャー』『スーパーガール(ピーター・デイヴィッド期)』といった数々の快作の中でも特に印象深い、そう、あの!

 リザレクションマン復・活ッ! そう! 正に、リザレクト!

 っつーわけで、

▼『リザレクションマン』

 作:『リザレクションマン』の生みの親、アンディ・ラニング&ダン・アブネット。画:ヘルナンド・ダグニーノ。来た! ラニング&アブネット来た! てかもうラニング&アブネットってタイプしただけで満足したんで寝ていいですか。駄目ですか。

 説明しよう! リザレクションマンとは! なんやしらんが謎の組織「ラボ」の人体実験によってナノマシン(テクタイテス)を埋め込まれ、不死身の肉体、もとい、死んでもすぐ生き返る肉体を手に入れた男、ミッチ・シェリーさん(やや記憶喪失気味)の流浪の旅を描いた、なんか、そんな感じのコミックスである!

 ミッチさんは元々は割と平凡な一般人だったのだが、この「死んでも生き返る」能力に加え、「死ぬたびに異なる超能力を1つ身につけて生き返る」という能力を手に入れたからさあ大変! 「テクタイテスにそんな能力はねぇよ! 検証させろ!」とかいいつつ、追っかけてくるラボの追手に殺されるミッチさん! 偶然、JLAとアメーゾが戦ってる現場に居合わせて、巻き込まれて死んじゃうミッチさん! やや記憶を取り戻して、愛する妻の元に戻ったら愛欲のもつれで殺されるミッチさん! 人気タイトル『ヒットマン』からゲスト出演してくれたヒットマンに射殺されるミッチさん! 即座に生き返るもまたヒットマンに射殺されるミッチさん! 即座に生き返るもやはりヒットマンに射殺されるミッチさん! 即座に生き返るも結局ヒットマンに(略)! で・も・大丈夫! ミッチさんてば、どんな極限の死にっプリからも即座に生き返るよ! そして、身に着けた超能力で事件を解決! 正に不死身探偵オルロック!(<それ違うマンガ)

 でー、ミッチさんはやがてDCの不老不死の親玉ヴァンダル・サヴェイジと関わり、サヴェイジに不死を与えた存在に関わる事件に巻き込まれていきまして。また一方で、ミッチさんの正体はシルバーエイジのマイナーキャラ、イモータルマン(名前の通り不死っつーか、死んでも転生する人)なのか? なんてぇ伏線も張られたりしつつ、かつてイモータルマンが編成したマイナーヒーローによるチーム、その名も「フォーゴットン・ヒーローズ(ヒデェ)」がミッチさんと協力したりして、物語はクライマックスになだれ込んでいくのだった! とかなんとか!

 ……しかしまあ、ニュース聞いてバカ喜びしたものの、『リザレクションマン』って、前シリーズの物語を牽引してきた「リザレクションマンの正体は?」って謎に、ある程度は答えが出ちゃってるんだよなぁ(イモータルマン絡みの話は、まぁ明快な解答は出してなかったけど)。

 なんつーか、主人公の正体が物語の柱になってる話って、正体を明かすのが物語のピークやん。そのピーク越したシリーズが、その後ふたたび面白くなることって、割と難しいやん? 前シリーズよりも面白くできるのかなぁ、と、ちょっと冷静になってみたよ。

 でもまあ、ラニング&アブネットらも勝算があって企画を出してるはずなんで、その辺は大丈夫だと思いたい。きっと前シリーズ最終エピソードで明かされた謎を根っこからひっくり返すような、そんな展開とかが待ってるに違いねぇさ!

 でだ、『リザレクションマン』新シリーズが出るに当たり、多分、前シリーズも全4巻くらいで単行本化されると見た! すなわちじきに、石川町のニードファイヤー・コミックスに通ったり、ローンスター・コミックスにバックナンバーを発注したりしなくても、『リザレクションマン』が全話読める時代が来るに違いなかろうであろう! なんと、幸せなのだ、君たちは!

 っつーわけで、書きたいこと書いて満足したんで、寝る! 残りのアナウンスされてる新シリーズ、『スワンプシング』だの『アイ……ヴァンパイア!』(<これも新作に合わせて旧作を単行本化してくれるよな! な!?)だのは明日だ、明日! YOU寝れ!
  
  
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●これからのDCコミックス・これまでのまとめと予想編。

2011.06.08 Wed

▼現時点での新創刊タイトルまとめー:

※ガセ情報がこの上なく錯綜してるんで、DCが公式に発表したタイトルのみね。

・『ジャスティスリーグ』 作:ジェフ・ジョーンズ、画:ジム・リー
・『ジャスティスリーグ・インターナショナル』 作:ダン・ジャーゲンス、画:アーロン・ロプレスティ

・『ワンダーウーマン』 作:ブライアン・アザレロ、画:クリフ・チャン
・『アクアマン』 作:ジェフ・ジョーンズ、画:イワン・レイス
・『ザ・フラッシュ』 作・画:フランシス・マナプール&ブライアン・ブセラート
・『ザ・フューリー・オブ・ファイヤーストーム』 作:イーサン・ヴァン・シバー&ゲイル・シモーネ、画:Yildiray Cinar(読み方わからぬ)
・『サヴェージ・ホークマン』 作:トニー・ダニエル、画:フィリップ・タン
・『グリーンアロー』 作:J.T.クルール、画:ダン・ジャーゲンス
・『ミスター・テリフィック』 作:エリック・ウォレス、画:ロジャー・ロビンソン
・『キャプテン・アトム』 作:J.T.クルール、画:フレディ・ウィリアムス
・『DCユニバース・プレゼンツ』 最初のエピソードは作:ポール・ジェンキンス、画:ベルナルド・チャン

