●「古参ファンvs.初心者」な日々。
2011.08.30 Tue
▼「どーよー、サイモン・ファーマンどーよー?」の巻:
ふと、「オイラはIDWのコミック版『トランスフォーマーズ』は、『オール・ヘイル・メガトロン(AHM)』から継続して読むようになったので、『AHM』以前のサイモン・ファーマンの書いてる頃のIDW版『トランスフォーマーズ』にあんまり思い入れがない」ことに気づいた。
っつーかむしろ、「サイモン・ファーマンの頃のIDW版『トランスフォーマーズ』って、短編の『スポットライト』はともかくとして、本流の方、特に地球を舞台にしてる方は、なんか地味じゃね?」とか、「第1作の『インフィルトレーション』とか、前半部トランスフォーマーズが全く変形しないし、よりにもよってオートボット側の主役キャラがラチェットだわで、地味果てしなくね?」とか、「キャラは立ってるけど、物語の展開は、割とご都合主義とか運とか敵の自滅とか、割と多くね?」とかいう、ファーマン期に大して割合ネガティブな感想を抱いてたりするのですが。
――いや、『AHM』だってご都合主義とか運とか盛られてるけどさ。でもファーマンの『レベレーション』で、敵の企みをオートボット側が知ることが出来たのが「何でも知ってる万能マシーンに問い合わせしたから」ってのは、ちょっと、度を超してね? とか、「実体のあるホログラム」便利過ぎね? とかね。
まぁその、そもそもが『AHM』以降の『トランスフォーマーズ』の物語自体、ファーマン期の展開や伏線をバッサリ切り捨てたり真逆の方向に持ってく、とかいう形で話を転がしてる感じじゃないのさ。
少なくともオイラはそう思うねん。――だいたい『AHM』の「人類vs.ディセプティコンズ全面戦争」ってコンセプト自体、人類を裏から操ろうとしてたファーマン期のディセプティコンズの方策と180度異なるし。
キャラ関連にしても、ファーマンの構想ではすげぇ大活躍するはずだったハンター・オニオンのあんまりな末路とか、割といい感じのサブキャラだったフォートレス・マキシマス(とガーラス9)のあんまりな扱いとか、カップさんの妙な持ち上げられ方とか、すっかり放置されてるダイノボッツとか。
でー、そうした『AHM』以降の「ファーマン期バッサリ」な作風が、オイラにとってのIDW版『トランスフォーマーズ』のファースト・コンタクトであったが故に、そっからさかのぼってファーマン期を読んじゃうと、ネガティブな印象を抱いちゃうのかもね、と、分析してみたのですが。まあ、言い訳ですね、はい。
でー。
こーいうことを表明すると、ファーマン期から――ひるがえってはマーベル版『トランスフォーマーズ』からの――コミック版『トランスフォーマーズ』の古参ファンにしてみれば、「何抜かしてやがるこのニワカ」とか、突っ込まれるだろなぁ、と、思うのさ。
(あ、ちなみにオイラはマーベル版『トランスフォーマーズ』はタイタン・ブックス版のTPBを2、3冊、あとコミックブックを数冊読んでる程度で、コミック版『トランスフォーマーズ』の伝統みたいなもんへの思い入れもないのさ。実は)
いや、古参ファンがみんなファーマン好きとは限らないけどさ。なんつーかファーマンは、『X-メン』のクリス・クレアモントみたいに、「作風が嫌いな人からも、その功績は評価されてる」系の、レジェンドな作家だと思うのね。だから軽はずみに「ファーマン期って微妙よね」とか、発言すべきでないことは理解してるけど。でも、何となくいってみた。
そのさ、なんつーかオイラ、DCコミックスというジャンルにおいては古参ファン面をしてて「最近の若者は」だの「あの作家の歴史的な功績は」だの「昔のコミックは面白かったんやで」だのとジジイくさい発言をしたりもするじゃないすか。
そのオイラが、コミック版『トランスフォーマーズ』においては、初心者面でファーマンの過去の偉業をガン無視して、「IDW版のファーマン期は微妙じゃね?」とかいう話をしてるっつー、逆転が面白いなぁ、と、思ったのさ。
――いや、この「面白いなぁ」という感覚を説明するためにダシにされたファーマンはいい迷惑なのは重々承知してます。すみませんね、ファーマンさん(どのツラでいいやがる)。
あ、一応いっとくけど、ファーマン期には「微妙」な印象を抱いてるけど、全否定ってわけじゃないのよ? 『ストームブリンガー』とかの「サイバートロニアンしか出てこない話」は好きよ? 思わずサンダーウィングさんのトイを買っちゃうぐらいには(あ、無論、新作の方のサンダーウィングね。プリテンダーのサンダーウィング卿とか買えませんから)。
……つか、こないだはデニス・オニールの『GL/GA』をあんましアレだの何だのといって、今度はサイモン・ファーマン微妙よね、ですか。こう、次々に権威に噛みついてく狂犬ですか、俺は。
