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●これからのDCコミックス・怪奇編2。

2011.06.08 Wed

▼続きー:

 引き続き、DCが追加発表した怪奇系コミックスの感想とか。


・『スワンプシング』
 作:スコット・スナイダー、画:ヤニック・パッケット。前の『スワンプシング』オンゴーイング・シリーズ(スワンピーの娘が主役の方)終了以来、割と塩漬けにされてたコンテンツであるところのスワンプシングをDCユニバースに帰還させて再生するぜ、な企画。

 まあ、かつてヴァーティゴ・ユニバースを緩やかに形成していた作品群、「スワンプシング」「ドリーミング」「ヘルブレイザー」といった世界が、その後作家性の名の下に明後日の方向に作品世界を拡大して、「ユニバース? なにそれ?」な状態と化してたここ数年を振り返るに。それらのコンテンツが築いてきた「世界観」という資産をDCユニバースに還元するというのは、ビジネスとして非常に正しいことだと思います。

「スワンプシング40周年だよ!」とか銘打ちつつ、スコット・スナイダーに書かせれば、序盤の滑り出しはもらったも同然ですので、後はスワンピーの世界観に重くのしかかる「アラン・ムーアの影」をいかに振り切るかがガンバリどこだと思います。

 っつーか、ヴァーティゴ版の設定は、どの程度還元すんだろ。奥さんとか娘さんとか、出てくるのかしら。


・『ジャスティスリーグ・ダーク』

 作:ピーター・ミリガン、画:マイケル・ジャニン。デッドマン、ジョン・コンスタンティン、マダム・ザナドゥー、シェイド・ザ・チェンジングマンら怪奇系ヒーロー(っつーかヴァーティゴに出向していた面々)による新チーム、ジャスティスリーグ・ダーク(チーム名ダサくね?)の活躍を描く新シリーズ。表紙イラストの中央左にいる女性はザタンナさんかしら。背景にいる緑のフードの女性は、敵キャラ? 緑の怪奇系キャラといえばエンチャントレスかキルケーだけど。むぅ。

 とりあえず、ピーター・ミリガンが、こいつらひと癖もふた癖もあるキャラクターを使ってヒーローものを書く、という時点でワクワクしてますが。……問題は、やはりヴァーティゴ版の設定がどの程度汲まれているのか、だな。

 いや、新規読者にも向けた新創刊タイトルである以上、あまり過去のコンティニュイティに依存しない感じで話を進めるんだろうけど。

 ……っつーか、こいつらがジャスティスリーグに加入するとなると、オイラが密かに進めてる「ジャスティスリーグ全メンバー名鑑」同人誌の新規テキストが無駄に増えることに!(知るか)。


・『アニマルマン』

 作:ジェフ・レミーレ、画:トラベル・フォアマン&ダン・グリーン。おなじみヒーロー兼家庭人なバディ・バーカーさんことアニマルマンの新オンゴーイング・シリーズ。

 表紙イラストが「血管のようなものに絡められてるアニマルマン」ですが、これはヴァーティゴ版『アニマルマン』の頃に提示された「レッド」の設定をイメージしてるのかしら。

 あ、レッドというのは、「世界中の動物たちの潜在意識と繋がってる領域」みてぇなモンで、アニマルマンは、この領域にアクセスすることで動物パワーを引き出すことができるのです。

※アニマルマンのパワーの原理はグラント・モリソンの提示した「自身の肉体の周囲に変異遺伝子力場(Morphogenetic Field)を展開し、フィールド内の動物のパワーにアクセスする」という設定もありますが、どっちの設定が正しいってこともなく、「ライターの都合とか気が向いた方」がその都度選択されるので、深く追求したら負けです。

 こう、スワンプシングが「グリーン」と呼ばれる意識領域を介して世界中の植物たちと交感できるのと同質の能力ですな(てか、パクr……)。ちなみにアクアマンは「クリアー」と呼ばれる領域にアクセスすることで、世界中の水棲動物と意思の疎通ができます(※ピーター・デイヴィッドの『アクアマン』誌上で提示された設定で、ヴァーティゴ版『アニマルマン』の設定を発展させて創出された設定)。

 今回の話は、バディさんの娘のマキシンちゃんが謎の超能力を発現させてあら大変とかいう話のようで。「家族的なヒーロー」であるアニマルマンさんの話としては王道なのではないでしょうか。

 ……そういや、ヴァーティゴ版の『アニマルマン』の末期は、マキシンちゃんをご本尊に新興宗教を拓いて、信者と一緒にアメリカ横断とかしてましたっけね(※あくまでヴァーティゴ版『アニマルマン』の話で、DCユニバースのアニマルマンにはそんな事実はないので注意)。


・『デーモン・ナイツ』
 ……なんか中二病っぽいタイトルですね。作:ポール・コーネル、画:ディオゲネス・ネビス&オクレール・アルバート。中世を舞台にエトリガン・ザ・デーモンがチームを編成してキャメロットの陥落に立ち向かうぜ、的な話な模様。

