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●俺メモ:アシュラマンの父の腕の本数の変遷。

2014.12.02 Tue

 こう、現在、Web上で好評連載されてる『キン肉マン』で、遂にアシュラマンが登場して、個人的にテンションマックスな今日この頃ですが。

 いや、はぐれ悪魔コンビ大好きなのよ。個人的な『キン肉マン』ベストバウトは「マッスルブラザーズvs.はぐれ悪魔コンビ」だし。

 で、今回のエピソードでは、従来のキン肉マンではあんまし掘り下げられてこなかった、アシュラマンの故郷であるところの「魔界」方面にスポットが当たっておるのですが。

 これが、今週更新分の『キン肉マン』で、個人的に前々から気になってた魔界関連の事柄について、一応の「現時点での結論」が出てたのな。

 その「個人的に前々から気になってた事柄」っつーのは、「アシュラマンの父親の腕は何本なのか」っていう、実に物語の本筋とはまるきし関係のないソレなのですが。

 まあ、ともかくも、長年オイラの心の隅に引っかかっていた事柄に答えが出た喜びを表すため、現在に至るまでの「アシュラマンの父親の腕の本数」の変遷について、『キン肉マン』のコミックスなどから画像を引用しつつまとめてみた、そんなエントリ。


 ちなみに、アシュラマンの父親って、作中では「大王さま」としか呼ばれてない様ですが、キン肉マンの父親が「キン肉大王」なのにならって「アシュラ大王」と呼ぶべきなのですかね(どうでもいい)。


・初登場(回想シーン)

 アシュラマンの父親のファースト・アピアランスは、『キン肉マン』第20巻P58、「夢の超人タッグ編」での「マッスルブラザーズvs.はぐれ悪魔コンビ」戦中盤での、アシュラマンの回想シーンになる。

 具体的には、コレ。



 回想シーンということで、作者のゆでたまごではなく、アシスタントの誰かに描かせたと思しき微妙な絵での初登場。



 切れ長の目にクマドリ、牙の生えた口という、「ゆでたまごの悪役」っぽくない顔つき。

 この初登場時のカットでは、アシュラマンの父親の「腕」は、片側4本が描かれており、すなわち左右合計で「8本腕」である。

 ただ、このカット、筆者個人は、「アシュラマンの父親を真横から描いた絵(=描かれている腕は左側のもののみ)」と認識しているのだが、人によってはこの絵を「アシュラマンの父親を背中側から見た絵」だと認識しているケースもある。

 そちらの解釈を採っている人にとっては、このカットで描かれているアシュラマンの父親の腕の本数は、左腕2本、右腕2本の、合計「4本腕」になる様だ。

(今回は面倒くさいので、このカットのアシュラマンの父腕の本数が何本であるかは掘り下げない)


・セカンド・アピアランス:回想その2

 その後、アシュラマンの父は、『キン肉マン』第20巻P111、やはり「マッスルブラザーズvs.はぐれ悪魔コンビ」戦の終盤、再度のアシュラマンの回想シーンにて2度目の登場を果たす。

 この時のアシュラマンの父親は、先のカットを描いたアシスタントではなく、ゆでたまご当人が描いている。アシュラマンというキャラクターを更に掘り下げるこの回想シーンを描くにあたり、やっぱり作者当人が描いておかねば、などと思ったのだろうか。



 このシーンのアシュラマンの父は、先のアシスタントの画をベースとしており、冠のデザインなども踏襲されているが、顔つきは、いかにも「ゆでたまごの悪役」といった雰囲気の、眉毛のない憎憎しい面構えにアップデートされている。

 ただ、このアシュラマンの父のセカンド・アピアランスのカットは、寄り気味のバストアップで、しかも手前に人物が描かれているため、「腕の本数」という本稿のテーマの参考にはならない。

 余談ながら、この回想シーンには、アシュラマンの学校の同級生が描かれているが(多分、アシスタント画)、彼らは「三面・4本腕」というフォーマットで描かれている。

 ……なのに、なんでかサムソン・ティーチャー(この時点では名前はなく、単に「家庭教師」とのみ呼ばれている)は、「一面・4本腕」で描かれているのだよなぁ。

 こう、アシスタントは、「アシュラマンと同族なのだから三面で描かねば」と思ったのに対して、作者当人はそんなことは気にしてなかったので、普通に一面のキャラクターを描いちゃった、とかいう感じだろうか(筆者の想像です)。


・サード・アピアランス:

 更にその後、アシュラマンの父は、『キン肉マン』第22巻P112、やはり「夢の超人タッグ編」の「マッスルブラザーズvs.ヘル・ミッショネルズ」戦で再登場する。

 この時のアシュラマンの父親は、セカンド・アピアランスに引き続き、ゆでたまご当人が描いている。その上、このシーンは「引き」のカットが多めなため、腕も確認できる。



 そんなわけで、このシーンでのアシュラマンの父親の腕の本数を数えてみると、明白に片側2本×2の合計4本腕である。マントで腕が隠れていて全容は分からない、という突っ込みも出来るが、まあ素直に4本腕と解釈していいだろう。

