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●最近の訃報。

2010.05.13 Thu

▼フラゼッタの訃報に寄せて、そして田亀源五郎:

 フランク・フラゼッタが亡くなりまして。享年82歳。

 ……こう、コミックブックのファンであるところのオイラは、フラゼッタという作家については「ゴールデン・エイジにDC(ナショナル)で『シャイニング・ナイト』他のコミックを描いてた作家」「ヴェロティック・コミックスの『デスディーラー』のイメージソースとなった絵を描いていた作家」とか、そういう程度の認識しかなくて。

 彼の描いたコミックにしても『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』の傑作選とかで読んでる程度で、あまり積極的に追ってはいなくてな。

 でー、彼のメインフィールドであるファンタジー・アートに関しても、テーブルトークRPGのパッケージや、ヘヴィ・メタルのアルバムのジャケットとかで見てはいるのだろうけど、割と「そういう絵」の1つとしてしか目に写ってなくて、あんまり個の作家として認識してなかったなぁ、と。
 むしろ、ポスト・フラゼッタなボリス・バレージョ(このカナ表記でいいのか)の方が、画風として解りやすくて(俺にとってはね)、そっちの方を追ってたな、と。

 要するに、フラゼッタという作家は、「すげぇ作家」という認識はあったけど、それは「ああいう系統の絵の始祖である」という知識を踏まえた上での「すげぇ」であって、「個の作家」として、その絵を見て「すげぇ」って思ってたわけじゃないのだよなぁ、と、気付いた。

 こう、「手塚治虫は神」とか言われてても、俺的には手塚よりもむしろ藤子不二雄を読んで育ってきた世代なので、『まんが道』とかでの描写で「手塚はすげぇ」という知識は刷り込まれていても、あんまりすすんで読まないし、それ故にあんまり実感として「すげぇ」って思ったことはない、ってな感じなのですが。
 フラゼッタに関しても、そんな感じなのであるな、と、一人合点してみた。

 多分、オイラよりも1世代前の1970年代のSF雑誌「スターログ」とか読んでた層の方が、フラゼッタという作家が亡くなったことを重く受け止めているのではないかしら。

 とはいえ、その存在と作品が後世に与えた影響の大きさなどは揺るがぬ功績であり、その業績に敬意を払い追悼の念を送りたく。


 で、フラゼッタ関連の記事を検索してみたところ、マンガ家の田亀源五郎氏のブログ[http://tagame.blogzine.jp/tagameblog/]に、実にすばらしい記事が掲載されていたので、リンクしてみる。この方は正に「スターログ」でフラゼッタを見てた世代ですな。

※一応、成人向けマンガの作家さんのブログで、そのような話題がふられたり、青年向け作品の書影なども掲載されているので、未成年者が閲覧する場合などは注意してな(ブログ自体にはレーティングとかは敷かれてないのだけれども)。

フランク・フラゼッタ逝去

画集"Conan, The Phenomenon"

 フラゼッタという、自分が大きく影響を受けた作家の死に対しショックを受けつつも、フラゼッタ以前の作家の存在についても触れて、その業績を過度に高いトコにおいてないのが冷静でよいのです。作家の業績は作品で見たほうが早い、とばかりに、定番の画集を紹介しているのもいい。

 ……この手の訃報の記事を書くときって、必要以上に業績をきらびやかに語ろうとするじゃないですか。ややもすると「空前絶後」「最高峰」みたいに、最上級の形容詞の大安売りになって(マンガのオビのダメな推薦文かよ)。心は揺れつつも安易な方に逃げない、というのは大事よね、と。

 ていうか、これらの記事を読んで「Conan, The Phenomenon」が欲しくなったので、その内Amazonで買うことを公言するものである(邦訳コミックラッシュが一息ついてからね)。

 実に取り留めなくオワル。
  
  
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コメント

*

>「大現象コナン」
もってますが重くてデカイっす。あとどっちかいうとハワードの伝記、特にコナンに焦点をあてた本ですね。スタン・リー・エンターテイメントがコナンの版権商品に手出そうとした時のゴタゴタとか面白いですけど。

*

>Captain Yさん
ちわす。コナンネタなんで、レスいただけるのを密かに待ってました。
>あとどっちかいうとハワードの伝記、特にコナンに焦点をあてた本ですね。
>スタン・リー・エンターテイメントがコナンの版権商品に手出そうとした時のゴタゴタとか面白いですけど。
なるほど、単なる画集じゃないのですか。その辺の話題はむしろ歓迎なんで、買うのが楽しみになってきました。
……多分、寝床で広げて読むだろうから、置き場所を明けとかないと。

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