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●トリトメなくタイタンズ。

2008.01.25 Fri

▼最近のタイタンズ:

 DCコミックスから4月に出る新オンゴーイング・シリーズ『タイタンズ(vol. 2)』ですが。

 オイラね、てっきりこのシリーズは、現行の『ティーン・タイタンズ(vol. 3)』が終了して、またタイトルを変えて心機一転、なのかと思ってたのですが。
 実際にゃ、『ティーン・タイタンズ』の方は普通に継続して、「それはそれとして」新シリーズ開始なのね。

 この新タイタンズのチーム陣容は、ナイトウィング、サイボーグ、スターファイア、レイヴン、ビーストボーイ、フラッシュ(3)の、「ニュー・ティーン・タイタンズ」創設メンバー再結集な具合だそうで。

 要するに、新旧2世代のタイタンズがそれぞれタイトルを持つという、例えるなら『ニュー・タイタンズ』に対する『チーム・タイタンズ』……いやいや、『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』に対する『リジョネアス』……いかん、縁起の悪い例えしか思い浮かばん(※)

(※):『チーム・タイタンズ』、『リジョネアス』は、共に歴史の長い人気タイトルが、その歴史の長さ故に世界設定がグダグダになったのを受け、「新世代のチームの登場する新シリーズを創刊して新風を吹き込もう」的な目論見で創刊されたタイトル。が、結局、どっちもグダグダの解消どころかシリーズを迷走させてしまい、打ち切られたり世界観そのものがリセットされたりした。なので「縁起が悪い」と。
  
  
 っつーか、この新『タイタンズ』のプレリュードである、『タイタンズ・イースト』スペシャルを読んだのですが、この本、丸々半分(2/3?)が旧ニュー・ティーン・タイタンズの過去話で、残りが新参キャラがロクなキャラクター描写もなくヒドイ目に遭うという、「えぇ、タイタンズ・イーストはダシにしかしてませんが、何か?」な感じの本で、実にヒデぇ。
 表紙のタイタンズ・イースト集合イラストの脇に「この中の誰か死ぬよ!」とか書いてあるのもヒデぇ。

 っつーか、4月からは『ティーン・タイタンズ』、『タイタンズ』、『ティーン・タイタンズGO!』、『タイニー・タイタンズ』、ついでに『タイタンズ・イヤー・ワン』と、タイタンズの名を冠したタイトルが5誌も出やがるのか。なんたる有り様だ。
  
  
 しかし、タイタンズってチームは、「コンテンポラリーなティーン・ヒーローの活躍の場」であると同時に、「マーヴ・ウルフマン&ジョージ・ペレスによる伝説のヒットシリーズ『ニュー・ティーン・タイタンズ』の輝かしき伝統を受け継ぐシリーズ」であるという、こう、「現代性と伝統」という真逆のものを求められてる、難儀なシリーズなのだな、と、改めて感じた。

 例えば、新味を打ち出そうとして「全員新メンバー!」を打ち出したダン・ジャーゲンス版『ティーン・タイタンズ(vol. 2)』は、開始早々人気がなくて、後半はオリジナル・メンバーのゲスト出演&旧シリーズの因縁話でテコ入れする羽目に陥ったし(で、打ち切り)。

 ジャーゲンス版の反省を元に、「新メンバーも入れつつもナイトウィングら古参メンバーが中核を努める」というスタイルにした『タイタンズ(vol. 1)』は、前半は古参キャラの物語だけで物語が終始し(嫌いじゃないけど、一見さんお断りな雰囲気が、どうもね)、後半はジェシー、ダメージ、イプシロンら新参キャラにスポットを当ててったら失速したし。

※上記はわりかしうろ覚えの記憶をベースに書いてる個人的な印象です。事実あるいは、あなたの認識と異なっておりましたら、申し訳ありません。

 なんつーか、「『ニュー・ティーン・タイタンズ』という輝かしき伝統」っつー呪縛との戦いが、近年の『タイタンズ』の課題だったのだな、と。

 その意味では、今回のように「伝統」の『タイタンズ』、新世代の『ティーン・タイタンズ』と、世代ごとにチームを分けちゃっう処置は、まぁ懸命かもと思った。……『タイタンズ』、『ヤング・ジャスティス』が同時に連載されてた時代に戻っただけ、な気もしないでもないですが(今回は、どっちも「タイタンズ」の名を冠していることに意味があるのやもしれませんが)。
  
  
 どうでもいいけど、ちょいと前までは、バットマンの影から逃れられないのが悩みの種だったディック(ナイトウィング)は、いまやタイタンズの影から逃れられなくなってる気がするなぁ、と思った。