・『グリーンランタン』 作:ジェフ・ジョーンズ、画:ダグ・マンコ&クリスチャン・アラミー
・『グリーンランタン・コァ』 作:ピーター・J.トマシ、画:フェルナンド・パサーリン&スコット・ハンナ
・『グリーンランタン:ニュー・ガーディアンズ』 作:トニー・ベダート、画:タイラー・カーカム&バット
・『レッドランタンズ』 作:ピーター・ミリガン、画:エド・ベネス&ロブ・ハンター

・『デテクティブ・コミックス』 作・画:トニー・ダニエル
・『バットマン』 作:スコット・スナイダー、画:グレッグ・カプロ
・『バットマン&ロビン』 作:ピーター・トマシ、画:パット・グレアソン
・『バットマン:ザ・ダークナイト』 作・画:デイヴィッド・フィンチ、ペンシル協力:ジェイ・ファボック
・『バットウーマン』 作:J.H.ウィリアムズ III&ヘイデン・ブラックマン、画:J.H.ウィリアムズ III&エイミー・リーダー。
・『バットガール』 作:ゲイル・シモーネ、画:アーディアン・シャフ&ビンセント・シフエンテス
・『キャットウーマン』 作:ジュド・ウィニック、画:ギエム・マーチ
・『バーズ・オブ・プレイ』 作:ドゥエイン・スウィアジンスキー、画:ジーザス・サイズ。
・『ナイトウイング』 作:カイル・ヒギンズ、画:エディ・バローズ
・『ザ・レッドフード&ザ・アウトローズ』 作:スコット・ロブデル、画:ケネス・ロカフォート
・『バットウイング』 作:ジュド・ウィニック、画:ベン・オリバー

 これで今のところ発表されたのが26タイトル。残り26タイトルの枠を巡って、今週末あたりからファンの阿鼻叫喚が聞こえる感じですか。


▼以下は妄想:

 とりあえず、残る枠のうち、「これは出るでしょ」なタイトルとしては、まずスーパーマン・フランチャイズのこの辺。

・『アクション・コミックス』:鉄板
・『スーパーマン』:鉄板その2
・『スーパーボーイ』:出ると思う。
・『スーパーガール』:出るんじゃ……ないかな?

 これに、『バットウイング』みたいな「チャレンジ枠な新シリーズ」が1本来るんじゃないかと思う(『スティール』とかどうだろ)。

 つか、まことしやかに囁かれてる「グラント・モリソンの『スーパーマン』新シリーズ」は本当なのかね。前回のエントリで、モリソンが「新プロジェクトを動かしてる途中なのさ!」とかいってたけど、それが『スーパーマン』新シリーズのことなのかね。むう。


 あと、
・『ジャスティスソサエティ・オブ・アメリカ』
・『ティーン・タイタンズ』
・『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』

 の「伝統チーム枠」3点はどう足掻いても出るでしょうね。それぞれのチームに、もう1誌ずつ「スピンオフ枠」が来そうな感じもしますが。


 あと個人的に「52の枠の中に入るんじゃないかな?」ってのは、以下。
・『スーパーマン・ビヨンド』:8月に第0号出しといて、創刊しないってことはないんじゃね?
・『バットマン・ビヨンド』:『スーパーマン・ビヨンド』が出るならこっちも……?
・『レッドロビン』:いや、ティム出さなきゃでしょ。
・『バットガール』@ステフの方:かわいそうじゃん! <同情票かよ!
・『ブライテストディ』のスピンオフ:スワンプシングとか。
・『フラッシュポイント』のスピンオフ:『シェイド・ザ・チェンジングマン』とかどうか。

 ……あれか、『バットマン・ファミリー』みたいなタイトルで、レッドロビン、バットガール、バットマン・ビヨンド他のハナシをひとまとめにする、とかいうのもアリか。<なら『バットウイング』独立創刊しないんじゃね? もしくは『スーパーマン・ファミリー』でも可。


 一方で、「これは出ないんじゃね?」な予想。
・『スーパーマン/バットマン』:そろそろ終わってもいいと思うのですが、どうか。
・『パワーガール』:個人的には出ても出なくてもどっちでもいいや、とかいう感じ(JSAには参加するだろうし)。
・『ブースターゴールド』:『JLI』に発展、ってことで新創刊されないと思う。
・『シークレット・シックス』:個人的にはシモーネ書かないんなら、終わりでいいや。
・『ザタンナ』:読んでないから何ともいえんけど、残るか残らないかでいえば、残らないんじゃないかなぁ、と思った。


 あとは、『ジョナ・ヘックス』がいきなり『ウィアード・ウェスタン・ストーリーズ:スターリング・ジョナ・ヘックス』とかに誌名が変わって継続するという神からの電波を受信した! とか、「ジェフ・ジョーンズ趣味枠」が1個くらいありそうとか、「キース・ギフェン枠」は多分あるよ、俺、信じてる! とか、「ダン・ディディオ枠」もあるんじゃね? とか。なんか不確定情報で「『OMAC』作:ダン・ディディオ、画:キース・ギフェン」とかいうハナシもあるけど、そうか、「ギフェン/ディディオ枠」というのもアリか。あと、個人的には「ダーウィン・クック枠」もあるといいなぁ、とか妄想中(あくまで妄想なんで注意な)。

