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●特にタイトルを思いつかない日々。

2011.11.18 Fri

▼本日のTUKKOMI、の巻:

 ブログのネタにするために、 『まんが ホントに知らない映画ドラマ&漫画アニメ&特撮秘密大全DX』を買ったぞ、という話。


 知らない人のために一応書いときますと、この本の中には、10ページのマンガ(原作:昼間たかし)と、4ページのテキスト(作:昼間たかし)という構成で、マーベル・コミックス社の歴史を書いた記事が掲載されているのですね。

 で、この記事の内容がね、「アメリカン・コミックスを中途半端にかじったライターの書く誤った文章」の見本みたいなもんなのですよ。教科書載せたいくらい(何の教科書だ)。

 そんなわけで、買った本を値段分楽しむべく、この記事をサカナにテキストを書くぜ、というエントリ(悪趣味)。


 まず、マンガ部分で「ありがちなミス」をしてる箇所を挙げてきますか。


ありがちなミス1「固有名詞を間違える」:

 この記事の場合、1ページ目の開口一番、Marvel Comicsを「マーベル・コミック」と書くミスをぶっ放してます。……なんで半可通の人って、勝手に固有名詞を作るんだろね。

 その、例えばオイラがプレステのゴシップ記事を何ページか任された編集者だとして、記事を発注したライターが1行目の冒頭から「ソニー・コンピュータエンターテイメント」とか書いてやがったら、そのライターに2度と記事を発注しないと思うのですよ。

 いくらゴシップ記事でも、取材対象の名前はきちんと書いとくのは最低限の礼儀だと思うのよ。

 でも、この記事に限らず、中途半端な知識で書かれるアメリカン・コミックスのテキストってのは「マーベル・コミック」「DCコミック」「コミック・コード」とかいう、間違った固有名詞がまかり通っているのよね。――こういうミスをするライター、そのテキストを通した編集者共に、仕事で使ってるパソコンのキーボードの「S」が効かなくなればいいと思いまう。

 
・ありがちなミス2「複数のレーベル、ブランドで出されてるコミックスを混同する」:

 えー、このマンガの中ほどに、

「初代スパイダーマンの原作といえば 育ての親メイおばさんが瀕死の重傷を負ったとき 悪魔と契約して その生命を救う代償に 今までの過去を全て なかったことにされている」(全て?)

「二代目スパイダーマンの正体が判明 その正体はマイルス・モラレスという 10代の黒人少年であった ヒーロー=白人というのが定番だっただけに ファンには新たな衝撃が走っている」(定番!?)

 という記述が、同じ見開き内に書かれてるのですね(面倒くさいので記述の内容自体には突っ込みません)。

 ただこの記述、前者は「マーベル・ユニバース」のスパイダーマンのことで、後者は「アルティメット・ユニバース」のスパイダーマンのことなんですよね。詳しく語ると長くなるので、詳細はこちらのブログ(愛読してやす)のエントリを読んでいただければ良いかと思います。

 その、どうもこの記事を書いたライターは、この2つの異なるユニバースのスパイダーマンを「同一世界の、それぞれ初代、2代目のスパイダーマン」だと思いこんでるようです。実にユニークで柔軟な発想の方ですね。残念な方向に(ていうか上記のエントリは、正にそういう勘違いで書かれた記事への警鐘として書かれたものなのに、その、見て欲しい人って、見てくんないよね)。

 つか、マーベル・コミックスが「マーベル・ユニバース」「アルティメット・ユニバース」「アドベンチャーズ・ユニバース」「MAX」「マーベル・ナイツ」……等々の、複数のレーベルを持っていて、それぞれの世界観は「似ているようで異なる別の世界観」だったり、「マーベル・ナイツは基本的には通常のマーベル・ユニバースと同じ世界観を共有してる」、とかいうややこしいソレは、現代マーベルのコミックブックを読む上で、初心者が戸惑う設定なわけですが。

 その、お金もらってマーベル・コミックス社のトリビアルな記事を書いてるプロのライターが、そうした初心者レベルの誤った認識をしてるというのは、どうなんでしょね、と。

 っつーか、素直に「スパイダーマン 死」とかいうキーワードでググれば上記のブログのエントリが出てくるんで(検索結果2ページ目あたりですが)、それをコピペしちまえば間違いないのに、どうしてそこで手を抜いて、自分の知識だけで書こうとするんでしょうね(<待て)。

 同様に、「プレ・クライシス」「ポスト・クライシス」を混同する、「ヴァーティゴ・バース」を「DCユニバース」と同一視する等々、実際にコミックを読んでればまずしない、この手の混同は枚挙にイトマがないですね。

