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●と学会、な日々。

2008.07.26 Sat

▼と学会、な日々:

 マンガを買いに神保町に行ったら、と学会の『トンデモマンガの世界』とかいう本を見かけたので適当に立ち読んでみた、というハナシ。

 案の定、山本弘と唐沢俊一がアメリカン・コミックスネタで4本ほど書いてた。山本が「アメリカン・マンガ」と「マーヴル・コミックスの変なコミック(アマルガムとかマーヴル・ゾンビとか)」、唐沢がクズ怪奇コミックと、キリスト教系コミック、だったと思う(俺的に唐沢俊一の扱うコミックスはジャンル外=読み飛ばしたので、後者の内容はうろ覚え)

 でー、山本 弘の原稿がね、「ベン・ダンが大人になってからマンガを読みだした」「アダム・ウォーレンがアマチュアで『ダーティペア』の二次創作コミックを数年間描き継いできた」とかいうヒドい誤記や、曖昧な表現(マーベル・マンガヴァース版『ファンタスティック・フォー』が、ベン・ダン作と取れるような文とか[<アダム・ウォーレン作だっつーの]、創刊されたばかりのアンタークティック・プレス版『ニンジャ・ハイスクール』が日本の洋雑誌屋に並んでたと取れる文章とか[<賭けてもいいがエターニティ・コミックス版『ニンジャ・ハイスクール』と間違えてる])が散見されてて。割とイタイ。

 これじゃ増田悦佐の非難はできんよなぁ、と思いつつ、ソっと本を棚に戻す。
  
  
 こう、個人的にゃ、偉大なるSF作家でアラせられる山本 弘先生がウォーレンの『ダーティペア』をいかに語ってくれるのかを期待したら、「ウォーレンって、SFマニアらしいよ」の1行で終わってて、なんつーか、その、「絵だけ見てて中は読んでないんだろうなぁ」という感慨を抱く。
 ウォーレン版『ダーティペア』の面白さの1つは、クラシカルなスペースオペラである所の『ダーティペア』が、ギブソンやスターリングの影響下にあるウォーレンによって、サイバーパンクな世界観へとねじ曲げられてく様だと思うんだけどなぁ。

 つか、ウォーレンが「二次創作じゃなく、オフィシャルな『ダーティペア』を送り出したい」ってな信念で版権取得に奔走した経緯を知ってるこちとらとしちゃあ、山本先生のウォーレンの『ダーティペア』に対する結論「二次創作だと思えばOK」ってのは非常に失礼な物言いだと思った。

「ウォーレンは『エンパワード』も描いてるので、『ダーティペア』のユリとケイもそこはかとなくエロい」という記述も、時系列的にどうかと思う。
「『ダーティペア』のユリとケイはそこはかとなくエロイ→実はウォーレンは『エンパワード』なんて本も描いていて……」的な論旨にするのが普通じゃないのか。お前、『エンパワード』言いたいだけじゃないのか、と。
  
  
 あと、「僕、アメコミはそれほど詳しくないので、マニアからしてみればヌルい作品ばかり紹介してますがご容赦を」とか、記事の頭に書くのは卑怯極まりないと思った。

 ……ま、立ち読みしただけの本をグダグダ語るのも失礼ですね。今度、図書館で見かけたら、キチンと読みます。
  
  
トンデモマンガの世界
トンデモマンガの世界と学会

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タグ:今日読んだアメコミ 資料本

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