 そんな感じで。
  
  

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●これからのDCコミックス・バットマン編。

2011.06.07 Tue

▼クールに激しく正体不明なババババットマンの怒濤の創刊ラッシュだぜ! な感じ(意味不明):

 DCコミックスの公式ブログにもの凄い勢いでバットマン関連タイトルの情報が開示されててアゴを外したぜ、な感じのエントリ。

 でー、1つずつ吟味してこうとしたら、ブログへのリンクをクリックすると、怪しげなプログラムが起動するとかいう、「ブログがハッキングされた!?」状態になった(※6月7日午前11時くらいの状況)。

 その後直ったけど、しばらくブログトップページから個々の記事へのリンクが死んでたりしましたが(※7日の13時前後の状況)。なんだあれ。

 幸い、ノートン先生が防いでくれたけど、いきなりブラウザの画面が切り替わって、なんかハードディスクが偉いことになってる風なアニメが表示された時はビビった。

 ついこないだ「riseさんのパソコンがヒドイ目にあった話」とかを読んでただけに、肝を冷やしたよ!

 ……ま、それはともかく。


『デテクティブ・コミックス』
 DCのネームシップ・タイトル(なんだそりゃ)である『デテクティブ・コミックス』誌が、ナンバーを1号にリセットして再始動。……2年後くらいにシレッと「通巻900号記念だよ!」とかいいつつナンバリングを戻しそうな予感がしますが。

 作家陣は、作・画:トニー・ダニエル(棒読み)。アラスジによると「『デテクティブ・コミックス』の創刊号に初めてバットマンが登場するよ!」ですって……どうでもいいです。

「謎のシリアルキラー、ゴッサム・リッパーをバットマンが追うぜ!」とかいう話らしいですが、表紙にはジョーカーさんが描かれてるのがちょい気になるので買ってみようかなぁ、と(いや多分、オイラは52冊全部買うと思うのですが)。


『バットマン』
 こっちも、まあ、1号にナンバリングをリセット。

 作家陣は作:スコット・スナイダー、画:グレッグ・カプロ。……グレッグ・カプロ? イメージ・コミックスの、マクファーレンの下で、長年ペンシラーとかもろもろやってた、グレッグ・カプロ? もしかして、マクファーレン見切って、フリーになるとかそんな感じ? えええええええええ?(<『バットマン』の話をしろよ)。

 アラスジによると、9月からはブルース・ウェインがただ1人のバットマンに復帰するとのことです。つか、ディックはディックで個人タイトル獲得するんですが(後述)。

『ジャスティスリーグ』や『ジャスティスリーグ・インターナショナル』の表紙が発表された際に「で、このバットマンは、どっちのバットマンなんだ?」的なツッコミがなされてましたが、「結局全部ブルース」っつーことですね。


・『バットマン&ロビン』
「ナンバリングリセットして意味あるのかソレ」シリーズ第1弾。作:ピーター・トマシ、画:パット・グレアソン。……代わり映えしないがな。ブルース&ダミアンの親子コンビで頑張るよ! 的な。


・『バットマン:ザ・ダークナイト』
「ナンバリングリセットして意味あるのかソレ」シリーズ第2弾。作・画:デイヴィッド・フィンチ、ペンシル協力:ジェイ・ファボック。面倒くさいから1、2号あたりは既刊をリプリントしちゃえばぁ?(ハナほじりながら)

 バットマンが主役のオンゴーイング・シリーズはこの4誌。まあ、スケジュール的には毎週1誌でる感じでしょうね。

 でもって、その他のキャラクターが主役のフランチャイズとして『バットウーマン』『バットガール』『キャットウーマン』『バーズ・オブ・プレイ』の、実に4誌もの「女性キャラクターの主役誌」が創刊。

 バットマン・フランチャイズ自体が好調だと、「女性が主人公の雑誌」っつー、割と二の足踏みそうな企画もするりと通るのがいいですね。

・『バットウーマン』
 ナンバリングリセットする以前に、第1号がまだ出てなかった『バットウーマン』が、ようやく第1号がでるよ! 第2号以降も、ちゃんとしたスケジュールで出るといいですねー(棒読み)。

 作家陣は作:J.H.ウィリアムズ III&ヘイデン・ブラックマン、画:J.H.ウィリアムズ III&エイミー・リーダー。


・『バットガール』
 作:ゲイル・シモーネ、画:アーディアン・シャフ&ビンセント・シフエンテス。きたぞー、シモーネがきたぞー。

 ちなみにこのバットガールはバーバラ・ゴードンだそうで。DC公式ブログでシモーネがそういってるんだからしょうがねぇ。受け入れるんだよ! ステフファンは!(<楽しんでるだろ、お前)

 シモーネいわく「バーバラはわたしがスーパーヒーローらに恋するきっかけ、コミックに恋するきっかけだったのよ! 彼女は悪人のケツを蹴り上げる赤毛の女の子で、とても前向きで、男性のキャラクターよりも賢くて、気品があって、エレガントで、優雅で、それと等しくタフな性格なの!(この後も賛辞が続くけど飽きたので略)」

