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●最近の資料本とか。

2008.08.24 Sun

▼最近のフラッシーな本:

 デッドショットさん講座の続きは、まぁおいといて(書いてますよ?)、今日は最近出た書籍の紹介なぞ。

■ the Flash Companion
The Flash Companion Carmine Infantino
Ross Andru
Mike Wieringo

Twomorrows Pub 2008-06-25
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 無闇に情報量の多い資料本を出してくれるTwomorrows Publishingの新刊。タイトル通りにDCコミックス社の伝統的かつ人気ヒーロー、ザ・フラッシュの歴史をまとめた本。

 70年弱・4世代に渡るフラッシュの歴史をまとめたモンなのですが、何分マニアが作っている本なので、内容的には、アメリカン・コミックス史上におけるマイルストーンな存在であった2代目フラッシュのボリュームが、一番ゴツいですな。

 ページ配分としては、こんな感じ。
初代フラッシュ(ジェイ・ギャリック):24ページ
2代目フラッシュ(バリー・アレン):83ページ
実写ドラマ版フラッシュ:17ページ
3代目フラッシュ(ウォーリー・ウェスト):54ページ
4代目フラッシュ(バート・アレン):12ページ
ローグス・ギャラリー:22ページ

 目次では、実写ドラマ版もバリー・アレンの章に含んでるので、全224ページ中、実に100ページ、半分近くがバリー・アレンに費やされてるわけです。

 圧倒的です、バリーさん。

 各章の内容としては、冒頭でキャラクター・コミックスの歴史について、折々の時期の環境や作家・編集者の変遷なども交え解説。その後、ガードナー・フォックスやカーマイン・インファンティーノ、マーク・ウェイド、ジェフ・ジョーンズといった、各世代のフラッシュを代表する作家・編集者へのインタビュー、合間合間に1~2ページ程度のコラム、といった構成ですな(ラストのローグス・ギャラリーは、フラッシュの代表的な悪役について1~2ページのプロフィールを掲載)。

 ちなみにクリエイター・編集者へのインタビューは、シェルドン・メイヤーやジュリアス・シュワルツといった既にお亡くなりになられてる方は、インタビューではなく、各人のプロフィールになってます。
 プロフィールの原稿は、フラッシュ関連がメインではあるものの、作家になるまでや、他社での仕事についてもキチンと触れられているんで、コミック史に残る偉人たちのプロフィールとしても読めますな。

 ちなみに、先年亡くなられたマイク・ウィーリンゴにも3ページほど紙面が割かれています(マーク・ウェイドによる1ページの回想+2ページのトリビュート・ギャラリー)。

 こう、感想としては、前半部分の多くを占めてる「巨匠」のプロフィールは非常に勉強になるなぁ、ってのと、後半のインタビューは、聞き手がフラッシュ・マニヤだけにいいツッコミ具合で、ミもフタもない本音を引き出せてるのがステキです、とかなんとか。

 こう、ガッツリとした硬派な本だけど、ペラペラめくって、気になってる作家のプロフィールや、お気に入りの作家のインタビューをチマチマ読むだけでも楽しい本です。

 フラッシュのファンなら買い。あと、シルバー・エイジ&ゴールデン・エイジのDCコミックスの作家陣に興味がある人もどうぞ、とかいうアリガチなシメでオワル。

 10月には『タイタンズ・コンパニオン2』と『ホークマン・コンパニオン』が出るのでこっちも楽しみだ。 
  
  
Twomorrows Publishingから出てる「コンパニオン」な本もろもろリンク。

※値段が書いていない本はAmazonでは売り切れ(マーケットプレイスで出品されてるかもしれないけど)。
※マニア向けな本なんで(=そんなに部数が刷られてないんで)、発売されたらすぐ買わないと泣きを見るぞ。
  
  

タグ:資料本

●桑田次郎とバットマン、な日。

2008.01.19 Sat

▼桑田次郎版『バットマン』、アメリカにて復刻:




