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●マーヴル、アメリカン・マンガに参入。題材は少女マンガ版X-メン?

2007.12.11 Tue

 まぁ、割と方々で話題になってるニュースではありますが、とりあえず、

ign.com
MangaBlog
Anime News Network

 あたりのニュースサイト、ブログの情報を適当に翻訳しつつ統合してみた。

▼X-メン、少女マンガになる
――デル・レイ・マンガがマーヴル・エンタテインメントとのコラボレーションをアナウンス

 先頃、ニューヨーク市で開かれたアニメ・イベント「ニューヨーク・アニメ・フェスティバル<New York Anime Festival>」にて、日本マンガの出版を手がけるデル・レイ・マンガ<Del Rey Manga>(※)とマーヴル・コミックス社とがコラボレートし、マーヴルの人気コミック『X-メン』、『ウルヴァリン』を原作とした2つの“マンガ”の製作を発表することがアナウンスされた。

※デル・レイ・マンガ:アメリカ大手出版社バランタイン・ブックスの出版部門デル・レイ・ブックスのインプリントの1つ。講談社のマンガ作品の版権をガッチリ抑えていることで、現状、アメリカのマンガ市場の最大手の1つになってる。

 このマンガはマーヴルの編集者らの協力により、『X-メン』シリーズの旧来のキャラクターをマンガ・スタイルで再生することとなる。

 その第1弾『X-メン』は、ライナ・テルゲメイアー<Raina Telgemeier>とディブ・ローマン<Dave Roman>の夫婦作家ペアがスクリプトを担当。インドネシアのアーティスト、アンズ<Anzu>がアートを手がける。

 このマンガ版『X-メン』は私立学校「恵まれし子らの学園<School for Gifted Youngsters>」を舞台とした、コメディタッチの少女マンガになる。

 主人公は、学園で唯一の女の子、キティ・プライド<Kitty Pryde>。物質通過能力を持つミュータントである彼女は学園の有力なグループ「ヘルファイヤー・クラブ<Hellfire Club>」――火炎操作能力を持つミュータントのパイロがリーダーを努める――と、学園のはみだし者たちとの間で板挟みとなる。が、彼女はやがて、はみだし者たちをまとめ上げ、X-メンを結成する。

 こちらのサイトの記事で、アンズによるキャラクターのラフデザインが見られる。

12/12追記:コミックニュースサイト、Newsaramaで、より鮮明なラフデザインが公開されている。

 ……どうでもいいけど、キティ・プライドが「学園唯一の女の子」っていう設定なのに、ラフデザインの方でミスティークとジーン・グレイの絵が登場してるのは何故だ。……あ、そうか、2人も生徒じゃねぇのか。

 とあるパネリストによる「X-メン版『フルーツバスケット』、もしくは『桜蘭高校ホスト部』<X-Men meets Fruits Basket or Ouran High School Host Club>」という比喩は、本作の内容を極めて端的に現していると言える。

 なお、本作の登場人物は、『X-メン』のキャラクターが元にはなっているが、本作を読むにあたり、オリジナルの『X-メン』のコミックスについて、いかなる予備知識も必要としないものとなる模様。

 また第2弾として、やはり2009年春に刊行を予定している『ウルヴァリン』は、少年マンガになる模様。ライターには、アンソニー・ジョンストン<Anthony Johnston>が予定。アーティストは現状未定。

『X-メン』、『ウルヴァリン』共に、単行本・全2巻を予定。それぞれ第1巻は2009年春に刊行を予定している。各単行本のフォーマットは200ページ、本文1色刷り、版型5×7.5インチ。


 デル・レイ・マンガの副パブリッシャー、ダラス・ミドー<Dallas Middaugh>のコメント:
「X-メンは世界で最もよく知られたキャラクターの1つだ。同作のキャラクターの魅力と、その強くユニークなストーリーラインは、X-メンをマンガという形式に完全にマッチさせるだろう。これは驚異的な機会であり、我々はマンガというプリズムを通した新たなX-メンをファンにもたらしたいと願っている」