 要するに『バーズ・オブ・プレイ』で長年オラクルとしてのバーバラを書いてたシモーネが「やっぱり、あたし、バーバラが好き!」とかいう結論に達して、更に一段「バーバラ道」を深めた上で、彼女の原点であるバーバラ・ゴードンなバットガールのオンゴーイング・シリーズを書くわよ! 長年のコミックファンにも驚きの展開も待ってるわよ! もちろん、彼女の偉大な伝統に敬意を払う形でね! とかなんとか。

 ……やべぇ、こんなに無駄に気合いの入ったシモーネを見るのは初めてだ。ステフのファンには悪いが、定期購読&絶賛応援させて頂く所存なり。


・『キャットウーマン』
 作:ジュド・ウィニック、画:ギエム・マーチ。ウィニックにキャットウーマンって、どうなんだろ。ま、とりあえず様子見で読んでみよう。

 ……で、キャットウーマンに惚れてる同性愛のサブキャラクターとかは出るの?(ウィニックの新シリーズお約束のツッコミ)


・『バーズ・オブ・プレイ』
 ハヤカワ・ミステリ文庫から2冊ほど邦訳も出てるミステリ作家ドゥエイン・スウィアジンスキーがライターに就任。画:ジーザス・サイズ。

 メンバーがポイゾン・アイビィ、ブラックキャナリー……あとは……誰? デコに日の丸が付いてて和鎧と刀を構えた人がいますが、カタナさん? 奥の自動拳銃+左腕にタトゥーの赤毛は誰?(元アウトサイダーズのグレース……違うか)

 このラインナップはスウィアジンスキーの提案なんだろうけど、ちょっとピーキーなトコ狙いすぎじゃね? とか思ってみたり。ていうか、バーバラがバットガールになったってことは、バーズは抜けるのかしら。っつーと、キャナリーさんが指揮官役? ポイゾン・アイビィとか、チームの一員として活躍できるのかね。ムムム。

 表紙のブラックキャナリーさんのコスチュームは、「『JLI』の表紙に描かれてた黒髪レザーコスチュームの謎の人」とは違ってるのね。じゃ、あっちはキャナリーさんじゃないってことか。

 個人的にはスウィアジンスキーは、こないだまでの『ケーブル』オンゴーイング・シリーズ全25話を通じて、あまりX-メンのコンティニュイティを気にせず、独自のスウィアジンスキー的ディストピアを舞台に物語を書いてた印象なので、今回も独自の世界を貫かれるのかなぁ、とか、ちょい身構えてみる。

 や、あの「虫型ヒューマノイドが支配種族になってる」的な、あの世界観は面白かったんですけどね。未来世界が複数存在するX-メン関連誌で、独自の未来世界を描かなくても良くね? って思ったのよ。

 関係ないけど、スウィアジンスキーの『解雇通知』がなんか面白そうなので、買ってみようと思った。

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『ナイトウイング』
 キャー! ディックがナイトウイングに復帰よー! しかもコスチュームがマイナーチェンジして、胸のマーキングが赤くなったわよー! とかなんとか(適当)。

 ……このところのディック、ティム、ジェイソン等のコスチュームの替わりブリが激しいので、昔作った『ロビン大図鑑』の改訂版作ろうかな、と思いました(知らぬ)。

 作:カイル・ヒギンズ、画:エディ・バローズ。カイル・ヒギンズさんは良く存じ上げなかったりするので、特にコメントはなし。ナイトウイング好きだから購読し続けるけど、さて? といった感じ。


『ザ・レッドフード&ザ・アウトローズ』
 新シリーズ! あのレッドフード(ジェイソン・トッド)がついに自身の名前が冠された新シリーズを獲得! 望まずしてビジランテ・チームのリーダーになっちゃったジェイソンさんと仲間たち――アーセナル、スターファイア――の愉快な大冒険を描くぜ! とかなんとか。

 ライターはジュド・ウィニック……じゃねぇ! スコット・ロブデルだと? ジェイソンの張れ舞台をウィニックが書かない……だと!? ちなみにアーティストは、エロいお姉ちゃんを描かせるといい仕事をしてくれるケネス・ロカフォート。……作家陣丸ごと『キャットウーマン』と差し替えね?

 ま、ロブデルの「チームもの」が好きなんで、楽しみにしてるぜとか、ゆくゆくはニシーザの担当作品とクロスオーバーしないかなぁとか思ってみる。

 レッドフードさんのコスチュームが、また微妙に変わってて、こらぁ冬のコミケには『ロビン大図鑑』の改訂版を出さざるを得ないぜ!(<しつこい)


『バットウイング』
 新シリーズ! その2っ! アフリカのバットマンことバットウイングが、自身のオンゴーイング・シリーズを獲得だよ! ……いいの?(真顔で)

 作:ジュド・ウィニック(こっちかよ!)、画:ベン・オリバー。まあ、「ネタ系かと思いきや、実にいい話を書いてて、ヒットしちゃったよ!」とかいう展開を希望。

 主人公が黒人のマイノリティということで、ウィニック的には割とノッて書けるんじゃないかなぁ、と思いつつ、でもアフリカが舞台なのかしら。……で、同性愛のサブキャラクターは(略)。


 以上。


 ……あれ『レッドロビン』は? ティムのオンゴーイング・シリーズは? 長男、次男がオンゴーイング・シリーズを獲得してるのに、ソロのタイトルとしては一番成功してる三男のオンゴーイング・シリーズがないの?