 NEKOMISO+さんでも紹介されてましたが。
 1966~1967年にかけて、少年画報社の『週刊少年キング』などで連載されていた桑田次郎(※)版『バットマン』が、アメリカで復刻されるそうで。

(※)近年は本名の「桑田二郎」名義で活動してることを、さっき知った。

 書名は『バット・マンガ!:ザ・シークレット・ヒストリー・オブ・バットマン・イン・ジャパン<Bat-Manga: The Secret History of Batman in Japan>』
 出版元は『アクメ・ノベルティ・ライブラリ』や『マウス』なんかでもおなじみ、パンテオン・ブックス公式サイト)。
 ……余談ですが、オイラ、この出版社を単にランダムハウスのグラフィック・ノベル関連のレーベルか何かだと思ってたんですが、1942年創業の老舗だったのですね(ランダム・ハウスに買収されたのが1960年)。

 冒頭に載せたのが、その表紙らしいですが。こう、デザイン的にはカッコいいのですが、日本語が途中で切られてると、日本人としては気になってしょうがねぇのですが。ウヌレ。


 パンテオンの公式サイトの記事(ページの中ほどで言及されてるんで「Bat-Manga」で記事内検索せよ)や、メリケンのポップカルチャー系ニュースサイトICv2掲載されてた記事によると、桑田版『バットマン』の原稿は、少年画報社にもDCコミックス社にも現存してなかったそうで(まぁ、ないだろうなぁ)、コレクターの私物を借りての復刻になったんだとか。

 発売は2008年9月と、まだまだ先なんで、内容やページ数などは良く解らんのですが(Amazonにも登録されちゃいねぇ)、実写ドラマ版「バットマン」が日本に輸入され、それに伴い少年画報社が『バットマン』のライセンスを取得して……的な経緯をまとめた記事+桑田版バットマンの再録、ってな感じになるのかな。すると少年画報社の月刊『バットマン』なんかも取り上げるのかしらん。
 あと、桑田二郎先生のエッセーも収録だとか(……本人と連絡は取ってるけど、復刻はコレクターの私物から、ってことは、桑田先生の手元にもオリジナルの原稿はないのかなぁ)。


 とりあえず、元となった桑田版『バットマン』は、月刊の『少年画報』と週刊の『少年キング』で、10ヶ月に渡り連載されてたそうで(参考ソース:こちらのサイトの年表)。ま、それなりな分量があるでしょうから、この本にゃ完全収録はされないのだろうな、多分。

 ともあれ、日本では版権の関係で復刻の機会に恵まれず(アップルBOXクリエートが極少部数復刻してたらしいけど現物見たことすらねぇ)、幻の作品となってた桑田版『バットマン』が、この目で見られるだけで胸躍りますな。

 できれば、再録する原稿は、翻訳した英文を乗っけたりせず、極力オリジナルに忠実な体裁でして欲しいなぁ。
 こう、原稿には一切手を加えずに、ページ下段に各コマ・各セリフの翻訳文を載せる、ってスタイルでお願い。


「桑田次郎 バットマン」のキーワードでググると1番目に出てくるこちらのページで、桑田版『バットマン』が数ページ読めますが、ロビンが独特な雰囲気があるね。
 っつーか、この回の敵役の「猫男」って、最近じゃ『シークレット・シックス』でおなじみ、キャットマンですな。

 ちなみに本家のキャットマン(トム・ブレーク)さんは1963年の『デテクティブ・コミックス』第311号が初出でして。そん時ゃ、“身に着けた者に猫と同じく9つの命を与える”布でこさえたコスチュームを身に着けてたんですが。
 どうやら桑田版『バットマン』にも、このコミック版の設定が取り入れられてるようですな。こう、キチンと原作を読んだ上で、桑田流のアレンジを加えてお話を作ってるようで、「うむ、偉いもんじゃのう」と、感心した(<も少しカッコいい言い方はないのか)。

 っつーか、検索して出てきた、このページの一番下の写真のハシラを見た所、オリジナルのバットマンにおける、「アルフレッド死亡→謎の敵アウトサイダーの登場(→アウトサイダーの正体、蘇生され洗脳されたアルフレッドと判明)」のストーリーラインも桑田次郎版でやってる模様。
 ……うーわ、全話読みたいわぁ。

