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●適当なる叫び。

2008.05.13 Tue

 最近、会社の行き帰りに、未読のDCの中堅タイトルやミニシリーズ半年分ぐらいまとめて通して読んでるですが。

 やべぇ、今のDC、凄く面白いや。

『シャドウパクト』の、過去の設定を踏襲しつつ、新たな解釈を盛り込んでく手腕がいいねん。10号代後半から最近までのナイトマスター絡みの話とか。
 あと、忘れた頃にレックス再登場、みてぇな、いい塩梅な伏線とか、心地よいのでもっとやれ(そろそろあのガキ登場するかなぁ)。

※2008/9/17追記:「あのガキ」再登場する前に休刊したよ(涙)。


『ブルービートル』の第22~25号の、「ザ・リーチ編」最終エピソードの盛り上がりが凄ぇ「実に良くできた、最終回」で良かった(いや、第26号以降も続くけどな)。
 1号から丹念に語られてった物語が集束し、今までに登場したキャラクターたちが集って侵略者たちに立ち向かう……ってな感じの王道の展開をしつつ、けれど敵の拠点で全てに決着を付けるのは、ブルービートルであるハイメと、その“パートナー”の2人、っていう、あの構図、盛り上げ方が良いねん。最後の決戦で、“彼”がついに喋るあの展開は、2年間読んでて良かったと思ったねん。
 こう、第23号で最終決戦に赴く前に、ハイメがまずしようとしたこととか、等身大のティーンエイジャーが頑張ってヒーローやってます感がいいねん。
 あと、この最終エピソードの前の、ブルービートルvs.スペクターとか、ハイメらが隠していた真実をガールフレンドが知っちゃう話とかも、等身大な感じで実に良かった。
 幸い、『ブルービートル』は第1話から単行本で出てるので、みな買うよろしアルね。絶対に損はしねぇ。


『ブラック・アダム』ミニシリーズも、いいねん。……いや、『カウントダウン』の巻末のシークレット・オリジンズのとあるヴィランの回でオチをネタバラシされてから読んだんで、ラストの感慨は微妙に削がれたんですが(涙)。割合、掘り下げずに盛り込みすぎな感はあったけど、まぁ、今後どっかでフォローされるでしょ(苦笑)。掘り下げない分、物語に勢いがあるのは良いね。ダグ・マンコの絵も、荒々しく性急な物語に実に合ってる。


『スーサイド・スカッド』ミニシリーズは、まだ7号(ラス前)しか読んでないけど、オストランダー節全開で実に満足。つか、4号ラストの衝撃の事実にアゴを外す(<『スーサイド・スカッド』の物語世界がサラッと根底から覆されたよなぁ、これ)。
 無数にキャラクターが登場するのに、各キャラクターがわずか2、3ページの描写で「あぁ、コイツはこんな性格なんだな」って感じに掴めるのが良いよね(キャプテン・ブーメラン・ジュニアとデッドショットのやりとりとか最高だ。あとブロンズタイガーの「いい人」ブリとか)。
 ……でもオストランダー先生、エイリング将軍とプラスティークの関係をロクに触れないのはどうかと思うよ(エイリング将軍は『キャプテン・アトム』誌のレギュラーキャラクター。プラスティークは同誌に登場したヴィランで、エイリングとは因縁がある……ので、第7号のあの行動・あのセリフに繋がる)。


 あと、ようやく完結した『トライアル・オブ・シャザム!』は、月刊のハズが全然続刊出ないで、ついにはアーティストが交代するというソレはありつつも、第12号のオールスターいきなり大登場、しかも「実はあの人が……」な展開からの怒濤のラストはなんかもぉ、全てを許すぐらいの爽快感があったので、俺的に「良し」とする。


