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●『ボルトロン』権利元、版権を巡り東映を訴える

2008.11.23 Sun

 こう、何となく、米Wikipediaの『ボルトロン』の項目なぞを見てたら、『ボルトロン』の版権元の北米ワールド・イベンツ・プロダクション社が、日本の東映を訴訟した、とかいう記述があって愕然とする。

元記事はこちら、北米のアニメ系の老舗ニュースサイト、アニメニュース・ネットワークより。

 以下、適当に訳した(※法律関係の用語回りを訳し間違ってる可能性大なので、読んでてウサン臭いと思ったら、元記事に当たるのをオススメします。「こうじゃないの?」とか指摘してくれるとありがたいです<人に頼るな)。

▼実写映画『ボルトロン』企画を巡り訴訟
――アメリカを拠点とするワールド・イベンツ社が権利を巡り東映を訴える姿勢

 
 月曜日、アメリカの会社ワールド・イベンツ・プロダクション(通称・WEP)は、『ボルトロン』アニメシリーズをリメイクした実写映画企画を巡る訴訟で、日本の東映の法的な召喚を求める訴えを提出した。

 1981年、日本の製作会社 東映は『百獣王ゴライオン』アニメシリーズを製作した。この作品は、若きパイロットたちが、5体のメカ・ライオンが合体するロボットで、異星の征服者に立ち向かう物語である。また東映は、この翌年に合体ロボットの登場する別のTVアニメシリーズ『機甲艦隊ダイラガーXV』を制作している。
 アメリカのカプラー・コミュニケーションズ社<Koplar Communications>は、『ゴライオン』の版権許諾を受け、1984年に『ボルトロン:ディフェンダーズ・オブ・ユニバース』の名前で吹き替え版を送り出した。同様に『ダイラガーXV』も、後に『ボルトロン』として翻案された。
 カプラーの製作会社WEPによれば、東映とカプラーは『ゴライオン』『ダイラガーXV』それに『ボルトロン』のシリーズの利用について1985年に一連の契約を作成した。
 その後WEPがコンピューター・アニメによる新シリーズ『ボルトロン:ザ・サード・ディメンジョン』を1998年に送り出したことで、WEPと東映の間に論争が起きた。WEPは1999年に東映を訴訟したが、この訴訟は2000年に両社が新たな取り決めを結ぶことで和解した。

 2007年8月9日、エンターテインメント業界紙「ヴァラエティ」は、ニュー・リージェンシーが実写劇場映画『ボルトロン』の製作について、マーク・ゴードン・カンパニー<Mark Gordon Company>と契約寸前であると伝えた。
 WEPの訴状には、この「ヴァラエティ」の記事を受け、2008年1月18日に東映の最高経営責任者<Managing Director>エンドウ・マサヨシ<Masayoshi Endo>(※すみません、こちらの方は存じ上げてません)が、WEPの社長テッド・カプラーに送った手紙が添付されている。この手紙には以下のように書かれた箇所がある:

「おめでとう! しかしながら我々は、この映画の企画について東映に接触がなかったことに驚いております。覚えているかと思いますが、我々は過去に『ボルトロン』もしくは『ゴライオン』のアニメーションの権利について議論し、2000年に和解しました。よって権利が全てあなた方のものであることに異論はありません。

 しかし我々は、あの件での合意と権利の譲渡で、あなた方に『ボルトロン』実写映画の独占権が与えられたとは思いません。ご存じでしょうが、我々のビジネスでは、アニメーションと実写映画は全く異なる商品であり、分けて契約されるものです。

 特に我々は、この映画の日本でのマーケティングについて気にかけています。我々はこの件をいかに対処するか、近い内にあなた方から連絡が来るのを期待しています」


 2008年2月、WEPは東映を訴訟し、3月に訴えを修正した。新たな訴状では、WEPは実写映画計画への東映の請求を受け、「ニュー・リージェンシー(※)が、『ゴライオン』と『ボルトロン』の権利(もしくは『ゴライオン』か『ボルトロン』の権利)を持つ第三者の存在する可能性を調査した」と主張する。
 さらにWEPは「この調査によりニュー・リージェンシーは、『ゴライオン』と『ボルトロン』(あるいは『ゴライオン』か『ボルトロン』)に干渉する権利を持つ可能性のある作家、中村一夫の存在を確認した。彼の存在により、ワールド・イベンツが『ゴライオン』と『ボルトロン』の権利を全面的に、かつ法的に所有することが妨げられている」と続ける。
 中村は『ゴライオン』のキャラクター・デザイナーであり、従って『ボルトロン』の最初のシリーズのキャラクター・デザイナーになる。

