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●どうでもよき余談:日本の出版社はレタラーを雇用しようぜ。

2013.04.18 Thu

▼レタラーの話、余談:

 こう、前回の原稿をブログにあげる作業をしつつ、ツイッターなぞを覗いてたら、竹熊健太郎が「海外で売ることを考えて全てのマンガは右開きに、フキダシは横書きにすべきだ!」とかいってた。

 てか竹熊先生、その前に「第一にそれ(筆者注:海外進出のこと)を真剣に取り組むべきは日本の版元だったと思います」なんて具合に、海外で売るには出版社側(版元)の努力が足りなかった的なツイートを書いてたのにさ。

 その一時間後に「日本漫画は10年以内に横書き・左開きに移行しないとこれ以上の市場展開は不可能だと思います」とかいう、どう考えても作家側に負担を強いる提案をしてるのが、理解できない。


 っつーか、マンガ家側に横書きで原稿を描かせるよりも、出版社側がレタラー(に相当する作業のできる人)を確保しといて、海外進出の際には、「日本の出版社側」でフキダシのレイヤーを横書きにサシカエた商品を用意する、とかいう、出版社側に負担させる体勢の方が、現実的だと思うのよ。

 マンガ家側に「入稿するときには、フキダシは別レイヤーにしといてね」とか、印刷所に「入稿時のスキャンデータをとっといてね」とかいうだけで、レタラーの作業用の素材は確保できるんだし。


 ……まあ、要するに、日本のマンガを米語訳して出版するときに、アメリカ側の出版社が大なり小なりしてる、「レタラーを雇って横書きに合わせてフキダシ周りに手を入れてもらう」って作業を、日本の出版社側がするようにしろと、“日本の版元が第一にそれを真剣に取り組むべきだろ”、という話ですが。


 結局、マンガを海外に売りたいのは出版社側じゃないさ。

 で、今まではその出版社側の努力が足りなかったけど、海外の版元や個人(トーレン・スミスとかな)の努力によって、海外でもマンガが売れてた。でも近年は頭打ちになってる。……って現状なんだから、じゃあまず出版社側が努力してみることから始めろと。


 こう、竹熊先生のツイートでは「これはこの際作家が率先して取り組むべき課題です。本当は版元の問題なのですが、版元はコストを掛けられない状態にあるからです」とか書いてたけどさ、レタラーを雇うコストなんて、タカが知れてるじゃないさ(ブッチャケ、広告費の端数で済むじゃん)。

 ていうか、大会社がコストがかけられないので、個人の作家側にコストの負担を押し付けるって、どうなのよ。

 作家は個人だから目に見えにくいけど、マンガの描き方を「横書き」に切り替えるのって、表現だけの問題じゃなく、経済的な負担もかかるのよ? 横書きの技法を身に着けるための時間てのは、同じ時間を縦書きの原稿に充てた場合の原稿料をロスしてるわけだし、下手をすれば縦書きの技術を得るために費やしてきた先行投資が回収できなくなるのよ? 個人営業のマンガ家に、そんな経済的負担を強いるの?

 自分ちの会社がパッケージング・宣伝・流通を委託されてる商品を、パッケージングを変えて海外でも売ろうっていう話じゃん。そんなん、商品の作り手(表現者側)の問題じゃないじゃんよ、と。


 そんだけ。
  
  
▼今日の暴論:

 こう、日本のマンガのセリフのフォントは、アンチゴシックという伝統があるけどさ。

 マンガという日本の文化を世界に誇りたいなら、「アンチゴシックを意識した英文フォント」を開発して、米語訳マンガのセリフのフォントは、すべからくその書体を使うべきだと思うんだ。それでこそ、マンガというものの持つ雰囲気を、海外に伝えられると思うんだ(キラキラ光る目で)。

 ……まあ、今思いついたデマカセですが。

 つか、「アンチゴシックを意識した英文フォント」って、なんやねん。大文字がアンチックで、小文字がゴシックとかか。読みにくいわ。
  
  
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