 あと『バットマン・インク』は、8月で終わって、新創刊のラインナップには含まれないけど、話自体は2012年創刊予定の新シリーズ『バットマン:リヴァイアサン』(全12号。作:当然グラント・モリソン、画:クリス・バーナム)に引き継がれるって。

 DC公式ブログのモリソンのコメントによれば「『バットマン・インク』は8月の第10号でショッキングな最終回(シーズン・ファイナル)を迎えるぜ! 俺さんは新プロジェクト――じきにアナウンスされるぜ!――があるんで、しばらく『インク』はお休みさ! 2012年からの新シリーズ『バットマン:リヴァイアサン』でまた会おう! こいつは俺さんの6年間の『バットマン』サーガの完結篇なんだ! 見逃すなよ!」だって。
  
  
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●近況。

2011.06.06 Mon

▼どうでもよい業務連絡:

 コミック・マーケットは落ちたのぜ。多分。

 落選封筒来てねぇけど、試しに登録した当落検索システムじゃ「漏れたぜ」とか告げられてたので。

 ま、現時点で「書きたいネタは決まってるけど、なんら原稿に手を付けてねぇ」状態だったので、よかったっちゃよかったかも(<マケオシミ)。


▼最近のモンガー:

 部屋の掃除をしたら、組みかけのプラモを入れた箱がどっかに消えた。

 しょうがないので、手近にあったアイアンモンガーのアクションフィギュアに適当にパーツつけたりして、模型工作欲を満たす。

 こんなん。


 パーツでデコレーションするだけでは飽き足らず、肩のシリンダーパーツを真鍮パーツに換装してみた。我ながら贅沢だが、アイアンモンガーのデザインのキモであるココのシリンダーがしゃっきりしたディテールになると、見栄えがするので満足(自己満足)。

 ついでにコミック版アイアンモンガーのチャームポイントである「左肩のアンテナ」も追加。

 あとはヒザ裏のモールドがサビシいのをごまかすためにパイプスプリングを植えて、ひとまず塗装に入りたく思う。

 こう、「スターンがデモンストレーション用に作ったアーマーで、中東に持ち込んでデモンストレーションしてる」とかいう脳内設定で、サンドイエローで塗ろうと思ってるけど、デモンストレーション・カラーってことで、派手な色で塗るのもアリかなぁ。それこそコミック版に準拠して青主体で塗ったりとか。
  
 後ろにいるメガトロンさんも、カーキー色とかで塗ってやりたいなぁ、とか思いつつ。  
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タグ:同人誌 アメリカン・トイ

●これからのDCコミックス・グリーンランタン編。

2011.06.04 Sat

▼祝・ジョン・スチュアートさん生存確定(嫌そうな面で<ヲイ):

 DCの公式ブログで『グリーンランタン』フランチャイズについての予告が出たので、ネタにしてみようと思った。

 とりあえず、飽きるまでこのニュースを追っていきたい。……まだ3か月先のことなんだけどな!


 以下、前回同様の適当な解説と感想。

・『グリーンランタン』:
 作:ジェフ山ジョンズ之介、画:ダグ・マンコ&クリスチャン・アラミー。……変わってなくね!? まあ、なんか変革があるらしいよ。

 ジェフ・ジョーンズのわまわく「『グリーンランタン』第1号は、数か月後を舞台に、得体のしれない場所で始まるよ! カバーを見れば納得してくれるはずさ!」だって。

 ……なんか、こーいう明後日の方向に絶好調なジェフ・ジョーンズは、やべぇ気がする。

 開幕5ページ目までに10人は死んでると見たね! しかも回想シーンで。下手したらセリフだけで。


・『グリーンランタン・コァ』:
 作:ピーター・J.トマシ、画:フェルナンド・パサーリン&スコット・ハンナ。……あれ、見覚えが……。 ガイ・ガードナー、ジョン・スチュアート(生きてたみたい、ちぇ<ヲイ)とGLエリート隊員の皆様が、宇宙の平和を毎度おなじみ守りにきやがりましたぜ、とかなんとか。

 ガイ・ガードナーさんがこっちに来るってことは、『エメラルド・ウォリアーズ』休刊確定かよ! ていうか、こっちでも忙しそうなのにJLIに参加してる暇はあるのか、ガイさん。


・『グリーンランタン:ニュー・ガーディアンズ』:
 作:トニー・ベダート、画:タイラー・カーカム&バット(<どんなペンネームだ)。「ブラッケスト・ナイト」以降、7色のランタンたちによってユルめに結成されてた相互協力組合「ニュー・ガーディアンズ」が、なんでかこのタイミングでオンゴーイング・シリーズ獲得。

 なぜだかカイルくんがリーダーに。──この展開だと、実はカイルくんがグリーンランタン・コァを抜けるんじゃないのか、とか思いつつ。


・『レッドランタンズ』:

 作:ピーター・ミリガン、画:エド・ベネス&ロブ・ハンター。アトロシウスとゆかいな面々がオンゴーイング・シリーズを獲得。「このランタン・コァは捕虜を取らない! 奴ら自身が裁判官であり、陪審員であり、そして処刑者なのだ!」だって。ジャジー・ドレッディー気取りか! ていうかいつでるんだよ、『マーシャル・ロー・オムニバス』! 怠け者のオフィスの下水管よ、腐れ! ぐはぁ! なぜか俺の仕事場の給湯室から異臭が!