(※)ニュー・リージェンシー:劇場版『ボルトロン』の制作会社だったトコ。

 2008年8月17日、「ヴァラエティ」は、ニュー・リージェンシーがもはや劇場版『ボルトロン』のプロデュースを画策しておらず、実際には契約も結んでいなかったことを明らかにした(詳細はウチのブログのこの記事参照)。更に記事には、ニュー・リージェンシーは“ボルトロンの権利者(この場合はWEP)と契約を結ぶことができなかったため、それ以上の製作を進められなかった”とある。
 WEPの訴状によれば、『ゴライオン』と『ボルトロン』に対し中村が持つかも知れない権利により、同社は“実写映画を製作する上での、進行上の契約を少なくとも1つ失った”という(※この辺、訳がアヤしいので注意)。
 月曜にWEPは、東映を法的に召喚するよう新たに申請した。WEPは、どの権利がWEPに属し、どの権利が東映や中村に属するのかの法的な線引きを求めている。

 今の所、WEPも東映も、ANN(アニメニュース・ネットワークの略ね)コメント要請に返答していない。


 以上。

 ちなみに、元記事では部分的に「東映アニメーション」と記載されているんですが、これは間違い。『ゴライオン』『ダイラガーXV』は東映テレビ部の作品であり、東映アニメーション作品ではないです。

 大まかに経緯をまとめると、

1985年:『ボルトロン』放映後、WEPと東映は『ボルトロン』とか『ゴライオン』の権利関係について契約を取り交わした(時期的に言って、北米オリジナルの『ボルトロン』第3シーズンの制作にあたって取り交わされたのではないかと思う)。

1998年:ワールド・イベンツが更なる北米オリジナルの『ボルトロン:3D』を送り出したことで、東映との関係が微妙になる。

1999年:とりあえず、裁判で権利関係をハッキリさせる(とりあえず、『ボルトロン』の権利はWEPが所持するようになった模様?)。

2007年:2005年頃から噂されていた実写映画版『ボルトロン』が本格始動?

2008年1月:東映のえらい人、「あなたが好きにして良いのはアニメの『ボルトロン』であって、実写映画の権利は、どうなんでしょう」と手紙を出す。

2008年2月:とりあえず、権利をハッキリさせるために、WEP、東映を訴訟。裁判所で白黒線引きしようとする。

2008年頃:『ボルトロン』の制作会社のニュー・リージェンシー、後でゴタゴタあると面倒なので、『ゴライオン』『ボルトロン』の権利を持ってそうな人間を捜す。何故か、「中村一夫じゃね?」ということになる(何故?)。

2008年夏頃まで:良く解らないけど(スマン)、ニュー・リージェンシーは、調査結果のおかげでWEPと契約が結べず。リレーティビティ・メディア社に権利を売却(したらしい)。


 個人的な感想としては、「中村一夫は業界の通例として、買い切りで仕事したんじゃないの?(=中村一夫は権利を持ってないんじゃないの?)」とかいう感じですが。

 あと、現在でも『ゴライオン』に関しては『スーパーロボット大戦W』に出たり、アニメ本編のネット配信
が行われてるトコを見ると、東映がWEPに対して譲渡したのは、『ゴライオン』(および『ボルトロン』)の日本国外での版権なのかなぁ、と(日本国外では『ロボテック』の権利をビッグウエストでなく、北米のハーモニーゴールド社が持ってるように)。

 とりあえず、実写映画版『ボルトロン』は、(現在予定されてる)2010年になっても公開されねぇんだろな、と思った。あと何年待てばいいんだ、俺は。

 もういっそ、全編フルCGで作れ。それなら「実写じゃなくアニメですから、ウチの権利の範囲内です」って言い切れるから。>WEP
  
  

  
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