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●最近のデアデボー。

2011.03.09 Wed

▼「ボーン・アゲイン」前後のデアデビルのハナシ:

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『デアデビル:ボーン・アゲイン』の邦訳版を買うた。読んだ。泣いた(最近、涙もろくてイカン)。

 でー、特に意味もなく(と、いうことにしといてください)、「ボーン・アゲイン」前後の『デアデビル』の流れについて、何となく書き留めておこうと思ったので、そのようにするエントリ。

 きちんとした文章を書くのはメンドいので以下、箇条書き。


・本作を担当したフランク・ミラーが、レギュラーで『デアデビル』のライターを務めていた時期(いわゆる「フランク・ミラー担当期」)は、同誌の第168~191号[1981/1-1983/2]の約2年間(実際にはミラーは第158号[1979/5]からペンシラーとして『デアデビル』に参加しているが、本稿ではライターとしてのミラーの話をしてるので、第168号からとしておく)。

・今回翻訳された「ボーン・アゲイン」のストーリーラインは、『デアデビル』第227~233号[1986/2-1986/8]に掲載されたものであり、上記の「ミラー担当期」には該当しないことに注意。

・ちなみに、「ミラー担当期」の後から「ボーン・アゲイン」の直前までの期間は、デニス・オニールがライターを担当していた。オニールは、ミラー担当期の『デアデビル』誌の担当編集者でもある。

・ぶっちゃけ、オニール担当期の売上げは、ミラー担当期ほどには芳しくなかったようであった。「ボーン・アゲイン」の企画は、デニス・オニールをレギュラーから下ろすと同時に、ミラーに短期間『デアデビル』誌を書かせることで、シリーズのテコ入れを計る……といった営業上の要請もあったのではないかと思われる(筆者の推測なので、そのまま鵜呑みにはしないように)。

・なおミラーはこの時期、ビル・シンケビッチと組んで、『デアデビル:ラブ&ウォー』や、『エレクトラ:アサシン』といったアート色の強い作品(&『デアデビル』関連作品)を手がけていた。ミラーの『デアデビル』オンゴーイング・シリーズへの参加は、それらのシリーズへのプロモーションも兼ねてたのだろうと思う(推測ばかりですね)。

※『ラブ&ウォー』の刊行月は不明だが、『エレクトラ:アサシン』は、「ボーン・アゲイン」最終回と同月に出ている[1986/8]。……多分、タイミングを合わせて出してると思う。

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『エレクトラ:アサシン』は個人的にはミラー作品で1、2を争うくらい好きな作品なのに、
単行本が在庫なしでマーケットプレイスで無駄なプレミアがつけられてるだと? 
呪われよ!


・なお、今回の邦訳版にも収録されている「ボーン・アゲイン」直前の『デアデビル』第226号は、前任のオニールとミラーの共著になる。ミラーが「ボーン・アゲイン」を書く上で、それまでのオニールによるストーリーラインの引き継ぎなんかは、この時点でなされたのではないかと思う。

・邦訳本の解説にも書かれているが、この以前の『デアデビル』(オニール期)では、マットの恋人の自殺だの、マットとフォギーの弁護士事務所がツブれるだのといった鬱展開が続いていた。

・オニール的には、「さあ、マットをどん底まで突き落として、そこからはい上がるドラマを書くぜ!」的な展開を志向してたのだろうが、まあ、その辺のはい上がりのドラマは「ボーン・アゲイン」にてミラーが引き継ぐこととなる。

・ちなみに、同時期のデニス・オニールは『アイアンマン』誌の方で、「トニー・スタークの転落&アイアンマン引退」という、「どん底からはい上がるドラマ」を手がけていた。「どん底からのはい上がり」展開大好きだな、オニール(ていうか、グリーンアローの焼き直……)

・こう、オニールが降板せず、『デアデビル』を書き続けてたら、多分、『アイアンマン』みたいに、1、2年かけて「はい上がり」を書いてたのではないかと、個人的には思う(どうでもよいですね)。