 とかなんとか(最後の方、明らかに紹介書くの飽きてね?)。
  
  
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●これからのDCコミックス・続報。

2011.06.03 Fri

 前回のエントリからアップデートされた情報とかをサカナにツラツラと語るエントリ。


 とりあえず、「ファビアン・ニシーザの『ティーン・タイタンズ』」は、ニシーザ本人がDCの掲示板に「先走りの情報に踊られるな。わたしは『ティーン・タイタンズ』は書いてない」とか書き込んで、誤りであったことが判明。

 最新ニュースで新創刊52誌のうち11誌の表紙と作家陣が発表されてるけど、『ホークマン』のライターは、ジェームズ・ロビンソンじゃなくて、トニー・ダニエルな模様。(;´Д`)(<ショックのあまり普段使わぬ顔文字などを使用してみた)


 以下、いつもの調子で、作家陣に対してのコメントとか。


・『ジャスティスリーグ』:
 作:ジェフ・ジョーンズ、画:ジム・リー(いうまでもなくインクはスコット・ウィリアムズだろね)。タイトルが『ジャスティスリーグ』ってことは、volume 2扱いになるのか(どうでもいい)。表紙にはスーパーマン、バットマン、グリーンランタン、ワンダーウーマン、アクアマン、フラッシュ、サイボーグの7人の中核メンバーの姿が。既にDCの公式発表で、「メンバーは最終的には14人」と発表されてますが、あと7人は誰なんですかね。

 そういやリランチにあわせてジム・リー主導で各ヒーローのコスチュームをリデザインしてるそうですが、サイボーグの新しいボディ、カッコ悪くね?(ていうかそもそもオリジナルのサイボーグのコスチューム自体、真正面から「カッコいい!」ってデザインじゃないので、あれにパーツを足してアレンジしても格好良くはならないと思う)

 ジェフ・ジョーンズ&ジム・リーというスキのなさ過ぎる布陣ですが、ジェームズ・ロビンソン&マーク・バグリー体制の真っ向から否定してるように思えるのは穿ちすぎでしょうか。――いや、オイラ個人が「ロビンソンの『ジャスティスリーグ』微妙じゃね?」って思いを抱いてたが故にそんな邪推をしてしまっただけです。


・『ワンダーウーマン』:
 作:ブライアン・アザレロ、画:クリフ・チャン。……正直、この新コスチュームも、「青の面積増やすのどうよ」とか「アクセントとして入れてる白っぽい金色(銀?)が、なんか合わなくね?」って感じで、あんま好きじゃないんですが。作家陣については、アザレロにワンダーウーマンって案外合ってるんじゃないかと思うのですが、どうでしょう。

『ワンダーウーマン』は「ビッグ3の1人だけど、どうアガいても人気的にパッとしない」「いい作家を揃えても、割とすぐ息切れする」印象があるので、頑張って頂きたいなぁ、とか利いた風な口を利いてますが、既にして俺が『ワンダーウーマン』に興味を持ててないという。すみません。


・『アクアマン』:
 作:ジェフ・ジョーンズ、画:イワン・レイス。まあ、これまで色々いじられてきたアクアマンのオリジンを、ジョーンズがどういじるかが注目ですかね。

 個人的にはピーター・デイヴィッドの『アクアマン』オンゴーイング・シリーズが大好き極まりないので、ミニシリーズ『アトランティス・クロニクル』に準拠したオリジンにして欲しいなぁ、と思うのですが、多分、シルバーエイジ寄りのオリジンに戻されるんだろうなぁ、とか。


・『ザ・フラッシュ』:
 作・画ともにフランシス・マナプール&ブライアン・ブセラート。ジョーンズと組んで『ザ・フラッシュ』のアートを担当していた2人が、新シリーズではライティングも担当。多分、ジェフ・ジョーンズが背後で糸を引いてうまく導いてくれるんじゃないかと、思う。


・『ザ・フューリー・オブ・ファイヤーストーム』:

 イーサン・ヴァン・シバー&ゲイル・シモーネ。ジェイソン・ロシュ&ロニー・レイモンドのコンビによる新ファイヤーストームが久々にオンゴーイング・シリーズを獲得。

 シモーネなので俺は買うぜ、って感じではありますが。割とプッシュされてるとはいえ地味なファイヤーストームさんを素材にシバー&シモーネがどこまで面白く調理できるのか見守りたいなあ、と。

 ていうか、シモーネの『シークレット・シックス』が、9月以降どうなるのかが、最大の懸念事項だよ、オイラ的には。


・『サヴェージ・ホークマン』:

 作:トニー・ダニエル、画:フィリップ・タン。とりあえず、1号は買う。トニー・ダニエルは、割と個人的には「どうでもいい」ライターなのですが、とりあえず、『ブライテスト・ディ』関連タイトルで推されてオンゴーイング・シリーズを得たキャラクター連中には、がんばって欲しいので、まあ、がんばれ(適当)。


・『グリーンアロー』:

 作:J.T.クルール、画:ダン・ジャーゲンス。クルルはいいとして、他誌でもライターをやってるジャーゲンスをここに投入するのはどうなのか。ジャーゲンスはたくさん量をかかえさせるよりも、1つのタイトルに作・画で入れた方がいい仕事すんじゃねぇかと思うのですが。ていうか、リランチ、リランチ、リランチしまくりのグリーンアローさんは、そろそろ、こう、落ち着いて欲しい。

 アラスジ紹介の「Oliver Queen is an orphan who grew up to fight crime as the Green Arrow, a billionaire playboy who uses his fortune to become a superhero」って一文が微妙に気になるのですが。……「orphan」?