 ……個人的には、ゆでたまごが、先のアシスタントの絵を参考にしてアシュラマンの父親を描いたときに、クダンの絵を「アシュラマンの父親を背中側から見た絵」だと認識して、4本腕に描いてしまったのではないか、とか邪推しているが、これは余談。

 ついでにいえば、このシーンに登場する魔界の兵士は、サムソン・ティーチャーと同じく「一面・四本腕」である。多分、この前後の時点で、ゆでたまごの中で「魔界の一般人」のフォーマットは「一面・四本腕」ということになったのだろう。



 また一方で、これまでの回想では正面顔しか書かれていなかったアシュラマン母が、このシーンでは初めて側面が描かれており、「怒り面」も確認できる。魔界の一般人は一面だが、「魔界の王族」は「三面」、というのがゆでたまごの中のルールとして確立したのだろうか(推測ばかりですみません)。


 で、『キン肉マン』という作品には「超人のビジュアルは、初出時のものが絶対ではなく、後から描かれたより洗練されたビジュアルに上書きされていく」という特徴がある。

 初出時にはアゴ髭をたくわえてたバッファローマンや、やはり初出時にはアゴ髭を生やし、白地にT字マーク入りのパンツを履いていたネプチューンマン、最近では1週間でデザインが大変化したガンマンなど、「後から描き直された」ビジュアルの類例はいくらでもあるが、とにかく『キン肉マン』という作品のビジュアルイメージは、「後付けこそ正義」なのである。

(まあ、ビジュアルだけでなく、文芸設定も後付しまくりだが。「クモの化身」から「魔界のプリンス」になったアシュラマンとか)

 故に、アシュラマンの父親の「腕の本数」は、後からゆでたまご当人が描いた、このサード・アピアランス版の「4本腕」が、「正式な本数」だと解釈すべきであろう。


 ちなみにアニメ版『キン肉マン』でのアシュラマンの父親は、回想シーン、現在のシーン共に「4本腕」で統一されている。



(どううでもいいが、右のカットの手前にいる兵士は一面・四本腕で、ゆでたまごのフォーマットが踏襲されている)


 その一方で、なぜかバンダイから出ていた「キン消し」ではアシュラマンの父は「6本腕」で造形されていたりする。


 まあ、キン消し版はさておいて、原作版の『キン肉マン』におけるアシュラマンの父親の腕の本数は、上記のような理屈により、「4本腕」であったと解釈できた。

 できたのだ。

 ……先週までは。


・そして今週:

 で、今週の『キン肉マン』の、ジャスティスマンの回想に、数十年ぶりに登場したアシュラマンの父。

 ええと、『キン肉マン』第22巻以来の登場だと仮定して……(ここまで書いといてなんですが、実は「王位争奪編」や『キン肉マンII世』にアシュラマンの父親が登場していたかをチェックしておりませんで、そちらの方でアシュラマンの父親が登場していたらすみませんがご指摘ください<他力本願)、第22巻の発売がたしか1985年だから、29年振りの登場ですか。



 ゲェーッ! 6本腕!!(<様式美)

 しかも例のアシスタントが描いたファースト・アピアランス版のカットをゆでたまご自らリファインしてる!

 すなわち、「超人のビジュアルは、後から描かれたもので上書き」の理屈に従い、アシュラマンの父親の腕の本数の現時点での正解は「6本腕」だと!

(※単行本で修正されるかもしれないので、あくまで「現時点では」ね)

 ……と、いう訳で、長年一部の読者を微妙に悩ませてきた「アシュラマンの父親の腕は4本腕か8本腕か」という命題は、「実は6本腕だった」という、「正にゆでたまご」としか言い様のない結論が提示されたのでした。


 っつーか、アシュラマンの母親は、初登場以来安定して「4本腕」なのね。

 ていうか今気付いたけど、今週の『キン肉マン』のアシュラマンの父のリファイン版カットは「真横からの構図」でなく、「背中側からの構図」で描かれてるのよね。……やはり、ゆでたまごは、大本のアシスタントの絵を「背中からの構図」と解釈していた……?(<繰り返しますが、憶測ですので)


<完>
  
  
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コメント

*

だってゆでだもん、としか言い様がないよね!
とりあえずオンゴーイングがジャスティス

*

>だってゆでだもん、としか言い様がないよね!
>とりあえずオンゴーイングがジャスティス
なんていうか、日本の週刊マンガ雑誌という最前線の現場が生み出した、
余人の追及を許さぬ境地ですよね>「だってゆでだから」

そして「やっぱこう来るよね」な今週更新分の展開にワクワクしております。
……今年一杯悪魔騎士編で終わっちゃうな、コレ。

*

アシスタント版の父は足も3本あるように見えるんですよね、これが。

*

>通りすがりの者 さん
>アシスタント版の父は足も3本あるように見えるんですよね、これが。
初登場カットの向かって左側の膝のあたりに見える、不審なふくらみですね。

実は、このエントリを書くに当たり、あのカットを改めて見返した時に、このふくらみが三本目の足に見えなくもないことに気付いてたのですが、主題がブレるので突っ込むのは避けておりました。

個人的には、あれは「膝の筋肉のふくらみをウッカリ大きく描きすぎたのでは」とかいう感じで、深く考えないことにしております。

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