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●アイアンマン3を見た。

2013.05.10 Fri

▼アイアンマン3を見た:

 見た。

 近所の劇場だと2D字幕/3D吹き替えしかなかったんで、成田のIMAXまで行って、3D字幕で見た。


・感想:

 面白かった(小学生以下の感想)。

 第1作とか『アベンジャーズ』と同じくらいの高みに位置してる感じの面白さであった(これら3作に優劣をつけるのはオイラには出来ぬ)。

 なにより、ニック・ファッキン・フューリー&シールドが1カットたりとも登場しなかったのが素晴らしかったですね(<『2』のフューリーのデウス・エクス・マキナぶりをまだ許せてないらしい)。

 あとこう、「バトルもの」としては、最初に「バラバラになったアーマーが宙を飛んで任意の対象に装着される」「アーマーを遠隔操作できる」という、2つの「今回のアイアンマンのテクノロジー」を提示した上で、以降の殺陣をその技術の延長・応用で貫いてるのが、実によかったです。こう、ピンチにそれまで出てこなかった秘密兵器で雑魚敵一掃とかね、割と萎えるよね。

 一方で、エクストリミスの能力も、「すげぇ再生能力」「でも爆発する」って特性を冒頭で提示しつつ、早い段階で「肉体も強くなる」「爆発しないけど熱い」っていう能力のレギュレーションを描いて、その範囲内で戦ってたのがいいですね。

 でー、その2者が全面的にぶつかり合うラストの殺陣は、山盛りでアイデアが盛り込まれてて、実によかったなぁ、と。

 あとこう、毎度トニーが抱えてる、「己との戦い」なソレが、レーティング的に無理のあるアルコール中毒でも、いまいち描写に説得力のないパラジウム中毒でもなく、いかにも現代的なPTSDという形で提示されてたのがうめぇなぁ、と。

 こう結局、1970年代の「デーモン・イン・ザ・ボトル」で、トニーが克服すべき内面の敵としてアルコール中毒が選ばれたのは、それが「あの当時のリアル」に合致してたからであってさ、必ずしもアルコール中毒でなければいけないワケじゃなかったやん、と。でー、PTSDってのは「2010年代のリアル」に合致した、いい選択だと思う。

 あと、自分の作り出したテクノロジーへの無力感からPTSDになってたトニーが、発明好きな子供の何気ない一言で、「創り続けることが自分の本質じゃん」って気づく流れ。それまで「強迫観念からの創造」にハマり込んでたトニーがね、物を創ることで病んだ精神は、物を創ることでしか解消できないじゃん! じゃ、創るしかないじゃん! だって俺、メカニックなんだから! 的に、自分の創造性を前向きに捉えられるようになって、その勢いのままにマンダリンとこに乗り込んでく、あのフツフツとした盛り上がりが好き。

 でー、アイアンマンというものは単なるアーマーだけでなく、そういうトニー自身の創造性も含めて完結する存在なんで、たとえアーマーを全部廃棄してても、そういう創造性がある限りはアイアムアイアンマンだってラストもよかったなぁ、と(<この辺は個人的な解釈なんで注意)。


・その他:

 マンダリン&AIM:その、冒頭数分でAIMって名前が出てきた時点で、「あぁ、今回もスーパーサイエンス大戦であって、“魔法っぽく見える超技術”である所のマンダリンの指輪がメインヴィランになる余地はねぇな」と予想がついたナリ。でもまぁ、後半の憎めないオッサンぶりで全て許す感じですね。まあ、こいつのフィギュアが欲しいかといわれたら断固断るけどな! あと、MIAを裏返したらAIMってのは、どうかと思った。

 アルドリッチ・キリアン:どっかで聞いた名前だと思ったら『エクストリミス』の冒頭で自殺した科学者か。個人的にはジョージ・タールトンとかでも良くなかったかしら、と思いました。

 マヤ・ハンセン:こう、『エクストリミス』のコミックを読んでたおかげで、「根っこは純粋だけど、手段を間違えてるマッドな人」という先入観を持って見てたら、結構ノリノりで悪人だったことが明かされる展開が好き。とりあえず、本筋に必要以上に絡ませず、いつの間にか退場さしてるところが「わきまえてる」感じでよかったです。

