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●『ボルトロン』の歴史のまとめ。その1

2016.06.16 Thu

▼『ボルトロン』30年ちょいの歴史・その1:

 うぃす。俺です。

 こう、ここ最近、映画『デッドプール』の小ネタや、ネットフリックスでの新作の放送で、微妙に注目を集めている『ボルトロン』について、大雑把にまとめたテキストを、書きたくなったので、書く、そんなエントリ。

 ……が、「大雑把」と言いつつも、「俺が納得できる最低水準の情報量」を盛り込んだ結果、スゲェ長くなったので、ひとまず「その1」として、いわゆる「クラシック・ボルトロン」までの紹介とする。

 予定としては「その2」は1990年代の例の「スプライト」のCMの話と『ボルトロン サード・ディメンジョン』、「その3」は21世紀入ってからの『ボルトロン・フォース』と『ボルトロン:レジェンダリー・ディフェンダー』について語る感じで。


▼本テキストの用法:

 その、お仕事で『ボルトロン』のことを書く必要が生じたけど、『ボルトロン』について何にも知らないライターとかは、このエントリで公開してる情報を好きにコピペして良しとします。間違った情報を書かれるくらいなら、おパクリください。あとwikiとかに転載も自由とします。

 ただ、「コピペした上で、語尾とか単語を変えて誤魔化す」とかいう、無駄な努力はやめてね。

 その、昔、俺の書いたテキストを丸々コピペしつつ、細部の単語を変えてた人がいたのだけど、その人、オレのテキストの「通過」って単語を「透過」って置き換えててさ。「通過」と「透過」じゃ意味が変わるじゃない。

 語尾とか単語変えた「小手先の改変」でも、あなたがコピペしたことは、読めば解ります。そんなことに一生懸命になった結果、誤った情報を拡散してしまうとか、最悪ですので。お願いだから、丸々コピペしといてください。


▼余談:

 ああ、ところで、「うわぁ、このテキスト、すごい役に立つので、筆者の人にお礼がしたいけど、僕に何ができるだろう」とか思ったそこのキミ。

 話は全く変わるけど、この文章のちょうど右の方に表示されてるバナーをクリックしたり、このエントリ内に貼ってるAmazonアフィリエイト・リンク経由でAmazonで買い物すると、俺に何円かお金が支払われるんだ。知ってたかな(真顔)。


 なお、面倒臭いので箇条書き。


▼『ボルトロン』誕生まで:

・『ボルトロン』は、北米地域にて(後にはカナダ、スペイン、イタリア、オーストラリア等で)放映された、TVアニメーション・シリーズである。オリジナル版は1984~1986年にかけて放映され、その後いくつかの続編が製作された。

・この『ボルトロン』は、元々は日本産のTVアニメ、『百獣王ゴライオン』(1981年)、『機甲艦隊ダイラガーXV』(1982年)をアメリカ向けに翻訳・再編集したものである。両作は日本の映像会社、東映(テレビ部)が製作を担当した作品である。

(今回は『ゴライオン』、『ダイラガー』他については特に掘り下げないので、各自、別の場所で情報を得ること)

・『ボルトロン』の製作元は、北米地域にてTV番組製作・流通を手がけるワールド・イベント・プロダクションズ社(World Events Productions、略称WEP。公式サイト)。

・WEPは1984年に東映から『ゴライオン』、『ダイラガー』、『光速電神アルベガス』の3本の東映作品の放映権を取得し、これらを元に北米向けのアニメーションシリーズを製作しようと試みた。

・ただしこのうち『アルベガス』は、「何かあった時のための保険」的な作品として権利を取得しただけであり、結果的に放映は見送られた。

・ただし、放送当時にマッチボックス社から発売された『ボルトロン』の玩具シリーズには、ゴライオン、ダイラガーと共にアルベガスの玩具もラインナップされていた(これらは主に日本の「超合金」のライセンス品で、武器やミサイル発射機構がオミットされる等、北米の安全基準に合わせたものとなっていた)。

