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●最近読んだ本。

2007.03.14 Wed

戦争はいかに「マンガ」を変えるか―アメリカンコミックスの変貌 戦争はいかに「マンガ」を変えるか―アメリカンコミックスの変貌

小田切 博 (2007/03)
エヌティティ出版
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 っつー訳で(何が?)、昨日、神保町で売ってたので買ったー。

 さっき読み終わったー。

「テロ」と「戦争」と言う現実を前にした、アメリカン・コミックスの作家や、出版社たちの対応や変革を、同時期の日本のマンガの反応、以降のアメリカン・コミックス市場の変質なども絡めつつ、語っていくドキュメント──ってのは、版元の書籍紹介テキストを横目で見つつ、大雑把にまとめた内容ですが。

 中身は大まかに3部に分かれてまして、まず第1部は、「そもそもアメリカン・コミックスとは」的に、アメリカン・コミックスの大まかな輪郭と体質、日本のマンガと異なる点、似てる点などを挙げつつ。

 第2部は「9/11」前後のコミック市場の流れや、テロが作家たちに与えた直接的な影響の叙述、第3部が9/11以降のコミック業界の変質について、と言った具合。

 当たり前ですが、アメリカン・コミックスを良く知らない読者に対して書かれてますんで、各用語やタイトル名、作家名などには、一々注釈を付けて丁寧に語ってます。

 こう、もともとの発売予定日から大幅にずれて発刊されたこの本ですが、この辺の注釈や、無闇に充実した巻末の参考資料一覧あたりをきちんとすんのに時間がかかってたんじゃねぇかなぁ、とか邪推してみる。

 なんつーか、これまで「箱男」ブログを読んできた人とかですと、ブログの方で掲載されてた翻訳テキストが、こう、ジグソーパズルのピースがはまってくみてぇに、次々に有機的にリンクしてくのを見ていく楽しみもありやす。

 あと、紹介されてた資料が、適切な場所で引用されてるのを見て「うむ、やはりここで『コミックブック・ネイション』来たか」とか、頷いたり、参考資料一覧に、日経BP社のあのクソ高いハーストの伝記が載ってるのを見てニヤリと笑う、といった楽しみ方もありますな。<お前だけだ。

 とりあえず、アメリカン・コミックスに興味のある人は、アメコミに対する認識が数段深まり、目からウロコがペロペロ落ちる、良い本ですよ。

 こう、本書のサポートページも、気づけば出来てるようで。

 とりあえず、サポートページにおきましては、P98の「ダニー・ドノヴァン」と、P131の「ダイナミック・フォース」の注釈を希望したく。

 まとまりも無く、オワル。
  
  
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タグ:資料本 コミックス・コード関連

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