 とりあえず、この調子で日本じゃ部数が見込めなかったり、版権交渉で二の足を踏むような企画を、あちらさんでバシバシ出してくれることを希望したいなぁ、とかいうシメを今さら思いついたんで、追記してみる(1/19:16:20)。

 その後押しをする意味でも、みんなこの本買うよろしね(<結局それか)。


Bat-Manga!: The Secret History of Batman in JapanBat-Manga!: The Secret History of Batman in Japan
Chip Kidd

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※こっちはハードカバー版ね。
  
  

タグ:資料本 アメリカのマンガ

●最近の期待の資料本:

2007.06.27 Wed

▼シルバーエイジ・サイファイ・コンパニオン

Silver Age Sci-fi Companion Silver Age Sci-fi Companion
Mike W. Barr (2007/09/19)
Twomorrows Pub
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 1つ前の記事の「ブルービートル専門ムック」や、「ゴリラが出てくるコミックス専門ムック」などの、ニッチ極まりない単行本を出し続ける、我らがトゥーモロー・パブリッシングの9月の新刊。
 その名の通り、DCコミックス社のシルバーエイジ期に、編集者ジュリアス・シュワルツが担当した数々のSFコミックスを特集したムック。

 著者が『バットマン&アウトサイダーズ』のライターでおなじみ、マイク・W.バー<Mike W. Barr>なのが謎だ。しかも、この題材で160ページも書きやがったのが凄ぇ。
(今、amazonで検索かけたら、マイク・W.バーは『スタートレック』の小説なんかも書いてた。割とSFな人なのね。そういや、『キャメロット3000』も書いてたんか)

 っつーか、『アダム・ストレンジ』『アトミック・ナイツ』『スター・ホーキンズ』といった、「当時の人気連載作品全て」「全話解説」とかいう、内容紹介を読んだだけでゲップが出そうな、いつもの「ヤリ過ぎ」な本のようで、非常に楽しみだなぁ、と。
  
  

タグ:資料本

●最近読んだ資料。

2007.06.27 Wed

▼ブルービートル・コンパニオン:

Blue Beetle Companion: His Many Lives from 1939 to Today Blue Beetle Companion: His Many Lives from 1939 to Today
Christopher Irving (2007/05/18)
Twomorrows Pub
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 ギーク御用達の無駄に濃い資料本でおなじみ、トゥーモロー・パブリッシングより、最新の「業の深い本」

 その、『インフィナイト・クライシス』でブルービートル(テッド・コードさん)が注目を浴びているのに便乗して、歴代ブルービートルについて広く語り尽くす本……と、見せかけて、その実、ゴールデンエイジ版ブルービートルについて、深く、深く語ってるという、二重に業の深い本

 こう、全体のページ数が128ページなんすが。
 うち、ゴールデンエイジ・ブルービートル(フォックス版・約11年)についての記事が68ページ
 シルバーエイジ・ブルービートル(チャールトン版・約29年)についての記事が25ページ
 モダンエイジ・ブルービートル(DC版・約21年)わずか16ページ
 と、まぁ、総ページの半分以上がゴールデンエイジ/フォックス版に費やされてんだもん。
 まぁ確かに、ブルービートルというキャラクターの最盛期はゴールデンエイジなわけですが。に、しても、このボリュームはなぁ。

 多分、モダンエイジのブルービートル目当てでこの本を買ったファンは途方に暮れてると思う(っつーか、表紙を見ると、明らかにテッド・コードさんのファンを誘ってるのが卑怯だ)。

 こう、俺的にゃ、現役作家でブルービートルに縁の深い作家(キース・ギフェンや、ディック・ジョルダーノ、レン・ウェインあたり)のインタビューがあるんじゃねぇかと思ってたら、過去の発言の引用しかなくて、愕然としたよ!

