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●スパニッシュな日常。

2008.06.03 Tue

▼それすらも、スパニッシュな日々:

 こう、何の気なしに読んだ『ブルービートル』第26号のね、表紙に「スペシャル:スパニッシュ・ランゲージ・イシュー!」ってアオリが載ってて。まぁ、気にせず読んだのですが。

 で、今回の話は「主人公のハイメ・レイエスくんが、家族と一緒にレイエス一家の“一族みんなで集まって飲み食いしようパーティ”(英語で言うとファミリー・リユニオンってヤツな)に出て、婆ちゃんとお話ししてたら、街で怪物パラサイトが暴れて大変だぁ」ってな話でな。

 でー、このレイエス一族ってのがヒスパニック系なんで(※テキサス在住)、一族みんなで集まってる時にはスペイン語しか喋らないんですが。

 その結果、今回の『ブルービートル』は、セリフの80%以上がスペイン語表記というスサマじい構成で、恐ろしく面食らう。スペシャルっつても限度ってモンがあらあな。

 しかもスペイン出身のセルジオ・“GROO”・アラゴネスをワザワザ招いて、英語の脚本をスペイン語に翻訳してもらってる模様。なんだ、この無駄な念の入れ様は。

 一族同士の会話どころか主人公のモノローグまでスペイン語(いいじゃんよ、そこくらい英語で)、更にはヴィランのパラサイトもスペイン語で会話(パラサイトは接触した人間の記憶を吸い取る能力を持ってるんで、スペイン語圏の人を襲うと、当然スペイン語で喋れるようになります<っつーか、ヴィランにもスペイン語を喋らせる、という命題から逆算してパラサイトが選ばれたんでしょうが)。


(クリックで拡大)なんか、昔古本屋で間違えて買ったメキシコ版『パニッシャー』読んだ時のことを思い出した。

 ……しょうがないんで、セリフ読み飛ばして最後のページまで行ったら、巻末に8ページに渡り、オリジナルの英語表記の脚本が掲載されてて、一安心。

 っつーか、今回、この8ページの英語対訳を載せるために、通常より8ページ増量してるよ、オイ。

 と、まぁギミック的に翻弄された、この第26号ですが、お話的にもお婆ちゃんがいい味だしてて面白かったです(……巻末の対訳がなきゃ、面白さが解らなかったけどな)。

 こう、ブルービートルさんてばね、シリーズ初期のエピソードの時点で「友人、ガールフレンドはおろか家族にまでその正体が知られている」という、ティーンエイジャーヒーローとしては、異様に異色な立ち位置のキャラクターなこともあって(普通、「友人や家族に正体を明かせなくて苦悩する」のがお約束じゃね?)、「ヒーロー活動と家族」的なテーマの話が案外多い&秀作が多いのですよ。

 故に今回の話も、良かったですねん、と。

 ラストの婆ちゃんのブルービートルに対してのコメントが、「マイノリティとして苦労してきた人間」故の重み、みてぇなのが感じられてな。あぁ、ここでスペイン語で喋るっつー今回の企画がテーマに合致すんのか、と。

 結論としては、『ブルービートル』面白いので、騙されたと思って単行本1巻から読みなさい、と(<どこからその結論をひねり出したのか)。



  
  
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コメント

*TPB読んで、追いつくぜ~

いきなり24-25号を買って読んだら、大変盛り上がって面白そうなのに、それまでの展開や人物関係が分からず、面白さは半分くらいしか掴んでなかったので歯噛みしてましたよ!

*

>いきなり24-25号を買って読んだら、大変盛り上がって面白そうなのに、
>それまでの展開や人物関係が分からず、面白さは半分くらいしか
>掴んでなかったので歯噛みしてましたよ!
うああああ、勿体無い(滂沱の涙を流しつつ)
あの「ザ・リーチ編」最終エピソードは、ここ数年アメコミ読んでて、
俺的にもっとも盛り上がった(正直、その辺のメガ・クロスオーバーよりも)
お話なので、ぜひとも頭から読むことをオススメするであります。断じて。
また最終エピソード直前の、ガールフレンドとそのおばさんが主役な回が、
グッと来るんだ、これが。(話し出すと長くなるんで以下略)

割と企画優先で始まったキャラなのに、ここ何年かのDCの
ティーンエイジ・ヒーローものとしては一番「読んでて色々楽しい」作品ですわ。
>ブルービートル

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