・当時のマッチボックスの広告。


・なお、WEPは元々は東映から『未来ロボ ダルタニアス』と『ダイラガー』、『アルベガス』の放映権を取得するつもりだったが、色々あって、『ダルタニアス』は『ゴライオン』にとって代わられた。

・このゴタゴタのお陰で、北米では「WEPは『ダルタニアス』の権利も取得していた」「ハワイでのみ『ダルタニアス』版が放映された」等といった都市伝説も生まれている。

・なぜ『ダルタニアス』が『ゴライオン』になったかは、前にも紹介したこの『ボルトロン』30周年記念本に詳細が書かれている。
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▼『ボルトロン』誕生まで・その2:

・『ボルトロン』が日本で紹介されるときは、大概、「『ゴライオン』と『ダイラガー』という2本のロボットアニメを再編集して製作された作品」と言われる。まあ、これはその通りである。

・ではなぜこの2作品は、合体されたのか。それは当時の北米地域のシンジケーション市場(地方局や独立局などに対し、TV番組を売る流通システム)における「子供番組」のレギュレーションの問題であった。

・要するに、当時のシンジケーション市場では、子供向け番組は「月~金まで放映する帯番組として、1クール(13週間)放映できるだけの話数」、つまり5×13=65話分の話数を用意しておくことが最低条件であった(なお、「65話用意すること」が条件でも、局側の都合もあるので、必ずしも65話放映されるわけではない)。

・そして『ゴライオン』にせよ『ダイラガー』にしても(あるいは『アルベガス』にしても)、その話数は「全52話」であり、それ単体ではシンジケーションの要求を満たせなかった。そのため、別の作品から何話か話数を足すことで、「65話」にする必要があったのだ。

・ちなみに「『ゴライオン』と『ダイラガー』を再編集した番組」という語感から、『ボルトロン』がこの2作品のフィルムを切り張りして、文字通り物語を合体させたような番組である……と思われた方もいるかもしれないが、そんなことはない(というか、そんな手間ひまかけて番組を作ってられない)。1話1話は普通に、オリジナルの『ゴライオン』や『ダイラガー』の話を踏襲している。

・『ボルトロン』における「再編集」というのは、基本的に、オリジナルの『ゴライオン』、『ダイラガー』の物語の「残虐なシーン」など、北米地域のTV番組のレーティングに引っかかる部分をカットする感じである。──特に、オリジナルの『ゴライオン』は、敵のガルラ帝国が、奴隷を残酷に殺す、突飛な作戦で一般人を虐殺するなど、不必要に残虐なシーンが多かったので、再編集の手間がかかったという(時にはカットしすぎで尺が足りなくなったので、他の話から「みんなが揃って、“これからも頑張ろうぜ”的なことを言うシーン」を持って来てラストに足し、尺を稼いだりもした)。


▼『ボルトロン:デェイフェンダー・オブ・ジ・ユニバース』:

・オリジナルの『ボルトロン』。現在でいうところの「クラシック・ボルトロン」。1984年から1986年にかけて全3シーズン(124話)+TVスペシャル1本が放送された。

・以下、各シーズンについて紹介する。


▼『ボルトロン:デェイフェンダー・オブ・ジ・ユニバース』シーズン1:

 本放送は1984年9月10日~1984年11月27日にかけて帯番組で放送。全61話(『ゴライオン』全52話+『ダイラガー』9話分)。物語は『ゴライオン』がメイン。本作の主人公チームは、主役メカに因み「ライオン・フォース・ボルトロン」(あるいは単に「ライオン・フォース」、「ライオン・ボルトロン」)とも呼ばれる。

・当初WEPは、『ゴライオン』と『ダイラガー』を同じペースで再編集を行いつつ、『ゴライオン』を7話ほど放映した後に、『ダイラガー』を3話ほど放映して、視聴者の様子をみた。結果、「『ゴライオン』が非常に評判がいい」というデータが得られたため、以降は『ゴライオン』の再編集に注力することとした。それでも、シンジケーション局から要求された話数を満たす必要があったため、「ライオン・フォース」の放送の合間合間に『ダイラガー』の再編集版を放映し、全61話を送り出した。