ふと、「オイラはIDWのコミック版『トランスフォーマーズ』は、『オール・ヘイル・メガトロン(AHM)』から継続して読むようになったので、『AHM』以前のサイモン・ファーマンの書いてる頃のIDW版『トランスフォーマーズ』にあんまり思い入れがない」ことに気づいた。
っつーかむしろ、「サイモン・ファーマンの頃のIDW版『トランスフォーマーズ』って、短編の『スポットライト』はともかくとして、本流の方、特に地球を舞台にしてる方は、なんか地味じゃね?」とか、「第1作の『インフィルトレーション』とか、前半部トランスフォーマーズが全く変形しないし、よりにもよってオートボット側の主役キャラがラチェットだわで、地味果てしなくね?」とか、「キャラは立ってるけど、物語の展開は、割とご都合主義とか運とか敵の自滅とか、割と多くね?」とかいう、ファーマン期に大して割合ネガティブな感想を抱いてたりするのですが。
――いや、『AHM』だってご都合主義とか運とか盛られてるけどさ。でもファーマンの『レベレーション』で、敵の企みをオートボット側が知ることが出来たのが「何でも知ってる万能マシーンに問い合わせしたから」ってのは、ちょっと、度を超してね? とか、「実体のあるホログラム」便利過ぎね? とかね。
まぁその、そもそもが『AHM』以降の『トランスフォーマーズ』の物語自体、ファーマン期の展開や伏線をバッサリ切り捨てたり真逆の方向に持ってく、とかいう形で話を転がしてる感じじゃないのさ。
少なくともオイラはそう思うねん。――だいたい『AHM』の「人類vs.ディセプティコンズ全面戦争」ってコンセプト自体、人類を裏から操ろうとしてたファーマン期のディセプティコンズの方策と180度異なるし。
キャラ関連にしても、ファーマンの構想ではすげぇ大活躍するはずだったハンター・オニオンのあんまりな末路とか、割といい感じのサブキャラだったフォートレス・マキシマス(とガーラス9)のあんまりな扱いとか、カップさんの妙な持ち上げられ方とか、すっかり放置されてるダイノボッツとか。
でー、そうした『AHM』以降の「ファーマン期バッサリ」な作風が、オイラにとってのIDW版『トランスフォーマーズ』のファースト・コンタクトであったが故に、そっからさかのぼってファーマン期を読んじゃうと、ネガティブな印象を抱いちゃうのかもね、と、分析してみたのですが。まあ、言い訳ですね、はい。
でー。
こーいうことを表明すると、ファーマン期から――ひるがえってはマーベル版『トランスフォーマーズ』からの――コミック版『トランスフォーマーズ』の古参ファンにしてみれば、「何抜かしてやがるこのニワカ」とか、突っ込まれるだろなぁ、と、思うのさ。
(あ、ちなみにオイラはマーベル版『トランスフォーマーズ』はタイタン・ブックス版のTPBを2、3冊、あとコミックブックを数冊読んでる程度で、コミック版『トランスフォーマーズ』の伝統みたいなもんへの思い入れもないのさ。実は)
いや、古参ファンがみんなファーマン好きとは限らないけどさ。なんつーかファーマンは、『X-メン』のクリス・クレアモントみたいに、「作風が嫌いな人からも、その功績は評価されてる」系の、レジェンドな作家だと思うのね。だから軽はずみに「ファーマン期って微妙よね」とか、発言すべきでないことは理解してるけど。でも、何となくいってみた。
そのさ、なんつーかオイラ、DCコミックスというジャンルにおいては古参ファン面をしてて「最近の若者は」だの「あの作家の歴史的な功績は」だの「昔のコミックは面白かったんやで」だのとジジイくさい発言をしたりもするじゃないすか。
そのオイラが、コミック版『トランスフォーマーズ』においては、初心者面でファーマンの過去の偉業をガン無視して、「IDW版のファーマン期は微妙じゃね?」とかいう話をしてるっつー、逆転が面白いなぁ、と、思ったのさ。
――いや、この「面白いなぁ」という感覚を説明するためにダシにされたファーマンはいい迷惑なのは重々承知してます。すみませんね、ファーマンさん(どのツラでいいやがる)。
あ、一応いっとくけど、ファーマン期には「微妙」な印象を抱いてるけど、全否定ってわけじゃないのよ? 『ストームブリンガー』とかの「サイバートロニアンしか出てこない話」は好きよ? 思わずサンダーウィングさんのトイを買っちゃうぐらいには(あ、無論、新作の方のサンダーウィングね。プリテンダーのサンダーウィング卿とか買えませんから)。
……つか、こないだはデニス・オニールの『GL/GA』をあんましアレだの何だのといって、今度はサイモン・ファーマン微妙よね、ですか。こう、次々に権威に噛みついてく狂犬ですか、俺は。
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