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●アイアンな日々。その2

2008.09.27 Sat

 いよいよ今日から公開だねぇ、『アイアンマン』。

 てなワケで、ウチのブログなりに「アイアンマン週間」第2弾。


▼どうでも良きまとめ:

 前回のエントリの『デーモン・イン・ア・ボトル』を読んだ後、なんとなくボブ・レイトン&デヴィッド・ミッチェリーニ(Michelinieをミッチェリーニと表記してみたが、どうでしょうか)期の『アイアンマン』に興味を持つ。

 そういや、昨年出てたトゥーモロー・パブリッシング社の『バックイシュー!』誌の25号の「鋼鉄の男」特集号にレイトン&ミッチェリーニのインタビューが載ってたっけなぁ、と思い出して、部屋中をひっくり返す。
(ちなみにこの号のその他の記事は「リック・バックラーにデスロックについて聞く」「バックラー後のデスロック概観」に加え、「マシンマン」「スティール・ザ・インデストラクティブマン」「ハービィ」といったニッチ過ぎるメカニックなヒーローを紹介してるのがスバラシー)

 っつーワケで、以下、インタビュー内でのその当時の話をピックアップ。

・そもそもレイトン(アーティスト)とミッチェリーニ(ライター)は、DCの『クロー・ジ・アンコンカラード』でペアを組んでた。

・2人そろってDCからマーヴルに移籍した際、当時の総編集長ジム・シューターは、彼らにそれなりに期待していたようで、いきなりオンゴーイングシリーズのレギュラーを任せることにした。

・ただし、シューターが提示したのは、当時売り上げが最悪だった3誌。その中に『アイアンマン』があった(※残りの2誌が何だったのか、2人とも記憶になし)。

・『アイアンマン』を選んだ動機は、ボブ・レイトンが子供の頃から「アーマーを着たキャラクター大好き」で、なかんずくアイアンマンが大好きだったので。ミッチェリーニは『アイアンマン』を読んだことすらなかった

・結果、アーティスト(『アイアンマン』ではインカー)だったレイトンが、プロットにも参加することに。ミッチェリーニが従来の『アイアンマン』に囚われないアイデアを出し、レイトンが過去のコンティニュティを踏まえた上で膨らませる、的な二人三脚でシナリオが書かれていく。

・ちなみに、「アーマー大好き」レイトンは、ドクター・ドゥームとアーサー王も大好きだった(はい、ここで『アイアンマン』ファンはニヤリとすること)。

・ミッチェリーニらは、『アイアンマン』を手がける上で、トニー・スタークをよりリアルなキャラクターとして描くことを志向。「現実に彼のような立場に置かれたなら、どのような行動をとるか?」という思考実験から、『デーモン・イン・ア・ボトル』のストーリーラインが生まれた。

・「トニーはアイアンマンであることをストレスのはけ口に利用している→では、彼がアイアンマンに逃避できない状況に陥ったら?」
(※『デーモン・イン・ア・ボトル』を読み返せば解るけど、トニーが諸々の事情でアイアンマンになれなかったり、アイアンマンを憎悪するようなタイミングで、飲酒量が増えてるねん、これが)。

・また2人は「(当時の)トニーにはサポーティング・キャラクターが欠如している」ことに気づく。結果、トニーが語りかけられる対等の相手であるジム・ローデス、トニーの女性遍歴に冷静なツッコミを入れられるアーボガスト女史、トニーに比肩できるライバルのジャスティン・ハマーといった数々の名脇役が生まれた。

・オンゴーイング・シリーズの主人公をアルコール中毒にするという、『デーモン・イン・ア・ボトル』を書く上で、マーヴルの編集者が述べた意見はただ1つ「しっかりやんな<Do it well.>」

・……ま、ブッチャケ、当時の『アイアンマン』が、まださほど売り上げも向上しておらず、2線級のキャラクターだったからだが。

ミッチェリーニ「例えば、ピーター・パーカーをヘロイン中毒にしてたら、もっと激しく反対されてたろうね」<ミもフタもない。


 余談:アイアンマンの、いわゆる「シルバー・センチュリオン・アーマー」をデザインしたのはボブ・レイトン。
 このアーマーが登場した当時の『アイアンマン』の担当編集者、マーク・グルウェンウォルドの「サムラーイっぽい外観で」との要請でデザインした(あの肩アーマーって、もしかして裃……?)。
 ただし、「テクノロジーとは進化するにつれ小型化・軽量化していくものだ」との信念を持つレイトン自身は、装飾過剰になったこのアーマーを気に入ってない(お仕事としてデザインしたけど、「自分としては歴代で一番嫌いなアーマー」だってさ)。


 以上、本日もトリトメなく。
  
  

  
  
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