・ちなみにオリジナルの『ゴライオン』では、第6話「勇者銀の死」で、ゴライオンのパイロットの1人、銀 貴(しろがねたかし/『ボルトロン』ではスヴェン)が死亡するという展開があるのだが、『ボルトロン』においては、レーティングの問題からスヴェンは死亡したのではなく「重症を負って別の星に送られた」ということにされた。このため『ゴライオン』6話ラストの銀の葬式のシーンは、丸々差し替えられ(何故か「みんなで楽しくパーティをしているシーン」に差し替わった)、主人公キース(『ゴライオン』の黄金 旭)が「スヴェンは重症を負って離脱したけど、ボルトロンはこれからも悪に立ち向かうぞ」的なセリフを言って話を締めた。

・これに関しては、今現在、YouTubeのボルトロン公式チャンネルで、「クラシック・ボルトロン」と『ゴライオン』の初期の話を公開しているので、実際に見比べてもうらうのがいいだろう。

・こちらが『ゴライオン』第6話「勇者銀の死」


・21:41位から、銀の葬式のシーン。

・こちらが『ボルトロン』第6話「The Right Arm of Voltron」


・22:09あたりから、差し替えられたパーティーのシーン。

・また、『ゴライオン』のラスト付近には、悪のガルラ帝国に抵抗するゲリラ勢力のリーダーとして、銀 貴の弟の銀 亮が登場するのだが(ちなみにキャラクター・デザインや声優は銀 貴そのまま)、『ボルトロン』では、これは「敵に囚われていたスヴェン本人」ということにされた。

・更に、『ゴライオン』のラスト付近では、敵のガルラ帝国(『ボルトロン』のドゥーム星)の独裁者であるダイ・バザール大帝王(キング・ザーコン)と、その息子のシンクライン皇子(プリンス・ローター)、側近の妖婆ホネルバ(ウィッチ・ハガー)の3人はいずれも死亡するのだが、『ボルトロン』においては再編集によって3人とも生き延びていることになった。


▼『ボルトロン:デェイフェンダー・オブ・ジ・ユニバース』シーズン2:

・大好評を博したシーズン1に引き続き放映されたシーズン2。

・オリジナルはシーズン1の終了から2週間程後の1984年12月14日に放送開始。翌1985年3月5日に完結。全43話(要するに『ダイラガー』の未放映分全部)。こちらは乗り物が合体する主役メカに因み、「ビークル・フォース・ボルトロン」(あるいは「ビークル・フォース」、「ビークル・ボルトロン」)とも呼ばれる。

・なお、大元の『ダイラガーXV』は、割と「スーパーロボットもの」としては異色の作品というか、敵側のガルベストン帝国の将官テレス司令が地球と和平を結ぶために尽力する、という政治ドラマの部分にも結構な尺を割いている大河ドラマだった。

・で、シーズン1がヒットした理由には、大元の『ゴライオン』が「5人の勇士が亡国の姫君を助け、伝説の巨大ロボットに乗り込み、悪の大帝王に立ち向かう」という、まあ、解りやすい物語を、シンプルな1話完結の形式でやったことが、まあ、少なからず理由にあったと思うのだが。

・一方、このシーズン2は、「三惑星連合(『ボルトロン』ではギャラクシー・アライアンス)とガルベストン帝国(『ボルトロン』ではドルール帝国)が移住可能な惑星を巡って小競り合いを続け、やがて全面戦争に発展する」という、「なんか小難しい話」で、しかも物語は割合に連続性が重んじられていたので……まあ、要するに、ちょいと敷居が高い話で、アメリカの子供には受けが悪かった。

・WEP側も、視聴者の反応から、「これ、ちょっと、駄目だね」ってのを感じていたようで、結果的に、このシーズン2は「本放送以来、再放送されない」という憂き目に会う。