・『ジャスティスリーグ・インターナショナル』:

 作:ダン・ジャーゲンス、画:アーロン・ロプレスティ。カウントとしては、『ジャスティスリーグ・インターナショナル(vol. 3)』って感じですか(どうでもいいって)。

 とりあえず、表紙のメンバーはブースターゴールドを中心に、バットマン、ガイ・ガードナー(地球に帰ってくるのか)、ヴィクセン、ロケット・レッド、ファイア、アイス、あと黒髪黒コスチュームの人(ジプシー……じゃないよな。誰だ。ドナ……も違うか)。ロビンソンの構想していたヴィクセンのジャスティスリーグ・オブ・アフリカのコンセプトとかは汲み上げられてるのかしら。

 追記:ニューザラマのダン・ジャーゲンスのインタビューによれば黒髪のお姉ちゃんは「ダイアナ(ワンダーウーマン)じゃないよ! ドナでもないよ!」ですって。


・『ミスター・テリフィック』:

 作:エリック・ウォレス、画:ロジャー・ロビンソン。……よく考えたら、『ミスター・テリフィック』というヒーローの名を冠した初のタイトルになるのか(初代は、アンソロジー誌『センセーション・コミックス』の連載の1本で独立誌は持てず。2代目も『スペクター』誌でデビュー→『JSA』に参加、以来「JSAの筆頭若頭」としてミニシリーズすら持たずに今に至る)。

 ライターのエリック・ウォレスはデスストロークの『タイタンズ』とかファイナル・クライシスのアフターマスの『インク』とか書いてたことしか知らんけど、まあ、買う。


・『キャプテン・アトム』:

 作:J.T.クルール、画:フレディ・ウィリアムス。なんか、外観が微妙に変わって頭髪が燃えてるような具合になってるのかしら。

 思えば前オンゴーイング・シリーズが打ち切られて以降、1、2度「このイベントの後に、キャプテン・アトムの新シリーズを予定してるよ!」とかアナウンスはあったものの、結局、「爆発オチ」のミニシリーズしか出してもらえてなかったキャプトムさんが、ようやくオンゴーイング・シリーズを獲得。

 前オンゴーイング・シリーズ以来、割と根無し草に生きてる印象でしたが、サポーティング・キャラクターとかはどうなるのかしら。ウェイド・エイリング将軍とか、メジャー・フォースとか(共に元は『キャプテン・アトム』誌初出のキャラ)は再登場するのかしら。

 ていうか、J.T.クルールはあんま接点のないグリーンアローとキャプテン・アトムの2人のオンゴーイング・シリーズを書くのね。


・『DCユニバース・プレゼンツ』:

 DCユニバースの様々なキャラクターが、数号完結の話の主役を務めるシリーズ。昔出ていた『レジェンズ・オブ・DCユニバース』みたいなモンね。最初のエピソードは作:ポール・ジェンキンス、画:ベルナルド・チャンの体制で、デッドマンが主役の話をやる模様。
  
  
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●雑記! 雑記! 雑記!

2011.06.03 Fri

 えーと、割と時事ネタ風の雑記を書いてたけど、昨日のDCの「52冊創刊するよ!」ニュースのおかげで、この雑記を更新するタイミングがずれて、なんつーか、1周遅れならぬ「トップからやや離れた第2集団」くらいの鮮度になったなぁ、というエントリ。


▼見落としな日々:

 なんとなしにmixiの日記を見て回ってたら、某さん(名を書いちゃっていいものか躊躇したので、とりあえず、仮名にしとく)が例のNHK-BSの番組『熱中スタジアム』のアメリカン・コミックス特集回の公開収録に行ってきたぜ、という話をしてて。

 日本のファンカルチャーでも有名な方々に声をかけているのだなぁ、真摯な番組なのだなぁ、などと他人事のように思う。

 ……5分後、すげぇ嫌な予感とともに、このブログの管理ページに飛んで、「コメントの管理」画面を呼び出したら、案の定、5月中旬頃に「管理人しか見れない設定のコメント」として、クダンの『熱中スタジアム』の制作プロダクションから「番組に参加してみませんか?」的な連絡が来てたのを発見。

 あれやねん、このブログの管理人ってば、「管理人しか見れない設定のコメント」とか、「ウェブ拍手」のコメントとかって、あんまり頻繁にチェックしてないねん、ブッチャケ。

 畜生、有名人になり損ねたぜ!(<出る気ねぇくせに)。


▼見落としの日々・その2:

「ああイカン、『KEYMAN』の第2回を読むの忘れてた」と思ってた矢先、コミック高岡のツイッターに「コミックリュウが休刊するってよ! 年末にリニューアル再創刊らしいけど」とかいう情報が載ったとかいうハナシを聞いて愕然とする(<ほら、微妙に旬を外してる)。

 このハナシのオチとして「安永航一郎の単行本の続きは」とかいうソレを書こうとしたが「安易すぎる」とオレの耳に神からのささやきが降り注いだので、とりあえず「『Comic新現実』が復活して『ゼオライマーΩ』の最終章を掲載するのはどうか」とかいうオチを考えるも、直感的なわかりやすさがないのでボツ。