 中世を舞台ってのがどのような具合になるのかが、個人的な注目ポイントですか。DCの中世チャンバラ系ヒーローとかがチームに加わってくれるといいなぁ、とか。


・『フランケンシュタイン:エージェント・オブ・SHADE』
 作:ジェフ・レミーレ、画:アルベルト・ポンティセリ。このところ微妙に露出してきたヤング・フランケンシュタインさんが、ついにオンゴーイング・シリーズを獲得。……大丈夫か、大丈夫なのか? 謎の政府秘密組織SHADEに所属するフランケンシュタインさんが、奇妙な事件に立ち向かうぜ! ……要するにヘルボー(略)

 レミーレだから、きっとなんとかしてくれる、ような気がする。


・『リザレクションマン』
 我々は大事なことを見逃していたのかも知れない! 見たまえ、『リザレクションマン』の表紙を! この表紙には、リザレクションマンのトレードマークである、「帽子」が描かれていない! これはすなわち新シリーズではミッチさんの分身とも言える「帽子」を巡り、ミッチさんと謎の組織が丁々発止の大活劇を繰り広げる話になるのだよ!(タワゴトはそこまでだ!)


・『アイ・ヴァンパイア』
 作:ジョッシュ・フィアルコフ、画:アンドレア・ソレンティーノ。DCのマイナー吸血鬼キャラ、アンドリュー・ベネットさん主役の新シリーズ。

 オリジナルはJ.M.デマティスが怪奇コミックアンソロジー誌『ハウス・オブ・ミステリー』に連載していた吸血鬼もの。16世紀、善良な荘園領主アンドリュー・ベネットさんが吸血鬼になっちゃって。でー、この悲しみを共有すべく恋人も吸血鬼になってくれたのはいいけど、この恋人が中二病に大感染しちゃって「わたしは吸血鬼の女王! メアリー クイーン・オブ・ブラッドよ!」とかいいだして、吸血鬼軍団を編成、ベネットさんは渋々同族殺しの終わりなき旅に出るのだぜ、とかいう話。

 物語的には、『ハウス・オブ・ミステリー』誌での連載分でキレイに完結してたんだけど、後にデマティスの『ドクター・フェイト』誌上で、「最終回で死んでなかったぜ!」とかいう少年マンガ的な展開でベネットさん再登場。しかも今度はベネットさんが中二病をこじらせて「不老不死の我が身が……呪わしい! 死がかなわぬこの身なれば……世界を道連れにしてくれようぞ!」的に、魔法のフルートで世界を滅ぼそうとするヤッカイさんに転身。でも、デマティスお得意の「神の愛」でベネットさんは悟りを開いて昇天しましたとさ。めでたしめでたし。

 が、近年のミニシリーズ『テールズ・オブ・ジ・サスペンス』誌上で、突然ベネットさん大復活。「いや、死なせてあげなさいよ」と古参読者のツッコミをいただいたりしたという。

 長々と書きましたが、まあ、この新シリーズは、オリジナルの話形に復帰して、吸血鬼の女王と化した恋人から人類を救うために孤独な戦いを続けるベネットさんの話になる模様ですね。……わりとありがちっちゃありがちなこの話形が、「吸血鬼もの」のインフレ状態な現状のアメリカン・フィクションにおいて受けるのかしら、とかいう疑問を抱いておりますが。どうだろ。


・『ブードゥー』
 作:ロン・マーズ、画:サミー・バスリ。今は亡きワイルドストームの『ワイルドキャッツ』から何故かスピンオフ。異星人とのハーフであるブードゥーさんの話。なぜブードゥー、しかもなぜロン・マーズといった感じですが。つか、怪奇コミックの枠で紹介していいのか。

 ワイルドストーム系では、『グリフター』も新シリーズを獲得するとかいう、もっともらしいウワサもあるようですが。さて。
  
  
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コメント

*

レミーレとスナイダーの出番が増えるのは良い事ですな

*

> ブードゥー
> ロン・マーズ

ロン・マーズは最近では『ウィッチブレイド』誌でオカルト系の話をやりつつ、トップカウ・ユニバースの設定を整備してたりするので、その手腕を買われての抜擢なのかと。やや期待!

*

>レミーレとスナイダーの出番が増えるのは良い事ですな
普通の人事異動ですと、才能ある作家を一線に引き上げようと思っても、枠が空くまで、まったりする必要がありますが、
今回のリランチは一斉に椅子取りゲームしてる感じというか、色々すっ飛ばしてレミーレとかに「いい椅子」が回されてる感じで、なかなか興味深いですね。

それこそ「リランチの創刊号のライターを任される」なんてのは、一生に一度あるかないかの機会なんで、人気作品に起用された人たちには頑張って欲しいものです。

ロブ・ライフェルドも、タマには頑張って描いてくれないかなぁ……。

>ロヒキアさん
>ロン・マーズは最近では『ウィッチブレイド』誌でオカルト系の話をやりつつ、トップカウ・ユニバースの設定を整備してたりするので、その手腕を買われての抜擢なのかと。やや期待!
あー、今回の『ブードゥー』のアナウンスを見て、なんとはなしに思い出したのがマーズの『ウィッチブレイド』でした。表紙もなんだか『ウィッチブレイド』みたいでしたし。

いや、ロヒキアさんのレビューで知ってるだけで、実際には読んでないので、アレコレ語れないのですが(汗)。

まあ、マーズのいつもの「突然すごい超能力を得た割と普通の人が、能力の謎に巻き込まれつつ、日常を送るぜ!」なソレになってくれればそれでいいや、と。マーズのオンゴーイングを読むのも久しぶりだし。

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