 マーヴル・エンタテインメント社、開発部門の副社長ルーワン・ジャヤティレク<Ruwan Jayatilleke>のコメント:
「マンガの分野において、デル・レイ・マンガは革新的な勢力だ。彼らは堅実にこのジャンルを成長させ、出版の限界を破ってきた。我々はグラフィック・フィクションにおいて性急に発展を遂げるこの市場にX-メンとウルヴァリンを送り込むにあたり、優れたストーリーテーリングと才気溢れるビジュアルを持ち合わせた最良のパートナーを見つけた。コミックブック・ファンとマンガの読者は、楽しみにしていて欲しい」


▼作家について:

 ライナ・テルゲメイアー<Raina Telgemeier>はライター兼アーティストとして手がけた『ザ・ベビーシッターズ・クラブ<The Babysitter's Club>』グラフィック・ノベルで知られている。彼女はスクール・オブ・ビジュアル・アーツで美術学士号を取得、またアイズナー賞、イグナッツ賞、シビル賞、ウェブ・カートゥーニスツ・チョイスなどの賞にノミネートされている。

 デーブ・ローマン<Dave Roman>は現在「ニコロデオン・マガジン<Nickelodeon Magazine>」の準編集者として働いている。彼はハーベィ・アワードにノミネートされた『ジャックス・アポック&ザ・クイッケン・フォービドゥン<Jax Epoch and the Quicken Forbidden>』シリーズや、イグナッツ賞を受賞した『ティーン・ボート<Teen Boat>』の共著者である。彼はまた彼自身のウェブ・コミック、『アストロノート・エレメンタリー<Astronaut Elementary>』も描いている。彼はまたコミック『アグネス・クィル<Agnes Quill>』のクリエイターでもある。

 インドネシアに拠点を置くマンガ・アーティストのアンズ<Anzu>は、2008年4月に出版予定の『ザ・リフォームド<the Reformed>』(作:クリス・ハート<Chris Hart>)でアメリカン・マンガ界にデビューを果たす。彼女はまた、ハートのベストセラー、『ハゥ・トゥ・ドロー・マンガ<How to Draw Manga>』シリーズにも寄稿している。

※参考:deviantart.comのアンズのページ


 アンソニー・ジョンストン公式サイト


※ヒーローもののコミックしか読んでないオイラは寡聞にして、これらの作家さんのプロフィールを存じ上げてないので、こちらのブログに掲載されてたテキストの引き写しになります。アンソニー・ジョンストンは、ググったら、本人の公式サイトが出てきたんで、詳しくはそちらを。




 こう、マーヴル・コミックス今まで日本人作家にコミックを描かせてきてはいたものの、ライターはアメリカ人で、コマ割りもアメリカン・コミック式、というスタイルが主でしたが。

 今回のマンガ版『X-メン』&『ウルヴァリン』で、一転して、日本の作家を起用せず、それでいてマンガ的な文法、コマ割り+マンガ的なアートという、いわゆる「アメリカン・マンガ」式のスタイルでのコミックに乗り出した、というのは、割と面白いなぁ、と。

 その、日本人作家を招聘して、コミックを描かせる、っていう従来のマーヴルの手法は、C.B.セブルスキーのような、「日本人とコミュニケーションができる」編集者個人の才覚に頼る形でしか送り出せない、という弱点があったのですが。

 今回のスタイルなら、デル・レイ・マンガの方の作家人脈に頼る形ではあるけど、それなりに安定して作品を送り出せるなぁ、と。今後もマーヴル側にその気さえあれば、このスタイルは維持できる、という点が大事じゃないかと思った。

 まぁ、第1弾が出るのが、1年半後っつー、気の長い話ですが。
  
  

  
  
 
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タグ:アメリカのマンガ

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