 そんなわけで、このエントリにオチはない。

 とりあえず、リュウ編集部には、伊藤真美の『スパIIX』を再刊してくれたことに深く感謝しつつ、合掌(<亡くなってない、亡くなってないよ!)。最終回(たしか)の「フェイロンが助けた少年がのちのリュウ」って話をもっかい読みたかったねん。


▼速報・本日のわたくしの奇行:

「大野安之の昔の単行本を買おうと思ったら、気づいたらアオシマのプラモデル(ほぼ『イデオン』)を50個以上買っていた」

 何を言っているのか、自分でもわからない。
  
  
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●これからのDCコミックス。

2011.06.01 Wed

▼9月からのDCはすげぇぜ、とかなんとか:

 方々のニュースサイトでトップニュースとして扱われてますが、

 DCコミックスは、クロスオーバー『フラッシュポイント』の8月第5週での完結を受けて、9月第1週から次々に“新創刊”なコミックスを送り出していくそうで(まあ、ほとんどは現行のオンゴーイング・シリーズを号数をリセットして1号からやり直す感じですが<こーいうのを「リランチ」って呼ぶと通っぽいぞ)。

 ……でー、それら新創刊されるコミックスは、全部で52タイトル。「毎週13タイトルが新創刊されるよ!」ですって(※追記:新創刊第1弾の『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』のみ8月31日に出るので、正確には9月に出る新創刊タイトルは51作だった)

 このニュースを報じるCBRの記事によれば、それら52冊の中には以下のような雑誌が予定されてるとか。

6/3追記:現時点で誤情報だったものにツッコミを入れてみた。


・作:グラント・モリソンのスーパーマン主役の新シリーズ。

・『バーズ・オブ・プレイ』第1号:ガイル・シモーネはライターを降りるよ! <えー。

・『ティーンタイタンズ』第1号:ファビアン・ニシーザが来るよ! <よし買う。
誤情報。ニシーザ本人が「誤情報に踊らされるな、第1に、わたしはタイタンズを書いてない」ってDCの掲示板に書いてた。

・『ジャスティスソサエティ・オブ・アメリカ』第1号:マーク・グッゲンヘイムが降りるみたい。

・『ワンダーウーマン』第1号:ストラジンスキーの設定改変は割となかったことになるかも。 <そうですか。

・『グリーンランタン』第1号:号数がリセットされても、ジェフは健在だよ! 将来の『ブラッケスト・ナイト』級の大イベントをお楽しみね! <俺たちの(サイフとの)戦いはまだ続くよ!

・『ホークマン』第1号:新シリーズ。ニューヨーク・コミコンのパネルでの発言によれば、ジェームズ・ロビンソンがライターになるかもだぜ! あとアートはフィリップ・タンになるとのウワサがあるけど本当かどうかは知らぬ。
ライターはロビンソンじゃなくてトニー・ダニエルだった。ぬぬぬ。

・『アクアマン』第1号:ジェフ・ジョーンズ&イワン・レイスによる新シリーズ。前々からアナウンスしてたんで、みんな知ってるね!

 とか。


 『アクション・コミックス』『デテクティブ・コミックス』みたいな長寿タイトルがナンバリングをリセットされるかはまだ公式発表はなし(『ワンダーウーマン』は余裕でリセットされましたがね!)。

 CBRのセールス・アナリストのコメントによれば、DCユニバースを舞台にしたタイトルは、6月には56冊かそこら出てるそうで。「1ヶ月52冊といっても、そんな変わんないんじゃね? てか、毎月出るタイトルの数としちゃ、適切な数字じゃね?」とか。


 あと記事の後半は、「これうまくいくの?」的な論調で、各コミックショップの人やマーベルの人の話とか。

「長期に渡り続いてきたタイトルを第1号から仕切り直すことは、読者を獲得するチャンスであると同時に、従来の読者を失うリスクも存在する」

「他人はどういうかは知らないが、称賛したいね。無論、出版社側がきちんと新読者へのマーケティングを考えてるならだが……おれら小売りにマーケティングを丸投げするんじゃなくて、さ」

「マーベルのポイント1イシューみたいに新規読者に優しい内容であることを望むよ」

「コンティニュイティに影響を与えての新創刊なら、セールスに良い影響はあるだろう。ジョン・バーンが『マン・オブ・スティール』で設定一新した後に『スーパーマン』誌が新創刊された時みたいに」

「『ヒーローズ・リボーン』の時は、1号目だけ売れたけど、3、4号もすると元の数字におさまったけどな」

「みんな数字に意味なんかないってことに気づきだしてると思うね。……第1号のセールを良好にできるウリってのは、別に号数が何号だろうがセールスを向上させてくれるんだ。ジム・リーが、『バットマン』第608号から『ハッシュ』を始めたときがいい例だ」

 とかなんとか。

 まあ、とりあえず、早く9月のラインナップが発表されないかなぁ、と思いつつ。

 ……俺の予想では、新規タイトル52冊のうち、『フラッシュ・ポイント』からスピンオフした系の中の“割とどうでもいい数あわせの1冊”的なソレをキース・ギフェンが担当してて、それが1年以内に休刊すると見たね! 『マゴグ』の時みたいに!

 あと、ウルフマンとかコンウェイとかウィーンあたりの、「最近ワンショットとかで微妙に見かける古参作家」は、新タイトルには遠慮して欲しいなぁ、と、失礼極まることを考えた。
  
  
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