 ペッパー:ラスト、炎の中に消えてくあたりの描写が軽めだったんで、「ああこれ、エクストリミス発現して生還するな」とか思ってたら、予想外の大活躍で吹いた。後半、ハリツケにされてるシーンのお腹がエロチカ過ぎてどうしようかと思いました(知らぬ)。

 ローディ:無駄に射撃がうめぇ、ってトコ以外、割と扱いがヒドくね? つか、アイアン・パトリオットさんにはもう少し活躍していただきたかった。とりあえず、あんまパトリオットのオモチャは欲しくならない活躍ぶりですね。

 マーク42:阿呆可愛い。『アイアンマン』って作品は、まぁ、盛り上がったところでギャグで外す、という呼吸が毎度のお約束であるワケですが、まさかこの子がその辺のギャグ関連の主役になるとは。

 スタッフロール:後半、デジタル関連のスタッフの名前で画面が埋まったのには唖然としました。まあ、ラストバトルはデジタルの人海戦術じゃなきゃ、出来ない絵面ですけどね。

 スタン・リー:10点。

 いじょう。
  
  
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コメント

*さらば、アイアンマン

っても上映前にソー、キャップ、GOG更にアヴェンジャーズ新作予告があるもんだから説得力ねぇなあと思いつつ観た。

ガンジー「ワシが10リングスの真の創設者なんじゃよー!」
社長「な、なんだってー!つまりアイアンマンが生まれたのはお前のおかげでもあるのか!!」
なんて展開があるのかと思ってたらそんな事はなかったぜ。(小波感)
いい意味で裏切られた。でもラスボスがモールトンマンってのはどうなのよ(不適合者はどっちかっつうとニトロか。せめて制御スーツとか着てメルターとかユニコーンぽくしてくれればいいのにぃ。

トニーがアーマーを次々と換装して戦うのはまぁ良かったんだけど、折角のアイアン軍団も敵がアレなので活躍度が今イチ感じられんしハルクバスターっぽいのがジャッキ代わりってのも勿体無いっつうかまぁ贅沢な映画だよな、ホントに。
あとマーク42の出オチ感はクド過ぎw

*

>ビートルさん
>っても上映前にソー、キャップ、GOG更にアヴェンジャーズ新作予告があるもんだから説得力ねぇなあと思いつつ観た。
それはオイラも内心突っ込んでましたが、まぁ、様式美ということで。

ラスボスが今までみたくアーマー着込んでなくて、生身ってのは、原作再現とはいえ意外でしたが、その分、溶けた鉄が透けて見えるみてぇなCGエフェクトで、「普通の人間じゃないんだぜ!」って感じにしてて、工夫はしてたかなぁ、と。

鋼鉄のアーマーをまとった普通の人と、中身が溶けた鉄な感じの人間って対比もあったのかと思いつつ。

アーマーに関しては、今後アニメとかゲームで出番があるといいなぁ、と。設定が無駄に凝ってる感じでしたし。



 ……あと、エントリの方で書き忘れてたけど、今回、トニーの物語に集中してたおかげで、トニー/スティーブみてぇな分かり易く盛り上がれるカップリングがなかったので(さすがにあの少年をカップリングにするのはハバかられるし)、そういうのを楽しみの一つにしてる方々は、どうだったのかなぁ、と思ったです(ヲイ)。

*

玩具がビルドアップ!とパーツ換装方式だったので、納屋から腕や足が飛び出す具合がウームと思いましたゼ>MK42

*

>ロヒキアさん
>玩具がビルドアップ!とパーツ換装方式だったので、納屋から腕や足が飛び出す具合がウームと思いましたゼ>MK42
ああ、「アイアン・ジーグっぽい」のは割とこう、オイラも感じてました。
両手ハンマーのアーマーが出てきたシーンでは「両手ドリルだろ、そこは!」とか、どうでもいいツッコミをしたり。

つか、ヒロインが無駄に甲斐甲斐しいとか、暇なときには主人公がレース出てるとか、死んだ親父がモニター越しに語りかけてくるとか、アイアンマンとジーグって些末なディテールが似てたりしますな。

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