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●最近の都条例とか。

2010.12.16 Thu

▼最近の都条例:

 こう、都条例がらみの例のアレは、軽はずみに何かいうのはどうも、と思ったので、特に声高に何かいうツモリはなかったのですが。

 ないというのに、なんか書き出したら相応に長くなって、「あぁ、結局俺は語りたいのか」と空を見つめてみる、そんなエントリ。


 てかまあ、「非実在青少年」の頃のエントリで書いたことの繰り返しになるのですが、

 その、例の都条例に対して、コミックス・コードを関連付けて何かしら語るのは、まぁいいと思うのですが。

 ただ、例の都条例は「行政機関が作った規制条項」であり、対してコミックス・コードの方は「法律でコードが作られることを危惧した業界有志が作った自主規制コード」であるという決定的な差異は案外に見逃されてね? とか思うのですが、どうか。

 ……ということにつきるのですが(面倒くさいので前のエントリからまんまコピペ)。


 あとこう、その辺のライターさんとか、マンガについて一家言ある知性派の方々が「この機会に乗じて、私の胸の内を語りつつ、学のあるところも見せちゃうぜ」的に、規制について色々と語るのは、まぁよろしいのですが(オイラもこないだの「非実在青少年」の時にさんざ語ったし)。

 ただ、中途半端な知識でアメリカン・コミックスの「コミックス・コード」を引き合いに出しちゃうのは、どうかと。

「コードによってアメコミは白黒がはっきりした勧善懲悪な物語ばかりになってしまいました」とかいう言説は、邦訳のヒーローもののコミックスをかじった程度の人ですら「ああこの人、アメコミを知らないで語ってやがる」的なことがわかっちゃうじゃないですか。みっともないと思うのね。


 っつーか、副知事とかに対して「あんたマンガ読んでないだろ!」ってツッコミを入れてる人らがさ、「あんたアメリカン・コミックス読んでないだろ!」って突っ込まれるような言動をしちゃってるのはおかしくね? と。


 ……ていうかこの手の話は、書いてる当人が間違っていることに無自覚だったりした上に、そもそも情報ソース(えらい人のエッセイとか、知り合いの外国人の話とか)すらも、無自覚に間違ってるという、「引用元にさかのぼっても間違ってる」という根深いアヤマチがあるんじゃないかと思う。


 あとこう、前の非実在青少年の時に、ツイッターが情報の拡散に貢献した感じだったのを受けて、今回の騒動でもツイッターで色々と「自分語り」をされてる方(+Togetterでそれらの発言をまとめてる方)がおられて、情報の拡散がなされてますが、一方でツイッターってばデマとか誤認の拡散の方にもヒドく貢献してね? とか思った。

 こう、ツイッターってば、「ソースの信憑性よりも、即時性の方を重視して語る」な人の言説が、「よくソースを調べて慎重に発言する」人の言説よりも広く早く拡散しちまうんじゃないかと思うのね。

(いや、オイラ個人はツイッターに手を出してないので、印象論とか推測に過ぎないのですが)

※あ、ちなみにオイラがツイッターに手を出さないのは、「絶対、調子に乗っていらんことを書く」ことを自覚して、自重してるからです。書き直しのできないメディアなんて、無理。このテキスト自体、何度も何度も書き直してるし、ブログに載せた後も読み返して手を入れるし。

 今回のことが、条例への反対運動をされている方々のいい方に転ぶことを、まぁ、割と願ってはいるのですが、一連の騒動が収まった結果、自国の文化は守られたけど、他国の文化に対する誤解が物凄く広がった、とかいうことになったらいやだなぁ、と、思う。


 ていうか極論になるけどさ、各出版社が足並み揃えて東京国際アニメフェアに参加しない、とかいうことをするぐらいなら、業界内で足並み揃えてコミックス・コード作っちまわないかな、と思った。

 いや、コミックス・コードで全マンガを規制すんじゃなくてね、児童(まあ、小学校低学年くらいまで)向けのマンガに関するコードを作るの。当然、青年マンガとか成人マンガとかの大人の読むモンは、コード適用外な。

 要は「そういうのが気になる親御さんはコミックス・コード認可証のついてる本だけ子どもに読ませましょうぜ?」っていう。

 条例で規制して、天下りの役人とかが運営する検閲団体に金払うよりは、業界内でコミックス・コード・オーソリティを作って運営した方がマシだと思うんだけどさ(あくまで「マシ」ってだけね)。


 あと、この間連のTogetterを辿っててみつけた、「台湾マンガの法律による表現規制」の話と、それに対する台湾の本職の編集者からの冷静なツッコミが面白かった。

 こう、「コミックス・コードでアメコミはひどいことになった!」っていってるコミックファンと、「いやコミックス・コードだけが悪いわけじゃないから」的なツッコミを入れる人とのやりとりをホウフツとさせるというか。
  
  
 以上、毎度まとまりなく。
  
  
▼追記:
 ウチのブログの過去のコミックス・コード絡みのエントリを読んでみたい、という奇特な方におかれましては、右の方にある「検索フォーム」バーで、「コミックス・コード関連」のキーワードにて検索をかけてみてください。
  
  
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タグ:コミックス・コード関連

コメント

*

この台湾マンガの話とツッコミを読んで感じたのは、自国のマンガを「ダメだ/ダメになった」と言い切っちゃう人ってどこにでもいるなあ、と。私自身も今年の夏に偶々出会った韓国人のSFマンガファンの方が、「90年代の金融危機で韓国漫画出版市場は壊滅した」みたいなことを言い切っちゃうんで、今でも小さな韓国マンガ市場で頑張ってるマンガがこんなにあると、扇動したい私としては困っちゃいました(笑)。

*

>小笠原さん
>自国のマンガを「ダメだ/ダメになった」と言い切っちゃう人ってどこにでもいるなあ、と。
いますねぇ、そういう人。
自分も、1990年代のアメコミがちょいと元気がなかった時期に
「もう滅びる」発言をしてたアメリカの人に会ったことがありました。
オイラ個人はそんなことはかけらも思ってなかったんで、
やっぱり「アメリカの人にそういうこと言われると、こっちの立場が……」
とか思ったことを思い出しました。

色々バッサリ切り捨てて「終わってる」とか言い切るのは
割と自己陶酔できちゃうんで、ついつい言いたくなるのだろうな、と
分析しつつ、自分も気を付けようと、他山の石としてみたり。

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