・あとミラーは「ボーン・アゲイン」の半年前の『デアデビル』第219号で、ゲストとして1話だけライティングをしてた(表紙も描いてる)。でもって翌号の第220号からデビット・マツケリーが『デアデビル』誌のレギュラー・アーティストに就任している。ニアミス。

・なおマツケリーは「ボーン・アゲイン」ストーリーラインをもって、『デアデビル』のレギュラー・アーティストを降板した。

・で、「ボーン・アゲイン」ストーリーラインの後の『デアデビル』誌のライターは、数人のゲストをはさみつつ、第238号から新たにアン・ノセンティが担当することとなる。彼女は『デアデビル』第291号までの4年強の期間に渡り連載を続けた。

・ノセンティ期は、ジョン・ロミータ・ジュニアがレギュラー・アーティストとして参加したり、ブラックハート、タイフォイド・メアリーといった新キャラクターが登場したことで知られている(……すいません、この時期の『デアデビル』は、飛び飛びでしか読んでないので、ノセンティ期のストーリーラインがどのような流れだったかは把握してません)。

・ともあれ、4年間も連載を続けられた、という事実と、ネットの評判などを読む限りは、それなりに高評価を受けていたのであろう事は推測できる(※なんか上から目線っぽい書き方になっていることを、この時期の『デアデビル』ファンにお詫びします)。

・ノセンティ期は、「ボーン・アゲイン」の流れを受けて、「デアデビルvs.キングピン」の構図のストーリーは続いていた模様。ただし直接的な対決ではなく、キングピンの支援してる会社とマットが法廷で対決したり、キングピンがタイフォイド・メアリーやブルズアイといった暗殺者を送り込む、とかいう「間接的な対決」がメインだった様だ。

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これも在庫なしかよ! 
呪われよ! 呪われよ! 呪われよ!



・キングピンとデアデビルとの「直接対決」は、ノセンティがライターを降りた後の『デアデビル』第297~300号にかけて展開された「ラスト・ライツ」ストーリーラインにておこなわれた。この話は、「ボーン・アゲイン」で言及されてたとある品物が、意外な形で再登場したり、キングピンの転落の様が「ボーン・アゲイン」の裏返しであったりするところが、個人的に好き(コイツは読んでるのだぜ<いばるな)。

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これも在庫(中略)われよ!


 まあ、そんな感じ。
  
  
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コメント

*

おひさしぶりです(前のコメントの返信です)

>「ボーン・アゲイン」前後の『デアデビル』の流れについて、何となく書き留めておこうと思ったので
こういうの凄い助かります。
ボーンアゲインの解説書もこういうところにもっと力入れてもいいと思うんですよね。読みきりでないオンゴーイングのエピソードの邦訳だったわけですし。
最近の邦訳はそのあたりの解説に物足りなさを感じます。

>これも在庫なしかよ!
んでこう関連タイトルを挙げてもらっても在庫がないのは非常にむずがゆいですな。
邦訳でデアデビル熱が出てきたのに直近の話が読めないんで、おとなしくベンディス期を読んだりしてます。(これもいきなりキングピンが盲目になってて困ったんですが)

*

>匕首さん
 好評頂きまして、ありがとうございました。
 解説冊子の方は、まあ、誌面に限りがあるものですし、アレコレ全部を網羅するのも難しいのでしょうね。

 あと「ボーン・アゲイン」は新展開に向けて、これまでの伏線を一旦リセットする話でしたから、「この後どうなったか」の解説って、あんま意味がない気もしますし。

 ちなみにこの記事書いてて、オイラ自身もこの前後の時期のデアデビルを読みたくなったのですが、結局、ベンディス期のTPBを買いそうです。
 さすがに日本での展開に合わせて、マーベルが過去作の再版をしてくれるこたぁないでしょうしね……。
  
(ていうか、どっかにキングピンさんの流転の様をまとめたページとかないかなぁ……できれば息子のローズさんのグダグダな流れの説明も込みで<ローズさんが頭を剃って2代目キングピンになった話って、もはや黒歴史?)

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