 ……コミック読まずにブログでヴィヴラニウムがどうのこうのと書いてた人間がいうこっちゃないですが(ヲイ)。


・ありがちなミス3「実際のコミック上で描かれた話と、いわゆるレトロアクティブ・コンティニュイティ(後付け設定)として設定された話を混同する」:

 本作の序盤で、「コミックスのテコ入れのためにキャラクターを殺す」という行為の代表格としてキャプテン・アメリカを挙げているのですが(そうした行為の代表格がキャプテンでいいのか、という疑問はこの際突っ込まないであげましょうね)。

 で、そこで例示されているのが、

「初代は1945年 終戦を前に飛行機から投げ出され行方不明になってしまった…」

「その後に登場した二代目もあえなく戦死」

「更に三代目が登場し シリーズは続行していたのだが 1964年になり 初代が氷漬けの状態で発見され突如復活する展開になった」(続行……!?)

 というもの。

 ……とりあえず、この記述の細部に突っ込むのはグッとガマンして(Humanflyさんが該当書を見てませんように)。

 問題は、ここで例示されてる戦中~戦後にかけてのキャプテン・アメリカの代替わりに関する話って、別に「テコ入れ」のために導入されたモンじゃない、という点ですな。

 その、ここで例示されてる設定って、最初期の『アベンジャーズ』誌で、「実はキャプテンは終戦前に行方不明になっていたのだ!」ってスタンが書いちゃったのに対して、「じゃ、戦後に発行されてたコミックに登場してたキャプテンは誰よ?」って突っ込まれたのに端を発するもろもろの「つじつまあわせ」や、外伝的な話で提示された設定を本編の方でも取り込んでったりしてった結果、「じつは終戦前~戦後のキャプテン・アメリカは、こういうことになっていたのだ」ってな具合に固められた「後付け設定」じゃないすか。

 要は、「テコ入れとしての死と代替わり」の説明としてあげる例としては、全く不適当なんですよ。

 こう、アニメの『ガンダム』で、「ガンダムを増やすことでテコ入れする」ことの例示でガンダム4、5、6号機の話をしだすくらいの的の外しっぷり? <わかりにくい。

 ……ああ、ちなみに、この記事中には、「テコ入れ」の例として相応しかろう、近年の「デス・オブ・キャプテン・アメリカ」の展開とか、1990年代の邦訳コミックブームを体験したファンにはおなじみの「ヒーローズ・リボーン」については一言も触れられていません。どうしたことでしょうね。


・ありがちなミス4「時系列がデタラメ」:

 この記事によると『シビル・ウォー』の物語は、

「超人登録法の制定に始まり」(スタンフォードは?)

「法律の成立を呼びかけたアイアンマンは法律成立後自らシールドの長官に就任」

「法律に従えないキャプテン・アメリカは、各地を点々としながらレジスタンスを結成 アイアンマンたちに戦いを挑むこととなった」

 という流れの話だそうです。時系列デタラメですね。

 こう、コミックをまともに読んでないで、ネットのあちこちで拾った情報を勝手に統合してテキストを書くと、このように時系列が歪んだりします。気を付けましょう。

 例としては、アイアンマンの「デーモン・イン・ザ・ボトル」のエピソード(1979年頃の話)と、その後のオバディア・スターン絡みのエピソード(1983年~展開されてた話)を同時期に起きたものと勘違いする、とかですか(どっちもアイアンマン=トニー・スタークのアルコール中毒が物語に絡むので混同されがち)。

 ……あるいは、実はこのライターの人は、アメリカン・コミックスではおなじみの、我々の世界とはちょっと違う、平行世界に住んでる、とかいう説はどうですかね。きっと、この人の住んでる世界では、そういう『シビル・ウォー』が展開されてたんだ! なら、しょうがないさ! そうだ! この世にはびこる割といい加減な記述のアメリカン・コミックス紹介記事は、全て別アースに住んでる人間が書いたものだと解釈できないだろうか!(石川賢のマンガの主人公みたいな目をしつつ)

 ……いやいやいやいや。

 つか、『シビル・ウォー』なんて、こないだ邦訳も出た超メジャーな話で、日本版wikipediaにすら、あらすじが掲載されてる話ですよ。すなわち、半可通ライターにとってはコピペし放題のコピペヘヴン状態なコンテンツなのに、そのあらすじが滅茶苦茶ってのはね。もう、何を参考にしてこの記事を書いたのか、直接本人に聞きたいくらいですよ。

