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●エンパワードな日々その2:

2007.12.20 Thu

 っつーワケで(何が?)、久々に「今日読んだアメコミ」。ネタはやっぱりアレ。

▼『エンパワード<Empowered>』 volume 2

Empowered 2
Empowered 2Adam Warren

Dark Horse Comics 2007-09-19
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 我らがアダム・ウォーレンのオリジナル・セクシー・ヒロイン・コミック第2巻。

 この『エンパワード』第2巻、10月頭に発売されてた本ですが、諸事情により、2ヶ月も遅れて俺の手元に届きやがりましたんで、今、ようやくレビュー(涙)。
 Amazonよりも、Lone Star Comicsの方が値引率が良かったんで、後者で購入したんですが、狙いすましたように郵便事故で来るのが遅れました。オノレ。
 とりあえず、3月末に発売予定の第3巻は、Amazon.co.jpの方で予約したので、大丈夫に違いない。

Empowered 3
Empowered 3Adam Warren Jo (CDR) Chen Tomoko Saito

Dark Horse Comics 2008-03-05
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左下の縛られてる(おぉ!)ニンジェットさんや、ロゴの後ろの能面軍団(2巻登場。ニンジェットさんと因縁のある殺人ニンジャ軍団だ)を見る限り、3巻は彼女の過去話か?

 ストーリーは、ダメっ娘スーパーヒーローなエンパワードさんが、恋人のサグボーイや、親友のニンジェット、居候のデーモンウルフ様らのはげましを受け、時に涙を流しつつも、頑張ろうとする日々を描いたり描かなかったり、縛られたり縛られられたり縛られられられたり。あとポロリもあるよ、チクビは出ないけど、な感じ(<投げやりだ)。

 まぁ、詳細は前回の記事でも読め。

 で、まぁ、今巻のエンパワードさんも、相変わらず縛られてるわけですが。


はい、みなさんお待ちかね、色々とピンチなエンパワードさん(クリックすると大きくなるヨ!)。

 ……その、第1巻は、1話が数ページで終わるせいで、「縛り→オチ→縛り→オチ」という、言うなれば「縛りのスパイラル」ともいうべきソレで、実に様々なシチュエーションでエンパワードさんが縛られてたわけですが。対して今巻では、1話毎のページ数を長めに取ってるおかげで、ボンデージャーなシーンはやや減ってますね。
 Yahooの「ボンデージフェチ・コミュニティ」あたりに所属されてる方は、ややションボリですね(<アクセス解析見たら、どうも前回の記事がその手のコミュニティで紹介されてたみたいなんよ)。

 まぁ、回数が減った分、鎖だの包帯だのといったマニアックなアイテムで縛られたりといった具合に、フェチっぷりに磨きはかかってますが。
 っつーか、この巻の「エロ」方面のテーマは「露出」「言葉責め」といった、「ハズカしめ」方面のフェティシズムに傾倒してますね。
 あられもない姿をビデオに撮られてネット上にアップされたり、お約束の「人質の命が惜しければ、今すぐその場で全裸になれ」とか、“1人遊び”について告白を強要されたりとか。
 しまいにゃサブキャラクターのニンジェットさんも、異次元の帝王デーモンウルフ様の巧みな言葉責めで露出の快感に目覚めるしな。


左から、ヨダレをたらしたあられもない写真をヒーローチーム基地の壁紙に使われるという羞恥に耐えるエンパワードさん、ネコミミ・エンパワードさん、「メガネ巨乳司書」のコスプレで敵に捕まるエンパワードさん


恥ずかしい告白をして顔を赤らめるエンパワードさんと、露出の快感に目覚めるニンジェットさん。エロイなぁ、本当にエロイなぁ(<馬鹿)。

 ……相変わらず、ナニを一所懸命やってんだ、俺は。

 あと、巻末でエンパワードさん本人も言ってるけど、この巻ではサグボーイとのセックスシーンも前巻から減ってますな。まぁ前巻は1話が数ページで終わるせいで、「話始まる→ベッドでの会話でオチ→次の話始まる→ベッドでの会話でオチ」という、言うなれば「セックスのスパイラル」ともいうべき(以下略)

 まぁ、今巻では、本作の看板「セクシー・ヒロイン・コメディ」のうち「ヒロイン」部分に比重が置かれているというか、駄目なヒロインの烙印を押されるエンパワードさんのキャラクターの掘り下げ(「エンパワードさん頑張る→人生最大の屈辱・挫折→みんなの励ましで元気出す→過去のトラウマを乗り越える」という、手堅い構成なのがむしろ新鮮だ)がメインで、1巻の前半みたいな「シチュエーション・コメディ」の側面は減ってますな。
 ウォーレン的には、一人歩きし始めたキャラクターや設定を、鉛筆のオモムクままに動かしてくのが楽しいんだろなぁ、ってのがヒシヒシと伝わってきます。

 っつーか、今巻の白眉は、最後の話な。
 エンパワードさんがスーパーヒロインを目指す動機となった過去のトラウマと、その経験故に他者を救い、いくばくかの心の平安を得る(でも、縛られてる)あのラストがね。
 まさか『エンパワード』読んでて泣くとは思わなかった。

 一方で個人的にゃ、もう少し合間、合間にコメディな短編を挟んでくれた方が、緩急がついたんじゃねぇかな、と思った。
 あと「シリアスでセリフの多い話」の後に「コメディだけどセリフの多い話」を続けるのも、リズムが悪いかなぁ。いや、このコミックにおける“長ゼリフの王者”ことデーモンウルフ様は、個人的には本作屈指の「良いキャラ」なんだけどさ。

 まぁ、結論としては「今巻も面白いので読め」とか、頭悪い感じで。

 ちなみに、3巻は「セックスも縛りも当社比増量よ♪」と、2巻の巻末でエンパワードさんが太鼓判を押してるので、やはり読め。


▼余談:

 ウォーレンが絵的な面において「マンガ&アニメ」から得た、最大の(大げさかね)恩恵が、アクションシーンのコマ割り・カメラワークの巧さ、じゃねぇかと思うのですが、どうか。




 サンプルとして2巻から1ページ持ってきてみましたが、各コマが実にスムーズに流れてて、エンパワードさんがどのような攻撃を敵に喰らわせてるかが、きちんと理解できるのが良いでしょ。ね。

 特に1コマ目→3コマ目の流れ。

 エンパワードさんを正面左側から捉えた視点(1コマ目)→エンパワードさんの背中からの視点(2コマ目)→エンパワードさん正面右側からの視点(3コマ目)と、激しく視点が切り替わってるのにもかかわらず、巧みに視点を誘導するモノ(1・2コマ目の男の叫び声とか、コマからはみ出てる2コマ目の椅子とか)を置いて、スムーズにコマとコマを流れさしてるのがスバラシー。

 あと、「タメ」のコマである2コマ目を小さくすることで、タメが解放される3コマ目が生きてくるとかね、なんつーか、教科書に載せたいような見事さですよ。

 多分、プロならこの一連のアクションシーン(約8ページほど)で数時間は講義ができるね。何のプロかは知りませんが。

 以上。
 
 

  
  
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タグ:今日読んだアメコミ アメリカのマンガ

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