 続巻出ないと言えば、『オールスター:バットマン&ロビン』でようやくロビンがコスチューム着たね。何年かかったんだ、しかし。


『アクション・コミックス』の「スーパーマン&リージョン・オブ・スーパーヒーローズ」全6話のエピソードは、久々に「良い」ジェフ・ジョーンズで(※意訳・誰も死なない)、毎号毎号クリフハンガーな展開でドキドキさせつつ展開してって、実に良し。
 ラスト、スーパーマンが超能力を取り戻すクダリから、スーパーマンという存在が全てを大団円に導くあの怒濤の展開は、「おおらかなSF」であるところのリージョンの精神を見事に体現したソレだよな、と。
 でー、スーパーマンの疎外感というテーマが、最終話のあの見開きに繋がり、そして全てが解決。そしてあのエピローグ。最高だ。


 誰も死なないと言えば、現行の『フラッシュ』な。家庭を持って、しかもヒーローとしての活動が育児とイコールになって、でも無職なお父っつぁんになったウォーリーの悲哀は、オレがオッサンになったからこそ共感できるのか。
 っつーか、『スパイダーマン』の「ブランニュー・デイ」の最初のエピソードで、ピーターの人生の悲哀が辛すぎて読むの辞めちゃったオレには丁度良い塩梅やねん、『フラッシュ』ってば。
 まず、マーク・ウェイドによるファースト・エピソードが良かった。ウェイドの浪花節とか、おおらかなSF展開とかが、全部良い方へ作用してた。あと、バックアップのアレが……とかいうストーリー展開もな。
 新ライターのトム・ペイヤーの話もいきなり1話目から「フラッシュにはできちゃうけどしなかったこと」のタブーを破ってて、良い感じな滑り出しね。
 っつーか、またしてもウォーリーはタイタンズとジャスティスリーグの掛け持ちか。


 っつーか、『ザ・タイタンズ』の第1話、あんな話で3ドル取るな。フリー・コミックス・ディにでも配れ。

 
 あとは、『デス・オブ・ニュー・ゴッズ』は、第7号まで読んだけど、割とこう、微妙。
 なんつーか、ジム・スターリンに書かせちゃうと(描かせちゃうと)、どんな超宇宙的な存在であろうがとりあえず擬人化されて、人型をとって現れちゃうよな、と。
 でー、ジャック・カービィのデタラメに奔放なイマジネーションの産物である所の『ニュー・ゴッズ』世界において、スターリン的な「神でも超エネルギーでも、なんでも擬人化して描いちゃう」ソレは噛み合わせ悪いよな、と思った。
 っつーか、スターリンが過去に書いた『コズミック・オデュッセイ』のラスボスの正体が実は……な感じの「衝撃の事実」は、ちょっと引いた。


 えーとそれから、『バーズ・オブ・プレイ』の最近の展開が、ダメダメヒロイン・ミスフィットと、ブロンド姉ちゃんレディ・ブラックホークのキャラクターが良い感じで、キャナリーいなくても面白いね、とか。

『グリーンアロー&ブラックキャナリー』は、第6号のオチで「えーっ」とか思いつつ、今後もこんな感じで、1人帰ってくると1人抜ける、とかいう展開で延々引っぱってったらどうしよう、とか。

『ブースターゴールド』、『グリーンランタン』、『グリーンランタン・コーズ』が面白いのは、ヨソのブログで十二分に書かれてるから、今更オレはいいや、とか。

『ティーン・タイタンズ』、第50号以降、微妙じゃね? とか。

『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』毎号毎号盛り上がってるはずなのに、凄く空気です。つか、ヴィクセンの伏線引っぱりすぎじゃね? とか。

『キャプテン・キャロット』ミニシリーズのオチ、あんまりじゃね? とか。

 あのストーリー、1年間引っぱっといて、「カマンディ」オチかよ! とか。

『サルべーション・ラン』のライターは、脳味噌が見えてるデザインのキャラクターに何か恨みでもあるのか、とか。

『サイモン・ダーク』とシューターの『リージョン』はまだ最初の2話しか読んでないけど面白そうだね、とか。


 以上、手の赴くままに書きたいことをかいて満足したので仕事に戻ります。

 ごきげんよう。

 ……あ、あと『アクション・コミックス・アニュアル』第11号って、本当に5月第1週に出てたの?
  
  
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タグ:今日読んだアメコミ

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