 ――あるいは、この人がいかなる経緯でアメリカン・コミックスというメディアに興味を持ったのか(「ヒーローズ・リボーン」知らなそうってことは、前のブームからの読者じゃなさそうだし、かといって「デス・オブ・キャプテン・アメリカ」も「シビル・ウォー」もロクに知らないってことは、今の邦訳ブームで入ってきた人とも異なる流れっぽいし)、引いては何故「自分はアメリカン・コミックスについての記事を書ける」と確信を得るに至ったのかという、根元的な所まで追求したくなりますね。

(え? 本人twitterアカウント持ってるから直接聞けって? いいよ、なんか忙しそうな人だし。「オタクの歴史を語るための歴史学」がどうのこうのと忙しそうな人に、「あなたの書いてるアメリカのオタクの歴史が大間違いですよ」とかいったらすげぇ迷惑でしょ?


 あとまあ、

・ありがちなミス5「アメリカン・コミックス=大手出版社によるヒーローものコミックという認識で話を進めちゃう」(「アメコミは分業制で、作品の権利は出版社が持ってるんだよ!」とかザックリいうアレ)

・ありがちなミス6「事実関係が古い、ていうか、今のアメリカン・コミックスを読んでたら書けないようなミスを堂々と書く」(この記事によると現在、コミックブックは1~2ドルで売られてるらしい。なにその平行世界、ちょう行きたい)

 とかいう、お定まりの「半可通の良くやるミス」も盛られてますが、飽きたのでこの辺で。



 ……と、見せかけて、後半のテキストパートについてツッコミを入れるわけですが(飽きたのはマンガの方へのツッコミだったのさ!)


 で、このテキストですが、

マーベル・コミックの裏舞台――「マーティン・グッドマン」「スタン・リー」マーベル社2大巨頭の真実

 とかいうご大層なタイトルでして。

 文のラストを「マーベルの繁栄を生んだグッドマンとリー、彼らの異能の才は今でも作品の中に生き続けている。」とかいう感じに締めくくってるという、マーティン・グッドマン(マーベルの初代オーナー)とスタン・リー(職業:カメオ俳優)の紹介記事なわけですが。

 がー、そんな感じに持ち上げてる割には、文中のグッドマンに関する記述は、「経営者として優れていた」「大衆を喜ばせる作品をプロデュースする才には長けていた人物」程度の、まあ、ゴールデンエイジのマーベル(タイムリィ)の歴史をちょいとかじった人間なら類推して書ける程度の人物像しか書かれてなくてね。どの辺が「異能の才能」なのかサッパリ解らないのね。

 ――つか、この人物像って、グッドマンに限らず、DC(ナショナル)のハリー・ドネンフェルドあたりの「ゴールデンエイジにコミックを出版して成功できてた経営者」なら、大概は当てはまると思うのね(つかそもそも「大衆娯楽の分野で成功した経営者」全般にあてはまるんですがね!)。

 ――つかつか、グッドマンが「大衆を喜ばせる作品をプロデュースする才には長けていた人物」であることの例として、「グッドマンがヒューマントーチvs.サブマリナーを制作させた」ってのはどうかと。別にグッドマンが企画したワケじゃなくね?


 多分、この記事、当初、スタン・リーを中心に書こうとしたけど、よく考えたらマーベルの初期の作品にゃスタンは関わってないから、とりあえず発起人のグッドマンを出してゴマカしたんだろね。多分ね(邪推ですが、的を外してない自信はあります。1000ペリカ賭けてもいい! <弱ッ!)。

 個人的には、この手の本向けのグッドマンのゴシップといえば、1970年代にすげぇ汚いテクニックでDCの出版体制を約1年間ガタガタに引っかき回したスキにマーベルを業界1位の座に押し上げたアレとか、その後、マーベルを売却して隠遁しようと思ったら、新オーナーが色々身内にムカつくことをしくさったので、報復のためにアトラス・コミックスを立ち上げて、コミック業界全体をグッダグダにかき回した話とかを、面白可笑しく語って頂きたかったのですがね。<そんなのを書けるのも、面白がれるのもお前くらいだ。


 なお、このテキストの参考文献として記載されてるモンは、「アメコミくえすと」に掲載されてる「漫画で読むアメコミの歴史」と、小野先生の『アメリカン・コミックス大全』の2つだけです。ワオ! 

