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●俺メモ:タケダ・サナの描いてる『Ms.マーベル』。

2010.04.02 Fri

▼適当なるメモ:

 こう、タケダ・サナの描いてる『Ms.マーベル』のTPBを買おうと思った。

 で、「何号頃からタケダ・サナは描いてて、それはどのTPBに載ってるのよ?」という疑問が生じたので、この際きちんと調べてみた。

 オイラ以外にも日本人アーティストの描いてるアメリカン・コミックスに興味のある人間はいるのでは、と思ったので、エントリとしてまとめてみた。

 そんな感じのエントリ。


▼そーいうわけで:

 タケダ・サナが初めて『Ms.マーベル』を描いたのは『Ms.マーベル』(こないだ休刊したシリーズね)第39号。この号は、表紙はマイク・デオダードだけど、中身は全部タケダ・サナ画。GCDのクレジット見て気付いたのだけど、タケダ・サナってペンシル・インク・カラリングまで全部1人でやっているのね。まぁ、そりゃそうか。あの「塗り」まで含めてタケダ・サナの絵として認識されてるからな。

 続く第40号は、カバーもタケダ・サナ。けど、中身は4割強はルーク・ロス<Luke Ross>が描いている。ちなみにこの号は(というか、このストーリーアークは)ゲストでデッドプールさん、スパイダーマン、ウルヴァリンが出ている。しかしネットに出回ってた、タケダ・サナ担当ページのプレビューを見る限り、タケダ・サナ担当パートにはデッドプールさんらは出ていなさげ。ちぇ。

 でもって第41号は、カバーはタケダ・サナだけど、中身はセルヒオ・アリーニョ<Sergio Arino>が担当。ちなみにこのカバー、タケダ・サナ当人のブログによれば、このカバー、本来は第42号用のカバーだったけど「いろんな事情」で第41号のカバーになったんだとか(なので、本編の内容とは異なりMs.マーベル vs. Ms.マーベルの絵になってる)。何があったんだ……。

 っつーわけで、ここまでのイシューはTPB『Ms. Marvel vol. 7: Dark Reign』に収録。まあ、このTPBが収録してるのは『Ms.マーベル』第35~41号なので、総ページ数に対するタケダ・サナ比率は少ないのですが(全176ページで、タケダ・サナの描いてる本編は30数ページ)。

Ms. Marvel vol. 7: Dark Reign
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 さて、第42号。新ストーリーアーク「ウォー・オブ・ザ・マーベルズ」の第1話であるこの号は、カバー、本編アート共にタケダ・サナ。前述したように、この号のカバーは本来第41号用のものなので、本来は前号までのストーリーアークに登場していたスパイダーマンらが描かれてる。

 続く第43号はカバー(&ヴァリアント・カバー)がタケダ・サナ。本編はセルヒオ・アリーニョ。

 第44号はカバー&本編共にタケダ・サナ。

 ちなみに、この第43、44号は隔週ペースで刊行されており、当人のブログによれば、「隔週で22ページフルカラーを仕上げるのは難しくて」、第43号をアリーニョが担当することになったんだとか。マーベルも無茶しやがるぜ。

 でもって第45号は、タケダ・サナはカバーのみで、本編はフィリップ・ブリオネス<Philippe Briones>が担当。

 第46号は、カバー&本編共にタケダ・サナ。こう編集者側で、作家に無理なく描かせられるペースが把握できたのか、だいたい隔号でタケダ・サナが本編を描くペースになってますね。

 で、この第46号で「ウォー・オブ・ザ・マーベルズ」は完結。単行本も「Ms. Marvel vol. 8: War of the Marvels」のタイトルで、第41~46号までを収録。全120ページ。全5話収録中の3話を丸々タケダ・サナが描いている勘定になりますね。

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TPB版は今年5月発売予定。
  
  
 さて、第47号はカバー、本編共にタケダ・サナはノータッチ。中身は、スパイダーマンとミズ・マーベルの過去話(ピーター・パーカーとマーベルがデートするとか何とか)で、完全に番外編ですね。

※アメリカのヒーローものコミックスでは、アーティストに充分な作業時間を作るために、こんな具合にゲスト・アーティストを招いて、番外編を1話描かせる、といったことがママあります。「作者都合のため休載」とかがしづらいヒーローものコミックスならではの知恵ですね。

 第48号は、カバー&本編共にタケダ・サナ。

 第49号は、カバーがタケダ・サナで、本編も22ページ中16ページを担当。残り6ページがベン・オリバー<Ben Oliver>。

 最終号である所の第50号は、カバーがタケダ・サナ(グラフィック・ノベル『デス・オブ・キャプテン・マーベル』のオマージュ)で、本編22ページ中14ページを担当。残り8ページがベン・オリバー。

 以上で、Ms.マーベルは終了。

 これらは『Ms. Marvel vol. 9: Best You Can Be』TPBに収録予定(今のところ、ハードカバー版しか、Amazonに登録なし)。全112ページ。打ち切られたからしょうがないとはいえ、どんどん薄くなるな。大体半分くらい(本編52ページ)をタケダ・サナが担当。