 ただ、この本の執筆陣の「本当に書きたいこと」である所の、ゴールデンエイジ・ブルービートルの記事は、無駄にクオリティ高ぇのね。

 何せ、ハナから、ウィル・アイズナーがフォックス・コミックス(ブルービートルのオリジナルの版元)のビクター・フォックス(同社社長)の命令で、「スーパーマン」のパクリヒーローである、「ワンダーマン」を描かされた話を、アイズナーの自伝コミックや、『ワンダー・コミックス』の本文ページ(始めて見た!)を収録しつつ紹介ときたもんだ。
 でー、そうしたフォックス・コミックのパクリ・ヒーローの1人として、人気ラジオドラマ「グリーン・ホーネット」をパクった「ブルービートル」が誕生し、タマタマ人気を得た彼が、ラジオドラマや新聞マンガに発展してく様を、実に丁寧に語ってってますわ(ちなみに、「コミックで人気→他のメディア」に進出って流れは、当時の「スーパーマン」のマルチメディア展開の後追いですね)。

 その上、新聞マンガ版ブルービートルや、ラジオドラマ版の脚本まで再録されてる、っつー無駄な充実ブリ。さすがトゥーモローだ(っつーか、ジャック・カービィがアートを担当していた時期の新聞マンガ版「ブルービートル」を全話収録ってのに至っては、痒くないところまで手を届かせ過ぎだろ、いや、嬉しいけどさ)。


 同様に、シルバーエイジ版ブルービートルについても、チャールトン・コミックスの創設の経緯(著作権侵害で刑務所に放り込まれた創設者が、同房の人間をパートナーにして誕生)から、同社の自前の印刷機がいかにボロいかや、生原稿を改造タイプライターに突っ込んで写植を打っていた話(ヒデぇ)など、チャールトン・コミックスの社史とその大ざっぱでシミッタレな社風を無闇にフォローした上で、歴代ブルービートルの話をしてまして、実に手堅いっす(その意味では、チャールトン・コミックスについての基礎の資料としても価値あるよ)。

 ……ま、その分、割を食ってるのがモダンエイジの記事でな。
 つか、テッドさんと現ビートルに加えて、『キングダム・カム』版ブルービートルや、スカーレットスカラベ、シルバースカラベ、ナイトオウルといった、ブルービートルにインスパイアされたキャラクターの紹介までを16ページですましてるんだから、まぁ、駆け足になりまさぁな。


 結論としちゃ、あれだ。「ブルービートルというキャラ」に興味のある人が買っても、しょうもない本だわ。ミもフタもないですが。

 一方で、こう、「ブルービートルという作品」を形作ってきたもの――フォックス・コミックスや、チャールトン・コミックスといった風変わりな版元や、アイズナーやカービィ、ディッコ、ジョルダーノといった一流作家らとの奇縁――に興味のある人が買うと、死ぬほど面白ぇのは、保証する。

 個人的にも、やっぱりフォックス・コミックスに関する記述全般が、面白かった。特にゴールデンエイジ・ブルービートルのオリジナルのアーティストが実は藪の中(アヤシいのは2人)っつー話は、良かった。



  
  

タグ:資料本

●最近の期待の単行本の巻:

2007.06.13 Wed

▼TPBに期待する日々:

 12月にDCコミックスから出る単行本「Legion of Super-Heroes: An Eye For An Eye」の収録内容が『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』の第1~6号ってあるけど、ライターがポール・レーヴッツ&キース・ギフェンってことは、この『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』って、1984年創刊の『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』(vol. 3)のことかよ! 意表を突かれたよ!

