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●マーベルと触手エロな巻。

2007.05.25 Fri

▼触手はジャパンのお家芸、の巻:

 マーベル・コミックスの人気(割と一部で)ヒーローものコミック、『ヒーローズ・フォー・ハイア』の第13号の表紙がね、「鎖につながれたお姉ちゃんたちが、粘液まみれの触手に襲われる寸前」な感じで、無駄にエロいので、発表直後(※発売2ヶ月前)からえらくコミックファンのヒンシュクをかっているんだってさ。

↓件のエロスカバーはこんな感じ(クリックすると大きな絵で見れるヨ!)
AMSPIG11.jpg

 ……すいません、同月発売の『スパイダーガール』の表紙と間違えました。

↓こっちです(クリックすると大きな絵で見れるってばヨ!)
hfh13bd1.jpg

 うむ。確かにエロい。

 思わず右クリックして保存したぐらいエロい。

 こう、ブラックキャット(左端の人)の谷間に、触手から粘液がタレてるのが「わかってる」感じですね。(何が?)
  
  
 ちなみに、マーベル・コミックス社は、自社の発行するコミックに対して、独自のレーティング基準を導入しておりまして。Wikipediaで調べたところ、以下のような具合だそうで。

ALL AGES:読んで字の如し、全年齢対象。

:全年齢に適した内容。ただし、児童が読む場合、前もって親御さんが目を通しておくか、一緒に読んだ方がいいでしょう(ここは昔は、「対象9歳以上の読者推奨」を示すレーティング「A」だった)。

T+:ティーンエイジャー(13歳)以上推奨。

Parental Advisory:15歳以上推奨。T+と似てますが、より大人向けのテーマ、描写が含まれます。ティーンからアダルト以上向け。

Explicit Content:18歳以上推奨。大人向けに作られた「MAXレーベル」などの本に付けられる。表紙に目立つ位置に「MAX: Explicit Content」の注意書きが書かれる。ニューススタンドなど、子供が手に取れる売り場での販売は不可。対象年齢に満たない若者への販売も不可。

※このレーティングは、各コミックスの表紙のバーコード部分に印刷されてます。また、マーベル公式サイトのコミックスの紹介ページには「Rating」欄が設けてあって、個別の作品のレーティングがすぐにわかるようになっています。

※2015/1/30追記:最新エントリにこの記事へのリンクを張ったので、記事内容を再確認したら、現在のマーベルのレーティング・システムがこの記事を書いた当時のものと異なっていたので、レーティング「A」を削除、レーティング「T」と「Explicit Content」の説明を追加。


 ……でー、この『ヒーローズ・フォー・ハイア』第13号のレーティングは「T+」だそうで。

 もしもあなたが中学生以上なら、大手を振ってこのコミックが買えます。

 よかったですね、みなさん。
  
 ……もっともこの本、表紙を描いてる人が、中身を描いてる訳じゃないので、実際にワクワクしながら買ったとしても、表紙をめくった時点でガッカリすると思いますが。


 ちなみに、今回の表紙を描いた人は日本人の女性作家。名前はタケダ・サナさん。

 今回マーベルの表紙を描く前は、イメージ・コミックス社で吸血鬼コミック『ドレイン』なぞを描かれていた模様。

 ちなみに、この『ドレイン』のライターが、一時マーベルで、日本人作家の発掘&担当編集を努めていた編集者兼ライター、C.B.セブルスキー。まぁ、そのツテで、今回のマーベルでカバーを描くことになったんでしょうな。

 タケダ・サナさんは、ご自身のホームページも持ってるので、まぁ興味のある人はググれ(エロいイラストはないけどな!)。

 ちなみに、普通のアメリカ人が、ヒーローズ・フォー・ハイアのお姉ちゃんを描くと、こんな具合です(左から3人が、今回のタケダ版カバーに描かれているお姉ちゃんたちです)。
hfh04.jpg

 ……こちらの真ん中のアフロの黒人姉ちゃんと、タケダ版カバーの真ん中のお姉ちゃんは、同一人物ですからね。念のため。


 でー。

 向こうのコミックファンの反応は、おしなべてネガティブ。

 特に、ここみてぇな、女性コミックファン向けニュースサイトでは、どの記事をクリックしても、非難轟々。

 男性ファンも、

「マーベルでは、喫煙の描写すら許されてないのに“触手レイプ”だって?」

「マーベルの奴、セールスを伸ばすために全力でヘンタイしてやがるぜ!」

「このカバーアーティストは女性で、この絵を描かせた編集者には、娘もいるってのに、なんたるファックだ!」

「俺もポルノ・コミックスを出版してたけどさぁ、この表紙は無いわ。明白に、女性が虐待されてるように見えるもん。こんな絵は、たとえ俺が編集してたポルノ・コミックスでも、表紙に使わないよ」

「ウチのシマを荒らすなよ、マーベル……(日本のエロマンガを英訳出版している編集者のブログより)」

「1970年代から活躍してる、古参黒人ヒロインのミスティ・ナイト(アフロの姉ちゃん)を、“日焼けしたバービー”みてぇに描くなよぉ……」

「あやまれ! ミスティとコリーン(右側の白い服のお姉ちゃん)にあやまれ!」


「っつーか、こんな革のコスチュームで、チクビが盛り上がって見えるのはおかしい」

「そういう問題じゃねぇだろ」

「いや、チクビが立っているということは、この女性たちは苦痛に対して快楽を見出していると言うことで……」


「DCコミックスも『ワンダーウーマン』で同じことやりゃいいのに」

「ワンダーウーマン? ウチのバァちゃんの裸見てるみてぇだよ」

「馬鹿ッ ワンダーウーマンはボンデージ・フェティシストの女神様なんだぜ!?」

 ……などなど。

 ワンダーウーマンのボンデージなカバーイラストへのリンクが、非常に収穫でしたね(<ヲイ)。


 要するに、
1.マーベルが、“女性を虐待しているカバー”で、売り上げを伸ばそうとしている。<これでフェミニストや女性ファンが噛みつく。

2.しかも虐待されてるのは、マーベルの古参キャラクターである所のミスティ、コリーンそれにブラックキャット(左端のお姉ちゃん)ら。<これで、古参のコミックファンも敵に回した。

3.虐待方法がよりにもよって「ヘンタイ・触手ポルノ」で、日本人作家(それも女性)に描かせている。<「アンチ・マンガ」のファン層も、反発。

4.しかも、それを「T+」程度のレーティングで売る。<お母様がたに良い顔をしたいインテリも集合。

 っつー具合な、「スキのない噛みつかれブリ」を誇るネタなわけですな。

 今後、マーベル・コミックス社から、どんなレスポンスがあるのか、興味深い所ですね。


 ま、俺はジャケ買いしますが(<……)。



  
  
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タグ:アメリカのマンガ

コメント

*#13

Vol.1のHEROES FOR HIRE #13の表紙も「触手に手足を拘束され襲われる寸前のアントマン」なのでそれへのオマージュでしょう、きっと。

*

>菅野さん
>Vol.1のHEROES FOR HIRE #13の表紙も
>「触手に手足を拘束され襲われる寸前のアントマン」なので
>それへのオマージュでしょう、きっと。
おぉ、イカス偶然。
っつーか、アメリカン・コミックスって(マンガに比べて)、
表紙とかで「繋がれているヒーロー」モチーフが使われることが多いですが、
アレは、プロメテウス以来の、西洋絵画の伝統に連なってるのかなぁ、
とか思ってみたり。

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