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●最近の期待の単行本の巻:

2007.06.13 Wed

▼TPBに期待する日々:

 12月にDCコミックスから出る単行本「Legion of Super-Heroes: An Eye For An Eye」の収録内容が『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』の第1~6号ってあるけど、ライターがポール・レーヴッツ&キース・ギフェンってことは、この『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』って、1984年創刊の『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』(vol. 3)のことかよ! 意表を突かれたよ!

 つか、個人的には、このvol. 3の第37-38号(ポスト・クライシスのスーパーボーイのコンティニュティの矛盾を解消する話。無闇に高いプレミアが付いている)が読みてぇんで、第2巻以降も無闇に続巻が出ることを希望したく。<どうだろなぁ。

 あと11月に、DCの「ショーケース・プレゼンツ」レーベルの単行本で、『ザ・シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ』が出るですが。
 DCのいわゆる「黒歴史」であるところの『キャンセルド・コミックス・キャバルケイド』第2号(※)に掲載された、幻の『ザ・シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ』第16号の原稿も収録されるのが、地味に凄ぇなぁ、と、思った。

(※)『キャンセルド・コミックス・キャバルケイド』:説明するのが面倒くさいので、昔俺が書いた「DCインプロージョン」についての記事を読め。<長いよ、その記事。

 とりあえず、本年度の「俺アワード」のベストTPB部門はこの本に決定だ(ちなみに、ベストシングルイシュー部門は『ゴーストライダー:ファイナル』)。
 ……っつーか、よく原稿残ってたよなぁ。多分、打ち切りが決定する前に作ってた製版フィルムが残ってて、そっから復刻してんじゃねぇか、と思うですが。ゼロックス・コピー版『キャンセルド・コミックス・キャバルケイド』をスキャニングして復刻してた、とかだったら、笑うなぁ(<ないない)。

 どうでもいいけど、『キャンセルド・コミックス・キャバルケイド』の表紙って、ワザワザ描き下ろしされてるのね。
 どちらの表紙も「DCの配送トラックから捨てられるヒーローたち」「DC本社からおん出されるヒーローたち」っつー、当時のスタッフのヤケのヤンパチぶりがうかがえる、ステキな表紙で、苦笑いしますが。


▼豆知識:『ザ・シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ』

 1976年に刊行されたオンゴーイングのシリーズ(隔月刊)。その名の通り、ゴリラ・グロッド、スターサファイア、キャプテン・コールドといった悪人(スーパーヴィラン)たちがチームを組んで、毎回悪巧みをする、っつー、一風毛色の変わったシリーズ。ちなみに、現行のDCユニバースを騒がせてる悪人軍団「ソサエティ」の元ネタ。

 シリーズの企画を立ち上げたのは、編集者のゲリー・コンウェイ。当時の彼は、「コンウェイズ・コーナー」と呼ばれる一連の(やはり、どことなく変わった雰囲気の)作品群を生み出していた。

 ただし、この『ザ・シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ』は、創刊前にコンウェイがマーヴル・コミックスの総編集長として引き抜かれちまったために、最初の1、2号しか、コンウェイは関わっていない……と、思いきや、コンウェイはホンの半月でマーヴルを辞し、DCコミックスに今度はフリーのライターとして復帰、っつー、ワケの解らない動きを見せた為に、このシリーズの後半のライティングを担当している。

 シリーズはその後、悪名高い「DCインプロージョン」事件のために、第15号で問答無用で打ち切られる。次号、第16号は原稿のインキングも終わっていたにも関わらず、お蔵入り。

 納得いかないコンウェイは、その後ライターに就任した『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』誌上で、この『シークレット・ソサエティ』の第16号以降の話の続きを書く。

 ちなみに今回の「ショーケース・プレゼンツ」版単行本では、この『ザ・シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ』オンゴーイングシリーズ全15話に加え、

・『DCスペシャルシリーズ』第6号:特別編。オンゴーイングシリーズの第10~11号の間の話。

・『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』第166-168号:本シリーズが打ち切られた後にコンウェイが書いた、事実上の最終エピソード。ソサエティvs.ジャスティスリーグ。

それに、
・『DCスペシャル』第27号:『ソサエティ』の初期の仇敵であるヒーロー、キャプテン・コメットが活躍する話を収録。JLAマニヤ的には、コメットがジャスティスリーグ入りするエピソードとして、割と必携。

・『スーパーチーム・ファミリー』第13-14号:第13号はキャプテン・コメットが、第14号はソサエティがそれぞれゲスト出演。

 さらに
・『キャンセルド・コミックス・キャバルケイド』第2号

 と、シリーズ完全収録のみならず、その周囲の「読んでおくべき本」までも網羅した実にスキのない収録ブリがイカス。

『ラーン/サナガー ウォー』や、こないだの『ミステリー・イン・スペース』ミニシリーズで、キャプテン・コメットに興味を持った人は、キャプテンのレアな登場回が収録されてる、この本を読むのも良いんじゃねぇか。



  
  
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タグ:豆知識

コメント

*延々と違う方向へ引っ張っていこうとする…

リージョンの旧作を編集したTPBは、アーカイヴを除いては、新展開の頭のところだけ、とかいうパターンが多いですからねぇ。
何とか続けて欲しいものです。どのTPBもペレスのワンダーウーマンくらい続刊してくれるとありがたいんですが。

>ショーケース・プレゼンツ・ザ・シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ
>「黒歴史」であるところの『キャンセルド・コミックス・キャバルケイド』第2号(※)に掲載された、幻の
まるでマーヴルのエッセンシャル・ミズ・マーヴルみたいだ!
>『ラーン/サナガー ウォー』や、こないだの『ミステリー・イン・スペース』ミニシリーズで、キャプテン・コメットに興味を持った人
あい、あてはまっちょります。
'70年代のスーパーヴィランが主役のチームアップタイトルであり、ちゃんとヒーローが主役のタイトルとクロスオーヴァーしていたり、キャプテン・コメットやらシュラウドやらライヴァル役のマイナーヒーローが用意されている辺り、マーヴルのエッセンシャル・スーパーヴィラン・チームアップみたいだ!<もうええちゅうに

アヴェンジャーズとスーパーヴィランチームアップのクロスオーヴァーには、コンウェイは関わっていたりしますが。

*

>Humanflyさん
>リージョンの旧作を編集したTPBは、アーカイヴを除いては、
>新展開の頭のところだけ、とかいうパターンが多いですからねぇ。
今更四半世紀前の作品を単行本化しようとする、担当者の無闇な情熱は、
きっと続巻に繋げてくれると……ッ 信じたい……。

>『エッセンシャル・スーパーヴィラン・チームアップ』
本当は本文で、コンウェイがらみで触れたかったんですが、
実は1冊も読んでないんで、いい加減なことを書きそうだったんで、削ってたり。
実に即妙なレスをありがとうござんす。
(今回の記事を描いた直後に、Amazonに注文しました<エッセンシャル)
やっぱり、コンウェイは、『ソサエティ』の企画にあたり、
多少は『ヴィラン・チームアップ』を意識してたんですかねぇ。

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