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●Kindleを称えよ、そして定価46.99ドルのキャプテン・マーべルのTPBを327円で手に入れるのだ、な日々。

2015.01.09 Fri

▼最近のKindleな日々:

 前回の『アフターライフ・ウィズ・アーチー』に引き続き、「Kindle版がスゲェ安い本を見つけたので、皆も買うがいい」的なエントリ。

 なんと、みんな大好き、キャプテン・マーベルの46.99ドルもするTPBが、たったの327円で買えるよ! ヘイルKindle!!

 ……いやまあ、「キャプテン・マーベル」つっても、“みんな大好き”な方のフォーセット・コミックス版キャプテン・マーベルでも、ましてやマーベル・コミックス版キャプテン・マーベルでもなく、キャプテン・マーベルの名を冠したヒーローの中でも最もマイナーであろう、M.F.エンタープライゼス版キャプテン・マーベルですが。


※M.F.エンタープライゼス:1940年代末~1950年代中頃に活動していたコミック・アーティスト、マイロン・ファスが1966年に興した(そして1967年に畳んだ)出版社。お気づきの通り、社名は創業者のイニシャルに由来する。1950~1990年代にかけてファスが無数に立ち上げてはツブした出版社の1つ。

※M.F.エンタープライゼス版キャプテン・マーベル:1966年刊行の『キャプテン・マーベル』第1号にて初登場したスーパーヒーロー。『キャプテン・マーベル』誌4号と、『キャプテン・マーベル・プレゼンツ:ザ・テリブル・ファイブ』誌2号を残し、翌年にコミック・リンボに消えた。『キャプテン・マーベル』の名前は、フォーセットのキャプテン・マーベルとあえて被らせてたようで、『キャプテン・マーベル』誌の表紙の「キャプテン・マーベル」のロゴの横には「オール・ニュー」とかシレッと書いてある。図々しい。
 クリエイターは、かのヒューマントーチ(オリジナルの方ね)を生み出したカール・バーゴス。ただし、バーゴスは表紙とかは描いてるようだけど、本編は別の作家が描いている(ネームくらいは切ってたんじゃないかとは、いわれている)。
 ちなみにキャプテン・マーベルは、異星から来たアンドロイドで、「スプリット!」の掛け声で分裂した四肢を四方八方に飛ばせる(分裂は関節単位で行える)、いわゆる「オールレンジ攻撃」な能力をメインに、あと目からビーム出したりとか、空飛んだりとかできる(分裂した四肢も、単独で飛行できる)。ちなみに分裂した四肢を元に戻す掛け声は「シャザム!」もとい、「ザム!(Xam!)」。「ザム!」って叫ぶとコマの背景に雷のエフェクトが描かれるのが「ワザとやってるだろ、これ」って感じ。ちなみにサイドキックの少年の名前はビリー・バクストン。絶対ワザとだ。


 閑話休題。

 でー。

 このM.F.エンタープライゼス版の『キャプテン・マーベル』のコミックを全話収録した『スプリット!』って本が、こないだ(つっても結構前)出たんですが。

 これね。

Split!
Split!Roger Elwood Carl Burgos

2014-09-14
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 その、「キャプテン・マーベルの名を冠するヒーローは、なんとなく追いかける」性癖を持つオイラ的に、アナウンス時からこの本が気になっていたんですけど、まあ、定価が46.99ドルもしやがる上、ファッキン円安なソレで、買い控えていたのですが。

 んでー、こないだ未練がましく、Amazon.co.jpのこの本のページに行ってみたらね、Kindle版がたったの327円で売られててな。

 外しましたよ、アゴを(倒置)。

 Amazon.co.jpだと、クダンの単行本は時価5700円で売ってるので(ファック円安! <しつこい)、327÷5700=5.73%で……実に、94.27%引きですな! ヘイルKindle! 


 ちなみにこの本の版元のCreatespaceなる出版社は、どうやら自費出版の会社みたいね。

 要はこの本、アメリカ人のコミックファンが、パブリック・ドメインになったM.F.エンタープライゼス版『キャプテン・マーベル』のコミックスをスキャンして、自費出版したのでしょうね。でー、紙の本の定価が高かったのは、多分、そんなに部数を刷らなかったんで、原価が高くなっちゃったんでしょうね。


 ちなみにKindle版は、造本が凄く適当でして。



 とりあえず1ページキャプチャしてみましたが、全ページこんな感じに、周囲に無駄過ぎる余白があるのです。ちなみにスキャンも適当で、ご覧の通り、酸化して黄色くなったページを補正もクソもなく掲載していて、ページによっては斜めにカシイデたり、隣のページが見切れてたりもします。

 ……だが、それがむしろ味わい深い、とか思えるようならあなたも一人前です。何の一人前かは謎ですが。


 でー、ひととおり目を通しましたが、この『キャプテン・マーベル』ってば、非常に牧歌的な「子供向けコミック」でね、なんというか、読んでて心癒されました。

 とにかく、各回の悪人がね、愛嬌があるのよ。

 こう、誤解からキャプテンと戦うけど、途中で戦うのをやめて、「実はこんな事情があるのですが、あなたの強さを見込んで……」的な話をしだして、キャプテンの協力を仰いだりする「話のわかる」人とかね、割といるし。

 あるいはキャプテンの説得で改心して、「学校に戻って検察官になるよ」とかいい出して、後の話で本当に検察官助手になってる人とか。……どうでもいいけどこの人、ジェームス・ゴードって名前で、「ザ・バット」っていう、コウモリに似たコスチュームを身に着けた悪人の下で働いてたのよ。絶対ワザとだ。

 その他にも、凶悪な武器を持ってるんだけど、「俺は俺の武器を人に向かって使ったことはないんだ!」って真顔でいう人や、設定上は「殺人を犯した凶悪犯」なのに、変装のために洋服屋で盗みを働く際に、「俺は泥棒じゃないぞ! 泥棒は悪いことだ! どうにかして背広の代金を払うつもりさ!」とかいうセリフをウソブく人もいたりね。

 でー、個人的に大好きなキャラクターが、アトミック・ジョーさんって人でね。この人、初期の話でキャプテンと戦って、刑務所に送られるんだけど、その後の『キャプテン・マーベル・プレゼンツ:テリブル5』の第1号で脱獄に成功して、「フフフ……キャプテン・マーベルに借りを返してやるぜ!」とか、物騒なことを呟きながら去ってくんだけど……(この先はぜひ、現物を読んでいただきたいので省略)。

 ちなみに、悪人たちの名前は、先述の「ザ・バット」なんてのはかわいい方で、プラスチックマン(後にエラスチックマンに改名)とか、ドクター・フェイトとか、プロフェッサー・ドゥームとか、ザ・レイとか、とっても微妙な感じの名前が目白押しであります。もはやワザととかそういうレベルじゃねぇ。


 そんなわけで、ポケットに300円ほど小銭が余ってるそこのあなた、レッツ・スプリット!(適当)


・本日の名セリフ:キャプテン・マーベルさんが悪い人を捕まえた後に高らかにいったセリフ。

「The only way to make money is to work for it!(金を得る手段はただ1つ、働くことさ!!)」

 凄く当たり前だ! でも、キャプテン・マーベルの世界観だと、凄く含蓄があるセリフに聞こえる! 不思議!!
  
  
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