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●コミックマーケット81に行ってきた、の巻。

2012.01.16 Mon

▼コミックマーケット81に行ってきた、の巻:

 行ってきた。

 で、あるに、これからその話をするのではあるが、まあ、その方面の話しかしないので、興味のない方は読み飛ばすとよいと思う次第である。

 とりあえず、今回のテーマは「自己反省」ということで行く(知らぬ)。


▼大雑把なアウトライン:

 会場には9時頃だったかについたような気がする(適当)。適当といえば、会場に着いて入場チケット出して、ようやく自分の卓の場所を知った(その直前まで「菅野さんの隣」としか認識してなかった)。

 なんつーか、コミックマーケットという行事に参加する者の心構えとして、オノレの態度はユルユルのユル・ブリンナーであるな、と今更ながらにして思う。反省したい。改める気はないが(ヲイ)。

 卓の近所まで行くと、アメリカン・コミックスのサークルのシマのあたりの端に開田裕治のサークルがあって、なんかにぎわってた。にぎわってるのは良いことだけど、開田裕治に挨拶しに来て、そのまま腕組みしながら立ち話し続けて、サークルが出入りする通路を塞いでるヤカラは邪魔であるので呪わて頂きたい。

 ま、あすこに開田裕治のサークルがあったたことで、オレらのいた列は他の列よりも「人の流れ」が多くて、結果、通りすがりにウチの本が目にとまって足を止めてく人が多かった気がするのでヨシとする(<何様だ)。

 卓の並びはうち、菅野さんとこ、オレンジフードさんとこという、いわゆる「資料系」サークル3連弾。それぞれきちんと卓を飾り付けてるけど、ウチは会場入りして買ったミニイーゼルに、なんとなく持参した『ダーティペア』のTPBを看板代わりに立てるだけ、という簡素なソレ。

 ただ(またか)、このTPBを見て足を止めてくれる参加者の方も割かしいた――どころか、ウチの新刊にはさほど興味はないけど、コミック版『ダーティペア』を見てみたいので足を止めた方もいた――ので、このディスプレーは簡素ではあったけど、的を射ていたのだ、と、オノレの慧眼を褒めたく思う。君らも褒めたまえ。さあ。

 でー、開場して、ボーっとして、3時頃に切り上げた(仕事が残ってたんで仕事場に行った)。


▼その最中にあったことなど:

 でー、ボーっとしてる最中のハナシ。

 隣に座ってたyokkunさんがいった「ジョン・バーンを嫌いな人はいないですよ」という名言に、「俺は嫌いです」(<待て、待て待て)と、無遠慮に被せたりしてすみませんでした。

※1990年代中頃からコミックを読み出したオイラ的には、その当時のバーンの「ヒドい所」をやたら見てきてて、一方で、最盛期のバーンの仕事を割と読まずに来た(「ダークフェニックス・サガ」と「フロム・ザ・アッシュズ」くらいかね、読んだの)という背景があるので、個人的な皮膚感覚として、バーンによい印象はないのですよ(頭では「1980年代に凄かった人」ということは理解してますが)。――このハナシは独立したエントリで語ろうかとも思ったが、上記で語ったことを紙幅を費やして語るだけになると思うので辞めておく。


 あと、午後あたりに菅野さんの新刊を買いに来た人が、「SFムーンストーン」のえんじさん(個人的に結構好きなページ/ブログなのね)だと気づいて、「うむ、えんじさんはSFファンだから、今回の新刊(※割と1980年代の日本SF界隈の話を書いてる)を謹呈したら、面白がってくれるのではなかろうか」とか思って、ウチのグリーンランタンの本を買ってこうとするえんじさんに無理矢理新刊を手渡す。

 でー、テンパってたオイラってば、手渡すだけ手渡して、名乗りもしない、しかもコミック版『ダーティペア』がSFなんですよ、とかいう語りをし始めるという。非常にアイタタなコミュニケーションの取り方をしやがってな。……ああ、心の底から反省したい(赤面)。


 関係ないけど、人の流れが良かったせいか、仕事場の元先輩とか、日下三蔵さん(大学で所属してたミステリクラブの先輩やねん)とか、懐かしい顔ぶれに出会ったなぁ、と(……っつーか、日下さん経由で大森望さんに同人誌渡してもらやいいじゃねぇか、ということに気づいたので、今度連絡してみようか)。


▼今回の新刊についての個人的な総論:

 で、まあ、今回のウチの新刊は「アダム・ウォーレンの『ダーティペア』特集」なわけでしたが。

 これが、作ろうと思い立ったときには、「こいつはイケル!」とか思ってたけど、実際持ってったら、

・アメリカン・コミック版『ダーティペア』が存在してることを知らない人が多い。

・『エンパワード』のアダム・ウォーレンは知ってるけど、彼がクダンの『ダーティペア』を描いてたなんて、知らない人が多い。

 という、ごく当たり前の事実が判明した。

 まあ、後半の『ダーティペア』各シリーズ紹介書いててウスウス気づいてたのだけど、コミック版『ダーティペア』って、1990年代に最盛を誇ったコンテンツではあるけど、この10年新作が描かれてない作品だったのよね。

 ……何故俺は、この本が「イケル!」と思ったのだろうか(知らぬ)。


 つかまあ今回の本は、J.P.ホーガンがコミック版『ダーティペア』の成立に大きく関与していたことと、カナダ人(トーレン・スミス)とアメリカ人(ウォーレン)とイギリス人(ホーガン)と日本人(岡田斗司夫)らが奇縁で結ばれた結果、コミック版『ダーティペア』が成立したとかいう、そーいう人の世の奇なる縁が時代を動かしちゃった、みたいなソレについて書きたかっただけで、コミック版『ダーティペア』そのものについては「割とオマケ」的な本でしたが。