 ……「あえて参考文献を挙げない」って選択肢もあるのになぁ……。(待てって)

 テキストの内容自体は、明白な間違いを書いてる箇所も散見されるし(「自社で考案したヒーロー『ヒューマントーチ』と別の出版社から購入したヒーロー『ネイモア』」とかいうくだりとか)、大戦末期~シルバーエイジまでの15年くらいを大雑把にすっ飛ばす、とかいうこともしてますが、上記の参考元をそれなりに読んで、頑張って歴史をまとめてると思います。――商業ライターに「頑張って書いてる」はホメ言葉にはなりませんけどね。

 つか、参考元の文章と似過ぎな記述、例えば、

「彼の最初のパルプ雑誌の主人公は、『偉大なるケイザー』という、よくあるターザンのパクリだった」(「漫画で読むアメコミの歴史」より)

「グッドマンが最初に手がけたパルプ雑誌の主人公は『偉大なるカイザー』というターザンによく似た主人公が活躍する作品だ」(「マーベル・コミックの裏舞台(略)」より)

 とかは、どうかと思いますけどね(ケイザーをカイザーと書いてるのは、偽装工作なのか、単に写し間違えたのか)。


 以上。1折もない記事から、これだけのテキストをひねり出せたので、満足して寝る。
  
  
 オチらしきもの:前のエントリを見て、うち経由でAmazonで『まんが ホントに知らない(略)』を購入した人が1人おられた。奇特な。

 どうかその人が、読後も心穏やかにすごせますように。
  
  
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コメント

*

まぁ、当該書は読んじゃいないんですが、昔A-Zeroのアメコミを扱うコラムで、ウィンターソルジャー=新キャプテン・アメリカを「二代目キャプテン・アメリカ」と書いてて、これは何も知らないで書いたのか、二~六代目キャプテン・アメリカの説明を(恐らくは紙幅の問題で)避けるためにウソになると知りつつ書いたのか、判断がつきかねたことを思い出しました。

……他に書けそうなところがないので、ここで書きますけど、イーグルモスのクラシック・マーヴル・フィギュリーンの新作がビートルですよ、ビートルさん。どないですか?
https://www.g-mart.com/scripts/store.cgi?context_change=%25N01%25202%25N0220115%25203%25202%25N02201210569&id=717793

*

>Humanfly様
むぅ、Mk-2アーマーですか。自分が好きなのはツルメットに吸盤仕様のこのデザインのどこが甲虫やねん!!なMk-1改アーマーなんですねん。
にしてもエイブさんボルツに復帰かぁ、CW前に綺麗に辞めてったのに。まぁメリッサ1人に頑張らせとくのもアレだし、あと友情に厚いアトラスがいれば何とかなる・・・かな。

該当誌は読んでないんで前後の文脈が判りませんが、(つーかA-Zeroなんてコンビにでも見かけた事ないよ!)
二代目キャップの表現については、スティーヴ行方不明時にこんな人達がいたよ、な後付設定と違って、実際バッキーがスティーヴの意志を継いだ上でコミックス展開してた訳だから許容範囲じゃないでしょうか。それはそれとしてもマーベルのFEAR ITSELF以降の彼の扱いは許容できないがな!

*

>Humanflyさん
まあその、ブッチャケ、良心的なライターでしたら、バッキー以前のキャプテン・アメリカのことを知ってたら、彼らのことに20文字程度でも触れるか、バッキーに「2代目」と冠するのを避けるとか、「やりようはある」ので、まぁ、「知らないで書いた」方だと思いますよ。

ていうか、A-ZEROはオイラも2、3度しか見かけたことなかったですな。ライターさんのプロフィールを見て、「あんまコミックを知らない人なのだろうな」という印象を持った覚えが(<何様だ)。

>ビートルさん
いいですよね、最初の方のビートルアーマー。あの見るものを不安にさせる長い指とか。屈託のない目とか。

……どうでもいいですが、バッキー・キャプテンが日本で紹介される場合、割とナチュラルにジョニー・ウォーカーさんがガン無視されるのが不憫で……。
あの人こそ、後付け設定や1話限りの活躍とかでなく、一応きちんと『キャプテン・アメリカ』誌上でキャプテンの名前とコスチュームを受け継いだ最初の人だというのに。

*

オオウ、2PカラーのUSAさんをすっかり忘れてたぜ!Humanflyさんの厚い本も持っているというのに!!
思えば20号近くも政府公認キャップとして活躍していたのにこの扱いをしてしまうのは、平行してスティーヴがザ・キャプテンとして活躍していた事と後にウォーカーさんがUSエージェントとしてのキャラを確立してしまったからではないのでしょうか。・・・ってのは苦しいな。
襲名問題って難しいですね。
実際自分は悪名高いスパイディのクローンサーガもオチのRevelations以外は嫌いじゃないです。アメコミに再傾倒し始めた頃がスカーレットスパイダー登場の頃で、拙い理解力であぁ、本家が産休に入るんならこんな交代劇もありじゃない?たまにダブルスパイダー競演とかいいよな、とか思ってベン・ライリーの活躍を楽しんでたのにごらんの有様だよ!ンモー!
ヴィランは割りとスムーズに、ってか勝手に襲名しちゃいますけどDCサイドなんかは襲名関連ってどうなんですかね?