『ニュー・タイタンズ』後期で、タイタンズを卒業したかと思いきや、『タイタンズ(vol. 1)』でリーダーに復帰しちまったのが、まぁ運の尽きというか。

 その点で、近代「タイタンズ」の中核メンバーにのし上がりつつも、「子持ち」というキャラクターで微妙に深入りを避け、タイタンズ→アウトサイダーズを経て、ついには改名してジャスティスリーグ入りを果たしたロイ・ハーパーさん(アーセナル/レッドアロー)は、うめぇことやりやがったな、と。
 まぁ、ロイさんには、ジャスティスリーグ方面に強い人脈(グリーンアロー・グリーンランタン・ブラックキャナリー)があったのがここに来て功を奏した感じですが。

 一方でディックは、「バットマン」と「タイタンズ」にしか人脈がないという。
 でも、バットマンは死んでもジャスティスリーグを辞さない以上、ディックはジャスティスリーグに入れない。
 しかも気付けばタイタンズには後輩のティム(3代目ロビンね)がリーダーに収まってるので、今更リーダー面するわけにもいかず、なんつーか、「卒業したのに部室に遊びに来るOB」みてぇな居心地の悪さで。
 なんとか見つけた新しい居場所(アウトサイダーズ)も、バットマンに奪われるし。
 結局、OB会こと新『タイタンズ』を結成して、十年一日の同期たちとクダを巻くという……。

 ま、あの人たちに比べれば、ディックさんは、とりあえずはオンゴーイングシリーズも持ててる分マシっちゃマシでしょうが。


問1:下線部、「あの人たち」とは、誰を指すのか答えなさい (複数回答可)
1:スターファイア、サイボーグら、タイタンズにしか居場所がない人たち
2:気付けばディックと似たような境遇な、でもオンゴーイングシリーズを持ってないドナ・トロイ
3:新『タイタンズ』に誘われてすらいないテンペスト
4:スーパーボーイ、フラッシュ、テラら、ここ2、3年で死んだ元タイタンズメンバー
  
  
追記:この記事書いてから1年半程経った2009年8月にこのエントリ読み返し、現在の状況――ブルース・ウェイン死亡、ディックがバットマン襲名、スーパーボーイ&キッド・フラッシュ復活――を鑑みたら、ナニヤラいわく言い難い感慨に包まれた(まぁ、更に1年くらい後、ミもフタもなく言えばバットマン復活後にこのエントリを読み返すと、また違ったいわく言い難い感慨を抱くんだろうなぁ、とは思いますが)。

追記2:2010年4月にこのエントリを再度読み返しましたが、現在の状況――グダグダな『タイタンズ』誌の『ブライテスト・ディ』タイインでのテコ入れ、ディック(バットマン)、ドナ・トロイらがジャスティスリーグ入り、バリー復活でウォーリー半引退、ロイが右腕切断&ライアン死亡、テンペスト死亡――を鑑みると、やはり曰く言い難い感慨を抱いた。ここ数年じゃ、ニュー・ティーン・タイタンズの世代のヒーローが一番ドタバタしてるよなぁ。

追記3:その後「フラッシュ・ポイント」で世界がリセットされて、ニュー・ティーン・タイタンズの歴史もバッサリ消えた現状においては、もはやなんの感慨も浮かんでこないワケですが(2012年5月記)。
  
  
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タグ:タイタンズ

コメント

*

こないだの「JLAのテレポーターの起動コマンドをバットマンも知らないうちに入手しているディック」は、ちょっとやったな!と思ったんですけどね。

あと、新アウトサイダーズとJLAの共演も、ロイやブリオンがJLA、マーシャン・マンハンターやキャットウーマンが(一応)アウトサイダーズというのは隔世の感を覚えさせられました。どちらでもアリなメタモルフォがブリオンと会話したりするから、素直に受け入れられるというのもある、とか。

*

>JLAのテレポーターの起動コマンドをバットマンも知らないうちに入手しているディック
ディックはねぇ、リーガーとしてはオツリが来る位の能力を持っちゃいるんですよ。
でも、バットマンが死なない限り(「オブシディアン・エイジ」の時みたいに)JLAに参加できない、
ってのが一層不憫でねぇ。

一方で、アウトサイダーズは、ニュー・ティーン・タイタンズみてぇに爆発的な人気を博してた
訳じゃなく、ファンの間にも「この陣容じゃないとアウトサイダーズじゃねぇ」的なモンが
薄いので、チームメンバーにオリジナルの人間やその血縁者が2、3人混じってれば
それでアウトサイダーズとして通っちゃうのでは、とか。

まぁ、マーシャン・マンハンターとジオフォースみたいな「チームのムードメーカー」が、
別のチームにいるのはちょいと気になりますが(特にジオフォース)。

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