 ――本当は、宮崎駿とトーレン・スミスの繋がりというか、米語版『ナウシカ』の翻訳に当たっての宮崎のイキな計らいについても書きたかったけど、スミスの話にあれ以上誌面を費やすのもどうかと思ったので略した。

 でー、「割とコミック版『ダーティペア』本体についてはどうでも良い」というスタンスで作った本であるに、結果として、「この本は『ダーティペア』について扱った本だが、『ダーティペア』というものがどんな作品なのかは既に読者が“ある程度知っているもの”として一切説明しない」という、デタラメな内容になってるのな。

 この辺、今思えば、もう少し歩み寄って「FAQ」的なページを作るべきだったなぁ、と思った。――いや、そんな原稿を書く時間はなかったけど(前日の夜0時まで原稿書いてた。<どうかと思う)。せめて、「コミック版のユリとケイのキャラクター造形は、基本的には小説版やアニメ版と同じよ」って一文は入れとくべきだったと思う。


 っつーわけで、な。

 次回の夏のコミックマーケットに合わせて、そーいう「FAQ」的な記事を盛り込んで、あと「年代ごとのウォーレンの画風の変遷」みたいなビジュアル的な引きのある記事とかも入れた同人誌第2弾を出そうと思った。ほら、今回の表紙は「ケイ」だけだったから(これは前日の夜1時から1時間で描き上げた<本当に、どうかと思う)、パート2の表紙を「ユリ」にすれば良い感じになるだろうし(知らぬ)。

 でー、まぁ、そういう「増補版」を出すことに決めたんで、今回の新刊を通販しないことに決定したのであります。すみませんが、コミックマーケットに参加していない方で、今回の新刊が欲しい人におかれましては、夏までお待ちください、と。
  
  

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タグ:同人誌

コメント

*

新刊読みました。

やっぱトーレン・スミスへの言及が興味深かったですよ。同じ80年代アニメを見て育った身として、一部であるがクオリティ高い日本製アニメへの純粋な“憧れ”だけで巨大なコミックス市場
に挑戦していったのは、単純に嬉しいことだとも思うし、あの当時のアニメ・ブームで成した事を思い出すべきだとも思いましたし。

アダム・ウォーレンの『ダーティーペア』は結構バラバラで購入してたんで、時系列に並べることで各エピソードのポジションが理解出来たので助かりました。

次は『バブルガム・クライシス』で是非!

*

>ロヒキアさん
当日はどうもでした。
そしてmixiの日記の方でも好意的な感想をありがとうございました(<最近、仕事の方で色々と分隊とかを否定されてるんで、褒められることに飢えてる)。

もうね、トーレン・スミスは調べれば調べるほど面白エピソードがわき出てきて大変でしたよ(最初に住んでた外国人向けアパートがどうやらそのスジの人の愛人がオーナーで「若い衆」が家賃の取り立てに来てたらしい、とか)。
一方でウォーレンはインタビューとかでもあんまり私生活のことを話してくれないしで、ミルミル原稿のボリュームがスミスに片寄っちゃってって。

次は、『バブルガム・クライシス』他のDP以外のウォーレンの作品(マーベルでの仕事とかも)網羅したいですね。

*

こんばんわ。
えんじでございます。
その説は、ダーティペアの同人誌を頂きまして、ありがとうございました。

その後、大森望さんから、是非 その本を読みたいとの申し出をうけまして、先ほど、直接手渡しにてお貸ししてきました。

「どこでこんな情報を手に入れたんだ!」
「日本で一番、トーレン・スミスに詳しい本だ」
と、おおいにうけておられましたよ。

ぜひ、妻にも見せたい とおっしゃるので、お貸ししてきた次第。

*冬コミではお世話になりました

新刊読ませて頂きました。

オタクパワーの凄さというか、日本アニメに魅せられた色々な人達の情熱がダーティペアのアメコミ化に繋がっていく過程が『プロジェクトX』のようで読んでて胸熱でした。
本当に面白かったです!

しかしガイナックスは恐るべしですね。

>「ジョン・バーンを嫌いな人はいないですよ」という名言に、「俺は嫌いです」
ちょうどその時私も居合わせていたのですが、竹内さんの台詞までは気付きませんでした。てかそんな事言ったんですか!?
…因みに自分の場合は小プロ邦訳でプッシュされてたのを読んで来た人間なのでやっぱりバーンに対しては割かし好印象な人間だったりします。
いやyokkunさんと違って自分のは単に無知なだけだな。もっと精進します。

*

>えんじさん
どうも、その節は、いきなり同人誌を押しつけまして申し訳ありませんでした(汗)。
そして大森望さんに拙著をご紹介頂きまして本当にありがとうございます。
「事実関係が違う!」などと突っ込まれるのではないかと汲々しておりましたが。
ウケたとのことで、胸をなで下ろしております。

>「日本で一番、トーレン・スミスに詳しい本だ」
とのことですが、大半のネタは大森さんが別冊宝島に書いたスミスの紹介記事を参照にしてるので、「大森さんのおかげです」という感じではあります。

またどこかでお会いしましたら、今度はもう少しマシにコミュニケーションを取りたく思います。


>オレンジフードさん
感想ありがとうございます。
お体の方は大丈夫でしょうか。

オヤジの懐古趣味といわれればソレまでですが、1980~90年代のガイナックスとか、同時代のアメリカン・マンガのクリエイターたちは、開拓者ならではの無闇な勢いがあります。
オイラのつたない筆でその一部でも伝われば幸いであります。はい。

ジョン・バーンは……その、オイラが片寄った作品を読んでるだけなので、お気になさらず。
片寄った人間を参考に精進しても、片寄った視点になっちゃいますぜ。

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