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●最近のDCの人事。

2010.02.19 Fri

▼エンターテインメント、な日常:

 ここ数ヶ月のDCコミックス社の人事についての覚え書き。

※適切な訳語を考えるのが面倒くさいので、肩書きに関しては英語表記のままで行きます。

・2009年9月9日:

 ワーナー・ブラザーズ、DCコミックスのライセンス諸々を統括する新会社DCエンタテインメント(以下、面倒くさいときはDCEと略す)の発足をアナウンス。DCコミックス社はDCEの子会社になる。

 DCEおよびDCコミックス社のPresidentとして、ダイアン・ネルソン(※女性)が就任。ネルソンはそれ以前はワーナー・プレミア社にて『ハリー・ポッター』のライセンス業務等を統括。

 これに伴い、DCコミックスのPresident兼Publisherであったポール・レーヴィッツは降格し、DCEのContributing Editor兼Overall Consultantとなる。

 あとついでにレーヴィッツは、『アドベンチャー・コミックス』誌を皮切りに、DCのライターとして復帰することもアナウンス。

・参考:
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=adzR2d3o1vIs
http://eiga.com/buzz/20090911/2/
http://www.comicbookresources.com/?page=article&id=22870


・2010年2月4日:

 ポール・レーヴィッツが降格したことで、Senior Vice President兼Executive Editor(当時)のダン・ディディオが『ウォッチメン』のフランチャイズ化を進めている? とかいう怪しげな記事が出る。

 オリジナルの『ウォッチメン』の制作当時、アラン・ムーアと親しくしていたレーヴィッツは、これまで「『ウォッチメン』の続編とかスピンオフを作ろうぜ!」とかいう声が挙がるたびに、「あれは、あれ単体で完結してるものだからさ」的に却下していたのですが。今回の人事でレーヴィッツのDCコミックスへの影響力がなくなったために、ディディオが動き出してるらしいぜ、とかなんとか。

・参考:
http://www.empireonline.com/news/story.asp?NID=26914


・2010年2月18日:

 DCコミックス社が、ジム・リーとダン・ディディオをレーヴィッツの後任のPublisherとすることを発表(ていうかパブリッシャーが2人なんで、肩書き的には双方とも「Co-Publisher」になりますが)。

 加えて、ジェフ・ジョーンズがChief Creative Officerに。この役職は、ジョーンズいわく、
"Diane's asked me to take our comic book world, embrace it (as I do) and use it to lead the creative charge on bringing it all to film, toys, television, video games, animation and beyond."
 な、感じだとか。

 大ざっぱに言えば「DCのコミックの世界を他のメディア展開でお金がもうけられるぐらいに豊かなコンテンツにするためにがんばる仕事」。

 ま、ディック・ジョルダーノがVice Presidentになっただかの頃に、「お前の仕事はDCのコミックをもっともっと面白くすることだよ」とか言われたのと同じですな。

・参考:
http://dcu.blog.dccomics.com/2010/02/18/for-immediate-release-dc-entertainment-names-executive-team/
http://www.comicbookresources.com/?page=article&id=24897
http://www.comicbloc.com/forums/showthread.php?p=1574423
  
  
・個人的な感想:

 まあ、ディディオとジョーンズが偉い人になるのは、いいんじゃないでしょうか。DCのコミックスが、今まで以上に「ディディオ&ジョーンズ・ユニバース」になる様な気がしないでもないですが。

 ディディオにせよ、ジョーンズにせよ、オンゴーイング・シリーズでライターを務めつつ、これらの職を務めるのは、どうなんだろ、大丈夫かしら。

 つか、「偉い人がライターをしてるので打ち切りしません」とか、「TPB化の順番は偉い人優先で」とか、「偉い人の読みたいアンソロジーのTPBをバンバン出します」とかいうことになったら、それはそれで面白いかもしれぬ、と思った(俺が、ジェフ・ジョーンズのファンであったことに幸あれ)。


 あと、ジム・リーってパブリッシャーに昇格するほどの業績あげてるか? ってのが、疑問なんですが。絵はお達者だけど、管理職としてはどうなん?

