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●どうでもよき「紙」のハナシ。

2016.01.13 Wed

▼前書き:

 突発的に更新である。

 こう、ツイッターのタイムラインで、コミックブックの「紙質」の話をしてて、それに対して、自分が見聞きした範囲での大雑把なタイムラインを連続ツイートしようと思ったけど、無駄に長くなった上に、書いてるうちにツイッターでの話題の賞味期限が切れたので、こっちにまとめて載せちゃえ、という適当なエントリ。

 連続ツイートしようとしてたのをそのまま持ってきたので、1文が140字以下になってます(どうでもいい)。

 割と自分の体験と印象によるところが多いので、間違っているところもあるかも知れぬので、まあ、そんなに信用しないこと。


▼そんな訳で:

 コミック業界が従来の酸性紙(経年で酸化して臭くなる)から上質紙(あるいは中性紙。経年で劣化しにくい)への切り替えを始めたのは、おおよそ1980年代中頃、ダイレクト・マーケット(大雑把に言えば、出版社が専門の卸業者を介してコミックを流通させるシステム)の体制が整った時期だと思う。

 この時期、大手出版社はダイレクト・マーケット専売のコミックとして、ちょい厚めの上質紙を使ったコミックブックを出し、一方でインディーズ出版社(ダイレクト・マーケットの影響で次々創業した)も上質紙でコミックブックを刊行し……と、業界が印刷の品質に自覚的になりだした感じ。

 ていうか、コミックス業界が印刷に目を向けだしたのは、1970年代末(諸説あり)から台頭した「グラフィック・ノベル」(高級な装丁・上質紙・オフセット印刷の高級単行本)の影響も大いにあると思う。この辺キチンと調べてないけど。

 その後1990年代初頭に創立したイメージ・コミックスは、創立当初から「うちはクオリティ高いコミックブックしか出しませんから」的に、レギュラーのコミックブックに上質紙を使っててな。

 イメージの初期は、従来の「少し厚い上質紙」だったけど、その後、「薄い上質紙」に切り替えて、更にはデジタル彩色も導入して、ますます「ウチは余所とはクオリティが違います」面をしていったのよ、これが。

 んーで、イメージが薄い上質紙を使い出したあたりで、大手のマーベル、DCも「ウチだってそれくらいできらぁ!」的に、イメージと同じ「薄い上質紙・デジタル彩色」に徐々に切り替えてった感じ。

(平行して、各社デジタル・レタリングに切り替えてくが、これは前にこのブログで書いたな

 確かマーベルは、1995年頃から中性紙への切り替えを模索しだしてて、当時の看板だったX-MEN関連誌では、従来の酸性紙を使ったスタンダード・エディションと、上質紙を使ったデラックス・エディション(ちょい高い)の2種のコミックブックを出す、という面倒くさいことをしてた。

 でー、ね、デラックス・エディションとスタンダードエディションって、ウッカリしてると買い間違えちゃうのよ。ビニール袋に入ってると、紙質とかパッと見解らないんで。

 だからうちには当時出た『ガンビット&エクスターナルズ』の第1号が3冊ある。最初にスタンダード・エディション買っちゃって、その後渋谷でデラックス・エディション買ったけど、良く見たら「2刷」で、その後、下北沢でデラックス・エディションの初版を買い直した(どうでもいい)。

 んで、最終的にはX-MEN関連誌では『エイジ・オブ・アポカリプス』完結後の新展開に合わせて、スタンダード・エディションが廃止され、他のタイトルも随時上質紙に切り替えてった、と。

 ちなみにこの時期のマーベルは、人気タイトルを上質紙に切り替えつつ、従来の酸性紙を使い、価格を99セントに抑えた『アントールド・テールズ・オブ・スパイダーマン』みたいなタイトルを出したりもしてましたな。過渡期の試行錯誤という奴です。

 詳細は憶えてないけど、DCも同時期に上質紙に切り替えてったはず。1994年の『ゼロ・アワー』が従来の酸性紙だったのが、1995年の『アンダーワールド・アンリーシュド』では上質紙使ってたから。

 以上。大体こんな感じ。

 穴のある部分は、このエントリのテキストをコピペするなりして、ツイッターでツッコむとかしていただければ幸い。
  
  
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