・また後にWEPが『ボルトロン』シーズン1を再放送する際には、オリジナルの全61話分から『ダイラガー』から持って来た9話分をなかったことにして、「全52話」をシレッと放映した。

・当然、ソフト化なんかもされず、『ボルトロン』ファンは、たまたま本放送を録画していたファンからビデオテープを借りるという手段で、ようやくシーズン2を見ることができた。

・そんな具合に、ビークル・ボルトロンは、本放送から20数年を経た2008年、メディアブラスター社から『ビークル・ボルトロン』DVDボックスが出るまで、マジで幻の作品だった。

・この様に、ビークル・ボルトロンは、四半世紀近く「封印作品」的な位置に置かれ、また、後年の『ボルトロン3D』や『ボルトロン・フォース』、『ボルトロン:レジェンダリー・ディフェンダー』といった続編は、全て「ライオン・ボルトロン」のみをモチーフとし、関連商品もまずライオン・ボルトロンが商品化される……といった具合の扱いを受けていたために、現在のアメリカ人は『ボルトロン』といえば、ライオン・ボルトロンの方だけを思い浮かべる、といっても過言ではない(映画『デッドプール』でも、ライオン・ボルトロンにしか言及していない)。

(デビルズ・デューから出ていたコミック版『ボルトロン』にビークル・フォースが登場してた? 1ストーリーアークのゲスト程度の扱いでしたよね? ソフビや合金玩具化されてる? マニアックな会社からしか製品化されてないです。アパレルとかも精力的に展開しているライオン・ボルトロンとは比べ物にならないです)

・こう、個人的には、日本で『ボルトロン』が紹介される際の例の一文、「『ボルトロン』は『ゴライオン』と『ダイラガー』を再編集・合体させた作品」という文言に対して、割と「まあ、ほぼ『ゴライオン』だけどね……」とか、脳内ツッコミをしております(どうでもいい)。

・こちらはYouTubeにアップされているビークル・ボルトロン第6話。DVDボックスをリリースする際に作ったリマスター版がソースらしく、恐ろしく画質がいい。



▼『ボルトロン:デェイフェンダー・オブ・ジ・ユニバース』シーズン3:

・「ビークル・フォースの次のシーズンどうする? 『アルベガス』にする?」「いや、ライオン・フォース・ボルトロンが大人気だから、こいつを推してこうよ」……的な経緯で作られたんじゃないかと思われる(信じないように)、第3シーズン。

・人気の高い「ライオン・フォース」をメインに据えた新規エピソード。全20話。「ビークル・ボルトロン」最終回の約半年後の、1985年10月21日~同年11月18日まで放映。

・ちなみに作中にはビークル・ボルトロンは一切登場せず。辛うじて、ビークル・フォースのサブキャラクターであるスペース・マーシャル・グラハム(『ダイラガー』の若狭長官)が数話登場する程度。

・製作体制は、脚本をワールド・イベント側が担当し、アニメ本編の製作を東映側が担当するという体制になる。

・なお作画は、東映から葦プロダクションに発注された(当時、葦プロにいた羽原信義も参加したらしい)。初期の話数はそれなりに見れたが、シーズン後半はかなりヒドい。

・物語自体は、「ライオン・フォース」の最終回から続いており、シーズン1後半の準レギュラー、ロメル姫(『ゴライオン』のアミュー姫)や、スヴェン(元になった銀 亮は、『ゴライオン』では最終回で死ぬのだが、『ボルトロン』では再編集により健在)らが、引き続き登場。アルーラ姫が敵に捕らわれてしまい、スヴェンが再びブルーライオンに乗り込む回なんかもある。

・悪役には、シーズン1の最終回を(再編集により)生き延びたキング・ザーコン、プリンス・ローター、ハガー・ザ・ウィッチに加え、新たな悪役コサック・ザ・テリブルと、ローターの婚約者でドゥーム星の玉座を狙うクイーン・メーラが登場。