(ちなみにアーティストからパブリッシャーに就任した先例としてはカーマイン・インファンティーノがいますな。この人の経歴や功績は、あんまりきちんと調べてはないので、比較とかはできぬのですが)

 とりあえず、まぁそんな感じで、今後を見守っていきたいですね、とか、適当にシメてみる。


 とりあえず、5月に新創刊される『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』のライターが、ポール・レーヴィッツなんで、買ってみようと思った。


・ポール・レーヴィッツ作品とか。

 近年、1980年代の『リージョン』やレーヴィッツ担当期の「JSA」などが続々とTPB化されてるので、容易に読めるのが嬉しいですね。
  
  
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タグ:俺メモ 編集者

コメント

*

はじめまして。いつも楽しく拝見してます。

こちらのブログを見てDC派になった私としてはジョンズの出世はうれしいです。たけうちさんと同じくライター業がおろそかにならないか心配ではありますが。

で、ジョンズを追っかけてJLA:LS、S&LSH、L3Wを読んできた身としては今度の新創刊のLSHは楽しみなんですが、レヴィッツって面白いですか?
基本IC以降の話しか読んでないのでしばらく一線を離れてた人はまったくわからないので。

*

フリーランスのライター出身としては、ヒーローものアメコミ史上最高の出世なんじゃないですかね>ジョンズ

まぁ、役職名とかなくても、マーヴルでも同じようなポジションに実質しるであろうナントカとか、イメージのステフェンスンやカークマンのような例もあるので、DCという看板の大きさを除けば、フリーランスのライター出身者が会社の重役に就く時代が到来して、たまたま世代的にこの辺り(ジョンズ、カークマン、ナントカさんはだいたい同じくらいの年齢だったと記憶します)のライター群がそうしたビッグプロジェクトを任される&恩恵を蒙れる位置にきていた、ということなのかな?

*

追記というか
すいません、市場よく見たらレヴィッツ作品載ってましたね。グレートダークネスサーガとかオリジナルLSHを書いてたライターなんですね。
それなら心配はないというか、不安なく期待できます。
今度の新創刊でオリジナルLSHはゼロアワーで消えて以来のタイトル復活ってことで良いんですか?

*

毎度コメント遅くなりまして申し訳ないです。
今回は「仕事忙しい」に加えて、パソコンのないトコへ泊まってたりして
豪快に遅くなりました(汗)
>匕首さん
どうも、はじめまして。うちのブログを見ていただいてDCに目覚められましたか。
なんだか面映いですな。
ご指摘の通りレーヴィッツは1980年代に隆盛を誇ったライターです。
ただまあ、今も筆力が落ちていないかは、解らないんで
ちょっとだけ「大丈夫かしら」と、見守ってたりもしますが。

>今度の新創刊でオリジナルLSHはゼロアワーで消えて以来のタイトル復活ってことで良いんですか?
一応、そうなるんですかね。
ていうか、このコメントに返信するために、軽く検索かけて、
今のLSHが「『クライシス』以前までのオリジナルのLSHの歴史を持つ」存在
だってのを知ったトコですが……。

>Humanflyさん
>フリーランスのライター出身者が会社の重役に就く時代が到来して、
>たまたま世代的にこの辺り(ジョンズ、カークマン、ナントカさんは
>だいたい同じくらいの年齢だったと記憶します)の
>ライター群がそうしたビッグプロジェクトを任される&恩恵を蒙れる
>位置にきていた、ということなのかな?
でしょうなあ。
個人的には、コミックだけ出してりゃいい時代じゃなくなって、
マーヴル・DC共に「エンタテインメントの総合商社」的な方向へ
会社の経営をシフトさせてったっていう「時代」の部分が大きいかとも思いますが。
 
とまれ、今後10年ぐらいで、どう結果が出るか、ですな。

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