*

>オオウ、2PカラーのUSAさんをすっかり忘れてたぜ!Humanflyさんの厚い本も持っているというのに!!
いや、俺も「あれ、ジョニーさんってキャプテン・アメリカの名前を正式に襲名してたんだっけか?」とか思って、改めてググって確認してからあのコメント書いたんですがね!(いばるな)
 やっぱ、ウォーカーさんは1990年代~2000年代初頭にかけて、
・X-メンとのクロスオーバーでジープの下に潜む
・『ウェストコースト』最終話でキャプテン相手に暴れる
・リターン版『キャプテン・アメリカ』で気狂いの様に暴れる
・「マキシマム・セキュリティ」で変な盾持って暴れる
 等々の、「忘れた頃に印象的な(変な)役回りで暴れる」という、体当たり芸人みたいな手法で「USエージェントここにあり」な感じを打ち出してくれたんでそっちの印象が強いですよね。

 あと、クローン・サーガはねぇ、オイラも非常に思い入れが強いのですが。
 作中でドクター・オクトパスがスパイダーマンを守って劇的に死んで、彼を秘かに愛してた女ドクター・オクトパスが登場したり、結構ヴィラン側にも世代交代ドラマがありましたよね。世代交代と見せかけて若返るバルチャーとか、割と鳴り物入りで登場しといて、結局、かませにもなってないクレイヴン・ザ・ハンターの息子とかもいましたが。
 あの辺の人らも、気づけば元通りになってたりしてるのが、1990年代に青春を送った読者としては寂しい限りですが。……カーディアックとか、大好きだったんだよ! クローン・サガの頃にはあんま出てこないけど!

 DCはDCで、気を抜くと「リメンバー・シルバーエイジ!」とかいいやがって、世代交代をなかったことにするわ、リランチで「クライシスはなかった」とか言い出したりもするので、油断なりませんが。

*

> ビートルさん
> クローン・サーガ

そーいや、同じ会社で互いがアメコミ者だと悟ったのは、ビートルさんのノーパソ壁紙のベン・ライリー・スパイダーマンでしたな(w

> U.S.エージェント

そこで「キャプテン・アメリカ・コァ」ですよっ!

> マーベルのFEAR ITSELF以降の彼の扱い

実はエド・ブルベイカーの「キャプテン・アメリカ」のパターンで、
ノーマッドの系譜を踏襲して、一周するのは上手いかなーと(ひょっとしてネタばれしてるか?)

> クレイヴン・ザ・ハンターの息子

クレイブン復活時のハンター一家大集合の際に思い出してもらっていたのには、逆に驚きましたが(また死んだけど)

*

>ロヒキアさん
>そこで「キャプテン・アメリカ・コァ」ですよっ!
あー、そういや買ったけど読んでなかったなぁ。
そういや表紙に黒いコスチュームの人がいましたけど、あれUSエージェントさんでしたか。
なんか、ウォーカーさんに申し訳ないので優先して読もう。

>クレイブン復活時のハンター一家大集合の際に思い出してもらっていたのには、逆に驚きましたが(また死んだけど)
オイラは、この辺の顛末は、デジタルコミックで配布されてた「スパイダーマン・サガ」(テキストメインで10年分くらいの展開を一気に解説する例のアレ)で知ったんですけど、なんかもう、ヤケクソのようにハンター一家と近年のマイナーなキャラが使い潰されてて吹きました。マダム・ウェブとか好きだったのに。

余談:
1990年代スパイダーマンのマイナーキャラの中で、割りと好きだったカーディアックさんの近況を調べてみたら、こないだの『Fear Itself: The Home Front』 #3に久々に出てたそうで。
とりあえず、「生きててくれたか」と一安心しました。

一方で、ローズ(ブラッディローズ)ことウィルソン・フィスクさんの死亡を確認。
『ウェブ・オブ・スパイダーマン』誌上でナイトウォッチとかガントレットとかとグダグダとギャング・ウォーをしてた頃のあなたが好きでした。
安らかに。

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