・ただ、シナリオ的には「シリーズ構成いないだろ、おい」という感じで、前半では典型的な悪役だった新キャラクターのクイーン・メーラが、ラスト数話で何の説明もなく改心し、プリンス・ローターを改心させようと尽力する、とかいう展開になったりする。

・最終回は、プリンス・ローターが改心しました! ウソでした! 敵の本拠地ドゥーム星に乗り込みました! 実は偽のドゥーム星でした! とかいう感じで不完全燃焼気味。まあ、アメリカのアニメらしい、「次に続けられそうな感じ」のオチではあるが。


▼『ボルトロン:フリート・オブ・ドゥーム』:

・シーズン3の終了後、1986年に放映されたTVスペシャル。全1話、約50分。

・ストーリー的には、「ライオン・フォース」の仇敵キング・ザーコン&プリンス・ローターと、「ビークル・ボルトロン」の仇敵ヴァイスロイ・スロック(『ダイラガー』のアル・カポネーロ総司令)が手を組み、「破滅の艦隊」を結成。これに対し、ライオン・フォースとビークル・フォースの2大ボルトロンが立ち向かう、という具合。

・ただし、「共演」といっても、ストーリーのメインはライオン・フォースで、ハガー・ザ・ウィッチの魔術の眠りに囚われたアルーラ姫を救うため、キースが夢の世界に乗り込んでいくくだりが、物語のメインを占める。

・ビークル・ボルトロンは最後の最後に戦場に駆けつけ、ライオン・ボルトロンと共にラスボス(ドルール・ボルトロン)と戦うという程度の役割。



・本作の東映側のプロデューサー、田口勝彦(元々『ゴライオン』のプロデューサーであり、『ボルトロン』シーズン3のプロデューサーも担当)は、「2ヵ月半でTVスペシャルを納品せよ」という無茶振りに対し、自分で脚本、絵コンテを書き上げ(合わせて1週間で上げたらしい)、旧知のタツノコプロダクションを通じて韓国、台湾、タツノコ、龍プロダクション(元タツノコの永井昌嗣が立ちあげたスタジオ)に発注しまくってどうにか体裁を整えた。上がって来た動画の撮影も、田口が手伝ったというが、それでも納期までには7割しか完成しておらず、更に1ヶ月かけて修正を加えて完成。直後に田口は肝臓の病気で入院した。

・……というような経緯は、二見書房から出ていた『不滅のスーパーロボット大全―マジンガーZからトランスフォーマー、ガンダムWまで徹底大研究』の、田口勝彦インタビューに詳しい。
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・ともあれ、本作をもって、オリジナルの『ボルトロン:ディフェンダー・オブ・ジ・ユニバース』は完結する。

・シーズン4が作られなかった理由は、当時(1980年代中頃)、急速な円高が進んでいたために製作費が高騰し、日本のアニメ会社に新作を発注するという体勢が無理になっていたのが大きな理由である模様。

・WEPの副社長兼、経理担当のフラス・カノーディアは、『ボルトロン』の製作にあたり、円高によって会社に損失を出した責任を取り、この時期に辞職したという話も伝わっている。

・なお、『ボルトロン』と同時期に人気を博していた『ロボテック』(こちらは『超時空要塞マクロス』、『超時空兵団サザンクロス』、『機甲創世記モスピーダ』の3作品を再編集した作品)を擁するハーモニー・ゴールド社も、同時期に日本のタツノコ・プロダクションに発注して、オリジナルの新作TVシリーズ『ロボテックII:センチネルズ』を製作しようと試みていたが、円高によって製作費が高騰し、約3話分のフィルムを作ったところで企画は頓挫した。

・なお、翌1987年、WEPは、スタジオぴえろ製作の『星銃士ビスマルク』を翻訳・再編集したシンジケーション番組、『セイバー・ライダー&ザ・スター・シェリフス』を送り出し、それなりにヒットさせた(北米地域ではそこそこな人気だっが、まだロボットアニメがさほど放映されていなかった西ドイツに輸出され、望外のヒットとなった)。
  
  
 以上。今日はこれまで。
  
  
<ツヅク>
  
  
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