 つか、個人的には、このvol. 3の第37-38号(ポスト・クライシスのスーパーボーイのコンティニュティの矛盾を解消する話。無闇に高いプレミアが付いている)が読みてぇんで、第2巻以降も無闇に続巻が出ることを希望したく。<どうだろなぁ。

 あと11月に、DCの「ショーケース・プレゼンツ」レーベルの単行本で、『ザ・シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ』が出るですが。
 DCのいわゆる「黒歴史」であるところの『キャンセルド・コミックス・キャバルケイド』第2号(※)に掲載された、幻の『ザ・シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ』第16号の原稿も収録されるのが、地味に凄ぇなぁ、と、思った。

(※)『キャンセルド・コミックス・キャバルケイド』:説明するのが面倒くさいので、昔俺が書いた「DCインプロージョン」についての記事を読め。<長いよ、その記事。

 とりあえず、本年度の「俺アワード」のベストTPB部門はこの本に決定だ(ちなみに、ベストシングルイシュー部門は『ゴーストライダー:ファイナル』)。
 ……っつーか、よく原稿残ってたよなぁ。多分、打ち切りが決定する前に作ってた製版フィルムが残ってて、そっから復刻してんじゃねぇか、と思うですが。ゼロックス・コピー版『キャンセルド・コミックス・キャバルケイド』をスキャニングして復刻してた、とかだったら、笑うなぁ(<ないない)。

 どうでもいいけど、『キャンセルド・コミックス・キャバルケイド』の表紙って、ワザワザ描き下ろしされてるのね。
 どちらの表紙も「DCの配送トラックから捨てられるヒーローたち」「DC本社からおん出されるヒーローたち」っつー、当時のスタッフのヤケのヤンパチぶりがうかがえる、ステキな表紙で、苦笑いしますが。


▼豆知識:『ザ・シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ』

 1976年に刊行されたオンゴーイングのシリーズ(隔月刊)。その名の通り、ゴリラ・グロッド、スターサファイア、キャプテン・コールドといった悪人(スーパーヴィラン)たちがチームを組んで、毎回悪巧みをする、っつー、一風毛色の変わったシリーズ。ちなみに、現行のDCユニバースを騒がせてる悪人軍団「ソサエティ」の元ネタ。

 シリーズの企画を立ち上げたのは、編集者のゲリー・コンウェイ。当時の彼は、「コンウェイズ・コーナー」と呼ばれる一連の(やはり、どことなく変わった雰囲気の)作品群を生み出していた。

 ただし、この『ザ・シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ』は、創刊前にコンウェイがマーヴル・コミックスの総編集長として引き抜かれちまったために、最初の1、2号しか、コンウェイは関わっていない……と、思いきや、コンウェイはホンの半月でマーヴルを辞し、DCコミックスに今度はフリーのライターとして復帰、っつー、ワケの解らない動きを見せた為に、このシリーズの後半のライティングを担当している。

 シリーズはその後、悪名高い「DCインプロージョン」事件のために、第15号で問答無用で打ち切られる。次号、第16号は原稿のインキングも終わっていたにも関わらず、お蔵入り。

 納得いかないコンウェイは、その後ライターに就任した『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』誌上で、この『シークレット・ソサエティ』の第16号以降の話の続きを書く。

 ちなみに今回の「ショーケース・プレゼンツ」版単行本では、この『ザ・シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ』オンゴーイングシリーズ全15話に加え、

・『DCスペシャルシリーズ』第6号:特別編。オンゴーイングシリーズの第10~11号の間の話。

・『ジャスティスリーグ・オブ・アメリカ』第166-168号:本シリーズが打ち切られた後にコンウェイが書いた、事実上の最終エピソード。ソサエティvs.ジャスティスリーグ。

それに、
・『DCスペシャル』第27号:『ソサエティ』の初期の仇敵であるヒーロー、キャプテン・コメットが活躍する話を収録。JLAマニヤ的には、コメットがジャスティスリーグ入りするエピソードとして、割と必携。

・『スーパーチーム・ファミリー』第13-14号:第13号はキャプテン・コメットが、第14号はソサエティがそれぞれゲスト出演。

 さらに
・『キャンセルド・コミックス・キャバルケイド』第2号

 と、シリーズ完全収録のみならず、その周囲の「読んでおくべき本」までも網羅した実にスキのない収録ブリがイカス。

『ラーン/サナガー ウォー』や、こないだの『ミステリー・イン・スペース』ミニシリーズで、キャプテン・コメットに興味を持った人は、キャプテンのレアな登場回が収録されてる、この本を読むのも良いんじゃねぇか。



  
  

タグ:豆知識

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