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●アイアンな日々。その3

2008.09.29 Mon

▼最近のアイアン:

 ここ半月ぐらい、『エッセンシャル・アイアンマン』第1~3巻を拾い読みしてますが。

 なんつーか、スタン・リー先生にSF的な素養のないことは重々承知していますが、アイアンマンの各機能を、なんでも「スゴいトランジスタで増幅しているのだ!」で説明しちゃうのは、どうかと思った。

「スゴいトランジスタで電磁石の磁力を増幅だ!」とか「X線メガネをトランジスタで強化して分厚い壁も透過だ!」とかは、まだ納得できるけど、トランジスタでジェットエンジンの出力が増幅するってのは、どうなんだろ。


それはそれとして、このアイアンマン高速突撃モード(勝手に命名)を
考案したドン・ヘック先生のデザインセンスは天才的だと思うんだ。



▼ムービーなアイアン:

 っつーわけで、見てきましたよ、映画『アイアンマン』。
 歌舞伎町のアカデミーのオールナイトで見たら、予告編が一切流れないでいきなり本編が始まってタマゲた。
 試写会で見て、オールナイトで2回見たんで都合3回。3回目は眠かったんで、ドラマシーンは目を閉じつつ、アクションシーンを目をコジ開けて見ましたが。すみません。

 感想としては、「ソツのない、良い脚本だよなぁ」と。

 こう、「トニーがアイアンマン・スーツを開発していく様を見せる」“男の子”向けのガジェット感溢れる面白さと、「社会人としては逸脱したダメっ子トニーを、ローディ、ペッパー、オビー(多分、この愛称で呼ばせてるトニーくらいなんだろなぁ)の3人がそれぞれの立場から彼に関わり、なんとか真人間にしようとしてく人間ドラマ」みてぇなミンナに向けた面白さが、程よいバランスで絡み合ってるねん。

 更には、案外しっかりとしてるテロリストの描写とか、コミック・マニヤがニヤリとするディテールとか、現代社会へのほどほどのメッセージとかいったあたりの要素も要所に配置してるしな。

 あと、適切なタイミングで挿入されるギャグもいいねん。シリアスなシーンの前後に、力を抜いてくれるシーンが配されてるんで、最後まで肩肘張らずに、程よくリラックスして見れるのね(中でもトニーとローディのギャグ、「ボケるトニーに冷静なツッコミを入れたつもりが、シーンが切り替わるとローディがボケてる」って、あの呼吸が大好き)。

 この辺の、みんなが見たいものを過不足なくバランス良く盛り込む感覚というか、分のわきまえ方は、スバラシーと思った。
 例えばこう、オレ個人としては、もっとガジェット感満載で、モノ凄く執拗にアイアンマン・スーツの地味な開発過程(耐弾試験とか、OSの開発とか)を描写してって欲しかったけど、まぁ、そんなモノは興味のない人にゃ眠いだけですしね。だから、万人向けの爽快感を演出しやすい飛行試験に特化した今回の見せ方は実に正解だなぁ、と。

 あと、伏線の張り方も明朗で「はい、ここに伏線張った!」「はい、伏線回収します!」ってノリは、娯楽作品として正しいよな、と思った。


 にしても、トニーさんの“男の子”っぷりが素敵。「僕のこの才能を使って、これまでの責任を取るんだ」とかいう、崇高な理念で開発されたはずのアイアンマンスーツなのに、気づけば「イッヒー! あい きゃん ふらーい!!」とかいう具合にスッカリ手段が目的に取って代わってるあたりとか。

 父親代わりのスターンには自分の発明を「凄いんだぜ」的にほのめかしつつも秘密にしたり、自分の秘密基地に女の子が来ると、居心地悪そうにしたり、男の子同士なローディには、最初は冗談めかしつつも真っ先に秘密を明かしちゃうあたりも男の子だよなぁ、と。

 
 あとこう、コミック・ギーク的には、「ワザワザ紛争地帯で兵器のデモンストレーションを行う」「胸に着けてるアレが、最初は心臓に破片が到達しないための装置だったはずが、気づけばペースメーカっぽい何かにスリ替ってる」あたりのディテールが、確信犯的に(<誤用)原作コミックに忠実な所がイカス。さすがにトランジスタじゃないけど。


 どうでもいいけど、劇中でペッパーが見てた「MAD MONEY」ってTV番組、実在するのね。ある意味、愕然とした。アメリカ人的には爆笑してんだろうな、あのシーン。

 一方で、冒頭でトニーが受賞してた「アポジー・アワード」って、検索しても広告の賞みたいなのしか引っかからないんだけど、アレは実在するのかしら。

 あと、劇中にコッソリとキャプテン・アメリカのシールドが登場してたのを今さっき知った。劇場で確認したかったなぁ(ションボリ)。


はい、トニーさんの脇の下あたりに見える赤・青・白の物体に注目ー。

 最後に、まだ未見の方に俺的な見所を1つ紹介しますか。
 ラストの記者会見シーンで、女性記者クリスティンの真後ろにいるアジア系の新聞記者に注目しましょう。目を惹く髪型と、いちいちオーバーにメモを取ったり眉をアゲサゲするリアクションが面白すぎです。誰だ、お前。
  
  

  
  
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タグ:アメコミ映画

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