Ms. Marvel vol. 9: Best You Can Be
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こちらは5月に刊行予定のハードカバー版へのリンク。
  
  
 いじょう。

『Ms.マーベル』の連載は、ブライアン・リードが第1巻からずっとライターとして書いてきた話なので、これらのTPBを読んで、気に入るようなら第1巻から買ってみるかなぁ、とか思った。

 あと、ストーリーアークの最終話をきちんとタケダ・サナが描けるように、またTPBになったら必要充分な量だけタケダ・サナが描いてるように、ローテーションを考えてる編集者はお疲れであります、と思った。
  
  
▼余談:

 マーベルの女性作家強化なイベントである所の『ガール・コミックス』にタケダ・サナがシーハルクのイラストを描いてるんですが、これが、ジョン・バーンの『センセーショナル・シーハルク』第40号の「シーハルク全裸で縄跳び(ウソ)」のオマージュで吹いた(きちんと原典通りのデザインの白ビキニを着せてる所が芸が細かいですね)。

 したら、ニューザラマのブログの方で、

「こういう単なるセックスアピールだけの絵をこの本に載せてどういうつもりか」とか、

「縄跳びでこけてるこの無様なシーハルクの姿に、女性の立場についての隠喩が込めているのか?」とか、

「ていうか、右足を左足に描いてるけど(※リンク先に貼られてるシーハルクのイラストの足の指の付き方に注意)、これもまた隠喩か?」とか、

 色々と叩かれてて。

 無論、こちとら「タケダ・サナのああいう画風で、レオタードを着ているヒロインが飛び回ってるところが見たい」的な男性原理を何割か含む形で『Ms.マーベル』のTPBを買おうとしているので、まぁ、なんというか、「申し訳ない」とか思った。誰に対して/何に対して謝っているのかは解らないのですが。
  
  
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タグ:俺メモ アメリカのマンガ

コメント

*

自分はMs.MarvelのTPBはVol.1だけ持ってます。
タケダ・サナさんの絵はなかなか魅力的ですよね。ブログのを見ただけですが。

そういえば、タケダ・サナさん以外にアメコミを描いている日本人アーティストはどのくらいいるのでしょうか?
自分は最近アメコミに進出した岸虎次郎さんに注目していますね。

*リック・メイソンって生きてたの?

カーラとキャロルでコスチュームが新旧逆転してる構図がそそるよな~と。旧コスを受け継ぐはずだったウルトラガールの立場無しですが(w

「ウォー・オブ・ザ・マーヴルズ」の前にあたるエスピオナージな展開の辺りは好きですね~。

*

自分もMs.Marvelを集めようか迷っているんですが、TPBとハードカバーって収録されているものは同じなのでしょうか?
お値段が高いハードカバーはおまけに何か収録されていたりしないのでしたら、あまりハードカバーは買っても意味ない気がするんですけど。

ラントルさんが仰っていた岸虎次郎さんのDEVILは結構おもしろかったですよ。英語もわかりやすくて良かったです。
あと自分は日本人アーティストでしたら、グリヒルさんとかも好きです。

*

>ラントルさん
>そういえば、タケダ・サナさん以外にアメコミを描いている日本人アーティストはどのくらいいるのでしょうか?
他の方のコメントでも上がっているグリヒルさん、それと岸虎次郎さん程度しか、自分も知らないですね。
あと、濱元隆輔さんか……『コンパス』の続きが一向に出ないけど……(まぁ、ライターが余り面白い話を書ける人ではないので、出て欲しくな……いやいや)。

>ロヒキアさん
ロヒキアさんがmixiの方で書いた『ミズ・マーヴル』の感想は読まして頂きました。
ていうか、あの感想を読んで「あ、タケダ・サナの『ミズ・マーヴル』読まな」と思ったのが今回のエントリの発端だったりしますが。
エスピオナージュな頃のアーティストはパット・オルフィーでしたね。タケダ・サナと180度異なる絵ですが、あの辺の展開には合ってる感じですな(パット・オルフィーというと、未だに『アントールド・テールズ・オブ・スパイダーマン』それもスパイものなマイナス1号を思い出す俺オールドファン)。

>kikkaさん
マーヴルのレギュラーシリーズのハードカバー版は「ソフトカバーより早く出る」ってだけで、中身は同じ……はずです(マーヴルのハードカバーは1、2冊程度しか持ってないので、最近のは違ってるかもしれませんが)。
ハードカバーは、「早く読みたい」「ハードカバーで揃えたい」って人以外は、まぁ、意味がないっちゃないですね。
「ハードカバーで刊行→しばらく置いてソフトカバー化」という、現行の流れは、できればスタれて欲しい文化ではあります(<『マーヴル・ゾンビーズ』が、売れてるのをいいことにハードカバーが延々とカバー替えで重版され続け、一向にソフトカバー版が発売されなかったのを未だに恨んでる人)。

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